2019年お盆ベネルクス3国ショートトリップ①ルクセンブルク

2019/08/10 - 2019/08/11

今年のお盆はサクッとベネルクス3国を5日間で回ります。
今回の旅のテーマは「身軽」。最近海外にはボストンバッグ＋リュックのいで立ちで旅行してますが、今回は思いっきり荷物を減らしてリュックのみで。必然的に重いカメラも持って行かなかったので写真は全部スマホ。そして写真の枚数も絞って「身軽」に。いつもなら一日300枚くらい撮っている写真を、5，6０枚くらいに抑えてみた。
結論から言うと身軽最高でした。できるならまたこのスタイルで行きたい。

8/10 sat NH215　HND-CDG　空港⇒ブリュッセル　Thalys★
8/11 Sun ブリュッセル⇒ルクセンブルク　Flixbus★
8/12 Mon ルクセンブルク　⇒ブリュッセル　Flixbus
8/13 Tue ブリュッセルl-⇒アムス　Flixbus
8/14 Wed LO266　AMS-NRT

エリア ルクセンブルク(ルクセンブルク)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

行きの便NH215は珍しく昼便で1145羽田発、1715パリ着。だいたい深夜便の朝着から乗り継ぎというパターンがどこ行くにも多かったので新鮮。今回特典航空券で、購入が遅れたからANAの深夜発フランクフルトやウィーン行きが残ってなくて、唯一残っていたパリ便にしたというのが理由。帰路はアムス発の海外発券のため、パリ～アムスの間のどこに行くか検討。ちょうどGW頃にアコーホテルの40％オフセールがやっていて、パリのホテルよりもベルギー、ルクセンブルク、オランダのホテルのがいい条件のものが沢山あったので、パリは乗り継ぎだけにしてベネルクス3国に行ってみることにした。

ANA便にて出発。プレエコ狙いだったけど、エコの非常口窓側で手を打つ。お盆初日だから仕方ない。

17時15分パリ・シャルルドゴール空港着。パリ（というかフランス）に来るのは初めて。最初はパリ3泊とかにしてパリ満喫するかな？と思っていたけど・・パリはいつでも来れるから、後回し。
空港に着いたらそのまま空港直結の列車駅へ。シャルルドゴール空港発ブリュッセル行のタリスを予約してある。20：19発なので時間つぶしでウロウロ。ここは空港ではないからトイレが有料なんだよね～少し歩けば無料のトイレが沢山なのでわざわざ空港まで行く。

シャルルドゴール空港TGV駅 駅

パリからブリュッセルまで29ユーロ。3か月前くらいに抑えたから、たぶん最安値。パリ⇒ブリュッセル⇒ルクセンブルク⇒ブリュッセルという旅程になってしまったけど、色々考えるとこのルートが一番よかった。
空港からパリの市内まで出るだけで最低13ユーロはするし、パリからルクセンブルクのルートは高い列車しかない。それを考えたら今日の夜パリに泊まって、ブリュッセル経由でルクセンブルクに行ったほうがいい。

タリスは高級？だけあって乗り心地グーでした！赤い内装がステキ。
1時間14分で、ブリュッセルMIDI駅に到着。近いな～。

ブリュッセルMIDI駅は周辺の治安が悪い・・というのを読んでいた。なんだけどここは腐ってもヨーロッパの先進国、そんなひどいことにはならないはず、今回身軽だから旅行者っぽくなくスタスタ歩いてれば大丈夫、と思ってMIDI駅からホテルまで歩くことに。一応Googleストリートビューで中心地への行き方は念入りに調べておいた。今回写真の量を減らすことにしていたので、途中の写真は撮っていないけどそこまで治安悪い感じはしなかったな。近くにサーカスか遊園地みたいなのがあって夜でも人が沢山いて怖くなかった。
MIDI駅からグランプラスを経由してホテルに行くので、途中で少し観光。
小便小僧！思ってたよりこじんまりとしてて目立たない場所にあるんだね。

小便小僧 建造物

グランプラスにはMIDI駅から20分くらいで着いた。世界で最も美しい広場の一つらしく。こういううたい文句は好きじゃないけど、確かに綺麗。割と狭い空間にギュッと詰まったギルドハウス群が美しい。

グランプラス 広場・公園

またブリュッセルには帰ってくるので、観光はこのくらいで。グランプラスから5分くらいの立地のドミ「Sleep Well Youth Hostel」に泊まる。明日また早くに出発するからドミで十分。ここはドミといってもプライバシーが守れるつくりになっていて、すごくよかった。今回久し振りに下段をアサインされたけど、ここなら上段でもよかったね。ベルギーにしては激安の29ユーロ。

スリープ ウェル ユース ホステル ホテル

次の朝。この値段で朝食もついてるというのがすごい。超おすすめドミでした。

次の日、ルクセンブルク行のバスに乗るためホテルから少し歩いたところにあるブリュッセル北駅に隣接するバスターミナルへ。
歩いているとそこら中にこの乗り物が乗り捨てられていて、もうちょっとどうにかならないか？と思う。決められた乗り捨て場所には見えないし。
帰ってから調べたら、これシェアスクーターというのか。

ブリュッセル北駅 駅

８：４０発、１１：３５着のFlIX BUSを予約してあった。
これも早めに予約してあって1５．９９ユーロ。

ルクセンブルクのP+R Bouillonというバス停に着いて、そこからバスに乗って一旦ホテルへ。ホテルは「ソフィテル・ルクセンブルク・ヨーロッパ」で旧市街からは北東に少し離れている。事前に調べてい置いたバスに乗ってホテル裏手に近いバス停で降りたが、その地域一帯が工事中で廃墟みたいになっていた。ホテルへの道も閉ざされてる。ホテルへの入り口がわからなくて、もしかしてホテルも工事中でやってないんじゃと思いながら、泣きそうになりながらかなり大回りして到着。裏道側でなくて大通り側から行けば普通にアクセス可能だったのに・・。

部屋がまだ準備できていないとのことで荷物を置いて観光へ。リュック一つしか持っていかなかったから、服や洗面用具などをバラで取り出してホテルの紙袋に入れてもらう。小さいサブバッグ持ってくればよかったな。

ルクセンブルクは人口の割にバスがいっぱい走っていて、すごく便利。わかりやすいし。乗り放題パスを買って２回以上乗ればすぐに元を取れる。
街の中心のギョーム2世広場周辺当たりからスタート。

ギョーム広場 広場・公園

ルクセンブルクは立憲君主制で「大公」が君主。世界で「大公国」と呼ばれるのはルクセンブルクのみ、だそう。英語では「Grand Duchy of Luxembourg」というのね。Duchyという単語は知らなかった。
憲法広場に移動してみる。第一次世界大戦で戦死したルクセンブルグ人を追悼する、モニュメントが。

憲法広場 広場・公園

ルクセンブルクの象徴ともいえるアドルフ橋。
うっそうとした森の中に大きなアーチを描く姿が美しい。

アドルフ橋 建造物

ノートルダム大聖堂へ。

ノートルダム大聖堂 寺院・教会

ステンドグラスの光が美しいこじんまりとした教会でした。
ルクセンブルクの国家儀式はここで行われ、大公家の結婚式もここで行われるとか。

ここから、図書館で借りた「地球の歩き方」のウォーキングルートに沿って、歩いてみる。本は返してしまったから細かくは覚えてないけれど。。
ペトリュス渓谷を眼下に見つつ、北上。
この渓谷自体が天然の要塞となって、ヨーロッパ最大級の城塞都市として発展したそう。

ボックの要塞が見えた。
永世中立国となる過程で要塞は取り壊されたが、ボックの砲台を含む一部が残ってる。ボックの砲台は地下要塞で20Kmにわたって張り巡らされている。

グルント地区でひときわ目立つサン・ジャン教会とアルゼット川。

3つの塔の門が見えたら折り返して、グルント地区と呼ばれる低地に入っていく。

グルント地区とアルゼット川。
ここらへん、通り過ぎただけだったけどローカルの人たちが集まるカフェとかパブとかあって、すごく雰囲気よさそうだった。観光客がいっぱいの旧市街を少し離れただけなのにとてものどか。

ここから城壁を見上げると、ボックの砲台の監視穴？が見えますね。

ここらへんは緑いっぱいの公園になっていて、ウォーキングしたら気持ちよさそう。
この高架橋も、アドルフ橋に負けず劣らず巨大。石でできてるのかな。
スケボーにいそしむ男子たち。

アドルフ橋を下から見上げる。
全長153メートルの石のアーチ橋は世界でも最大。
公園から階段を上って旧市街に戻り、アドルフ橋へ。

この橋には世界初の自転車専用階がある。この二段目の階がそうらしい。もちろん人も歩くことができる。

だいたい一発目の観光を終えて、いったんホテルに戻りましたー。

今日のホテルはソフィテル・ルクセンブルク・ヨーロッパ。
5つ星。ロビーに開放感ありでステキ。
エレベーターから遠い部屋の希望通りの部屋をアサインしてもらった。

Sofitel Luxembourg Europe ホテル

アコーのセールで食事つきで安かったので予約。普段なら2万近くする。ここが今回のホテルの中で一番の楽しみだった。いいホテルだと観光して外に出かけてばかりいるともったいないと思ってしまうのは悲しい私の性。

5つ星だから当たり前かもしれないけどエスプレッソマシンがあると気分上がるよね。あとミニバーのソフトドリンクは好きなのを飲んでいい。
ちゃんと直筆の手紙とともにウェルカムフルーツが置かれてた。合格。

ホテルで夕方まで一休みして、19時頃またバスで旧市街へ。ヨーロッパのこの時期の19時はまだまだ、明るい！観光しちゃうぞー。
大公宮殿。

さっき遠目から見て終わってしまったボックの砲台のほうへ行ってみる。入場はしてません。。

ボックの砲台あたりから、ペトリュス峡谷と反対側の風景。
私のホテルがある「ヨーロッパ地区」（遠くのビル群が見える場所）が見える。下に見えるのはホスピスとその庭。絵になるなー。

で、その後旧市街をウロウロして時間をつぶし、やっと21時過ぎ。ちょっと暗くなってきて、ライトアップが始まった。

21時30分でこのくらい。
もう真っ暗になるまでいるのはあきらめて、ホテルに戻りました笑
夏は観光できる時間が長いのが最大のメリットだけど、その裏返しが夜景がだいぶ遅い時間にならないと見れないということなのよね。。