岬にひろがるファンタジー　あじさいの桃源郷へ。

2020/06/14 - 2020/06/14

１週間前に東雲（しののめ）の里へ紫陽花を見に行ったものの、ほんの少し時期が早くて満開の紫陽花は見れませんでした。

満開を狙って再度東雲の里へ行こうかなと考えていたものの、どうせ行くならよりさらにグレードアップしたあじさい畑がどこかに無いものか・・・


それは、桃源郷にありました。

エリア 椎葉・門川・美郷(宮崎)

行先は宮崎県の東臼杵郡門川町（延岡市と日向市に挟まれた町）にある『桃源郷』。

元々『桃源郷』とは、現実世界からかけ離れた別世界のことで、仙人が暮らすような清らかで美しい土地を指しますね。

入場券売場の料金表では大人５００円となっていますが、手書きの紙に『本日の入場料・・・１０００円』と書いてあります。

それが何を意味しているかというと・・・『満開』『極上』『ピーク』『最高』『これ以上はもう無い』『今日来たあなたはラッキー』『この幸せ者！』『一生分の運を使い果たしたね・・』『来年も見に来いよ！』

いいよ、いいよ、払いますとも、喜んで！
たった１０００円でいいの？
２００万本のあじさいを見せてもらうっていうのに？
そんな太っ腹でいいの？

こんな看板が私の足を早歩きにさせます。
（足がもつれて転びそうです笑）

入場料を支払って順路を進んで行きます。

右側には海・・・

左側には広大なあじさい畑・・・

まだ入口なのに、すでにこの風景にノックアウトされました。

今朝は家を５時に出発する予定でした。

二度寝してしまいました（チーン！）

結局出たのは６時半でした。

ナビをセットすると、到着予定時刻は高速を使って９時半。
所要３時間です。

宮崎まで下道を行って、途中で高速に乗る設定をしてみたら、なんと到着予定時刻は同じでした。

宮崎までの高速のルートがベローンって垂れ下がり、遠回りになるんです。（自分の住まいを基準にした場合）

なので、とりあえず下道で宮崎方面へ走り西都で高速に乗りました。
（後から、宮崎西で乗るべきだった事を知る）

門川南スマートインターで降りて遠見山を目指しました。

普通これだけの公園ならば、途中途中で案内板があるけど、一切なくて不安になりました。（自分が気づかなかっただけ？）

『桃源郷岬の本当の見所は実はここではありません！！』って書いてありますよ。

自信に満ち溢れたその言葉。
この先の絶景が楽しみです。

見て下さい！
この青空っぷり。


この小高い丘からあじさい畑の全体が見渡せます。

あそこには一番最後に行ってみます。

なんとこのあじさい園、個人の方が私費で整備・管理されている私設公園なんだそう。

こんな小道を進んで行きます。

進んで行くと海が見えてきます。

天気予報では、九州一円雨マークでしたが、ピンポイントで調べたら門川は晴れマークだったので半信半疑で来てみたら、宮崎市に入ったあたりから梅雨明けした後みたいな空が広がりました。

宮崎県には神話がたくさんありますね。

アジサイとブーゲンビリア

この公園に到着したのは１０時前でした。
その時点ですでに１５台くらいの車が停まっていました。
大分ナンバーが多かったです。

コロナの事もあり、県外ナンバーなので入口で入場拒否される事も覚悟していましたが、普通に通してもらえました。

まるで絵画のような散策道・・・

紫系のあじさいが多いような気が・・・

園内では当然マスクをしていましたが、他のお客さん、半数くらいしかマスクしていませんでした。

そこそこ人がいるのですが、なるべく人が写りこまないよう撮影。

母を誘ったけど、遠いし気分がのらないようで、ひとりで来ました。

車いすで回れるかもわからなかったので。

しかし、園内の半分くらいは車いすで大丈夫です。

来年は連れて来ようと思います、

来た道を振り返って１枚。

この写真が一番気に入っています。

いやいやいや。
こんな名所があることを、何故に今まで誰もおしえてくれなかった？

碧い海とアジサイのコラボ・・・

綺麗です。

このあたりが一番の見どころだと思います。

来てよかった・・・

斜面いっぱいのアジサイ。

すき間が見えないくらいびっしりと植えられています。

３時間以上かけて来る価値ありです。

海側の展望台

なんか絵になるな～

ブーゲンビリア

紫の花をつけた木は『ジャカランタ』です。

もう花の時期が過ぎていて、かろうじてこれだけ残っていました。

アジサイ畑が見渡せる丘へ行ってみます。
来た時に下から見えた小高い丘です。

いかがでしょうか？

来た時に撮ったのに、また撮ってます（笑）

スイレンとメダカの池もあります

せっかく来たので、このあと数か所寄って帰ります。

・・・・・・・つづく・・・・・

この旅行記へのコメント （8）

• takaさん 2020/10/28 16:38:47

  凄い景色で感動しました。

  さつおごじょさん、こんにちは。
  
  　圧巻の200万本の紫陽花、見事ですね。こんなに凄い紫陽花の群落は私は初めて見ました。私も花は好きで花畑やガーデン等、自宅から近い場所をあちこち散策するのですが、紫陽花のガーデンは残念ながらそばにはありません。日帰りでドライブできる距離にこんな場所があるとはうらやましい限りです。
  
  　そして、海がきれい。こんなに高い所から海がきれいに見える展望台付きとは最高の観光スポットじゃありませんか。花だけでも絶景、海だけでも絶景、それが両方ですから一度で2倍の絶景、贅沢極まりませんね。案内板も写真入りでわかりやすい。親切な観光スポットですね。
  
  　北海道からは遠いので、簡単には行けませんがいつかはこの時季に行ってみたいなと思いました。
  
  　実は私も同居している花好きの90歳の義母がいます。幸い、近くの花畑の散策には一緒に連れていくことができます。もちろん、歩く時間や距離はわずかですが。お母様には撮影された写真をお見せするだけでも喜ばれるのじゃありませんか。
  
  　私も簡単には行けませんが、旅行記を拝見するだけのわずか何分かの時間でしたが、素晴らしい景色をじっくりと楽しめました。そして、癒されました。そして感動しました。
  　素敵な旅行記をありがとうございました。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　taka
  

  さつまおごじょさん からの返信 2020/10/28 21:26:35

  やった〜！！

  takaさん、こんばんは！
  
  日本一の美瑛の花畑を傘下に持つ（笑）takaさんに、九州のアジサイ畑を気に入っていただけて、感無量です！
  
  アジサイは梅雨のイメージですから、そもそも北海道にアジサイが咲くのだろうか・・・というところから調べてみると・・・咲くには咲くんですね。
  
  
  
  > 　北海道からは遠いので、簡単には行けませんがいつかはこの時季に行ってみたいなと思いました。
  
  お互い無いものねだりですね（笑）
  私も絶対に美瑛へ行って、あの絵のような・・・いえ、絵以上に美しい花畑をこの目で見たいと思いますが、南の果てから北の果てへは、そう簡単には行けません。
  
  
  
  > 　実は私も同居している花好きの90歳の義母がいます。幸い、近くの花畑の散策には一緒に連れていくことができます。もちろん、歩く時間や距離はわずかですが。お母様には撮影された写真をお見せするだけでも喜ばれるのじゃありませんか。
  
  私の母も９０歳です。
  ちょっと前までは、誘うと一緒に行っていたのですが、最近では撮った写真を見せるだけの事が多くなってきました。
  写真を見て『まこて綺麗かね〜』（鹿児島弁で本当に綺麗だね〜という意味）と言われると涙が出そうになります。
  takaさんは義理のお母様を散策に連れて行かれるということで・・・いいお婿さんですね。
  その情景が目に浮かぶようです。
  
  うれしいメッセージを本当にありがとうございました。
  

• akikoさん 2020/06/22 12:30:43

  あじさいの桃源郷

  さつまおごじょさん、こんにちは。
  
  あじさいの桃源郷に行って来られたとのこと。
  これほど紫陽花が無数にびっしり咲いている光景は
  見たことがありません。
  まさに素晴らしい桃源郷の景色を見るようですね。
  海とあじさいのコラボも素晴らしいです！
  
  紫陽花が見渡せる高台からの景色は花の絨毯のようですね。
  よく梅や桜の俯瞰景色は見たことがありますが、
  紫陽花は初めて見たような気がします。
  
  季節がら、睡蓮も美しく咲いていたんですね。
  ピンクの睡蓮も開花していてとても可愛い～♪
  
  おごじょさんも書かれていますが、ここは3時間かけて
  行く価値のあるスペシャルな場所だと思いました。
  
  akiko

  さつまおごじょさん からの返信 2020/06/22 21:53:39

  こんばんは！

  akikoさん、こんばんは！
  
  メッセージありがとうございます。
  
  
  > これほど紫陽花が無数にびっしり咲いている光景は
  > 見たことがありません。
  
  ２００万本ですって（笑）
  ネットでココを見つけた時２００万本と書いてあって、２万本か２０万本の間違いじゃないの？と思いました。
  でも行ってみて、入口を入った所に広場の端っこが見えないくらいに広がるとてつもなく広いあじさい畑を見て、納得しました。
  
  
  > 紫陽花が見渡せる高台からの景色は花の絨毯のようですね。
  
  そうです。
  私があの高台から夢中でシャッターを切っていると、後方から人が近づいて来て、『わー！』『すごい！！』『やばい！！！』とすべての人が感嘆の声をあげていました。
  
  
  実は私、ここを誰にもおしえたくないくらいに気にいりました。
  その一方で、早く旅行記をあげて自慢したいとも思いました（笑）
  
  akikoさんも気に入ってくださったようで嬉しいです。
  
  さつまおごじょ
  

• みやさん 2020/06/17 21:00:41

  宮崎まで

  さつまおごじょさんのフットワークの方がやはりはるかに軽いですね。
  今週末は阿久根まで行く予定があるので、東雲の里に行ってこようと思っています。

  さつまおごじょさん からの返信 2020/06/17 21:11:20

  RE: 宮崎まで

  東雲の里は、もう一度行きたかったけど行けなかったので、気になります。
  
  まだまだアジサイが咲いていたら写真見せて下さいよ！？
  

• picotabiさん 2020/06/16 15:29:46

  長い自粛のご褒美

  さつまおこじょさんこんにちは。
  写真のどれもこれもが絵画のようで惚れ惚れしました。外出自粛頑張った人にあたえられた景色という感じで。
  
  来年はお母さまも喜ばれそう。
  連れて行くの楽しみですね?
  

  さつまおごじょさん からの返信 2020/06/16 16:44:43

  こんにちは！

  picotabiさん、こんにちは！
  
  『いいね』とメッセージありがとうございます！
  
  『桃源郷』はどの角度を切り取っても絶景だらけでした。
  誰が撮っても、どんなカメラで撮っても　絵画のように撮れます（断言）
  
  母はもう９０歳なので、とにかく何事もなく来年、再来年と迎えられればいいとそれだけを願っています。
  自分ひとりだけが絶景を見た事に少し罪悪感を感じています（笑）