嗚呼、勘違い・・・

2020/06/14 - 2020/06/14

自分の人生の中で、ずーっと間違えて覚えていたり、勘違いしていたり、思いこんでしまっている事ってありますよね！？
（間違えているから間違っている事に気づきようがない的な）


孫に服を着せながら『孫にも衣装だな！』と悦に入っている人いらっしゃいませんか？
それ間違いですよ（笑）

エリア 日向(宮崎)

『クルスの海』なるスポットを出て車を走らせること１０分。

大御(おおみ）神社へやってきました。

『日向のお伊勢さま』と書かれています。
ならば、お行儀よくしないとですね。

普段からあまり神社仏閣は好んで見たりしないけど、日向インターへ向かうほぼライン上に位置しているので寄ってみました。

鳥居から入場して参道の右側が大御神社ですが、左側奥にも神社があります。
『鵜戸神社』です。（日南の鵜戸神宮とは別）

まずは鵜戸神社から行ってみます。

鵜戸神社は『昇り龍』で有名です。
（ガイドブックで初めて知ったんだけど）

こんな参道を２～３分歩きます。

階段を下りたところが鵜戸神社です。

こんなに急です！

それは洞窟の中にあります。

鳥居をくぐって洞窟奥に進みます。

洞窟奥に鎮座する御社（おやしろ）の前に立ち、入り口側を振り返ります。

この時の時刻は１３時頃。
この時間は絶賛逆光中です。

ファインダー越しに見る風景は、ただの白い塊でした。逆光補正を使ったけどダメでした。

左右の岩の間が「天に昇る白龍」に見えないといけないんですよ（笑）

自分自身の体を動かしながら、ちょうどソレが『白龍』に見える位置にポイントを合わせないといけないみたいです。

逆光でまぶし過ぎて、撮れているだろうと思って帰ったけど、撮れていませんでした（汗）
太った白龍が撮れていました。

今思えば、何故もっとこだわって写さなかったんだろうか・・・って感じです。

（HPから拝借した画像）

実際はこのように映らないといけないんです。

大御神社へ向かいます。

大御神社の入口

本殿

天照大神を祀った神社です。

大御神社の全体像

大海原を見渡す柱状岩を背にして建っています。

いや、一部は柱状岩の真上に建っているのかもしれません。

巌（いわお）って何だかご存知でしょうか？

小さな石（さざれ石）が長い年月をかけて堆積して固まり、大きな巨石になったものをいいます。

この写真にある巨石が『さざれ石の巌』です。

我が国の国家『君が代』の歌詞の意味を深々と考えた事がありますか？
（私はありませんでした。今日この案内文を読んでびっくりしました。）

「我が君は　千代に八千代に　さざれ石の　巌（いわお）となりて苔（こけ）のむすまで」

　細かく小さな「さざれ石」が岩のように大きくなり、苔が付くまでいつまでも平和で繁栄しますように、という意味なんだそうです。

君が代の歌詞を文字にして見る事は意外と少ないです。

これを見て自分のウンじゅう年の間の勘違いが判明しました。

『千代に八千代に』の部分
ちよに～♪　やー♪　ちよに～♪　やーは何か掛け声的なものだと思っていました。

『巌となりて～♪』の部分
　岩音なりて～じゃなかったんか～～～い！

同級生に巌（いわお）君という名前の人がいました。
きっとご両親が巌のように力強くたくましく育って欲しいという願いを込めてつけられたのでしょう。

似ているけど異なるようです。

雲行きが怪しくなってきました。

このあと、車に乗り込んだのが１４時。

乗り込むと同時に、土砂降りでした。

帰りに人生初のタビオカドリンクを飲みました。(　←　いまさら？）

普通に美味しかったです。

この旅行記へのコメント （7）

• ねんきん老人さん 2022/09/03 08:40:29

  楽しい勘違い

  　さつまおごじょさん、おはようございます。
  　いつもながら愉快な展開で、朝から楽しませていただきました。
  　前作で馬ケ背やクルスの海での「客寄せ」の低俗さについて書かれていて、おおいに共感しましたが、今回はまた愉快な「かん違い」についてあれこれ思い当たることがありました。
  　昔、なにかの記事で「シャボン玉とんだ、屋根までとんだ」というのを、屋根まで吹き飛んだと思っていた子供のことを読んだことがあり、そういう思考ができる子供の柔軟さにいたく感じ入ったことがあります。　さつまおごじょさんも、そういう思考のいたずらができる方なのですね。
  　「有名」と書かれている「昇り龍」に（ガイドブックで初めて知った）と付言されたり、巌君の命名についての親御さんの叶わぬ願いに言及されたり、読む者をくすっと笑わせるさつまおごじょさんの文才には舌を巻きます。
  　ところで、私は子供のころ、巨岩が風化によって小さく砕かれることはあっても、小石が固まって大きな岩になることはない、と教わりました。　だから「君が代」の歌詞は間違っているとも。　たしかに全国あちこちの神社に置かれている「さざれ石」を見ると小石が石灰分などによって接着されてはいますが、ひとつの「岩」ではありませんね。
  　神社の「さざれ石」を見るたびに、それがただの礫岩で、いわば小石のかき揚げみたいなものであることを実感します。　そんなものをご大層に祭り上げて客寄せに使っている神社の軽さには辟易しています。
  　それにしても「巌となりて→岩音なりて」「八千代→や～♪ちよ」には大笑いです。在日外国人ならともかく・・・。　そういうお話が作れるさつまおごじょさんには、今後とも笑いの手ほどきをずっとお願いして、私の硬く、もろくなった脳味噌を若返らせていただきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
  
  ねんきん老人

  さつまおごじょさん からの返信 2022/09/03 21:01:58

  RE: 楽しい勘違い

  ねんきん老人様
  今朝もきちんと目が覚められたようで、ほっと胸を撫でおろしました（笑）
  （ねんきん老人様は、このようなジョークを快く受け入れてくださる方と、固く信じております）
  
  > 　昔、なにかの記事で「シャボン玉とんだ、屋根までとんだ」というのを、屋根まで吹き飛んだと思っていた子供のことを読んだことがあり、そういう思考ができる子供の柔軟さにいたく感じ入ったことがあります。
  
  それをうかがって、私ももうひとつ思い出しました。
  巨人の星のアニメの主題歌で、『行け！行け！飛雄馬』という曲があります。
  その主題歌の冒頭の歌詞は、『思い込んだら〜試練の道を〜♪』で始まる事はご存じだと思いますが、この歌詞が流れる瞬間の画面では、野球部員がグランドを整地するために、かなり重量のある重りのついたローラーを必死に引っ張っています。
  私はこのローラーの事を【コンダラ】という道具であると長年思い込んでおりました。
  思い込んだら〜♪　ではなく、重いコンダラ〜♪　だと勘違いしていたわけです。
  (*´σｰ｀)ｴﾍﾍ
  
  
  > 読む者をくすっと笑わせるさつまおごじょさんの文才には舌を巻きます。
  
  何かお礼でもしなければ・・・と思わせるような褒め言葉です(^^ゞ
  必要もないマイナンバーカードですが、20000ポイントが欲しいがためにマイナンバーカードを作り、マイナポイントをゲットしました。
  元々ただで貰ったポイントです。そっくりそのまま　ねんきん老人さんにお礼に差し上げたいくらいです（笑）
  
  
  > 　神社の「さざれ石」を見るたびに、それがただの礫岩で、いわば小石のかき揚げみたいなものであることを実感します。　そんなものをご大層に祭り上げて客寄せに使っている神社の軽さには辟易しています。
  
  こ、こ、これです！　出ました、ねんきん老人節（笑）
  こんなフレーズが、読む者を愉快にさせてくれます( ´艸｀)
  ねんきん老人さんの旅行記を拝読させていただく時は、まだ読んでもいないのに笑えてくるのは何故？
  今後とも楽しい旅行記お待ちしております(^_-)-☆
  そのためには、ご飯を３食きちんとお召し上がりくださいね(^_-)-☆
  
  コメントありがとうございましたm(__)m
  

  ねんきん老人さん からの返信 2022/09/04 08:58:40

  今朝もバッチリ目が覚めました。

  　さつまおごじょさん、おはようございます。　しつこいと叱られそうですが、再返信をしないではいられない気分ですのでお許しください。
  
  　「重いコンダラ」・・・
  　ずいぶん久しぶりですが、声を上げて笑ってしまいました。　ほかに誰もいない家の中で老人が一人で声を上げて笑っているのを誰かが見たら・・・絶対にどこかに通報されますね。
  　それを読んで、またしても思い出したことがあります。
  　長男が小さい頃、何かの選挙で回っていた選挙カーに誰かが手でも振ったのだと思いますが、ウグイス嬢が「ご声援、ありがとうございます」とマイクで礼を言いました。　それを聞いていた長男が「５０００円もあげたの？」と私に聞いたのです。
  　何のことか分かりませんでしたが、「ご声援」を「５０００円」と思ったということが分かり、大笑い。　　
  　また、１０歳で子供を産んだ女性のことがテレビで取り上げられ、その女性は身体的に早熟で、３歳で初潮があったとのナレーションが流れたとき、聞いていた娘が「この人すごいよ！」と言いました。　私はあまり話題にしたくない思いでいたのですが、娘が「３歳で出張したんだってよ！」と言ったので一安心、ということがありました。
  　さつまおごじょさんのタイトルどおり、嗚呼、勘違い！ということが色々ありますね。
  
  　ご心配をおかけしておりますが、朝はきちんと目が覚めていますので、ご安心ください。
  　幸か不幸か夜間頻尿で、昔のように昼まで寝ているというような芸当ができなくなっているのです。
  　寝ていられないのだったら旅行記でも書いて、マイナポイントの横流しでもいただこうかと思いましたが、「重いコンダラ」を超えるヒット作は浮かびようがなく、今日も一日、狭い庭の草むしりで終わりそうです。
  
  ねんきん老人

• トットさん 2020/08/11 10:46:09

  タピオカは一緒ですが

  さつまおごじょさん 今日は。
  
  訪問、投票有り難う御座います。
  2020年は大変な年になりましたね。
  
  かけ声的なものと思っていたとは
  何か久しぶりに大笑いしました。
  タピオカは全く同感、普通ですね。
  
  これからも愉快な話期待しています。
  
  トット
  

  さつまおごじょさん からの返信 2020/08/12 08:20:38

  おはようございます！

  トットさん、メッセージありがとうございました。
  
  いつも絶景を見せていただいてありがとうございます。
  いつも飛び回っていらっしゃるトットさんの行動力には頭が下がります。
  
  
  > かけ声的なものと思っていたとは
  > 何か久しぶりに大笑いしました。
  
  
  そう思っていたのは恐らく自分だけじゃないと密かに思っています（笑）
  
  
  > タピオカは全く同感、普通ですね。
  
  本場のタビオカ飲みに行きたいです。
  
  
  今年は特に旅行好きには大変な年になりましたね。
  トットさんもなかなか海外へ行けなくてウズウズしていらっしゃるのでは？
  年内に終息して欲しいですね。
  
  年内に終息すると信じて来年のヨーロッパ行の特典航空券、予約してしまいました。
  行けなくて元々です。『願掛け』の意味で思い切りました（笑）
  
  さつまおごじょ

• みやさん 2020/07/05 07:26:10

  さざれ石

  おはようございます。
  君が代のさざれ石。鹿児島の人なら霧島神宮のさざれ石でご存じだと思っていました。
  それにしても、今更の勘違い。自分も勘違い、というか間違ったまま覚えてしまっていることがありそうです。

  さつまおごじょさん からの返信 2020/07/05 15:37:52

  こんにちは！

  はい。恥ずかしながら知りませんでした（大恥）
  他にもたくさんありそうです（笑）
  
  こういう事って何かきっかけがないと知り得ないですよね。
  間違っている事を分からないから、一生わからないまま終わる事のほうが多いような気がします。