メキシコ　「死者の日」の6つの街めぐり⑥　モンテアルバン遺跡～オアハカ編　ちょこっとお土産披露

2019/10/29 - 2019/11/05

あっという間に最終日。オアハカ近郊のモンテアルバン遺跡を訪れた後、オアハカに戻り昼食後自由散策します。

市場でパピルペカドとオアハカチーズを購入。チーズはスモークタイプがあったので、そちらを選びました。
パピルペカド購入には手間取りました。これと同じ物と言うのがお店のカウンター外側に飾ってあってお店の人には見えなくて分かってもらえないし、英語は通じないし。スマホ翻訳という手があったのに、おばちゃん（こんな時だけ歳のせいにするという）の最終手段は現金提示。その値段のものは２種類だけだったようで、スカルで通じました。市場で長居しすぎて、博物館は駆け足になってしまいました。

オアハカの街はもっと滞在して楽しみたい街でした。オアハカが一番好きになりました。また行けるかな。行きたいけれど、残り少ない人生なので（汗）違う場所を旅するんだろうな。

エリア メキシコ

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

午前中はモンテアルバンへ。併設の博物館に入ります。
有名な踊る人々のレリーフが保存されています。
近場では、オアハカ地方博物館にも保存されています。

モンテアルバン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

踊る人と言われるものは、建造物の壁に埋め込まれていました。

現在は、戦いで捕虜になった人達への拷問などの姿という解釈なので、踊る人というより苦痛で悶絶している姿と言えます。右側は左手がないですね。。

人物の横にはサポテカ文字が刻まれています。未だ殆ど解読されておらず、捕虜にした部族の長の名を刻んだとか諸説あります。この人の頭飾りは立派そうなので位が高い人だったのでしょうね。

マリーゴールドに囲まれているのは、なんだったかな。王のレリーフだったか。。
金で装飾されたものも沢山出土されています。

色々な模様が刻まれて。右は動物がいますね。左はサポテカ文字がたくさん。

遺跡へ行きましょう。

かわいい世界遺産のプレートです。

サポテカ人が築いた祭祀場。
紀元前500年頃から建築が始まった中米最古の遺跡です。

モンテ アルバンの古代遺跡 (オアハカ歴史地区とモンテ アルバンの古代遺跡) 史跡・遺跡

そんな古い遺跡に登れるなんて本当に嬉しい。

オアハカ盆地の中にあるのがわかります。山の上を平らに整地して建築が始まりました。ミトラ遺跡も盆地の端に位置しています。良い景色です。

低くなった所も基壇の一部

一輪の花がぐ～んと首を伸ばして。2000年以上存在する場所から儚い命で何を見て何を想う？

反対側のピラミッドにも登ります。手前の建造物は、角度を変えて建てられており、天文台と考えられています。

テオティワカン遺跡より規模は小さいですが、見ごたえはあります。

太い柱でしょうか。全体像はどんなものだったのか想像するだけでワクワク。

良い風景です。

入れないところもあります。

踊る人のレリーフがある中へ。入り口は狭いのでかがんで入ります。外に並んでいるのはレプリカですが、この中はオリジナルです。

このようなレリーフを埋め込んだのは、民衆に強さを表すためだと言われています。公開されている中は狭く、入り口へ戻ります。

踊る人々のピラミッド 建造物

昔の人はどこから見ていたのだろう。

建築当時は、このような白い塗装もあったそうです。エジプトのピラミッドも然り。太陽光を浴びると神々しく、畏怖の念を抱かせたと想像できます。

たくさんの建築物を次々と造っていった歴史が垣間見れます。

地下通路か地下遺跡と思いましたが、井戸のようなものだったかと。

ここからの景色は最高です。

端にも遺跡が残っています

競技場。

4トラで読ませていただいた、夫婦で訪れた時に助けた木を再訪した話が心に残っていました。どの木だったのかなあと思いつつ、オアハカの街へ戻ります。

まずは、昼食。お店目指して街歩きです。

かわいいと思えるから不思議。

昼に見ても素敵な建物

ガイコツの動きがそれぞれユーモラスです。

ホントかわいい～。配置した人の才能に惚れる。

アルカラ通り 散歩・街歩き

見飽きない街です。死者の日に訪れて倍増。

地元の人で賑やかな場所もいいな。

サボテンと賑やかな建物

レストランへ。

迫力あります。好きです。

パピルペカドの飾り方が秀逸。

可愛い

ホットチョコレートを歌いながら棒でかき混ぜるパフォーマンスを見せてくれました。写真は注いでいる所って・・

アイスココアを頼みました。今風カップですね。今風って言葉が古いな…美味しいアイスココアです。オアハカ名物のチョコ。

崩れてしまったところの写真でごめんなさい。オアハカ名物のトラジュダスだと思いますが、アボガドも入っていて美味しかったです。一つでお腹いっぱい。一つはお持ち帰り～。美味しいんだもん。

街歩き再開です。ベニートファレス市場近くの建物。ホテルだったはずだけど、今は違うのかな。入り口には巨大な人形。

市場へやってきました。

素敵な入り口ですね

ベニートファレス市場に入ります。これを見ても参考になりませんが、広い事だけは分かります。

ベニートファレス市場 市場

オアハカチーズのスモークタイプを買った店。チーズちぎってたのにここでも上手く撮れずに終わってからの写真。情けないったらありゃしない。

市場の中でお店の人にカメラを向けて怒られている人がいたので撮っていません。
地元の人に愛されている活気ある市場でした。衣類を売っているゾーンは客も少なくて静かでしたが。
ゆっくり見て回りすぎました。
散策を続けます。

あの虫ちゃんが売られていました。チャプリネス。バッタです。写真は遠くから。
日本でもイナゴの佃煮とかあるので、アフリカで食べた芋虫よりは食べられそうですが、一匹で十分だし。

少し離れると静かな通り。

中心からはずれていくと建物は新しい感じです。
ホントは古い町はずれまで行きたかったのですが違う方向に来たみたい。

アルカラ通りに戻って来ました。お店の看板娘。コンテスト優勝だわ。

昼のカテドラル

カテドラル (オアハカ) 寺院・教会

カテドラルの裏側も歩いてみました。

ソカロの前も賑やかです

花で飾られて奇麗

中央広場 (ソカロ) 広場・公園

博物館行ってない！とここで気づく。集合時間は確かあと3～４0分後だったと記憶。自分のアホさ加減に滅入っている場合ではありません。ソカロからサントドミンゴ教会に向けて急いで戻ります。

教会横のオアハカ文化博物館へ。入場料75ペソを支払い、荷物チェック。ペットボトルが入っていたので、預けるように言われます。メキシコのチケットはどこも同じ形で表は博物館や遺跡等の写真がアトランダム。裏にスタンプが押されます。
さあ、急がねば・・
中庭です。もとは修道院でした。

オアハカ文化博物館 博物館・美術館・ギャラリー

オフレンダもありました。

奇麗な模様。創建当時のものと思われます。とにかく、展示は2階だろうと急いで2階へ上がります。

フロアを慌ただしく見て回り、一番見たかったモンテアルバン遺跡出土のヒスイのドクロを全方向からじっくり拝みます。
たくさんの出土品が展示されているので、ゆっくり回りたかった。
預け荷物を受付で受け取る時に、顔を見て、あら、もう出来てきたのと驚かれました。そりゃそうだと思います。一緒に肩をすぼめて苦笑い。

さあ、また集合場所のソカロまで戻ります。
楽しかったメキシコの旅。
最後にオアハカ空港に行く前にショッピングセンターに寄り、お買い物。

2020年夏の海外予定は露と消え去ってしまいました。
また旅行に行ける日まで、エネルギーと先立つものをためておきたいものです。
最後にちょっとだけ土産の披露です。
読んでいただきありがとうございました。

プエブラで買った芋のお菓子、カモテ。一口食べたらお茶を飲まないと食べられない甘さと聞き、警戒して食べたら思ったより甘くはなく、芋の味がちゃんとするので食べられました～。10本位入って７0ペソだったかな。。

ドクロのお菓子。どこの露店で買ったのやら。そんなに持ち歩いていないので、モンテアルバンの所かな～。街中じゃないので。砂糖で固めた白いドクロが多いですが、これはチアシードが土台でマーブルチョコみたいなのや砂糖で目や頭を装飾。1個おまけしてもらって職場の女性への土産に。中は空洞です。手荷物で帰国。目がはずれた子が一つ位で全員無事でした～。

オアハカの市場で買ったパピルペカドです。小さいので精巧ではありませんが、これ位しか飾らないかと思って。60ペソ位だったかと。

グァナファトのお洒落～な店で買ったパピルペカド。固いフェルト製のランチョンマットです。６枚セットの箱入り。チョイスできれば最高だったのですが、残念。お値段、何と!６１９ペソ?

唯一買ったマグネット。お気に入りです。
ボンボン飾りや他にも買ったのですが、誰かさんの所へ行き、手元には証拠写真もなし。

オアハカ空港に向かう途中で寄ったショッピングセンターのスーパーで。チョルーラが100円もしなくて♪何本買ったやら。空港でスーツケース広げて詰める事になるのですけど。
プラ製の皿は、３０ペソ位だったかな。
あとはチョコを購入しました。
ドライブインでメキシコのカップヌードルも購入。１０何ペソか、100円以下でした。チリ味が美味しかったです。

また、必ずメキシコへ。その時は、グァテマラ、ホンジュラス、コスタリカからパナマまで行っちゃいたい。あ～、いつの事やら。