InterCity ”Hobbiton Movie Set Tour”

2018/04/29 - 2018/04/29

2018年4月　随分前の旅行記ですが、コロナウィルスでどこへも行けないので、懐かしい思い出を何とか引っ張り出しながら旅に浸ることにしました。
2019年春、スペイン・カミーノの旅を途中まで終えて、それから今日まで家庭の事情も含めて３つの旅をキャンセルしました。
そして今年の７月のチロル・トレッキングの旅も２つの会社の航空券は無料キャンセルできる状況ではなく、とりあえずまだキャンセル料のかからないホテルのみ残した状態で、どうなるのか待っているところです。
４トラベラーの皆様も無念の思いでいらっしゃることでしょう。

ところで、ロード・オブ・ザ・リング、まだ小さかった子供たちと数年かけて映画館に通い、そして家族が眠った後で毎日少しづつ読んだ文庫本9冊は３ヶ月かかって読み終えました。
読み終えて本を閉じたときは、この旅の仲間たちとはもうお別れなんだとなんだか寂しさがこみ上げてしまった思い出があります。

今回ニュージーランドへ行こうと思ったのはレッド・ウッドを歩きたかったからですが、せっかくニュージーランドに行くわけですから懐かしいホビット庄に行かないわけにはいきませんよね。

レッド・ウッドはロトルアにありますので、滞在中に比較的安いInterCityのツアーで行くことにしました。ホビット村は個人の方の私有地に建てられているので、個人で廻ることはできません。
ホビット村のツアーかほかのツアーで行く方法しかありません。

数日前に道路が通行止めになるような大雨が降り、近くの量販店で急遽長靴を買ってツアーに参加しました。このかわいいお気に入りになった長靴も思い出のひとつになっています。

エリア その他の都市(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス

ロトルアのフェントン・ストリートにあるホビトン・ムービーセット・ストアー前からツアーバスは出発します。
必ず１５分前にはドライバーに参加確認をする必要があります。

予約していた午後のツアーは、１３時２０分に出発しました。

これがツアーのバスです。

出発してから約１時間くらいで、トイレ休憩も兼ねてバスはこの マタマタのi-Site に止まりました。
ここもホビット村ツアーにふさわしい建物ですね。
通常、ホビット村映画セットツアーはここから出発しますが、私たちはロトルアからのツアーなのでチェックインはしないで、休憩のみでまたバスに乗りました。

休憩後、ツアーバスはホビット村まで約15分くらいで到着しますが、その途中ニュージーランドらしい羊の群れがいるすばらしい景色を見ながらバスは走りました。

ここからホビット村の敷地に入っていくのでしょうか。

何とものどかで美しい風景でした。

川の流れにも癒されて。

遠くにホビット庄らしき風景が見えてきました。

個人の方の私有地ですから、今度は放牧されている牛にも出会いました。

バスを降りると、今度はホビット村のスタッフにバトンタッチで、よくわからないままそのままついていきました。

いつの間にかツアーは始まっていて、ほかのツアー客と一緒に進みます。

見えてきました。サムの家です。
ちょっと興奮します。

サムの家
なんだか扉から出てきそうです。

村の中にはこんな郵便受？も。

畑も野菜が収穫できそうで楽しい。

私たちを案内してくれたホビット村のガイドの方です。
説明は英語だったので、ほとんどわかりませんでしたが、楽しい方でした。

村には40戸のホビットの家があるらしく、どこもかわいくてカラフルです。

どこの家も入りたくなるような家です。

ここでは薪を作るのでしょう。

洗濯物も小さくてかわいいけど、ずいぶん汚れてしまったね。

ホビット村

これは村の井戸でしょう。

ここは何屋さんでしょうか。

近づいてみると、パン屋さんでした。

この家は唯一入って記念写真が撮れる家です。

ここにもかわいい洗濯物が。

あ！これはビルボとフロドの家。
「袋小路屋敷」
ひときわ目を引きます。

これはフロドが座っていたベンチです。

そろそろツアーも終盤に差し掛かってきました。
グリーンドラゴンへの標識が、ここで軽食を食べたらツアーは終わりです。

大きなかぼちゃが素敵なデコレーション。

これは村の掲示板？

これも素敵なデコレーションです。

こんな立て札もらしさが出てますね。

むこうに見えるのはグリーンドラゴンパブです。

グリーンドラゴンパブ

グリーンドラゴンパブの入口

グリーンドラゴンパブ内

ツアーには軽食が含まれていました。
ビーフパイと黒ビール

グリーンドラゴンパブを出て、最後はお決まりのお土産屋さんへ。

ここにはビルボの面影がありました。
"このshopで「Hobbit」の金糸の文字の刺繍のキャップと「The Lord of the Rings」の金糸の文字の刺繍の帽子を買いました。
残念ながら、キャップはこの後の9月のツェルマットトレッキングでクールに移動して、翌々日チューリッヒに向かう列車に乗るためにクールの駅で待っている間どこかへ行ってしまいました。悲しい、どこに忘れたんだろう…。"

夕方、ホビット村からバスはロトルアまで戻りツアーは終了です。
天気のいい日だったら、もっと素敵な景色が見れたのでしょうが、それでも傘を差さずに済んで何よりでした。

ニュージーランドの美しい夕日を見ながら。