2020/07/15 - 2020/07/15
924位(同エリア4228件中)
杏仁豆腐さん
国立西洋美術館で開催されている「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」。
2020年3月3日(火)~2020年6月14日(日)に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、6月18日から開催されました。
日時指定制で、入場人数の制限を実施しての開催です。
そのため、館内は空いており、名画をじっくりと鑑賞することができます。
世界初開催。全61作品日本初公開。
周りの人を気にせずに、英国が誇る至宝を鑑賞できました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄
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国立西洋美術館
本館は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録されています。 -
人も少なく、スムーズな入場。
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「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」のオーディオガイド。ナビゲーターは、古川雄大。朝ドラえ「エール」でもお馴染みです。
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「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」のフォトスポット。
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ナショナル・ギャラリーの写真。
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ヨーロッパ絵画を網羅する質の高いコレクションで知られるロンドン・ナショナル・ギャラリーが、その200年の歴史で初めて、館外で大規模な所蔵作品展。
61作品、すべて初来日です。歴史的な展覧会が、2020〜2021年、東京と大阪で開催です。 -
第1章は、イタリア・ルネサンス絵画 の収集。
ロンドン・ナショナル・ギャラリーの設立以来、16世紀のフィレンツェ、ローマ、ヴェネツィア絵画は同コレクションの中核をなす分野です。
カルロ・クリヴェッリの《聖エミディウスを伴う受胎告知》が興味深かったです。 -
第2章は、オランダ絵画の黄金時代。
19世紀の後半、ナショナル・ギャラリーは17世紀オランダ絵画の重要な作品群を収集しました。レンブラントやハルス、フェルメールといった巨匠の数々。
ヨハネス・フェルメール《ヴァージナルの前に座る若い女性》
絵の中の女性の顔が記憶に深く残ります。
第3章は、ヴァン・ダイクとイギリス肖像画。
17世紀前半に英国で活躍したフランドル人画家ヴァン・ダイクでした。レノルズやゲインズバラといった18世紀イギリスの画家たちが、ヴァン・ダイクによる型を引き継ぎました。
ジョシュア・レノルズ《レディ・コーバーンと3人の息子》
母親の背中からこちらを見ている子供の顔が印象的です。 -
第4章は、グランド・ツアー。
18世紀、イギリスでは上流階級の子息たちがヨーロッパ文明揺籃の地であるイタリアを訪れることが流行し、グランド・ツアーと呼ばれる一大現象を巻き起こしました。
ジョヴァンニ・アントニオ・カナル《ヴェネツィア:大運河のレガッタ》
カーニヴァルの時期に大運河で行われたレガッタの競技会。観光客や窓から身を乗り出す見物人など細かく描かれた人々に目を凝らしました。
第5章は、スペイン絵画の発見。
ムリーリョがその甘美な画風で18世紀から高い評価を得ていたように、スペイン国外におけるスペイン絵画再評価の先鞭をつけたのはイギリスでした。
バルトロメ・エステバン・ムリーリョ《窓枠に身を乗り出した農民の少年》
あどけない笑顔は絵画とは思えないほどです。 -
第6章は、風景画とピクチャレスク。
18世紀後半からイギリスでは、調和を尊ぶ古典的な美とは異なる、不規則で荒々しい「絵のような(ピクチャレスク)」美を尊ぶ価値観が流行し、同時に風景画が隆盛しました。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー《ポリュフェモスを 嘲 あざけるオデュッセウス》
朝焼けの光に彩られた幻想的な風景が素晴らしい。ターナーの絵には、いつも魅了されます。
第7章は、イギリスにおける フランス近代美術受容。
19世紀フランスで進んだ近代絵画の改革がどのようにしてイギリスにもたらされていったのかを紹介します。
クロード・モネ《睡蓮の池》、ピエール=オーギュスト・ルノワール《劇場にて(初めてのお出かけ)》など身近に感じることのできる傑作が並んでいます。 -
空いていたので、一つの作品を多くて数名、少なければ一人で鑑賞できました。
自分のお気に入りの絵画をじっくりと鑑賞できることは、日本ではあまりなかったことです。満足の美術展でした。 -
常設展も見ることができます。
[新館 版画素描展示室]
内藤コレクション展Ⅱ「中世からルネサンスの写本 祈りと絵」
こちらも見ました。 -
内藤裕史氏(筑波大学・茨城県立医療大学名誉教授)が長年にわたって蒐集し、西洋美術館に寄贈した写本リーフのコレクションを紹介する企画です。
15-16世紀の西ヨーロッパ(イギリス、フランス、ネーデルラント[現在のベルギーとオランダ])で制作された作品が中心です。特に多くを占めるのは、時祷書に由来するリーフです。時祷書とは、一般の信者が日々の定められた時間に朗読する、聖書の抜粋や祈祷文などを収めた書物です。 -
西洋美術館の外に出ました。
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前庭には、彫刻が展示されています。
「カレーの市民」(オーギュスト・ロダン作) -
「考える人」(オーギュスト・ロダン作)
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「弓をひくヘラクレス」(エミール=アントワーヌ・ブールデル作)
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「地獄の門」(オーギュスト・ロダン作)
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「アダム」(オーギュスト・ロダン作)
「地獄の門」(オーギュスト・ロダン作)
「エヴァ」(オーギュスト・ロダン作) -
国立西洋美術館から歩いて、喫茶店「古城」へ。
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階段を下りて、地下に行きます。
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見事なステンドグラスです。
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私がいただいたのは、玉子サンド。
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アイスコーヒーとともに。
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妻は、ホットケーキ。
歩き疲れたので、軽食でひと休みしました。
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