2020/07/03 - 2020/07/03
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ドクターキムルさん
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横浜市磯子区下町の根岸なつかし公園には柳下(やぎした)家の旧宅が残されている。和洋折衷の家で平屋建ての和館(日本家屋)と2階建ての洋館、その裏手に土蔵が建っている。
明治~大正期の有力商人であった柳下氏により大正中頃に建設された。はっきりした建築時期は残っていないが、土蔵の上棟が大正8年(1919年)と棟木に記されていることから、西館や東館は土蔵と同時期かそれ以前に建築されたと考えられている。すなわち、和洋折衷の和館と洋館には棟札が付いていないというのだ。どんな大工の棟梁が建てたのか?柳下家は明治初めの頃から横浜でも有数の「銅鉄引取商」で、弁天通に「鴨居屋」という屋号の店を構えて金属の輸入業を営んでいた豪商だとされる。そんな豪商の邸宅が何時建築されたのか棟札が付いていないというのは果たしてなぜなのだろうか?
新型コロナウイルス感染症防止対策で邸宅内部での写真撮影禁止であるが、邸内の1階部分で見れられる部屋は見て回った。入館者入口にある台所だった管理事務所は8畳を越える広い部屋であるが、他は6畳と8畳だけである。それも畳が狭いようにも感じられる。畳の縦と横をそれぞれ1割づつ小さくすると畳の面積は8割9分と19%も減少してしまう、例えば、京間では1畳は0.955m×1.91m(=1.82m^2)、江戸間では1畳は0.87m×1.74m(=1.54m^2)、団地間では1畳は0.985m×1.7m(=1.44m^2)となり、京間を100とすると江戸間は84.6、団地間は79.1となる。団地間のような狭さに感じた。それにしても、12畳以上の部屋は必要なかったのか?必要な場合には6畳と8畳の部屋の障子を取り払って14畳相当の部屋にしていたのか?
和洋折衷の家では洋館部分は狭い場合が一般的である。しかし、2階建てとはいえ、2間×3間の洋館では狭過ぎはしないか?階段と廊下が必要であり、部屋にできるスペースは一層狭くなる。これまでにたくさんの豪邸を見て来ているが、ここ旧柳下邸がそれに相当するとはとても思われないことである。
また、坂下町から南下して下町に入ると道路の片側には3つの表門があるお屋敷があり、道路面と同じ高さに屋敷を構えている。一方、旧柳下邸にはこうした表門もなく、丘の上に邸宅が建っている。明らかに、ここ下町にある豪邸やお屋敷とは異なった立地なのだ。新型コロナウイルス感染症が収束していれば、説明員の話を聞きながら内部の部屋を巡れたはずであり、残念なことだ。
なお、事務局長は休みでいなかったが、入館時の入館者記録用紙の「健康状態チェック表」が「該当しない場合チェック(レ)をしてください。」とあり、驚いてしまった。6月1日から再開しており、1ヶ月経ってもこうしたロジックが逆転していることに気が付かないのではこうした公園や施設の管理能力はないものと判断すべきである。草むしりや草刈りなどの整備要員で募集した人を管理事務に変更しても、管理事務に向くのかどうかの問題はあるものだ。
(表紙写真は和洋折衷の旧柳下邸)
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