2020/06/01 - 2020/06/03
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lefty_0909さん
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現在自身所有するJALマイル残高は約75万マイルと、欧州へファーストクラスで4往復できるほど、ある意味老後資産の一端を担う残高となっていて、ステイタス目当てではなくマイル有効期限の延命目的に来年にでも"修行"をする必要があるかなと考えていたところ、コロナ禍の最中にJALによるFOP2倍キャンペーンが発表され、であればその恩恵に預かり今年中にやってしまおうと2018年以来2年ぶりのJAL修行を前倒しで決行することにしました。
コロナ禍に伴う欠航のオンパレードに何度となく予定変更を余儀なくされるも緊急事態宣言の解除を待った日程でどうにかスケジューリングが完了し、今回1日4レグを組み込んだ最もハードと思われる日程に挑んでみました。
まだ県境を跨ぐ移動は認められていないだろう!と息巻く自粛警察署の皆さま、いらっしゃいませ。
当方も以前は同署で巡査をしておりましたのでお気持ちは良く理解できます。
たしかにそのとおりであり、ましてや行き先は陸続きではない沖縄県と言うところに後ろめたさが全くないワケではありません。
ただ、上述のとおり当方にとって資産延命は謂わば生きるための最重要課題のひとつであり、それを効率良く成し遂げることが不要不急には当たらないと考えます。
また、"県境を跨ぐ"にどんな意味があるのでしょうか。
国別であればいざ知らず、感染者数を行政区分で管理するなど全くナンセンスな話だと思います。
そんなものは詭弁だと考える向きもありましょうが、一方、日常生活に於いては70時間程度の外出自粛は当たり前、緊急事態宣言下に於いては最大160時間の自宅待機をしたほどにはStay Homeの呼びかけに忠実であったことも事実です。
更に言えば、例えばこの3日間の行程が、都心部にて混雑した電車に揺られ1時間程度の通勤時間をかけ出勤し仕事を終えて帰宅する行程と比較した場合、どちらがリスクが高いのかは言うまでもありません。
ここまで読まれて不快に感じられた方はこの先ご覧頂かなくてけっこうです。
と言うワケで、以下の行程で今年二度目のJAL修行となりました。
DAY1 01JUN2020
NU47 中部(NGO)15:20 那覇(OKA)17:35
アパホテル那覇 @那覇泊
DAY2 02JUN2020
JL900 那覇(OKA)07:15 羽田(HND)09:40
JL915 羽田(HND)11:40 那覇(OKA)14:30
JL914 那覇(OKA)16:00 羽田(HND)18:30
JL925 羽田(HND)19:55 那覇(OKA)22:35
アパホテル那覇 @那覇泊
DAY3 03JUN2020
NU42 那覇(OKA)12:10 中部(NGO)14:10
概算合計 94,760円
・航空券 89,760円 (JAL)
・ホテル 5,000円 (那覇2泊)
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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コロナ禍の影響で自宅最寄りバス停からの空港直通バスが全便運休となっているため、極めて面倒ではありますが名鉄名古屋駅経由名鉄空港特急を利用しての常滑国際入りとなります。
常滑国際は現在国際線は全便欠航となっていて国際線チェックインカウンターエリアは人っ子一人いないご覧のような状況で保安検査場もシャッターを締め閉鎖されていました。中部国際空港セントレア 空港
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通常4往復設定のあるJAL常滑/那覇便も1便のみに減便され、しかもその唯一の便も往復とも昼間時間帯のフライトと修行には全く不向きです。
こうしたところが地方空港ベースの悲しさで羽田ベースが羨ましい限りです。
PBBを降りて行くと空港スタッフの方々が段幕を掲げていたので手を振って応えます。
本当にお疲れさまです!中部国際空港セントレア 空港
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もちろんこのNU47便とて修行フライトの一環には違いありませんが、あくまで"本番"は明日であり、この日は出発地点那覇への移動と言う位置付けです。
この日の機材は「首里城」特別デザイン機JA08RKでした。
その効用への極めて強い懐疑心から生まれながらのマスク反対派である自分ですが、6月からJALグループに於いても機内でのマスク着用"要請"となり、着用せず着席していたところご丁寧にもCAさんがマスクを持ってやって来ました。
こうまでされては今後ブラックリストに載せられても困るので着用しないワケにはいきませんが、機内の空気は3分で強制循環され、JALグループに於いてはソーシャルディスタンシングの観点から中間席の使用を禁止して乗客間の距離も保たれ、なおかつ機内では基本的に乗客同士が向かい合う環境にはないにも関わらず、なぜマスク着用を実質半ば強制するのか、全く理解不能です。
マスクを着用しているとiPhoneのFaceID認証が使えないことすらこの時初めて気がついたほどの反マスク急先鋒の自分にとって那覇到着までの2時間15分はいつ過呼吸で倒れるのだろうかと苦痛以外の何ものでもありませんでした。中部国際空港セントレア 空港
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実はこのNU47便搭乗前に常滑国際のJALカウンターで明日のフライトの変更手続きについて一悶着あったのですが、そこで解決できず時間切れとなり、到着地である那覇空港カウンターへと引継ぎ事項となったのですが、そこでも時間を要するばかりで解決せず…(。-_-。)
以前から常滑や那覇のグランドスタッフの業務知識の低さは認識していましたが、こうした変更手続きはコールセンターに架電するに限ります。
そんなこんなで国内線旅客ターミナル前18:15発の琉球バスにギリギリで飛び乗りました。国際通り 名所・史跡
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今回お世話になる宿はアパホテル那覇です。
那覇の定宿はほど近いホテルエアウェイなのですが、この時期「新型コロナウイルスに負けるなキャンペーンアパホテル全店 アパ直限定 税サ込2,500円」の破格値には到底抗えません。
アパ直からの2連泊予約と言うことでアパ社長カレーを1箱頂けました。アパホテル<那覇松山> 宿・ホテル
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部屋はと言えば、狭い!のひと言。
ベッドとテーブルの間など体型に寄っては通るのも困難なほどです。
そのうえAPAの"宗教本"やら様々な案内がテーブルの上などに節操なく煩雑に置かれているため視覚的にも居心地の悪さは倍加します。
格安な料金、大浴場付きなこととベッドの寝心地の良さは評価できますが、部屋の狭さ、温度調節できない空調、低過ぎる枕、セキュリティ機能のないエレベーターなど、寝るだけと割り切り1泊2,500円以下でなければリピはないでしょう。アパホテル<那覇松山> 宿・ホテル
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ホテルにいても落ち着かないので夕食がてらチラッと街へ出てみます。
時間的にはまだ20時前だったのですが、国際通りもほとんどのショップは閉店していて人通りも少なく、いつもの賑やかさは欠片も感じられませんでした。
ひと回りしたところでいつもの「いちぎん食堂」で夕食です。
200gのステーキ定食1,200円とオリオン生!
通常24時間営業の「いちぎん食堂」もコロナの影響で9~25時の短縮営業となっていました。
明日の朝食、どうしよう…いちぎん食堂 グルメ・レストラン
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ホテルに戻り大浴場へ行ってみました。
幸い誰もいなくて貸切状態!
普段自宅ではほぼシャワーのみで過ごしているのですが、なぜだか国内外を問わず旅に出ると湯船に浸かりたくなるので大浴場付きは高評価ですね。アパホテル<那覇松山> 宿・ホテル
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2日目、修行本番日。
朝ご飯は昨日那覇空港到着時に念のために購入しておいた「大東寿司」。
後日気がついたのですが、ホテルすぐ裏手の「サウザンステーキ」が朝7時まで営業していました。
そうと知っていれば当然朝ステーキだったのですが、残念!
あぁもちろん、大東寿司はハズレなく美味しいですよ!アパホテル<那覇松山> 宿・ホテル
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時間的に空港までの路線バスはまだ運行しておらず、県庁前駅まで歩いてゆいレールで空港へ。
今年から交通系ICカードが利用できるようになったのはとても便利です。
全くその気はないようですが、琉球バスなど沖縄県内の路線バスも早く対応してもらいたいものです。県庁前駅 (沖縄県) 駅
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出発までサクララウンジでひと息つきます。
と言っても少しのアルコールやソフトドリンクとおつまみがあるだけ。
国内線ラウンジの飲食は無いよりマシと言うレベルでどこも全く期待できません。那覇空港 JAL国内線 サクララウンジ 空港ラウンジ
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修行乗り1本目、JL200便JA009Dは運の良いことにF解放!
クラスJで1K席をアサインできました。
しかもソーシャルディスタンシングで隣席ブロックですからこれは快適です。
現金なもので、マスクの苦痛もこれでずいぶん和らいだような気がします。那覇空港 空港
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機内からは勢揃いしているJTAのボンQが眺められました。
尾翼にシーサーが描かれたQ100が好きだったのですが2017年に完全退役してしまったのは残念です。那覇空港 空港
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羽田空港第1ターミナルに到着し、次のフライトまで時間もあるので制限外エリアへ出てみましたが、本当にこれが羽田空港なのかと見紛うばかりの人の少なさ!
ショップも大部分がシャッターを下ろしたままで、空港全体がひっそりと息を潜めているように感じました。羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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続いてJL915便で那覇へ戻ります。
K席だったので遠目に富士山が眺められました。 -
機内では羽田空港で仕入れた崎陽軒の横濱チャーハン弁当で昼食です。
シウマイ弁当よりチャーハン弁当派なのですが、シウマイ2個だけでは少々寂しいですね。
いつも合わせ買いするミニシウマイが販売されていなかったのが痛手です。 -
慶良間諸島が見えてくると間もなく着陸です。
那覇空港も第2滑走路ができたのは良いのですが、着陸後ターミナルまでのタキシングが長いのが玉に瑕ですね。
滑走路南端にも誘導路用ブリッジを作ってくれないかなぁ。 -
那覇空港国内線ターミナル2階のコンコース、今月から多くのショップは再開していますがほとんど人はいません。
那覇空港 空港
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続いてはJL914便です。
L2担当のCAさん、感じの良いなかなか気さくな方でした。 -
駿河湾越しに夕刻の富士山が綺麗に見られました。
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そして、このフライトは羽田空港RWY16Lへの着陸と言うことで、いわゆる都心新ルートを取ります。
初めてでしたが、いやぁ、これは自分のような田舎者でも感動しますね!
完全に都心上空遊覧コースです。
左窓席A列で良かった! -
真っ向からの東京五輪反対派ですが、新国立競技場上空も通過しました。
国立競技場 名所・史跡
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六本木ヒルズやら東京タワーやら…
東京タワー 名所・史跡
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遠く東京スカイツリーを臨みつつ締めのレインボーブリッジ。
とまぁ、東京のランドマークについての知識がほとんどない自分でもそれなりに楽しめましたので在住の方などであればさらに奥深い視点から眺めることができるのではと思いました。
羽田着陸時に南風が予想される気象条件であればA席選択が良さそうです。レインボーブリッジ 名所・史跡
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次のフライトへの乗継ぎの合間にまたT1ターミナルビルを探勝してみると、5階にフォールディングバイクDAHON/TERNのショップがありました。
コロナ禍の影響か、残念ながら営業していませんでしたが、ここで買ってその後のメンテとかはどうするんだと突っ込みたくなる出店ではありますね。羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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人気のないT1ターミナル内の吹き抜け。
決して深夜早朝ではなく夕方18時半頃でこの状態。
ただ、この時間帯にも関わらず、何軒か渡り歩いてみたものの空港内の売店ではどこも弁当類は全て売り切れていておにぎりのひとつも購入できず、結果晩ご飯難民に成り下がりました。羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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空腹を抱えたままJL925便で那覇に戻り、ホテル裏手の「サウザンステーキ」で待ち兼ねた夕食です。
サウザンステーキ グルメ・レストラン
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200gのサウザンステーキは、ライス、スープ、サラダ食べ放題付きで1,000円ポッキリ!
なるほど、お店の名前はその料金に由来していたのですね。
格安だからと言って決して美味しくないワケではなく、個人的には十分満足できるクオリティでした。サウザンステーキ グルメ・レストラン
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「サウザンステーキ」でのお代わりはサラダとスープに止めて余力を残し、続いてホテルすぐ横の「めし屋げんてん」へ。
以前からこの松山交差点周辺へやって来る度にその店の佇まいが気になっていました。 -
沖縄そば650円、定番の味ですが麺にコシがあって美味しかったです。
カウンターの上に置かれたジューシーおにぎりも気になりましたが、キャパオーバーのため断念し次回へ先送りです。 -
3日目…
朝ご飯は9時開店と同時に入店した「いちぎん食堂」でBランチ。
昨夜の食べ過ぎでAランチに挑む勇気はありませんでした。いちぎん食堂 グルメ・レストラン
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「いちぎん食堂」で備え置きの沖縄タイムズを読んでいたら、チラシが挟まったままだったので本誌よりもチラシを熟読。
それらの広告は近隣スーパーのものでしたが、その中からググってみると一番最寄りだったのがこの「ユニオン」前島店。
これまで何度となく訪れている那覇市内ですが、なぜ今まで一度もスーパーに立ち寄っていなかったのかと不思議です。
と言うワケで、初めてのユニオンですから!
国内に限らず海外でも地元のスーパー巡りは楽しいですね。
ここも御多分に洩れず、次回からの来沖時には必ず立ち寄るスポットになりそうです。フレッシュプラザ ユニオン (前島店) スーパー・コンビニ・量販店
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2泊お世話になったアパホテルのチェックアウトは至って簡単。
カードキーを所定のチェックアウトポストに入れるだけでフロントに立ち寄る必要はありません。
アパホテルに関しては、繁忙期には他の近隣ホテルも遠く及ばないボッタクリ価格を提示するイメージで極力利用は避けていましたが、今回は上述↑したとおり爆安料金での利用となりその点で不満はありません。
また、今回のコロナ禍でも感染者受入れを表明するなど一定の社会的貢献度は評価できますが、残念ながら個人的にはどうしても胡散臭いイメージが拭い去れないのですよね。アパホテル<那覇松山> 宿・ホテル
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アパにせよ定宿エアウェイにせよ、本数は少ないものの、3階国内線出発フロア横付けとなるので空港へは農林中金前バス停から99番もしくは120番のバスが便利です。
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この日は南国らしい青空が広がっていました。
那覇空港 空港
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さて帰ります。
常滑国際行きNU42便はJA05RKジンベエジェット。
良く見るとエンジンカウルにも魚の絵が描かれていて微笑ましい。那覇空港 空港
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今さらながらこの日は、保安検査場、サクララウンジ入室と搭乗ゲートでApple WatchのQRコードを使ってみましたが問題なく機能しました。
ただ、QR読み取り口へかざす際に左手を180°捻ってタッチする必要があるため、不自然な動きにいつの日か腕を攣ってしまうことでしょう。那覇空港 空港
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梅雨の最中とは思えぬ良い天気、那覇空港をあとに一路名古屋へ。
CAさんに尋ねてみると、この便の乗客数は28名。
B737-800ジンベエジェットの定員165名に対し搭乗率16.97%ではこの減便も止むを得ないでしょう。 -
手前、キャンプシュワブ、辺野古岬から本部半島方面を臨みます。
その後も南西諸島の島々を美しく眺めつつも、本州に近づくに連れ梅雨前線の影響でやや揺れが大きくなってきました。 -
帰路も常滑国際からは名鉄電車と地下鉄を乗り継ぎ無事帰宅。
考えてみれば名古屋市営地下鉄に乗ったのはこれが今年2回目と言うほどにはStay Homeを実践していた自負はあります。
NU42便搭乗前に買った「ポーたま」あぶらみそ、本当は出来立てをその場で食べるべきなのでしょうが、帰宅してからの晩ご飯となりました。
この3日間で合計6レグ、総じて若干の早着となったためアクチャルは少なくなるのでしょうが、スケジュール上の搭乗時間は合計14時間50分。
特に2日目は4レグ計10時間25分と欧州片道分ほどの搭乗時間でしたが、当初の不安をよそに、JALのソーシャルディスタンシングで全て隣席が空席だったこともあり、意外にもさほど疲労感もなく無事スケジュールを消化することができました。
考えてみれば、この6レグ中一睡もしていません。
ただ単に搭乗記録を稼ぐだけの修行乗りですが、久しぶりのヒコーキはやはり楽しかったですね。
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