2020/06/25 - 2020/06/25
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あつ子@セントパンクラスさん
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ロックダウンも徐々に緩んで来たイギリス、街なかは以前に比べて格段に人出が増えました。この国では夏至の日を過ぎてから公式に夏が始まるそうです(日本でも同じなのでしょうか?)。ちなみにロンドンの最遅の日没は午後9時22分、最早の日の出は午前4時44分でした。大昔語学学生だった頃、この時期にケンブリッジ上級試験を控えて皆何となく家に帰りたくなく、授業の後クラスメートたちと学校のあったソーホー地区の繁華街に繰り出したものでしたが、6時をまわってもお日様がまだまだ高い所でギラギラしていたのを思い出します。今だったら「あ~今日の晩御飯は何にしよう?」と焦って帰宅するところですねぇ。
さて、夏らしい天気が続いた6月下旬、仕事の合間を縫って海に出掛けたくなりました。本当はイングランド南東海岸でまだ行ったことのない町にしたかったものの、真南のブライトンならロンドンから一番近いし、ヴィクトリア駅まで行かずともうちのそばのセントパンクラス駅からテムズリンクで気軽に行けるため安易に決めてしまいました。往復約20ポンドと切符も安いですしね。ブライトンにはもう3・4度行ったことがあり、一番最初は1993年の学生の格安バスツアー(往復10ポンド)、後はふたりの子供たちと一緒に近所のコミュニティのこれも格安バスツアー(しかし同行者たちに移民・難民が多く最悪だった)、それに懲りて親子3人で電車で行ったのと、数年前セブンシスターズに行く途中で素通りした、というものです。
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いつも無料新聞を取りに行くセントパンクラス駅、テムズリンクの改札。
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ラッシュアワーはとうに過ぎた朝9時半頃。
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今日はちゃんと定刻運行のようです、ホッ。
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ホームの床には2メートルの間隔を開けるように書かれてあるものの、全然混雑していません。
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約一時間半で終点ブライトン着。途中の駅ではすごい数の乗客が乗り込み、全員ブライトンを目指していました。ヴィクトリア駅発の電車はもっと混んでいるでしょうねぇ。私のそばに座っていたスペイン人の若者グループはブライトンからバスでセブンシスターズを目指していました(私も数年前そのルートで行きました)。リーダーの女の子と少し話をしましたが、マスクを取るとめっちゃ美人だった彼女。私が「来週サントリーニに行くはずだったけれどキャンセルせざるを得なかった」と話すと、グループの皆が気の毒がってくれました(笑)。お互い"Have a nice day!"といって別れましたが、私も何だか若くなった気分になりました。
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マスクと手指消毒液の自動販売機を発見。5枚で7ポンドは高いけれどロンドンで売られているのもそんなものでしょうか。トイレは以前は有料でしたがコロナ騒動で行列を避けるためか現在は無料でした、ラッキー。
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ブライトンの駅名が虹色なのは理由があります。ここは'Gay Capital of England'即ちイングランドのゲイの首都と呼ばれていて、ゲイのシンボルである虹色になっているのです。ゲイの人々にとっては大変住みやすい街なのだとか。ちなみに今年のゲイパレード「プライドパレード」はコロナのせいで中止になりました。
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駅の中にある案内標識。
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割とこじんまりした駅前はバスターミナルになっています。
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後ろを振り返って見た駅舎。鉄細工がリゾート感を漂わせていますね。
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12Aのイーストボーン行きバス、途中セブンシスターズに停車しますが、ビジターセンターから崖まで30分は歩いたでしょうか。
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バスは南海岸に沿って走ります。途中のシーフォードという町もこじんまりして素敵で、妄想彼氏と週末を過ごすのにもってこいだと思いました、お天気がよければの話ですが。次回はイーストボーンからブライトン行きのバスに乗り、東側からセブンシスターズを眺めたいと思っています。
私が小学生の時「岬めぐりの~バスは走る~」という歌が流行りましたが、今聴くととても切なくて泣きたくなるような曲で、何だかこのバスルートにぴったりのような気がします。 -
向こうに海が見えて来ました、ちょっとワクワクしてきます。
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時計塔。やはりここがメインストリートなのでしょうか。
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トリニティ教会(英国国教会)当然コロナで閉まっており、拝観出来なくて残念。
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道路の向こうにプロムナードが見えて来ました。
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海辺の定番、お土産屋さん。
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子供たちが小さかった頃は、ブライトンロック(長い棒状の飴)をよく買ったものです、どこにでもある定番土産です。このビーチは砂浜ではなく石ころなのですが、何故か売られている子供の砂遊び用のバケツとスコップ。
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貝殻の詰め合わせ、私は小さい1ポンドのかごを買いました、どうも海外からの輸入品らしいけれど・・・。
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プライトンパレスピア(桟橋)が見えます、海岸もそれほど混んでいません。
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プロムナードもまだ空いています、何だかニースを思い出しますね。
Oh, I do like to be beside the sea side... -
このデッキチェアは有料ですが(3ポンド)、料金を回収する人の姿は見当たらず、皆好き勝手に動かして使用していました。
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ピアの入り口、コロナのせいで閉まっています。
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ゲートの中を覗いてみました。フィッシュアンドチップスやアイスクリームの店、ゲームセンター、土産物店などが並びますが休業中で何だかうら寂しい感じです。突端はミニ遊園地になっています。
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西にはウェストピアという別の桟橋がありましたが、ずっと以前から朽ち果てており、おまけに2・3年くらい前に大嵐のせいで崩壊してしまいました。
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何せ日陰が全くなくて暑いといったらこの上ないです・・・。
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・・・しかしこの国の常で海水は恐ろしく冷たく、それでも泳いでいる人が大勢いました。
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瀬戸内海沿岸で育った私にとって、島影が一つもないというのには違和感ありまくりです。またドーヴァーやフォークストン、ディールのようにフランス大陸が見えないのは残念ですが、代わりに遥か東にはセブンシスターズの白い崖が望めます。
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かもめが多いのにも驚きます、餌をねだって平気で近寄って来ます。
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水族館へも昔子供たちと来ましたっけ。
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この日ロンドンは気温が34度くらいでしたが、海辺のブライトンはそれよりもう少し涼しかったそうです、ほんまかいな。向こうに見える高い塔は、360度の景色を見渡せる展望台ですが、大した景観でもないと思います。白亜の海辺のホテルも休業中です。
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釣りをする地元の少年たち、何か釣れたのですかねぇ。
(次回へ続きます)
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この旅行記へのコメント (2)
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- sanhaoさん 2020/07/22 04:46:59
- 早く日常が戻って欲しいですね。
- 昨年の今頃はイギリスを放浪していました。ニュースで見るロンドンはとても寂しい感じです。早く日常が戻ってくれると良いですね。
- あつ子@セントパンクラスさん からの返信 2020/07/24 00:47:03
- RE: 早く日常が戻って欲しいですね。
- メッセージありがとうございます。本当ですね、ロンドン市内はスーパーやパブ、レストラン等は普通に開いているところが殆どですが、中心部の観光客の消費に頼っていたお店は開けても採算が合わないのか閉まったままの所が目立ちます。キャスキッズのように一度も再開しないまま全店舗閉店になったお店もあります。
先日も知り合いと「どこでもいいから旅行に行きたいねぇ〜」と話していたところです。そのうちイギリス国内で日帰り遠足にでも出掛けようと考えています。
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