ヤンゴン市内風景

2019/09/17 - 2019/09/20

漸く今回の集中UPも昨年のミャンマー編に到達。今回は業務渡航であったが、途中から単独行動となったので、空き時間を利用して市内あちこちを歩いてみた。初ミャンマーということでヤンゴンも初めてであるが、ヤンゴンも都心部を除くと良いところであった。

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL バンコクエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

日本からはバンコク乗り換えでヤンゴンへ。バンコクエアの国際線に乗るのは今回が初めて。

国内線は散々乗っていますが。

エコノミーながら食事の内容が良い。見てくれ以上に旨い。

アンダマン海が見えてきた。

茶色い水になるということはヤンゴン川か。つぅことはヤンゴンはもうすぐ。

初ミャンマー。通関では他の人を見ていると殆どの人がビザを出しているので少々不安にはなる。日本人はビザが要らないので結局さっと抜けられる。出口ですぐにSIMカードを買ってお店の人にセットアップをして貰う。にしても、ミャンマーは異様にSIMが安い。で、空港からはバスにて。

今回の宿はメルキュール・ヤンゴン・カヴァーエー。ヤンゴンでは高級ホテルになるのであろうが、居心地の良いホテルである。但し、繁華街から遠い。

今回このホテルにしたのは仕事先のすぐ近所だからである。

ホテルの裏には小さなお寺があって池もあるのだが、大量のゴミがプカプカ浮いているところで子供達が水泳。う～ん、絶対こんなところで泳ぎたくない。

チェックイン後は同僚の到着までホテル周辺の探索。

こっちでは皆傘を差して歩く習慣があるので私も同様に。これはなかなか良い。ミャンマーの強い日差しを避けられる。

でも本当に殆どの女性が日焼け止めとして有名なタナカを塗って、ロンジーを履いている。

バナナ専門店か!?

ホテル近くのカンベ駅。といってもホテルから歩いて２０分は掛かるんですが。ただ、ここまで地元の商店街を抜けて来るのでそれを見ながら歩けるのも楽しい。

ホテルのプール。海パンを持ってくれば泳げたな～。

ホテル近所の火鍋屋にて同僚と食事。

こちらはホテルでの昼食。地元民からすれば超高級ミャンマーカレー。

仕事でヤンゴン大学に行く。ミャンマー最高学府なのだが、実験室はかなり悲惨。写真を撮るのもはばかれる環境で実験をしている。

キャンパス内の大樹。

この日はインヤー湖のほとりのレストランで現地の人たちと食事。

いや、なかなかミャンマー料理は美味しいではないですか。

多分高級なレストランなんでしょうね。

ホテルに戻ってきた。恨めしくプールを眺める。

翌日は調査でヤンゴン市郊外のラインタヤ管区にあるスラムへ。

ヤンゴン川を渡る。

国道から脇道に入る。

突如として水はけの悪い街区に入ってきた。ラインタヤ管区はサイクロン・ナルギスの被災者が大挙して移り住んだことで有名。

雨上がりでもないのに道はどろどろ。町外れには駅もあるようだが、開業して数年で休止に追い込まれている。

夜に降った雨の水が溜まりっぱなし。

屋根も穴ぽこだらけだが、洗濯物があるので廃屋ではない。

きったね～な。

とにかく暑いです。

この黄色いタンクは飲料水を買うためのもの。

スラムといっても飲料水を買うだけの経済力はあるということか。

とはいえ、カビが生えて真っ黒なタンクでは水の品質は推して知るべし。

この家は池の中に建っている。

トイレは橋を渡ったところにあるが、当然ボットン式。家の下の池と同じ水に垂れ流しているだけである。

水はけが悪いですね。

この地区の小中学校を訪問。

南鮮の寄付で作られた飲用の貯水槽ということであるが、ヤンゴン大の先生がこの水はとてつもなく細菌汚染されていると言っていた。試しに私もサンプリングして培養してみたが、確かに凄まじい。こんなものを寄付する神経が信じられない。

いろんなものが寄付されていて、こちらの手押し車もEUからの援助物資。

校舎は意外と立派です。

子供達は底抜けに元気。

休み時間にはニワトリごっこ、とか何とかいうコサックダンスのような踊りをして尻餅をついた方が負け、というゲームをしていた。

学校の正門。校長先生曰く、毎日水を運んでいるが、その労働（水運びは学童の仕事）と水代がバカにならないとぼやいていた。

こちらも池の上に建つ掘っ立て小屋。

国道沿いの家。

市内に戻ります。

今日のお昼はシーフード。

こちらはかなり庶民的な店構えと味。

道すがら日本の中古車を見る。とにかく、半端ない数の日本の中古車が走っている。ミャンマーは右側通行なのだが、バスを除く車の大半は右ハンドル。タイも右ハンドルなのだが、中古車の大半は日本から来たというのは車体後部に貼ってあるディーラーや燃費のステッカーから一目瞭然。

一応数は少ないもののコンビニもある。

カンベからヤンゴン中央駅まで環状線で移動。環状線は何処まで乗っても200チャットなので、切符の始発と終着駅が同じ駅になっている。

ヤンゴン中央駅。大層立派な駅である。ここからシエダゴンパゴダへ歩いて行く。

繁華街中心部に位置するスーレーパゴダ。このお寺周辺はいかがわしい観光客引きがいるので用心して歩かねばならない。

順番としては、スーレーパゴダを見てからシエダゴンパゴダに行った方が良いかも知れない。

道すがら、あちこちに無料の給水所があるが、恐らくとても飲めたものではないであろう。

う～ん、どうにも手が出ない。

シエダゴンパゴダ入り口到着。

ミャンマー最高位のお寺らしく、とにかく長い参道を登る。屋根があるので思いの外涼しい。勿論、裸足でなければならない。

参道。

参道。

参道。

シエダゴンパゴダは参道の終点でお金を払うシステム。ここで東西南北どの参道から入ったかのシールを体のどこかに貼る。

いや、確かに凄いパゴダです。

このお寺の創建は2500年前とされていて、ほぼ伝説の世界。

地震で何度も壊れたとかで（ミャンマーって地震があるんだ）、現在のパゴダは15世紀のものだとか。

金ピカ具合もすごい。

パゴダの周囲は石張りなので、直射日光下ではとてもではないが裸足では歩けない。

塔頂部の造形もすごい。ミャンマー人のこのお寺への入れ込み具合がよく分かる。

天に向かって伸びるストゥーパ。

とにかく、日陰を探しながら歩く。

こちらの仏塔群の密集具合もすごい。

見ていて飽きません。

いや、凄いものです。

ストゥーパを見上げる。

仏塔群とともに。

空も青いので余計に映えます。

ゴージャス。

こちらの仏塔はタイル絵がはめ込まれている。

この角度から見る塔も良い。

椰子の木と一緒に。

少し日が傾いてきました。

さて、満足したのでそろそろ帰ろうかと思います。

とにかく大きい寺院だが、細工は細かい。

参道。

これからホテルへ戻ります。但し、道が分からないので、ともかく大きな通りに出ればバスは走っているでしょう。

歩道橋にはエスカレータがついているところも結構ある。但し、登りのみ。カンドージ湖のほとりにあったバス停に行ったらたまたま空港行きのバスが来たのでそれに乗ります。

バスはセドナホテルで降りますが、その向かいがショッピングセンター。日も暮れかけて来たので今日はここで夕食。

インヤー湖を眺められるお店に入る。

日式ラーメンのお店です。味噌醤油豚骨以外に聞き慣れないラーメンがあったのでそれを頼んだら青唐辛子ラーメンでした。激辛ではあるがもの凄く食が進むなかなかの味でした。恐らく海外で食べたラーメンの中では最高位かも知れない。

ヤンゴンのラーメン屋から望む夕日。

ショッピングセンターの中にはウォシュレットを売っている店もありましたが、なかなかミャンマー人が買える代物ではないでしょう。

再び、市場歩き。

タナカを塗ったおばさんが店番。

何の肉かと思いきや毛の生えたしっぽが残っていたので、これは山羊ですな。

カンベ駅のホームで野良犬に餌を与える老僧。

今度はホテルの名前の由来にもなっているカバーエーパゴダに行ってみます。

ここも小振りながら屋根のついた参道があり、土産物屋も充実しています。

象の像

このパゴダは円形です。

どのお寺も立派な作りをしています。

帰りの飛行機の機内食はミャンマー料理。明日はバンコクで会議です。