2020/07/11 - 2020/07/11
352位(同エリア2556件中)
jilllucaさん
- jilllucaさんTOP
- 旅行記1030冊
- クチコミ0件
- Q&A回答4件
- 2,925,974アクセス
- フォロワー156人
新型コロナウィルスの影響で延び延びになった北海道遠征、2日目の今日は旭川市旭山動物園です。
今回の北海道遠征では、この旭山動物園の訪問が実は一番の目的でした。
と言うのも、京都市動物園生まれで長野市茶臼山動物園を経て今年2月に旭山に移動してきたプーアル君に会いたかったからです。
もちろん、彼には京都でも茶臼山でも会っていますが、やはり、新天地での様子はなるべく早く見ておきたいと思っていたのです。
そんなプーアル君・・・旭山に来てまだ5ヶ月も経っていないのにとんでもない大仕事を成し遂げてくれました。
なんとこの短期間でパパになってくれたのです!!
そんなこんなで、ここ旭山には渝渝ママとおチビちゃんが展示に出てくる晩秋以降での再訪を既に決めました(笑)
やったね!!ありがとう、プーアル君!!
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
-
昨日、釧路市動物園から旭川に移動し、北海道遠征2園目はもちろん旭川市旭山動物園です。
この園は諸事情ありで年内に再訪することがほぼ確定なので年間パスを購入した方がお得なのは分かっていたのですが、チケット購入のために行列になっても嫌と言う事もあり今日はコンビニで事前に前売り券を購入しました。
旭山動物園の入園料は旭川市民以外の大人1000円、ちなみに年間パスは1400円です。
この写真は旅行記の冒頭のために正門で撮影しましたが、実際の入園は動物園ファンの定石通り動物舎に近い西門からの入園としました。 -
いつもならまずはレッサーパンダ舎に行って様子を見てから次の動きを考えるのですが、今日はホッキョクグマ館に先に寄りました。
今日はホッキョクグマ館にもどうしても会いたい子がいるんです。 -
それが、こちらのホクト君。
ホクト君は6月1日に姫路市立動物園から旭山に移動してきました。
彼は姫路時代に現在、秋田県の男鹿水族館GAOで暮らすユキちゃんとの間で残念ながら成育には至らなかったものの何回か繁殖に成功している優秀な子なので、ここ旭山でも活躍してくれると期待しているのです。 -
ホクト君の来園に先だってイワン君がとくしま動物園に移動となっています。
大きな期待を背負いつつも残念ながら旭山での繁殖は叶わなかったイワン君。
こちらも心機一転、新天地での活躍が期待されます。 -
「ホクト君出てるかな?」と期待しながらホッキョクグマ館に入ると・・・プールの放飼場にいたのは・・・誰??
体格からしてホクト君ではないのは分かり、機敏な泳ぎから一番若いピリカちゃんかな?と思いつつも確証が持てません。 -
そこで階上に上がりホッキョクギツネ側の放飼場を覗いてみると・・・こちらも誰??
旭山はなぜか自園が種別調整園で飼育、繁殖に力を入れているホッキョクグマの展示個体表札がなくて・・・レッサーパンダの識別すら苦手な僕には個体識別がとても難しいんですよね。
ちなみに、後にホッキョクグマファンの方から、こちらの写真の子がサツキちゃんで、 -
そして、先ほどプールで泳いでいたこちらの子がピリカちゃんだと教えて頂きました。
ピリカちゃんは第一印象での直感が辛くも当たっていたようですが、旭山シロクマ最年長なのにとても若々しいサツキちゃんには完全に識別眼を狂わされてしまいました(苦笑) -
取り急ぎホッキョクグマ舎の偵察は完了したのでホッキョクギツネ前を経由してレッサーパンダ舎へ。
-
こちらが本日午前中のレッサーパンダの展示シフト。
右側の吊り橋の放飼場に梨梨(リーリー)ちゃんと桃桃(タオタオ)ちゃんの双子姉妹、左側のサンルームの放飼場に今年2月17日に長野市茶臼山動物園から来園したプーアル君の展示です。
チャーミン君と現在子育て中で非展示の渝渝ちゃんはバックヤードです。 -
こちら右側の放飼場の梨桃双子姉妹。
放飼場に置いてもらったリンゴを仲良く食べているところを見ると、ひょっとしてホッキョクグマ舎に寄らずに直行してたらリンゴタイムが見れたのかもしれませんね。 -
そして、この可愛らしい双子姉妹は本日7月11日が2歳の誕生日です。
梨梨ちゃん、桃桃ちゃん、お誕生日おめでとう!! -
左の放飼場のこの子がプーアル君です。
2015年6月25日京都市動物園生まれのプーアル君はご両親が中国生まれのとても貴重な血統の子。
1歳の時に長野市茶臼山動物園に移動した後はアンズちゃんとペアリングが行われ2世誕生が期待されましたが、残念ながら上手くいかず・・・今年2月17日に心機一転ここ旭山に移動してきました。
京都と茶臼山ではもちろん会っていますが旭山では初めましてです。 -
旭山に移動してきてまだ5ヶ月も経っていないプーアル君ですが、来園早々に大仕事を成し遂げてくれました!!
-
なんと出会ったばかりの渝渝ちゃんとのペアリングで双子のおチビちゃんが誕生したのです!!
渝渝ちゃんが出産経験が豊富であることを考慮しても電光石火の素晴らしい大仕事!!
素晴らしいのは渝渝ちゃんも貴重な中国生まれで、先ほどご紹介した通りプーアル君も両親が中国生まれの貴重血統・・・その2匹のお子は!!
先ほど”どのみち初冬には再訪問する”予定と書いたのはこのおチビちゃんに会いに行かなくてはならないからです。
渝渝ちゃんも頑張ってくれました、ありがとうね。 -
レッサーパンダの両隣をご紹介。
右側にはマヌルネコのグルーシャ君。 -
そして、左隣はホッキョクギツネの・・・そう言えば割と長いお付き合いだけどこの子の名前知らないな・・・。
個人的には「お父さん」と呼んでいます。
現在、1匹暮らしの彼ですが、過去には奥さんとたくさんの子供に囲まれていたのです、そして、感染症で家族全員を喪ってしまった彼・・・。
彼の過去の幸せと動物園動物としての勲章を忘れないためにも僕は敢えて「お父さん」と呼び続けます。 -
レッサーパンダ舎では梨梨ちゃんが可愛らしく竹の葉をむしゃむしゃ。
食べながらカメラに目線をくれるあたりさすがですね(笑) -
そんな梨梨ちゃんにアスレチックの上からちょんちょんとちょっかいを掛ける桃桃ちゃん。
レッサーパンダはどの年代でも総じて可愛く生涯平均可愛らしさ指数は全動物中トップと思っているのですが、それにしても1歳から2歳くらいの女の子レッサーはほんとうに可愛らしいのです。 -
この梨桃姉妹にはあと4匹の兄姉がいて正直これまでの訪問では個体識別に恐れ慄いていたのですが、昨年秋から今年に掛けて長女の雲雲(ユンユン)ちゃんが和歌山アドベン、長男の雷雷(レイレイ)君が秋吉台サファリ、次女の糸糸(ミィミィ)ちゃんが京都市動物園、次男の守守(ショウショウ)君が豊橋のんほいパークにそれぞれ移動になり、寂しくなったものの個体識別は一気に容易になりました。
-
移動した雷雷君、守守君、糸糸ちゃんはかなり似てて(何故か雲雲ちゃんは全然似てませんでしたけど)識別が難しかったですが、梨桃姉妹は双子の割に見た目の差も大きく識別が容易です。
こちらの毛色が濃くて、尻尾が短くて、お耳の先が欠けているのが桃桃ちゃんと覚えればOKです。 -
う~ん、それにしても短い尻尾がキュート!!
尻尾の短い子は後天的に尻尾が短くなった子が大半だから軽々しくチャームポイントだなんて言ってはいけないかもしれないけど・・・可愛いものは可愛いのです。 -
レッサーパンダ舎を離れ猛獣舎へ。
ユキヒョウ舎ではいつもところにジーマお母さんの姿が・・・「あれっ?ユーリちゃんは?」と放飼場を見回すと・・・。 -
ユーリちゃんが岩に顎のせでまったりしていました。
もう少しで1歳になるユーリちゃん、当たり前ですが大きくなって今やしっかりとしたユキヒョウですね。 -
でも、愛らしい表情は仔ヒョウだった頃とあまり変わっていないようです。
-
こちらはいまや立派な雄ライオンに成長したオリト君。
新型コロナウィルスの影響での休園中の動画配信で坂東園長がオリト君の配偶者もいずれ欲しいとおっしゃっていましたね。
繁殖目的かはともかく彼の生活の向上のためにもぜひ奥様ないしお友達の導入をお願いしたいところですね。 -
そして、2月にザリアちゃんが出産しました。
今回は7匹生まれたそうですが現在まで成育できたのは3匹となりました。
手前でのんびりお昼寝しているのがザリアママ、奥でチビ虎もお昼寝してますね。 -
あれっ?おチビちゃんが2匹しかいないな?
-
もう1匹はザリアちゃんの近くのちょうどガラスからは見えにくいところにいました。
仔トラちゃんは活発にしている時も可愛いですが、お眠の時も可愛いですね・・・つまりいつでも可愛いのです(笑) -
猛獣舎の次はカバ館へと思い、途中でレッサー舎に寄ってみました。
仲良し双子姉妹は吊り橋の上で遊んでいました。 -
今日はちょっと暑くて少しへばってる感じ?の梨梨ちゃん。
梨梨ちゃんはどちらか言うと渝渝ママ似かな?
お目々はチャーミン君似? -
一方、桃桃ちゃんは基本的にチャーミンパパ似ですね。
-
そして、やたらモート下を覗くプーアル君。
やはりここのモートはレッサーが飛び降りたくなる何かがあるのですね?(笑)
僕はこれまでノノ君(すでにお星さま)、チャーミン君、縞縞君(現、静岡市日本平動物園)、友友ちゃん(現、広島市安佐動物公園)がモートに降りているのを見たことがありますし、古くは現在は到津の森公園にいる凌凌君もよくモートに降りていたようですね。
これはプーアル君がモートに降りるのも時間の問題かもしれませんね。 -
今日のプーアル君はかなり常同っぽく歩き回っていてちょっと心配ではありました・・・そして、ほとんど立ち止まる瞬間もなかったので上手にお顔を撮ることができませんでした。
-
カバ館に到着。
屋外放飼場に旭子ちゃんと1月16日生まれの仔カバちゃんがいました。
旭子ちゃんにとっては2度目の出産で成育は初めて、旭山にとっては27年ぶりの成育となりました。 -
カバ館内で仔カバちゃんの名前の募集をしていました。
旭山の名付けは例えばレッサーパンダは同じ漢字2文字の中国読みとかある程度法則があるようなのですがカバの法則がどんなだか分からなかったので、お父さんの頭文字の”も”とお母さんの頭文字の”あ”を足して今時の漢字を当てた”萌愛(もあ)”ちゃんで応募してみました。 -
お父さんの百吉君は屋内舎の水中を飛び回っていました。
以前は広いなと思っていたカバ館屋内プールですが百吉君が大人になり大きくなった今は手狭感すら感じる様になりましたね。
でも、やはりここはカバの魅力を伝えられる素晴らしい展示場です。 -
カバ館の後は軽く昼食を取り、ホッキョクグマ舎横のベンチで休憩しながらホッキョクグマ、レッサーパンダに交替の兆候がないか見張りました。
昨日に引き続き今日も暑いので動き回るのが少々しんどくて・・・新型コロナによるステイホームの影響なのか今夏はなんだか上手く季節に対応出来ていない自分がいます。
レッサーパンダ舎は交替の兆しを感じれませんでしたが、ホッキョクグマ舎は13時40分頃に動きがありました。
ホッキョクギツネ側放飼場はサツキちゃんに替わりホクト君登場です!! -
ホクト君はサツキちゃんの部屋へ続く通路でお鼻くんくん。
せっかくならペアを組む(であろう)ピリカちゃんの匂いを覚えて欲しいのですが・・・もう女の子組全員と会ってるのかな? -
ホクト君は日本では数少ない繁殖実績を持つ適齢期の雄のホッキョクグマ。
まずは次のシーズンでのピリカちゃんとのペアリング目標ですが、万が一、ピリカちゃんとの相性が良くない場合は2シーズンくらい様子を見て、素早く次のペアを決めた方がいいかな?とも思います。
場合によっては、男鹿水族館GAOから豪太君を動かして、GAOの環境で相思相愛であるホクト君とユキちゃんのペアリングをするのも一つの手かな?なんてのも夢想したりもします。 -
プールで遊ぶホクト君、姫路にいた頃からプールは好きでしたもんね。
新しい環境でのホクト君の活躍を期待しています。 -
プール側の放飼場も交替。
先ほどのピリカちゃんからルルちゃんに替わりました・・・もっともこの時僕は「あれ?これ誰だサツキちゃんか?」なんて個体識別に苦しんでいましたけど(苦笑)
今見ると確かにルルちゃんの体型ですね。 -
あるのかないのかは分かりませんがチャーミン君との交替まではいようと思っていたのですが14時の段階でも交替がなかったので旭山はここで切り上げて今日の宿泊地である札幌に向かうことにしました。
プーアル君、次は君のおチビちゃんが公開された後、冬の始まり頃に来るね。
改めて素晴らしい活躍、ありがとう!! -
梨桃姉妹は可愛らしく遊んでいました。
また、来るね!!
旭川から節約のために下道で札幌へ移動、遠征最終日の明日は円山動物園へ行く予定です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- まみさん 2020/07/23 19:26:08
- 次の円山では
- ギンちゃんに会えたのでしょうか。
今日悲しいニュースを知ったばかりです。
- jilllucaさん からの返信 2020/07/25 21:45:04
- RE: 次の円山では
- まみさん
こんばんは。
ギンちゃんの件はとても悲しいことでした。
人にしても動物にしても不慮の事故は付きもので、動物園を好きでいる限りこの種の事故は逃れられない命題だとは思っています。
最後に会えたギンちゃんはとっても可愛かったです。
jillluca
> ギンちゃんに会えたのでしょうか。
> 今日悲しいニュースを知ったばかりです。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旭川(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
43