2019/05/06 - 2019/05/06
34位(同エリア790件中)
エンリケさん
この旅行記スケジュールを元に
2019年GWのジャワ島旅行5日目後半。
ジョグジャカルタ近郊の人気観光スポット、ジョンブラン洞窟の見学を終え、再びジョグジャカルタ市内へ。
ホテルで休んだり汚れた服の洗濯をしたりしていたところ、いつの間にか夜に。
そういえばジョグジャカルタ伝統の影絵芝居、“ワヤン・クリッ”を見ていなかったことを思い出し、毎晩上演されているという、王宮近くのソノブドヨ博物館に繰り出します。
<旅程表>
2019年
5月2日(木) 成田→デンパサール→ジョグジャカルタ
→ボロブドゥール
5月3日(金) ボロブドゥール→ジョグジャカルタ
5月4日(土) ジョグジャカルタ→プランバナン
→ジョグジャカルタ
5月5日(日) ジョグジャカルタ→スラカルタ(ソロ)
→ジョグジャカルタ
〇5月6日(月) ジョグジャカルタ→ジョンブラン洞窟
→ジョグジャカルタ
5月7日(火) ジョグジャカルタ→ジャカルタ→
5月8日(水) →羽田
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ガルーダインドネシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5月6日(月)
12時30分、ジョグジャカルタの南東約50kmの地点に位置する人気の観光スポット、“ジョンブラン洞窟”の探検ツアーを終え、送迎車で帰途に就きます。 -
14時30分、ジョグジャカルタ、ソスロウィジャヤン通りの宿に無事到着。
ここで送迎車のドライバーと別れ、けっこう泥の付いた服など洗濯しつつ、しばし休憩。
そして日射しも弱くなってきた16時、宿の外に出て活動再開です。 -
ジョグジャカルタの観光施設は王宮をはじめ、15時頃までには閉館してしまうので、この時間帯はマリオボロ通りでお土産探し。
通りには古くからの土産物屋もあるのですが、品揃えやお手軽さだったら、マリオボロ通りいちばんのショッピングセンター、“マリオボロ・モール”内のショップやスーパーが最適かもしれません。マリオボロ通り 市場
-
17時15分、マリオボロ・モールでのお土産の物色を終え外に出てみると、通りは薄暗くなっていて、これからラマダンの夜を楽しもうとする人々で賑わってきました。
マリオボロ モール ショッピングセンター
-
こんなチャドルをまとった女性陣も、ベンチに並んで夕涼みといったところでしょうか。
-
通りには、日中気づかなかったこんな座敷の屋台もいつの間にか設置され、日没まで断食をしてきた多くの人々で賑わっています。
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そんな屋台はわたしには敷居が高そうだったので、17時30分、前日と同じ、外国人観光客向けのインドネシア料理レストラン、“LEGIAN”へ。
みなさん、2020年のコロナ禍の前にもかかわらず、ソーシャルディスタンスを先取りしたような席の座り方ですね(笑)。レギャン ガーデン 地元の料理
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注文したのは麺料理のミーグドゥック(30,000ルピア=約240円)とビンタンビール(35,000ルピア=約280円)。
麺のスープはあまり馴染みのない味で、前日食べたミーゴレンの方が、味慣れている分、美味しかったような気もしますが、まあ腹は満たされました。 -
18時40分、窓の外を見ると、すっかり夜の雰囲気。
南半球はこの時期、日が早く沈むのがちょっぴり寂しい感じですね。 -
19時、食事を終え、夜のジョグジャカルタの街をお散歩。
マリオボロ通りはさすがに目抜き通りだけあって大賑わいですが、その脇の通りに入ると途端に人が少なくなります。 -
そういえば、ジョグジャカルタの夜のエンターテインメントとして、影絵芝居の“ワヤン・クリッ”(Wayang Kulit)が上演されていることを思い出し、行ってみることに。
19時50分、訪れたのは、王宮の手前にある“ソノブドヨ博物館”。
ここでは毎晩、20時からワヤン・クリッが上演されているとのことで、入場料20,000ルピア(約160円、撮影料は別途3,000ルピア=25円)を払って会場に入ると、BGMとなるガムランの奏者たちが、すでに自分の持ち場でスタンバっているところでした。ソノブドヨ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
“ボナン”(Bonang)と呼ばれる銅鑼に囲まれて、上演開始を待つ奏者。
そういえば会場で目にするのはお年寄りの方ばかりですね。
インドネシアでも伝統音楽の継承が問題になっているのでしょうか・・・。 -
会場の裏(?)に回ると、影絵芝居の上演画面が。
本来であればこちらが表側なのでしょうが、このソノブドヨ博物館では、ガムランの楽器群が配置されている裏方が、観光客が入ってくる入場口の方を向いています。
外国人観光客には、影絵芝居よりもガムラン演奏の方が人気があるということなのでしょうか? -
その上演画面の脇にズラリと並ぶ操り人形。
ライオンとワニが合わさった、化け物のような姿のものもあります。
このワヤン・クリッ、もともとはヒンドゥー教寺院での祭りなどで行われたとされ、上演項目も、古代インド叙事詩の“マハーバーラタ”や“ラーマーヤナ”などが中心とのこと。
“ワヤン”は“影”を、“クリッ”は人形の素材である“牛の皮”を意味し、2009年には、“人類の口承及び無形遺産の傑作”として、ユネスコの無形文化遺産にも登録されました。 -
20時、人形遣いが登場し、ワヤン・クリッの上演開始。
入場時にもらったパンフレット(日本語あり)によると、この日の演目は、ラーマーヤナより、“ハノマン(猿神ハヌマーン)が派遣された”。
人形遣いがマイクで場面を説明しながら(口パク?)人形を操り、“グンデル”(鉄琴)を中心としたガムランの音楽が流れ出します。 -
ちなみにこちらは翌日訪れたソノブドヨ博物館に展示されていた、ワヤン・クリッ上演時の配置図。
観客はスクリーンの向こう側に描かれていますね。 -
ちなみにこの時の観客は外国人ばかり10人ほど。
最初は皆、入口側(人形遣いやガムラン奏者が見える側)に腰掛けているのですが、観ているうちに、“本来はこっちに座るんじゃないよな”と気付いて、スクリーンの向こう側に回ります。
そしてスクリーンに映った影絵はこんな感じ。
女性の人形はけっこうグラマラスに作られていますね(笑)。
インドネシアはイスラム圏とはいえ、ヒンドゥー文化の影響がかなり残っているのか・・・。 -
今回のストーリーはラーマーヤナに沿って、主人公ラーマ王子が、ラークシャサ(羅刹)の王ラワナ(ラーヴァナ)に誘拐された妻のシンタ(シータ)を探すため、猿の王スグリワ(スグリーヴァ)と協力してハノマン(ハヌマーン)を派遣するというもの。
こちらの場面は主人公ラーマ王子(左側)が猿の王スグリワ(右側)とその部下ハノマンに会う場面でしょうか。
しかし人形の動きがやたら関節の部分だけカクカクして、なんだかカブトムシだかクワガタを思い出してしまいます(笑)。 -
その影絵を裏側から見たもの。
このソノブドヨ博物館のワヤン・クリッの上演は、観客が動き回って、影絵芝居の表と裏、両方の側から鑑賞できるのが特色です。
本来ジャワの人々にしてみればお行儀が悪いことなのでしょうが、外国人観光客ならOKということなのでしょうかね。 -
影絵の裏側からなら、ガムランの演奏の様子も一緒に観ることができます。
こちらは“グンデル”(Gender)と呼ばれる鉄琴のような鍵盤打楽器を演奏する奏者たち。
“コロコロ、コロコロ”と延々と続くような高い音が特徴的です。 -
こちらは“ボナン”(Bonang)と呼ばれる銅鑼を叩く奏者。
しかし、時折、大きなくしゃみの音が混ざったりして、何とも緊張感に欠ける演奏だったりします(笑)。 -
ストーリーを盛り上げるため、ハノマンと敵との決闘の場面も用意されています。
この場面では、人形が素早く動き、“カーン、カーン”という、剣と剣が交わされるような高い音が響き渡ります。 -
決闘に勝利した後、ラーマ王子に報告をするハノマン。
猿の王のスグリワも後から駆けつける様子が表現されていますね。 -
22時、ハノマンからラーマ王子への報告の場面をもって、ラーマーヤナ劇、“ハノマンが派遣された”は終了。
シンタ姫の救出は、次の上演の機会に持ち越しです。
ガムランの単調な音楽の調べと、何を言っているのか分からないジャワ語のため、途中、うつろうつろとした状態になり、いつの間に2時間経過したのかという印象ですね(笑)。 -
スクリーン上の人形はこんなふうに畳まれ、劇はお開きに。
最後まで一緒に観ていた外国人観光客たち(途中で帰る方も多数)は皆ポカンとして、締めらしい締めも感じられないまま終わった感ですね(笑)。 -
人形遣いやガムラン奏者たちは、観客に対して何のあいさつもないまま、いつの間にかいなくなっていました。
ちょっぴり寂しい終わり方・・・。 -
さて、出口への途中にあった小部屋では、ワヤン・クリッに使われる人形などが展示されていたので、少し見学。
-
こちらが影絵となりスクリーン上に投影される人形群。
かなりカラフルに装飾されていますが、素地の部分は牛の皮を材料にしているとか。 -
博物館の外にでると、王宮からマリオボロ通りへと続く大通りは、22時を過ぎているにもかかわらず、たくさんの人でいっぱい。
近くにお店があるわけでもないのですが、皆、涼しくなった夜のおしゃべりを楽しんでいるのでしょうか。フレデルグ要塞博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
そんないつまでも賑わっている大通りの様子を見ながら、宿に戻ります。
さて、翌日は今回の旅行の実質最終日。
飛行機の時間までジョグジャカルタの観光を楽しみたいと思います!
(ジャワの休日6日目~最後のジョグジャカルタ観光に続く。)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 川岸 町子さん 2020/08/10 18:33:56
- 影絵
- エンリケさん、こんにちは(*^▽^*)
我が家には、片づけられ存在を忘れられたバティックがあり、その柄が影絵だったことを思い出しました。ありがとうございます(*^-^*)
こんなに安い入場料で見学できるのですね。
これほど大勢のガムラン奏者がおられるのに、成り立っているのは、ユネスコの無形文化遺産だからなのでしょうか?
よくわからないまま終わってしまうとか、気づかないうちにガムラン奏者がお帰りになるとか、ゆるさがたまりませんね(笑)
拝見したところ、奏者は年配者の様子で、若者は街で楽しむ時間帯なのでしょうか?
次世代に文化を継承する難しさも伝わりました。
町子
- エンリケさん からの返信 2020/08/11 23:16:54
- ゆるさがたまらない影絵芝居
- 川岸 町子さん
こちらにもご訪問いただきありがとうございます。
> 我が家には、片づけられ存在を忘れられたバティックがあり、その柄が影絵だったことを思い出しました。ありがとうございます(*^-^*)
そのバティック、ジョグジャカルタ産のものだったのでしょうか。
さすがは町子さん、世界のいろんなものをもってらっしゃるのですね(笑)。
> こんなに安い入場料で見学できるのですね。
> これほど大勢のガムラン奏者がおられるのに、成り立っているのは、ユネスコの無形文化遺産だからなのでしょうか?
やはり政府から何らかの保護は受けているのでしょうね。
しかし、上演中にガムラン奏者のひとりが大きなくしゃみをするとか、他の奏者がびっくりして周りをキョロキョロするとか、ゆるさがたまりませんでした(笑)。
> 拝見したところ、奏者は年配者の様子で、若者は街で楽しむ時間帯なのでしょうか?
> 次世代に文化を継承する難しさも伝わりました。
イスラム世界とはいえ、若者はやっぱり若者同士でつるむもの、新しい世界への刺激がいっぱいですものね。
ただ、これがISなど過激な方向へ行かないようにと願うのみです。
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