2012/08/22 - 2012/08/27
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今年(2020年)は6月に予約していたにっぽん丸の島巡りチャータークルーズが新型コロナの影響で催行中止となり、キャンセル待ち中だった8月の熊野大花火クルーズも中止に。さらに初夏以降の感染再拡大で、年内のクルーズ船の運航再開はいちだんと望み薄になりました。
というわけで今日は忘備録の第二弾として、2012年夏の「ぱしふぃっくびいなす」を含む旅行記でも書くことにしました。今回のコースは京都~小牧温泉(青森県三沢市)~奥入瀬渓流~寄り道=田子町(青森県)~旧戸来村(青森県)~八戸~茨城県(笠間、水戸)~横浜~神戸~京都です。
なお、今回は船上での写真が少ないため、その埋め合わせとして乗船前の珍スポット巡りや食事情報を多めに盛り込んでおきます。あと、最後には脱力系のオチもつけておきましょう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
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2012年8月22日の午後4時すぎ、東海道新幹線、東北新幹線、青い森鉄道を乗り継いで三沢駅下車、そこから廃線直後の十和田観光電鉄と思しき怪しげな線路の跡を踏み越えて、星野リゾート「青森屋」に到着しました。
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「青森屋」は2004年に経営破綻した「古牧グランドホテル」を星野リゾートが再建して、今回の旅行のちょっと前に黒字化したとのこと。今はもちろん、マトモで立派なホテルになっています。
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私たちが訪れたときの「青森屋」には、まだ旧「古牧グランドホテル」時代の遺産(正の遺産だけでなく負の遺産も)がいろいろ残っていました。
上の写真は旧渋沢邸です。この家屋は旧古牧グランドホテルの創業者だった杉本行雄氏が渋沢敬三氏(栄一氏の孫)の秘書だった縁からここに移設されたのだとか。
ちなみに、この邸宅はその後2022年から東京の江東区にまた移設されることが決まっているそうです。 -
南部曲がり家。「青森屋」の建っているあたりは旧南部藩の土地です。
このホテルに併設の渋沢公園には博物館的な施設がいろいろあります。そして、その展示の中には立派なものもあればそうでないツッコミどころ満点のものもあって、見に来た人は感心だけでなく失笑もできたのだとか。なんだか楽しそうですね。 -
吉兆浮身堂。使ってない建物のようでしたが・・・。
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閻魔帖を持ったタヌキ。あまりリゾートらしからぬ雰囲気です。
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神社の廃墟?
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だんだん怪しい雰囲気が増してきました。まあ、まだ黒字化してそんなに経ってない頃だったので、手の及んでないところもいろいろあったのでしょう。
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上に同じ。
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これは熊の化け物にしか見えません。
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【ご参考】ちなみに同じ旧南部藩のエリア内ですと、岩手県の玉川村に趣味でアート植木を楽しんでいる御仁がいらして、その方の作品は上の写真のような感じ(これは2017年11月撮影)になっていました。これなら「不気味」じゃなく「楽しい」ですから、リゾートに並べても大丈夫ですね。
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「青森屋」の中。「もつけんど」の意味は分かりません。たぶん津軽弁でしょう。金魚も津軽っぽいし、ねぶたは青森市、立居ねぶたは五所川原で、これまた津軽のものを連発です。
ちなみに青森県は西の旧津軽藩と東の旧南部藩で文化がまったく異なります。ことばもあまり通じませんし。そして星野リゾートには「界 津軽」というのがすでにありますから、古牧温泉の宿の名は「南部屋」としたほうがよかったかな、という気もします。
もうひとつついでに言いますと、「南部と津軽」の仲良し度は「会津と長州」とだいたい同じくらいなようです。 -
「えんぶり」の烏帽子。やっと南部のものが出てきました。
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竹スキーと下駄スケート。これも南部の品ですね。
下駄スケートのことは地元の戦前生まれの人からも聞いたことがあります。青森県の太平洋側は冬が津軽より寒い代わりに、雪はあまり降りません。だから冬といえばスキーではなくスケートです。
一方、竹スキーは私も使ったことがあります。これはスキー場ではなく自宅近くの坂道で遊ぶのに使えます。3cmくらいの雪が積もれば滑れますから。というより、雪が2mは降るかも知れない津軽でこのスキーは無理でしょう。 -
これは青森県に関係なし。
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上に同じ。
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これも。
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翌8月23日は友人の車で奥入瀬渓流へ。ここは私が日本でいちばん好きな渓流です。京都に移住してからは滅多に来れませんけど。
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ここを初めて訪れたのは小学生のときでした。町内旅行で。
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大人になってからここに来るのは今回で2回目です。
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関西生まれの妻にとっては初めての奥入瀬渓流。植生が関西と全然違うところが新鮮なうえ、水がすごくきれいと、とても気に入ってもらえました。
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雲井の滝。
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この滝の名前は知らない・・・。
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銚子大滝。このすぐ先は十和田湖です。
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【寄り道】このあと十和田湖の南東から田子町を抜けて八戸方面に向かいました。で、ここからこの旅行記はちょっと余談に寄り道をして、2018年8月に田子町で食べたお洒落なランチのミニレポートをひとつ。それは、「田子町ガーリックセンター」の「ガーリックステーキごはん」(当時の値段は税込み1,500円)です。
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食前のニンニクコーラ。最後の一口にニンニクの風味がフッと来る、ちょっと面白いコーラでした。
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アミューズの盛り合わせ。お洒落なオーベルジュの朝食気分です。
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牛・豚・鶏と酢飯。
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肉を焼いて酢飯に載せて、お寿司みたいな感じにして食べます。おいしいだけじゃなく、楽しいごはんです。
あと、味噌汁はどんな味だったか記憶にありませんが、薄味系のヘルシーな感じだったような気がします。
また、ごはんのあとにはニンニクアイスのデザートが。アイスにニンンクというのは変な組み合わせですが、いざ口にしてみると、意外にも全然違和感なしでした。 -
さて、十和田湖から田子町を経て次に訪れたのは新郷村の戸来(へらい)のある場所です。その近くに着くと、目の前には十字架の立つ建物が・・・。
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出ました!今回の旅で2つ目の珍スポット登場です。
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十来塚。
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たしかこれがキリストの墓とされる十字架ったような・・・。
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もうひとつはキリストの弟さん墓だそうです。
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イスラエル政府のお墨付きを強調する石碑。
ちなみにこのキリストの墓を発見したという人の主張によると、お釈迦様もモーセも日本に来て天皇に仕えたほど日本はすごい国で、世界の中心は茨城県北茨城市にあったとのことです。また、キリストは中央アジアからシベリアを経たあと、わざわざアラスカに出てから八戸を目指して日本に渡り、そこから戸来に来て106歳まで生きたのだとか。
そして、キリストの墓がある戸来(へらい)の語源はヘブライ、八戸(はちのへ)は八(はち)を「やっつ」の「やー」と読んで戸を「へ」と読めば「やーへ」となり、これはヘブライ語で神を現す「ヤハヴェ」が訛ったものなんだそうです。それなら、三戸とか五戸は何なんでしょうか?
あと、キリストの子孫は沢口さんといういう人なんだそうです。
それにしても、イスラエルはこんな無茶苦茶な論理を本当に容認したんでしょうか?というか、そもそもイスラエル政府はこういうものがあること自体をちゃんと知っているのでしょうか? -
変なものを見たあとは、グルメな友人たちのご招待でおいしい夕食に行ってきました。
今晩の食事の場所は八戸の白銀というところにある「うみねこ亭」(その後移転したもよう)です。一見定食屋さんのようでしたが、奥に座敷があってコース料理も出してました。 -
素材はいずれも大変に新鮮。しかも味付けは薄味系でした。
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殻付きのウニを食べるのは初めてです。
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天ぷらは量が軽め。食べやすいです。
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寿司好きの妻が大喜び。
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八戸あたりの郷土料理とされる「いちご煮」。紫蘇入りというというのは珍しいですね。おいしかったです。
余談ですが、私は店や缶詰で「いちご煮」を食べたことは何度もありますけど、家庭料理でこれを頂いたことは未だかつて一度もありません。これ、昔から日常食ではなかったんじゃないのでしょうか? -
デザートのメロンも上等な感じでした。
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余談ですが、八戸でデザート類といえば、「くるみもち」と「ごまもち」(上の写真では持ち運ぶ間にごまがちょっと剥がれていますが)がとてもオススメです。本当は餅じゃなく団子ですけど。
これは1本70円くらいで買えるので地元の人たちはあまり大したものだと思ってないようですが、私が今住んでいる京都の和菓子に引けをとらないくらいおいしいですよ。
で、私は「ごまもち」のほうがイチオシなのですが、妻は断然「くるみもち」が全国の誰にも好まれる味と言ってます。
ちなみに、最近は京都でも「ごまもち」の類似品が出始めているのですが、値段は八戸の3倍かそれ以上もするのに、味のほうは「どうやったらこんなに不味くできるんだ?」と思えるくらいゲロマズです。京都でごまもちを見たら、たとえ老舗の看板があっても騙されず、絶対に素通りしてください。 -
翌々日の8月25日までは八戸に滞在。で、八戸といえば私たちにはひとつ、とてもお気に入りの場所がありました。それは「金吹沢ラジウム鉱泉」です。
二食付きがお盆でも1泊5千円という格安ながら、お風呂は快適だし、周囲の庭園(かなり広いです)と称する場所がジブリ風の雰囲気満点で、とてもいい感じだったのです。
残念ながら建物の耐震基準が厳しくなったことを受けて、「金吹沢ラジウム鉱泉」はこの年(2012年)の9月30日に閉館となりました。
ここが派手なリゾートではなくシックなオーベルジュに生まれ変われば、ファンはたくさんできるんじゃないかと思うのですが。 -
金吹沢神社に続く道。
ちなみにその後の金吹沢では、「金吹沢ラジウム鉱泉」に隣接する建物で、週1日だけ診療所がまだ営業をしているようでした。また、その敷地内にある金吹沢神社は、今でも参拝OKのよです。 -
神社から鳥居を臨んだところ。
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神社への道を振り返ったところ。
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林の向こうには水くみ場(鉱泉くみ場)の小屋根が見えます。
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北国なのに、ちょっと屋久島っぽい木々。
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この辺なんかは特にジブリ度が高い感じです。
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いいですね~。
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これもいい雰囲気。
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ここだけはジブリと全然違う趣ですが。
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次の8月25日は学生時代の下宿のファミリーを訪ねて茨城県に行きました。
現地では身内より身内っぽいファミリー(一緒に温泉旅行のほか、クルーズもしたことがあります。)のご招待で、フレンチをごちそうになりました。
おばあさんが美術好きということで、食事の場所は笠間美術館の近くの「ポーム・ド・パン」に。けっこう遠かったけど。 -
パジャマみたいにたたまれたナプキン。
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メロンと生ハムのオードブル。
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夏なので冷たいスープを。
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魚料理は一口サイズ。
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メインは鴨ロースでした。
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デザート。
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この日の宿は「水戸プラザホテル」にしました。上等なホテルですが、1泊6千円くらいの格安プランを見つけたので。部屋はとても広くてゆったりしていました。
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室内はとても落ち着いた色合いでした。
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洗面台は2つ。
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バスルームもきれいです。
以上、とても居心地のよい部屋でした。駅からはちょっと遠いけれど、次に水戸に行くことがあればまた泊りたいと思いました。
あと、この日は夜中に震度4の地震があって妻はだいぶ焦っていたそうですが、私は子供のときから地震には慣れている(震度5までならいちいち起きたりはしません)ので、全然目が覚めませんでした。 -
8月26日は朝8時半ごろに起床。写真はモーニングコーヒーが飲めるフロアの公共スペースです。
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まずはコーヒーを1杯。
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ホテルの内部は吹き抜けがあって、光がいっぱいでした。
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9時半くらいにホテルをチェックアウト。次に向かう先は横浜です。
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午後1時ごろ、横浜港のどこかでランチに。まずはとてもカラフルなサラダが出ました。
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パスタは軽めでしたが、このあと船でフレンチを食べるので、お昼はこれで十分です。
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デザートは涼し気でした。
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以上、長~い前振りを経て、やっと客船が登場です。
この日乗るのは「ぱしふぃっくびいなす」です。
今回は東京/京都間を2時間18分で済む新幹線にはせず、JRと客船とJRを乗り継いで24時間の行程としました。 -
16時ちょっとすぎに乗船。今日の部屋は6回のステートFです。
広さは15.3平方メートルで、にっぽん丸のステートルーム(14平方メートル)よりは8.5%広く、飛鳥IIのKステート(18.4メートル)よりは17%小さいです。
また、室内はちょっと消毒の匂いが強めでしたが、これは夏場でたまたまなんでしょうか? -
机の上はステートにしては広め。
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トイレとシャワーブース。
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洗面。
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ソファーもステートにしては広めでした。
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このあと、ちょっと船内を散策。ゲームルームはなんだか小学校の校長室みたいな印象でした。
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ロビーには白いピアノが。
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図書室。それほど広くはありません。
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寄港地の盾、その1。
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寄港地の盾、その2。
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17時、ぱしふぃっくびいなすは横浜を出航です。
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上昇気流に乗る紙テープ。
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いい天気です。
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横浜ベイブリッジ。
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きれいな橋ですね。
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乗船早々の17時半からディナーです。で、まずは蛸のヴルギニオンを。
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鱸の香草マリネ、夏野菜と魚介のコンソメゼリー
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赤ピーマンの冷製スープ
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食事の途中ですが、船の窓の外には富士山が見えていました。ちょっと霞んでますが。
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帆立貝柱のソテー・プロバンス風
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カシスのシャーベット
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牛フヒレ肉のステーキ、ソースマデラ、ニンニクのピュレを添えて
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白桃と赤桃のムース
以上、ちゃんとおいしかったし、見た目も大変にきれいなディナーでした。 -
このあと船内で映画でも見て、それから午後11時頃、夜食へ。
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サンドウィッチにホットドッグ、ケーキ、フルーツと、この船の夜食はけっこうメニューが豊な感じでした。
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夜食のあとはホールで社交ダンスを踊る人がたくさんいました。しかも長時間に渡って踊るわ、踊るわ。すごい体力です。
ちなみににっぽん丸と飛鳥IIではこんなにたくさんの人が社交ダンスに集まっているところを見たことがないのですが、ぱしふぃっくびいなすは特別にダンスファンの多い船なのでしょうか? -
2日目は午前7時前に起きて、まずモーニングコーヒーを。
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そういえば、昨夜から今朝にかけて静岡~紀伊半島沖の海は台風のため3m~3.5mの波がありました。その日の波予報のデータは手元にありませんが、横浜~神戸間の波の状況は上の画像(これは2017年9月21日の台風18号が日本に接近していたときのものです)に近い感じでした。
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一方、船の揺れは実感でいうと1m~1.5mかな(左右の揺れはほとんど気にならなかったけれど前後の縦揺れはそれなりにありました)という程度でしたが、本当はもっと揺れていたかも知れません。波しぶきもそれなりに立派だったし。
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2日目の天気は良好。
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和朝食セット。とてもオーソドックスな感じです。
洋食のビュッフェもあったはずだし、食べてないわけはなのですが、なぜか写真は撮ってませんでした。 -
午前8時を回ると、海はだいぶ静かになりました。もう揺れはありません。
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ズームしてみると、岸辺にはまだ波らしい波もありましたけど。
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午前10時から船内でビンゴゲームがスタート。
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妻は4月のにっぽん丸(賞品はコーヒー)に続いてビンゴ2連勝。今回の賞品は質素なクリアファイル1つでした。
このあと社交ダンス教室にも行ってみましたが、この日参加していた方はみんな相当なキャリアの人ばかりだったので、初心者向けのレッスンはありませんでした。
あと、この日は船内の大浴場にも入ったのですが、その浴場は階数が低いところにあるうえ、窓の位置も低いので、海の見晴らしがとてもよかったです。 -
午前11時1分58秒、なんだか前方で海の色が2つに分かれています。なんでしょう?
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11時2分36秒、海の色の分かれ目が近づいてきました。
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11時3分0秒、海の色の分かれ目は目と鼻の先です。
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11時3分6秒、海の色の分かれ目の真上を通過。この分かれ目を境にして水の深さが全然違うんでしょうね、きっと。それにしても、ちょっと変わった光景です。
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12時ちょうどに頂いたぱしふぃっくびいなすのランチ。午後の入港便というのはお昼もゆっくり食べられてとてもいいです。
このお昼のメニューは以下のとおりでした。
・鰻柵胡瓜のごまよごし
・小鯵の南蛮漬け
・天ざる梅うどん
・茶碗蒸し
・山菜の炊き込みご飯
・いぶりがっこ(香のもの)
・赤だし
・黒蜜饅頭 -
14時38分、神戸港が近づいてきました。
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そしてぱしふぃっくびいなすは15時に神戸入港。あとはJRで京都に向かうだけです。
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ところで、「ぱしふぃっくびいなす」はなぜ船名がわざわざ平仮名にしてあるんでしょうね?乗船した人が読む会誌もまた「ふれんどしっぷ」と平仮名のタイトルになっていたし。
そして、この会誌の上にテレビのリモコンをちょっと置いて、さらに10円玉をいくつか散りばめると・・・ -
なんと「ふんどし」になってしまいました。v(^o^)/
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