夏の南イタリア一人旅-3　アマルフィ海岸 崖の上の街ラヴェッロ

2015/08/10 - 2015/08/10

2020年5月現在、コロナ自粛生活で暇なため過去の旅行を思い出しながらまとめています。

2015年夏、久しぶりに夏に長期旅行に出かけられることになり、南イタリアに決定。メインはアマルフィ海岸。以前にナポリから日帰りで訪れた時にラヴェッロに魅せられ、いつか夏にゆっくり宿泊したいと思っていたのです。
旅程は、こんな感じで。飛行機はナポリin&outです。
8/5　日本出発
8/6～8/7　プローチダ島宿泊
8/8～8/9　アマルフィ宿泊（8/9カプリ島日帰り観光）
8/10～8/12 ラヴェッロ宿泊
8/13　ナポリ宿泊
8/14　帰国

アマルフィを後にしてラヴェッロに移動します。ラヴェッロまではアマルフィからバスで20分ほど。標高約350mの高台に位置する小さな街です。サレルノ湾の水平線やアマルフィ海岸沿いの街を見下ろせる景色の美しい街です。
今日の夜はラヴェッロ音楽祭のリハーサルを鑑賞してきます。

エリア ラヴェッロ(イタリア)

ラヴェッロまではバスで。こんな観光客向けのバスが走っていました。夏ならではですね。

バスから見るアマルフィ海岸の景色

この崖の下のビーチにはどうやって降りるのだろう？階段だとしたら帰りがとっても大変・・・。

ラヴェッロ到着。お腹が空いたのでチェックインの前にランチ。

宿泊はこちら。ドゥオーモ広場から徒歩10分くらいかかるけれどテラスからの景色が絶景のわりに値段が手ごろということで決定。
ドゥオーモ広場から少し進むと、行く手に階段が続く・・・スーツケースを持っていくのは体力勝負だ、としばし躊躇していたら、高校生くらいと思われる地元の女子二人組が声をかけてくれ、ちょっとだけ遠回りだけど階段を使わないで行ける道があるよ、と教えてくれた。優しい。

別の日に撮影した写真ですが、こんな感じで部屋の前のテラスからアマルフィ海岸の景色が望めます。

テラスに出てみた。かなり広い！

部屋はこんな感じ。一人旅には十分すぎるくらいゆったり。

街の中はこんな感じの小道が続く

街の中心は車の通る道がないからか、猫がたくさんいた。猫好きとして嬉しい悲鳴。
以下、ラヴェッロ猫シリーズ。

クロネコ

サビネコ

ラヴェッロの中心部はこんな路地が続く。
小さな小さな街で日帰りでも十分観光できる規模です。

一つ隣の崖にある街というか村。

こんなふうに階段の横がスロープ？みたいになっていて、スーツケースを転がして歩くのにとても重宝しました。

このスロープ、3輪車が通るように作られているみたいです。

別の日に撮影した写真ですが、こんな感じで小さな三輪車がスロープ部分を下って行きました。

夾竹桃と思われる花が咲いていた

はずれにあるヴィラ・チンブローネの入り口近く。

ここを抜けるとヴィラ・チンブローネの入り口

ヴィラ・チンブローネからの眺めが私のお気に入りスポットですが入場観光は翌日に。

6月下旬から9月上旬にかけて、ラヴェッロではRavello Festivalという音楽祭が行われます。1880年にラヴェッロにあるヴィラ・ルーフォロにリヒャルト・ワーグナーが滞在し、美しい風景から着想を得て、舞台劇『パルジファル』の第二幕を作曲したと言われています。それにちなんで1953年から音楽祭が開かれるようになったそうです。
8月11日には、ヴィラ・ルーフォロの海を臨む野外ステージで「夜明けのコンサート」が開かれます。徐々に明るくなる空と、朝日を浴びるオーケストラ。一度生で聴いてみたいものです。
夜明けのコンサートは無理でも、なんと前日夕方～夜にリハーサルを聴くことができます！お値段20ユーロ。

チケットを買っていざヴィラ・ルーフォロに入場。ここはアマルフィ海岸の景色を望む美しい庭園になっています。
庭園の観光は明日ゆっくりすることにして、コンサートの舞台を目指します。

これが野外ステージ。アマルフィの海にせり出した作りになっている。朝日が昇る中、ここで聴くオーケストラは最高でしょうね。

オーケストラの方たちが準備を始めました。

すっかり夜になって演奏が始まります。ところがどっこい、途中で雨が降り出してしまって、あえなく中止となってしまいました。残念。

ドゥオーモ広場に戻って夕飯。雨が止むのを待ちます。
本場イタリアのカプレーゼ。

何かの祭日だったのでしょうか。花火が上がります。

アマルフィ海岸の夜景