2019/10/07 - 2019/10/13
441位(同エリア971件中)
asasさん
この旅行記のスケジュール
2019/10/07
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電車での移動
クラクフ空港 → クラクフ本駅
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徒歩での移動
クラクフ本駅 → Globtroter Guest House
2019/10/09
2019/10/10
2019/10/11
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電車での移動
クラクフ本駅 → クラクフ空港
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飛行機での移動
クラクフ空港 → ワルシャワ空港(LOT)
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飛行機での移動
ワルシャワ空港 → 北京首都国際空港(AIR CHINA)
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バスでの移動
北京首都国際空港 → 北京金航线国际商务酒店(シャトルバス)
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北京金航线国际商务酒店
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この旅行記スケジュールを元に
ポーランドのグダンスクに2泊、クラクフに4泊の一人旅。クラクフ滞在中、アウシュビッツ博物館、ヴィエリチカ岩塩坑を見学した。天気は概ね悪く、体調も芳しくなく、帰りの便は台風で欠航というちょっと残念な旅行記である。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空 LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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クラクフ本駅に着いた時は雨が酷かったので駅ビル内で時間を潰し、駅ビルから宿に向かう途中で傘を買うなどして、結局、宿に着いたのは0:00過ぎ(日付は10月8日)。宿に、事前に遅くなることは伝えてはいた。
Globtroter Guest House ホテル
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10月8日朝。シュチェパンスキ広場(Plac Szczepański)。「GOSPODA」の左隣の扉が宿の入口である。
Globtroter Guest House ホテル
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この扉から宿に入る。この写真は動画から切り取ったものだが、動画には鼻水をすする音が録音されている。このあたりから風邪の症状が出始める。
Globtroter Guest House ホテル
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扉を開けると廊下がのび、突き当りの扉の向こうには小さな中庭がある。受付は中庭の向こうだが、宿泊の部屋へは、この廊下の左側手前に見える扉を開け、階段を上る。
Globtroter Guest House ホテル
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部屋に向かう階段。木の質感がいい。
Globtroter Guest House ホテル
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2階に上がると左手に扉があり、その扉を開けたところ。廊下の奥右側に見える扉が宿泊した部屋の入口。
Globtroter Guest House ホテル
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突き当りの扉を開けると中庭に面していて、木造の渡り廊下がある。渡り廊下は各階(1階は除く)にある。
Globtroter Guest House ホテル
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見下ろすとこんな感じ。石畳を左の方に進むと受付がある。緑色のガーデンパラソルがあるところは、レストラン「GOSPODA」の敷地に違いない。重量感のある扉、木造の階段、ジャングルのような中庭、それに面した渡り廊下、とても魅力的な建物である。
Globtroter Guest House ホテル
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2階の踊り場から見上げると、フロアは4階まであり、その上に天窓があることがわかる。
Globtroter Guest House ホテル
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宿の目の前にあるシュチェパンスキ広場にはベンチがあったので、そこに座ってスケッチをした。雨水で濡れてたのでコンビニのビニール袋を敷いて。
シュチェパンスキ広場 広場・公園
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スケッチ4(帰国後撮影)。
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中央広場にあるスーパーマーケット”ビエドロンカ(Biedronka)"で購入した食料で腹を満たし、オシフィエンチムへ。3か月くらい前に、アウシュビッツ博物館の日本人ガイドである中谷剛さんに予約を申し込んであった。
中央広場 広場・公園
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今回の旅行の一番の目的はアウシュビッツ博物館の見学であったが、そこでの記録は他の観光の記録と分けたいと思い、ここで掲載する写真は3枚にとどめる。1枚目はアウシュビッツ強制収容所の入口。写真に写ってる集団は中谷さんが率いる日本人のグループである。ここに来る時、クラクフ本駅東口のMDAバスターミナルでバスを待ってると、「日本人ですか?」と後ろから声をかけられた。声の主は若い日本人女性で、オシフィエンチム行きのバス停を探してるところであった。聞くと、スペインに留学中で、その間に見学しておこうと今回一人で参加したとのこと。その女性も含まれている。
オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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2枚目は、ビルケナウ収容所跡の「死の門」から、第2・第3クレマトリウムに向かってのびる引き込み線。ホロコーストに至った経緯をさかのぼると、もともとは個々の小さな差別が始まりだった。一方、ヒトラーは民主的に選ばれ、そして、彼を選んだ人は彼の支持者だったかというとその割合は意外なほど少なく、圧倒的に多かったのは傍観者だった、と聞くと、このようなホロコーストは現代ではありえない、起こり得ない、と片付けるわけにはいかない気持ちになる。
ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所) 史跡・遺跡
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3枚目は、書籍『戦場のピアニストを救ったドイツ国防軍将校』。同じ見学グループに翻訳したご本人(女性)が参加していた。学生時代の女性ばかりの同級生9人組で旅行しているとのこと。私とほぼ同じ年代である。写真は、ビルケナウでの見学終了後、彼女がガイドの中谷さんにこの本をプレゼントした時のものである。なので、写っているのは中谷さんの手である。映画「戦場のピアニスト」の終盤にシュピルマンがドイツ兵士の前でピアノを演奏するシーンは覚えてたので興味が湧き、帰国後購入する時のために撮影した。
ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所) 史跡・遺跡
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10月9日、この日はブロツワフ、ボレスワヴィエツを周るつもりだったが、天気が悪く体調もイマイチだったため、やめにした。夜はヴィエリチカ岩塩坑の見学を予約済みで、そちらは予定通り。洞窟に潜るのは日中でなくてもいいだろうと夜にした。写真は、あらかじめネットで調べてあったミルクバー・トマシャ(Milkbar Tomasza)に向かって、カトリック教会(Church Of Sts. John the Baptist and John the Evangelist)の横のシフィエンテゴ・トマシャ通り(Świętego Tomasza)を歩いているところである。場所が特定できるようにグーグルマップで通りの名前などを調べながら書いている。
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イチオシ
ミルクバー・トマシャは満席だったため、同じくネットで見つけた別の店「Gospoda Koko」で昼食をとった。とても美味しく、600円くらいで腹を満たしてくれて、店内の雰囲気も気に入ったため、その後頻繁に利用した。ミルクバー・トマシャは店内が明るく開放的、比較的混んでいて、広いテーブルがあるため相席になる可能性が高いがクレジットカードは使える。一方、「Gospoda Koko」は、店内は少し暗く落ち着いた雰囲気、クレジットカードは使えない。狭く見えるが地下にもテーブルがあるので座れないことは一度もなかった。地下スペースは洞窟に潜り込んだような、さらに味わいのある雰囲気を醸していた。WiFiは繋がらないけど。おぼろげな記憶だがメニューを見た時に鶏料理ばかりだったような。”Koko”は鳥か?
ゴスポダ ココ 地元の料理
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宿から徒歩圏内を気の向くままに徘徊した。広場内では多くの若者が電動キックボードで遊んでいた。
アダム ミツキエヴィッチ像 モニュメント・記念碑
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聖ヴォイチェフ教会とも呼ばれるらしい。
聖アダルバート教会 寺院・教会
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レンガの壁が印象的な建物。「HAMSA」という名のレストランのようである。
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裏にまわるとこんな感じ。この建物をスケッチしていると、すぐ横をすり抜けていく観光用電動カートから声がしたので見ると、アウシュビッツ博物館の見学で一緒だった女性9人組であった。
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スケッチ5(帰国後撮影)
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街並みや街で生活する人々を眺めながらぶらぶらするのが好きなので、つい建物に入る時間が惜しいと思ってしまう。後になって建物内部を見ておけばよかったと後悔することが時々ある。
スタラシナゴーク (ユダヤ博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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カジミエシュ地区からの帰り道、スタロビシルナ通りで見つけたボレスワヴィエツ陶器店。ボレスワヴィエツに行くのをやめたので、ここで陶器を購入した。
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3つで約150PLN(4500円くらい)
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バルバカンを出るとすぐのところに古い市場があった。
スタリ クレパシュ 市場
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市場の様子。
スタリ クレパシュ 市場
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八百屋、肉屋、花屋、チーズ屋、ナッツ屋、お菓子屋、雑貨屋、衣料品屋、靴屋はあった。が、魚屋は見なかった。
スタリ クレパシュ 市場
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ハードタイプのチーズを探したが、見つからなかった。
スタリ クレパシュ 市場
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夕方、クラクフ本駅からバスでヴィエリチカ岩塩坑に向かった。通常は40~50分で着くらしいが、夕方のラッシュと雨が重なったためであろう、渋滞が酷く1時間半以上かかった。こんなこともあろうと早めに出たので見学の時間には間に合った。市バスを利用して困ったことは、どのバス停に着いたかを知る術がなかったことである。車内には次のバス停の表示は無く、そのためバス停に着くたびに車内からバス停の名前を確認しようとしたが見えないのだ。幸い、ヴィエリチカ岩塩坑のバス停に着いた時、近くのご婦人が察して手ぶりで教えてくれたので下車することができた。もし教えてくれなかったら間違いなく降り損ねていた。あの時のご婦人には感謝しかない。
ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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英語のガイド付きだったが、英語はからきしダメなので、全く聞き取れなかった。だから、この写真は何かの場面と思うが、何の場面かわからない。
ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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王様のようだけど、誰だかわからない。
ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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一番の見所はこの礼拝堂。シャンデリアの装飾も塩でできてると言うから驚きである。
ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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ここで10分くらい、撮影タイム。
ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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壁面には所狭しとレリーフが彫られている。
ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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洞窟の大きさもさることながら、内部に建てられた構造物も迫力があった。
ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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見学を終えたのは20時過ぎ。ヴィエリチカ岩塩坑の敷地を出て暗がりの中を来た時とは反対の車線に沿って歩き、なんとかバス停を見つけたが、クラクフ本駅行きのバスが停車するかはわからなかった。券売機があったので操作してみると、クラクフ本駅付近の券売機と少し勝手が違い使い方がわからなかったが、適当にボタンを押して取り合えず吐き出された切符を取り、暗闇で一人、クラクフ駅に向かうバスが来るという確証を持てないままバスを待ってると、天の助けか先程の女性のガイドがやって来た。クラクフ本駅に行くにはこのバス停でいいらしいが、彼女は別のバスで自宅に帰るとのこと。自分が買った切符でクラクフ本駅に行けるか聞いたら間違っていて、これも幸いなことにクラクフ本駅を通るバスが先に来たので、彼女がバスの乗客に事情を説明してくれて、バス発車後、その乗客がバス内の券売機で切符の買い方を教えてくれたので事なきを得た。ポーランドの優しい人達に助けられた小旅行であった。
ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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「GOSPODA KOKO」で晩飯。
ゴスポダ ココ 地元の料理
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10月10日、ヴァヴェル城に向かう途中、聖ペテロ聖パウロ教会の前の路上パン屋さん(写真の左下方)でベーグルを購入しその場で食べた。ポーランドではオブヴァジャネクと呼ぶらしい。固いけど塩味が効いておいしかった。ただ、ハトが寄ってくる。ハトにとっても美味しいのだろう。
聖ペテロ聖パウロ教会 寺院・教会
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修道院。
聖アンドリュース教会 寺院・教会
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ヴァヴェル城。
ヴァヴェル城 城・宮殿
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ジグムントの塔からの眺望。写真の右奥に見える金色の屋根は聖ペテロ聖パウロ教会。
ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会
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ジグムントの鐘。鐘の舌(ぜつ)を左手で触り願い事をするとそれが叶う、という言い伝えがあるなんて知らなかった。もし知ってたら、風邪の症状が酷くならないようにお願いしたに違いない。
ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会
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中庭のような小さなスペースに、2階から出入りできるように金属製の螺旋階段がある。何かの事情であとから増設したと思われる。いったいどんな事情が・・・
ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会
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内部を見学中、見回りの職員から日本語で「こんにちは」と声をかけられた。英語で「どうして中国でも香港でも韓国でもモンゴルでもなく日本から来たとわかったのですか?」と聞くことはできなかった。
ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会
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旅行前、初めてこの建物の写真を見た時は、その個性的な外観に衝撃を受けた。
ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会
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スケッチ6(帰国後撮影。壁面のレンガの模様や色は帰国後描いた。)
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Sandomierska Tower 残念ながら閉館中だった。
ヴァヴェル公園 広場・公園
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ヴァヴェル城からカジミエシュ地区に向かう途中で見つけた建物。何かはわからんけど。この一帯は派手に工事をしていた。
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アウグスティヌス修道院(Roman Catholic church of St. Catherine of Alexandria, Augustinian Monastery)
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アウグスティヌス修道院の内部。
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このようなパネルが何枚か展示されていた。添えられた文章を読むと、細かいことはわからないけど旧約聖書を読むことを薦める内容が書かれていた。ホロコーストに対し直接何かを言ってるわけではない。
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印象的な装飾。
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建物が大きいので、礼拝堂も見栄えがする。
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スカウカ教会。見た感じ比較的新しい建物のよう。
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スカウカ教会の礼拝堂。右側の少し高い位置にある青い球は何だろう。
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スカウカ教会の礼拝堂。
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コーパス・クリスティ大聖堂。
コーパス クリスティ大聖堂 寺院・教会
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コーパス・クリスティ大聖堂の礼拝堂。
コーパス クリスティ大聖堂 寺院・教会
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「GOSPODA KOKO」で早めの晩飯。自宅で時々ザワークラウトを作るので、参考のために注文してみた。左の皿がここのザワークラウトで人参が少し混ざっていた。ザワークラウト特有の風味は共通していたが、私のは明らかに漬かりすぎであることが分かった。ここでの食事はこれが最後だが、毎回美味しかった。
ゴスポダ ココ 地元の料理
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Town Hall Tower からの眺め。
聖マリア教会にはいつでも入れそうな気がして後回しにしていたら、入る機会を逃してしまった。旧市庁舎の塔 建造物
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小学6年の時に入院したことがあり、友人からのお見舞いで『シラノ・ド・ベルジュラック』という本を貰った。写真の赤い看板を見た時、当時のことを思い出した。友人曰く「最も感銘を受けた本」なのだそう。自分には抜群の誘眠効果を発揮してくれた。
帰国前日のため、空港までの切符や土産を買うために、この後、クラクフ本駅に向かった。シラーノ デ ベルゲラク フレンチ
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10月11日早朝、時間にゆとりをもって宿を出発。
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クラクフ本駅では早めに来たにも拘わらず電車に乗り損ねてしまい慌てた。前日に買った切符でホーム(Pelon)及びトラック(tor、ホームのどちら側か)の番号を確認し、電光掲示板でもホームの番号を確認しそのホームで待ってると、思ったより早く電車がホームに着いた。しかし、ドアが開かない。そのうち電車は動き出したので一瞬あせったが、100mくらい進んでまた止まった。発車時間が近づいてきたので電車のドアを開けようとしたがまだ開かない。おかしいと思い先頭の運転席(ホームの端)まで歩いて運転手に尋ねると、身振りで反対側(つまりトラックが間違ってる)と説明してくれた。反対側を見ると、はるか向こうから電車がやってくるではないか。慌てて乗車位置へ走ったが間に合わず、電車は目の前を走り去ってしまった。駅に掲示の時刻表を調べ、30分後に空港行きのバス、約1時間後に次の電車が来ることはわかった。バス停の場所がわからなかったので、そのバスには乗れず、切符売り場で電車の切符を再発行してもらい、次の電車でやっと空港に行くことができた。切符を確認したにも拘わらずトラックを間違えていたことがショックだった。
クラクフ本駅 (クラクフ中央駅) 駅
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ワルシャワ行きの飛行機に乗り込むところ。
ワルシャワ空港に着き、チェックインカウンタで北京経由羽田行きのe-ticketを見せると、奥から係員が出てきて、「悪い知らせだ。北京ー羽田便は欠航だけど、それでも北京まで行くのか、あるいはここに留まるのか、ここで決めてくれ。」とのこと。ある程度予想してたので、北京まで行く旨を伝えると、「その場合、北京での宿泊及び代替便の段取りは全て自分でやってもらうことになるがそれでもいいか」と聞かれ、いいと答えた。ポーランドに留まってもホテルと代替便を自分で手配することに変わりないので。
搭乗すると、隣の席は日本人でブロツワフの出張から大阪に戻るビジネスマンだった。彼も欠航は初体験で戸惑ったらしいが、北京のホテル(2泊)と代替便(2日後)はなんとか予約したとのこと。自分はこの先不安しかなかったが、悩んでいてもしょうがないので、彼と雑談をした。ブロツワフには何度も出張しており、そのたびに同僚からボレスワヴィエツの食器を頼まれるのだそう。今回はポーランドで土産運搬用のスーツケースを1個購入したので、2個のスーツケースを持ち帰るという。LOTは荷物の追加費用が発生するはずだけど、それでも元が取れるということなのだろう。ボレスワヴィエツでは陶器の出来によって5つくらいのランク分けがあり、一番低いランクだと相当に安いらしい。一番低いと言っても見た目はほとんどわからないのだそう。
彼は「ホテルはベッドが二つあるのでよかったら泊まってもいい」と言ってくれた。本当に有難くその申し出に甘えたかった。しかし、症状は顕在化してなくても体のだるさから風邪をひいたと確信してたので、風邪をうつすようなことがあったらと思うと恐ろしくなり、「ホテルは自分で探してみたい。ただ、候補にはしておきたいのでホテルの電話番号は教えてほしい。」とお願いした。ホテルを一つ知っただけでも大分気が楽になった。彼と雑談ができたことで、長時間のフライトに耐えることができた。ヨハネ パウロ2世 クラクフ バリツェ国際空港 (KRK) 空港
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10月12日 5時頃、予定通り北京首都国際空港に到着した。そして、10時頃にやっとスーツケースを持って空港を出ることができた。空港での5時間のことは混乱し過ぎてあまり正確には覚えていない。一番衝撃を受けたのは入国審査のゲートに目を向けた時で、何重にも蛇行した長蛇の列が出来上がっていて通過に2時間半かかった。荒れてる客も居て、まさに絶望的な光景であった。ただ、結果的にはホテルは航空会社が手配してくれて、代替便の費用も発生しなかった。AIR CHINA に感謝である。
空港からはシャトルバスで、ホテルに着いたのは昼少し前だった。ジンハンシアン インターナショナル ビジネス ホテル (金航線國際大酒店) ホテル
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広くカラフルな宴会場。
ロビーでスマホに充電していたら、北京空港内で知り合ったブラジル在住の日本人主婦とばったり再会した。空港内で二言三言会話しただけなのに、ホテルで再会した時はまるで旧知の仲のように、互いに「良かったね~」と声を掛け合った。それほど空港内の5時間はしんどかったのである。ジンハンシアン インターナショナル ビジネス ホテル (金航線國際大酒店) ホテル
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食事は毎回ビュッフェ形式。
ジンハンシアン インターナショナル ビジネス ホテル (金航線國際大酒店) ホテル
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自分たちの席は壁側と決まっていた。一度だけ中国人の団体客が中央の席(壁側でない席)を埋め尽くし食事をしているところに遭遇したが、食事中は宴会のような雰囲気で、中国語の話し声と食器の音で会場が充満し、一方終わる時の撤収は切れが良く、一気に静かになったのが印象的であった。これが中国スタイルか?
ジンハンシアン インターナショナル ビジネス ホテル (金航線國際大酒店) ホテル
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宿泊部屋に向かう通路。
ホテル内でWiFiは使えるが規制が強烈で、Yahoo JAPAN のポータルサイトは見れるけどその先に進めない、LINEやFACEBOOKの通知の音は聞こえても表示できないという有り様。Yahoo JAPAN のポータルサイトに台風による静岡県内の警報が表示されていたので、LINEで台風の状況をやり取りしていると思われた。ジンハンシアン インターナショナル ビジネス ホテル (金航線國際大酒店) ホテル
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部屋に戻ると基本ベッドで安静にしていた。初めての中国なので街に出たい気持ちはあったが、雨が降ってきたので諦めがついた。下着もシャツも足りなくなったので、持参した洗剤で洗い室内に干した後、ベッドでうずくまってると、咳こそ出ないが発熱していることが体感的にわかった。
ジンハンシアン インターナショナル ビジネス ホテル (金航線國際大酒店) ホテル
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10月13日、5時頃目が覚めると凄い汗。シャワーを浴び下着を交換し再びベッドに潜り込んだ。のどの痛み、鼻水、鼻詰まり、頭痛、悪寒と、咳以外全て出そろった感じ。食事とトイレ以外は一日中ベッドで安静にしていた。食事は毎回おかゆ、スープ、白湯が用意されてたので、風邪を引いた自分には有難かった。
ジンハンシアン インターナショナル ビジネス ホテル (金航線國際大酒店) ホテル
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10月14日、ほとんど眠れないまま朝を迎えた。体調は変わらず。5時にベッドを出てシャワーを浴び、下着を替え、荷造り。ホテルの玄関でシャトルバスのトランクにスーツケースを積もうとしてたら、突然中国人女性が割り込んできて、その女性のスーツケースを積んでしまった。最後のスペースだったので、自分は仕方なくスーツケースを持って乗車、中国の洗礼を受けた気持ちになった。9時にホテルを出発。
北京首都国際空港のラウンジでは、若い女性がお茶を淹れてくれるコーナーがあったので、プーアール茶を淹れてもらった。そのほかにウーロン茶、ジャスミン茶が選べたが、お茶はどうでもよかった。中國国際航空ファーストクラスラウンジ (北京首都国際空港) 空港ラウンジ
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羽田空港に着くと、WiFiルータを返却、スーツケースを宅急便の窓口に預け(台風の影響か長蛇の列)、東京駅に着いたのは19時前くらい。駅構内のおにぎり屋でおにぎりとお茶を買って小腹を満たした後、21時発清水行き東名バスの切符を購入。事前に購入した切符は破棄。羽田で熱にひっかからなかったことに気付く。lineで友人に巴川流域の状況を聞くと、特に被害は出てない様子。
東京駅バスのりば 乗り物
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台風の影響が残っていて、秦野インター手前くらいから渋滞し、清水の自宅に到着したのは0:30頃。自宅で10日間寝込んだ後、無事回復。
おしまい
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