先日廃業したばかりの太宰治ゆかりの割烹旅館玉川と船橋市役所職員食堂へ

2020/06/08 - 2020/06/08

地元の市役所に所要があり、市役所地下にある職員食堂で昼食を食べ、そして先月末で廃業したばかりの市役所近くの割烹旅館玉川の建物を見に行ってみました。

エリア 船橋・習志野(千葉)

• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

ＪＲ船橋駅から船橋市役所に向かって歩きます。駅からは徒歩１０分ほどと正直遠く感じます。

市役所に入り、マイナンバーカードを受け取りに（注：10万円の話の前に申込み手続きを開始していましたから）。新型コロナウイルス感染症対策で受け取りは平日を指定されるとはね。ここの市役所は職員の対応は良好に感じるのだが、今回のマイナンバーカードに受け取りは役所の対応があまりにも身勝手すぎるかな。集中しないようにと受け取りは予約制なのだけど、土日はダメだとさ。

とっとと所要を終わらせて目的のひとつ、割烹旅館玉川へ。
市役所の近くだったけどとうる憶えで、場所が変わらずグーグルマップで調べたけど、廃業してしまったためか上手く検索できない。あれーと思っていたら旅館がポケモンgoのジムとなっており、訪れることが出来ました。

割烹旅館 玉川 宿・ホテル

ここの廃業は地方紙ニュースに出ていました。
太宰治ゆかりの宿として知られ、船橋市内の経済界や官公庁などの宴会目的で利用されている旅館。第一別館は1928年、第二別館は1933年、本館は1941年にそれぞれ建築された楼閣風の木造の建物です。

小説家の太宰治は一時期ここ船橋に居住し、1935年に20日余り「桔梗の間」に泊って小説を書いていたそうです。

太宰治の文学碑が入口脇にありました。
去年の６月に太宰治生誕110年を記念して造られた石碑です。

石灯籠

説明板がありますが、遠すぎてまったく読めません。

市役所の反対側に回りました。

玉川と書かれた灯籠

西側から見た建物。雨戸が空いています。

綺麗に手入れされているお庭。

奥に石灯篭が見えます。

２階の縁側、宴会で酔いが回ったら、ここに腰を下ろして風に当たりたい感じ。

楼閣風の窓ガラス

裏側の駐車場に回り南側から建物を眺めます。

駐車場の上から

わざわざ大型バス云々と書かれているからには、過っては大型バスで団体さんがここに来られていたのですね。

1960年代までは湾岸道路もなく、この建物の２階から東京湾の砂浜や漁港がすぐそばに見えたんでしょうが、埋め立てが進み今や海は１～２キロ先に。
高層マンションやビルに囲まれ肩身が狭い状態に。

ネオン管で作られた玉川の文字、夜になると煌々と文字が輝いていたのでしょうね。

格子

蘇鉄

お腹が空いてきたので、市役所に戻り職員食堂で昼食を食べることに。

市役所のモニュメント

食道は正面入口からすぐの階段を降りた地下一階にあるようです。

提供されている食事が分かりやすく展示されています。

船橋市役所職員食堂 グルメ・レストラン

営業時間はお昼は11:00～14:00。11:30からの営業開始かと思っていました。

こちらには１週間のメニュー。あれこれ悩みましたが、ワンコインの500円ランチを選択。

券売機でチケットを購入。

食堂内の様子。11:30前なのでまだがらがらです。

豚肉と蓮根の味噌炒めのＡ定食５００円。
想定していたよりもちょっとチープな感じ。後から気付いたけど箸の置き方が乱雑で恥ずかしい。お里が知られてしまう・・・

まだ市役所職員は仕事中のようで、食堂内で座っていた人にワイシャツ姿は皆無。年金生活者風の人がちらほらいました。
ここに長居は不要で、食べ終わったらさっさと出ます。