線状降水帯、コロナ感染を憂慮しつつ….アプトラインに乗って絶景の大井川を北上

2020/07/15 - 2020/07/16

寸又峡温泉からバスに乗って もと来た道を千頭駅の手前・奥泉駅に向かい井川線・アプトラインに乗車します。赤いトロッコ列車です。効率よく駅を乗り降りして絶景を愉しむにはどうしたらよいか？と聞くと駅長さんは言います。「降りてそこで何をするか」ということで考えないと本数も少ないから帰っこれなくなるよと。記念の団扇を貰って「3蜜を避けるために離れて乗ってくださ~い」と1車両に1組という贅沢な振り分け。窓は開けっぱなしにしたまんま走り出すと 寒いくらい。
見所を選んで終点までは行かず途中下車してUターンしました。川の流れを縫うようにトンネルに入り眼下に大きなダムも見ました。あてにしていた駅に降りたものの平日でカフェは閉まっていたりしましたが図らずも土手の草に寝転がって青い空を見上げたりできました。この路線は週末や祭日には子どもたちの歓声に包まれることでしょう。
。

エリア 川根・井川(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

運よく僅かな晴れ間に訪れることができた寸又峡温泉。

バスは南アルプスの緑滴る山々を縫って一路麓へと下ります。

寸又峡 紅葉

浴びるほどの森林浴を満喫しました。

全くの緑一色の世界。

寸又温泉から南下して千頭駅まで戻ることなく途中の奥泉駅へと向かっているのです。

平地に降りて来ました

「奥泉駅」近し！

奥泉駅 駅

着きました。アプトライン乗車の始まり始まり・・・（井川線）
　　　　　

この駅で検温、申告書記入、分散乗車、と駅員さんの指示で慌ただしく動きます。
乗客はほんの数人。

奥泉駅 駅

次の「アプトいちしろ駅」で車両結合です

川奈の茶畑が美しい

小さな駅です。長閑です。

あたりには川奈の茶畑が広がっています。

「そろそろ列車がはいってきますよ～」

限られた時間内で見所を逃さず乗ったり降りたりしなければいけないと思うといささか焦りますね。

配られた乗車記念品の団扇
表の写真はラインの中でもベストショット。

腕には非感染者に巻かれた乗車許可証リスト

千頭駅から北上してきた列車がホームに入ってきました。

「千頭」からやって来た井川行ラインを走ります。

川がやや濁ってはいますが風情がある眺め。

みどりに映える赤い橋

大井川 名所・史跡

白波を蹴立てて流れている場所もあります。

結構、蛇行が激しい

、この先はどういう場面に出会えるのか？

トンネルに入ります。

川幅は狭まります。

キャンプ場があちこちにあるみたいです。

アプトいちしろキャンプ場 キャンプ場

おお！長島ダムが目の前に！

Tat‘s　ナガシマダム.
1門しか放流していませんね。

長島ダム 名所・史跡

ぐるっと回りこみます。ここは降りずにパスしました。

下車した人もいてガラ空き。

大井川鐵道 乗り物

無人の車両もありますね。

ダムの駅舎でのお楽しみは？

水位は低い方ですね。

広い湖面

洒落た建物がみえますよ。

マイボートでの楽しみもあるんですね。

座席はよりどりみどり。勿体ないような。

まだ続く広い湖面

２つ続きの湖です。

奥大井湖上駅 駅

随分長い鉄橋ですよ。記念団扇の絵の中に入って行く感じです。

風は無風に近く、

「奥大井湖上駅」です。降りて相当歩いた場所から絶景が見えるらしいのですが、そのポイントまでがちょっとしんどいと聞いて降りるのをやめました。

奥大井湖上駅 駅

恋人たちの聖地かな？

窓から「いくつ?」と声をかけたら坊やがはにかみながら「２チュ」と。
その後何度か出会いました。「また会いましたねえ」とお父さんから気さく話かけられ明るい親子さんでした。

私たちは降りずに通過。

温泉でも知られる「接岨峡温泉」駅に来ました。

この駅にはレストランもカフェもトイレもあるし
この先の駅へ行くよりはここで休んで帰りの列車に乗るといいよと
車掌さんに教わりました。

接岨峡温泉駅 駅

この駅は間違いなく接阻峡駅

複線ホームになっているから主要な駅らしく・・・

でも降りた人は私たちだけ。

接阻峡温泉駅で～す。だれもいないのですか～？

駅を出てすぐのレストランは？
「今日はお休みです」と当てにしていたレストランの人が掃除中でした。

線路沿いの花に慰められ暫し声もなく。

駅員さんも言ってることが何だかはっきりしないし、

駅舎の端っこにトイレあり、助かった。（ない駅もあるらしいから）
そして暫く芝生に寝転んで青い空を眺めていました。
気づくと足元を這いあがってくる大きな山蟻びっにくり仰天・・・

近辺の観光って言ったって戻りの時間が気になるしね。
この駅だ降りて観光しつつ温泉の宿に泊まるならいいのでしょうが....

パンフレットを眺めれば　紅葉のシーズンがよさそうな感じですね。

紅葉のシーズンに又来て見たいな。

この先にはこんなデッカイ橋もあるんだ。

リーフレットのこの絵はドローン撮影かな？

帰りの列車がやっと来たようです。

終点の井川駅まで行ってきた列車が戻ってきました。

接岨峡温泉駅 駅

スイスのアプト式山岳列車を思いだします。