2011/09/05 - 2011/09/07
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chibi-monさん
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2011年9月、1か月弱の期間で、イタリア縦断旅行をしてきました。
かなり前なのであまり参考にならないかもしれませんが、だいたい5年もたつと忘れていることに気付き、自分の記憶力の無さに軽いショックを受け、超々・個人的な記録ですが、思い出しながらの備忘録です。
1か月ほどの旅行はコレも含め過去に3回あり、今年2023年のGWに行った九州旅行記と共に順に並行して書いていこうと思います。
この旅行記は、2011.9.5~7
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《スケジュール 22泊24日》
2011年
9月5日(月)成田駅前で前泊
9月6日(火)成田9:35-ローマ15:20 ローマ17:30-ベネツィア18:35 (アリタリア航空)
ベネツィアからバスでメストレへ移動(メストレ泊)
9月7日(水)メストレからヴェネツィアへ日帰り(メストレ泊)
(続く)
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- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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2011年9月5日(月)
成田で前泊。JR成田駅西口3分の成田Uシティホテルです。
シングル、朝食無しで、5220円(2011年当時)。 -
2011年9月6日(火)
成田9:15発ーローマ15:20着
ローマ17:15発ーヴェネツィア18:20着
以上、今は亡きアリタリア便 -
成田からは時間通りに出発、1回目の機内食。10年前はまだ量が多かったな(遠い目)。
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こんな映画が最新だったんですね(カンフーパンダだ)。モニターにも時代感ある。
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合い間におやつ的な・・・・。
こういうサービスも最近はすっかり無くなりましたね。当時は、お腹が一杯なのに、また食べ物が来た的な。飛行機に乗るとブロイラー化すると考えていた。以前はこうだったなんて、今では考えられなくなりました。 -
2回目の機内食、朝食。
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時間通りローマに到着15:20。この後、トラブルが待ち構えているとは…。
フィウミチーノ空港 空港
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ゼネストでローマ空港出発3H遅れる。
ゼネストは18時で終わったようでした。
ロシア人の女の子に会う、感じのいい子だった。英語は苦手の様子だが一生懸命話そうとしてくれた(お互いに)。
ローマ空港で、日本人の男の人や、ロシア人の女の子に話しかけ、出発に時間を必死に確認した。
ロシア人の女の子は、ローマから、ベネチアで3泊、その後、マルタへ行って2-3泊して帰国するといっていた。一人旅だそう。
この頃から2013年位までヨーロッパ内の旅先でロジア人によく出会ったなあ。しかし、2014年以降はぱったりと遭わなくった。クリミア侵攻後の経済制裁のせいか…。フィウミチーノ空港 空港
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3時間ほどローマ空港で待たされようやくヴェネツィア空港行きに搭乗できた。この時、日本時間では午前1:30。遅延があると疲れます。
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1時間ほどでヴェネツィア空港着。日本時間では午前3:30になるのでグッタリ。
ベネツィア マルコポーロ空港 (VCE) 空港
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予定時間よりかなり遅れましたがイタリア現地時間では22時半というところ。なんとかまだ公共交通機関がありました。メストレ行きのバスに乗車。
そうそう、お話していたロシアの女の子は、ヴェネツィア空港でも会うことができ、その先のトランスポートの乗り場のところまで。
ヴェネツィア本島内のホテルに予約しているというので、水上バス乗り場のところでお別れでした。ちょっと寂しかったなあ。 -
メストレ駅から徒歩すぐのHotel Paris Mestre。
三ツ星ホテルです。
シングル、朝食込で2泊で171ユーロ。返金不可で予約(2011年当時)
この頃、104-110円/EUR。この円高は今思うと夢のようでした(2023年8月記)。
公式ページがありました。
https://www.hotelparis.it/ja/#/ -
実はこの時新たなトラブルが発生していた。新しく買ってキャリーに南京錠を付けていたが、成田で荷物を預けた後、移送中に鍵が歪んでしまい、開けられなくなってしまった。これから22泊の旅行だと言うのに。。。
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しかし、ホテルが24時間フロントなのが幸いしました。フロントに留守番のおじさまが!
かばんを持っていって相談したら、英語はあまり通じなかったけど、にっこり笑って、ちょっと待っててねという仕草。
なんと、ペンチを持ってきて鍵を切ってくれた。 -
新しく買った南京錠は悲惨なことになったが、おじさまにはとても感謝しました。一人旅には24Hフロントかどうかは重要です。
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2011年9月7日(水)翌朝
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こちらの朝食はなかなか充実していました。生野菜もあります。
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アップルパイみたいな(写真)右のお菓子が美味しかった。今思うとウィーンのアプフェルシュトゥルーデルみたいな(本当はこの頃はまだ一度もウィーンに行ったことがなくてアプフェルシュトゥルーデルだとは気付いていませんでしたが)。
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果物もたくさんあるのです。こちら、イタリアの★3クラスホテルにしては素晴らしい朝食です。
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メストレ駅からローカル電車でヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅へ。電車は頻繁にあって13分程の乗車でヴェネツィア・サンタルチア駅に着く。
ベネチア メストレ駅 駅
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ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅
サンタ ルチア駅 駅
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歩いて名所へ。途中にあるサン・ジェルミア教会。
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歩いて名所へ。
「リアルト橋 Ponte di Rialto:
カナル グランデ(大運河)に架かる4つの橋(リアルト橋、スカルツィ橋、アッカデミア橋、コスティトゥツィオーネ橋)の中で最も有名な橋。初期のころは木製の跳ね橋でしたが耐久性などに問題があり、1557年設計案を一般公募し、ミケランジェロを差し置いてアントニオ・ダ・ポンテの設計が採用され、石造りの橋が完成しました」
「橋の下を船が通れるように造られた長さ48m、幅22m、水面からの高さ7.5mの太鼓橋で、橋の上にはアーケードが造られ、商店があるほど大きなものです。そのため「白い巨象」とも呼ばれています。1987年「ベネチアとその潟」として世界遺産にも登録されました」リアルト橋 建造物
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リアルト橋からの眺め。いつも人が溢れている橋。
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サン・マルコ寺院(Basilica San Marco)
朝なのにもうすでにかなり並んでいました。リュックを背負っている人は、建物向かって右側方向へ通りを進んだところの荷物預かり所で預けてから、また来るようにと、脇に立っている係の人に言われていた。サン マルコ寺院 寺院・教会
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私もリュックを背負っていただけど、携帯用のペラペラの布袋を持っていたので、そこへリュックを押し込み。列を離脱しなくて済みました(ちょっとした袋が役に立つネ)。一人旅なのでまた最後尾から並ばなければいけないところだった・汗。
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サン・マルコ寺院(Basilica San Marco)へ入るために並んでいる所です。
今2023年8月にこの旅行記を書いていまして、今年のGWに行った九州旅行と並行して書いていますが、しかし海外はトラブル・想定外の連続。
国内旅行ってつくづくトラブルがなくて平和に行けますなあーって(どうでもいい個人の感想です)。
その分、国内旅行ではフォートラの旅行記で書くネタがありませんね…・苦笑 -
サン・マルコ寺院のファサードのモザイク画にはサン・マルコ寺院が
できるまでの物語が描かれています。
5枚のモザイク画がありますが、そのうち真ん中をのぞく4枚に、右から順にその
ストーリーが描かれています。
(写真にはありませんが)一番右には先ほどの聖マルコの遺骸を運び出す商人の役人たちとのシーン。その隣は、無事ヴェネチアに到着し、上陸したシーン。左の側面に紅い布がかけられた聖マルコの遺骸が描かれています。 -
ところで、この4枚目のモザイク画は他の3枚とは明らかに、毛色が違います。
ほかの3枚はモザイク画とは思えない程、
より自然な感じで描かれていますが、17-18世紀に作り替えられたものなんだそう。
この1番左のものだけが、13世紀に作られたオリジナル。 -
一番真ん中には、聖マルコの遺骸の話とは関係なく、キリストが描かれています。栄光のキリストと最後の審判。このモザイク画は、19世紀に入って作りなおされたものです。
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左から2番めのモザイク画は、ヴェネツィア総督および市民による
聖マルコ遺体歓迎、のシーン。聖職者に引き渡され、祝福されているところです。 -
サン・マルコ寺院は、守護聖人マルコに捧げられたヴェネツィアで最も有名な大聖堂です。
832年に建立され、その後1度焼失していますが、幾度もの改修を経て17世紀には現在の姿になったと言われています。
黄金にきらめく壁や天井と、祭壇には2,000個もの眩い宝石が埋め込まれた黄金の衝立があります。 -
内部は博物館になっていますが、この「馬」に心惹かれてしまいまして、調べました。
4頭の青銅の馬の起源については、ギリシャ神話の世界の太陽神アポロンの馬車として作られたものを参考に、ローマ時代に模倣して製作されたようですが、この青銅の馬がビザンツ帝国時代に首都コンスタンティノープルのヒッポドローム(馬車競技場)を飾っていたということでした。
その後、第4回十字軍がコンスタンティノープルを侵略した際の大量な略奪品の一つ。地中海の覇者になったヴェネツィアのサンマルコ寺院に戦利品として納まりました。
その後ナポレオンがイタリアを征服し、ベネチア共和国は消滅しますが、その際、ナポレオンはこの青銅の馬たちをパリへ運ばれ(船に積むために首ちょんぱされたらしい)、ナポレオンの勝利を記念するために建てられた凱旋門のトップに飾られます。
その後1815年のウイーン会議でヴェネツィアはオーストリアの支配下になり「4頭の馬」はサンマルコ寺院へ戻りました。
博物館にあるものがホンモノで、表を飾っているものはレプリカだそうで。 -
博物館から出てファサードの上へ。表側に飾っているものはレプリカのほうの4頭の馬。近くから見ると迫力があります。
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中世、ヨーロッパ各地の町では有名な聖人の聖遺物を見つけ出し、町の守護聖人とすることで町の格を上げるということが流行っていたそうです。
そして、ビザンツ帝国の勢力下にあったヴェネツィアも帝国からの独立を目指すために守護聖人を戴くための聖遺物を探していたのです。
828年、エジプトのアレキサンドリアで殉教しその地に埋葬されていた聖マルコの遺骸をひそかに買収、運び出し、ヴェネツィアに移されました。
当時アレキサンドリアはイスラム圏だったため、彼らの目をごまかすために聖マルコの遺体はムスリムが忌み嫌う豚肉の中に隠されて運び出されたといいます。
聖マルコの遺体はこれ以上無いくらいの極上の聖遺物でしたので、熱狂をもってヴェネツィア市民に迎えられました。
そして、すぐさまそれをお祀りするための大聖堂が建立されました。
これがサン・マルコ寺院であり、同時に聖マルコはヴェネツィアの守護聖人となったのです。 -
レプリカのほうの4頭の馬。
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左はドゥカーレ宮殿。随分前にツアーで来たときに中に入ったので、今回は入る用意をしていませんでした(並ぶのは避けたいので予約が必要だった)。
すっかり美術愛好家になった今思うと(2023年現在)、もったいないことをしたと・・・・。見どころは、ため息の橋、ティントレットの絵画「天国」、「黄金の階段」、「(新)牢獄」の4つだそうです。
ドゥカーレとは、イタリア語で総督のことです。海洋国家イタリアのトップである総督邸件政庁でした。ヴェネツィアの中心地サン・マルコ広場に面して建っています。創建は8世紀で、その後14-16世紀に改修されて現在の形になっています。 -
サンマルコ広場。写ってるかたのようにカフェでのんびりしたかったなあ。行きたいところが在り過ぎて時間が足りません。
サン マルコ広場 広場・公園
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2011年当時は工事中だった「ため息の橋」
16世紀に建設された歴史ある橋です。
夕方にため息の橋の下でキスをした恋人は、永遠に結ばれると言われています(迷信でしょう・笑)。かつてはドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋でした。
ゴンドラで街を散策する場合、必ず通る名スポットですが、以前にゴンドラに2度乗っているので、今回はゴンドラもパスしましたが。
調べてみると、現在(2023年現在)ドゥカーレ宮殿には通常の見学コースでは見ることができない特別なツアーが「シークレットツアー」があるそうで、カサノヴァが投獄された「鉛の牢獄」、拷問部屋なども見学できるそうです。次回はそっちに参加したい!!ため息橋 建造物
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なんとなく名所を外から眺めただけになってしまった。ヴェネツィアの雰囲気を味わいにだけ行った感じです。
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ヴェネツィアを早々に後にしたのはもう1つの街に行きたかったから。
ベネチア メストレ駅 駅
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ホテルParisへ立ち寄って少し休憩(今思うと時間がもったいないことをやってる…)。
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ホテルParisのロビー(こんな時間があったらもっとヴェネツィアに居るべきだった)。
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もう1か所行きたかった街はトレヴィ―ゾです。
写真はトレヴィ―ゾ駅。
私は主に一人旅で個人旅行へ行くようになる前に、ツアーに何回か参加して、添乗員さんの仕事をじーーーっと見て「自分でも出来るかな?」と思うようになり個人旅行に切り替えたのですが、ツアーで行った街の中にトレヴィーゾが入っていてこの街のエレガントさに魅了されてしまいました(この時のイタリアツアーで街のエレガントさに魅せられたのはトレヴィ―ゾとパルマでした)。
ただ、トレヴィ―ゾは合計3回行っているのですが、徐々に最初の感動は薄れてしまっています・苦笑。今(2023年現在)ならヴェネツィアの美術館巡りをします・爆。
この2011年頃はエレガントな街や行きかう人々を眺めているだけで楽しかったのですが(今はその趣味は無くなりました・苦笑)。徐々に旅行に求めるもの、好みって変わりますね。 -
トレヴィーゾ駅から歩いて行くと城壁や運河が現れる。
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運河の橋を渡ったところに「ブレーク」というブュッフェ式のレストランがあって、2009年に来た時はここでランチを取り、にぎわっていたのですが。今回も…と思っていましたが潰れていました、残念。2009年はヴェローナでも「ブレーク」を利用しました。
(機会があれば今頃誰トクですが2009年の旅行記を書こうと思います・笑) -
ロッジア・デイ・カヴァリエーリ
東ローマ様式の影響を受けたトレヴィーゾのロマネスク様式例。
13世紀後半のトレヴィーゾの市民隊長アンドーレア・ダ・ペルージャが、上流階級のための会合の場として建設したものだそう。 -
ここへは3回ほど行っていますが、古本市をやっているときに1回遭遇しているような。
ツアーで連れてくるトレヴィ―ゾですので、それなりに見どころもあります。 -
ロッジアの内部
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ロッジアの内部にはフレスコ画が見れます。
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ロッジアの内部にはフレスコ画が見れます。
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ロッジアの内部にはフレスコ画が見れます。
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ロッジアの内部にはフレスコ画が見れます。
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駅から歩いていくと、ロッジアの次に現れるインデペンデンツァ広場。これら中世の建物は、第二次世界大戦で被害を受け、戦後の再建だそうです。
像は、インデペンデンツァ広場のテレソナ像。
以前行った時は、絵を何枚もこの像に立てかけて絵を売っているかたがいましたが。この時はそういう方はいませんでした。トレヴィーゾの街並み 旧市街・古い町並み
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シニョーリ広場と時計塔とシニョーリ広場のポデスタ宮。
ここが中心の広場。
この中世の大きな広場の周囲には歴史的な宮殿がいくつか。トレチェント宮殿、ポデスタ宮殿、プレトリオ宮殿。
手前の写真は、隣接する三百人館のアーチで、中はカフェになっている。壁面には羽根のあるヴェネツィアのライオンのプレート。
3回行きましたが、いつ伺ってもにぎわっている光景でした。シニョーリ広場 (トレヴィーゾ) 広場・公園
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(こちらは2006年にツアーで訪れた時の写真)
トレヴィーゾはティラミスの発祥の地としても知られています。
こちらは、2006年にツアーで訪れた時に連れていってもらった発祥のレストラン。2006年訪問時は、奥まったところではなくドゥオーモまで向かう途中の表通り、、、確かサン・ジョバンニ洗礼堂が見える通りに在ったと思います。
その後、2009年と2011年にトレヴィーゾに行った際に、また伺いたいと思いツアーで辿った道を思い出しながら探しましたが見つからず・・・・。
どうやら2009年よりも前の時点でこの発祥店は無くなってしまったようです。
(「レ・ベッケリエ Le Beccherie」が発祥店と書いておられるかたが大勢いますが、そのお店がこの店の改装後のお店なのかは.....分かりません)
ここではツアーの途中の休憩場所として過ごしたのですが、この時私はコーラを注文し、椅子にこぼしてしまい…。
店員さんがすぐに来て、シミにならないようにゴシゴシと椅子を拭いてくださったのが苦い思い出(苦笑)。
この時イタリア人って綺麗好きなんだなーと思った(シミにならないようにゴシゴシ拭かなければいけないのは当たり前の事なのですが)。 -
ティラミス発祥のカフェレストランはこの辺りにあったと記憶しているのですが…。もう無かった。
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「Fontana delle Tette(おっぱいの噴水)」。
深刻な干ばつの最中の 1559 年にトレヴィーゾに建てられた大理石の像ということで、今はシニョーリ宮殿の中庭にありますが今はレプリカです。ロッジャ デイ カヴァリエリで壊れた残骸を今でも見ることができるそうですが、既にロッジャ デイ カヴァリエリは行っていますが分かりませんでした。
丁度地元の女の子たちが一緒に写真を撮っていて楽しそうでした。 -
ベネチア共和国が支配していた1559年に建てられた古代彫刻。
1797年までの間、新しい市政長に変わる度に片方のおっぱいから赤ワイン、もう一方から白ワインを出してなんと3日間市民たちに無料で振る舞っていたそう。今出ている水も飲めるそう。トレヴィーゾの街並み 旧市街・古い町並み
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トレヴィーゾのドゥオーモ。
正式名称はサン・ピエトロ大聖堂。
大聖堂の起源は 6 世紀ですが、何度か改築と再建が行われ、現在の新古典主義様式の 6 本の白い柱からなるファサードは 1836 年にまで遡ります。サン ピエトロ大聖堂 (トレヴィーゾ) 寺院・教会
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トレヴィーゾ大聖堂内部。
内部は3身廊の構成で、マルキオストロの礼拝堂にはルネッサンス期の画家、ティツィアーノが描いたフレスコ画(どれも写真が無く見落としてしまっています)。
柱のある入り口とドームを除けば、トレヴィーゾ大聖堂の外観はかなりシンプルです大聖堂の地下にある 11 世紀のオリジナルの地下室を訪れることもできます。 -
(左手前の)ピエトロ・ロンバルド(カローナ、1435c-ヴェネツィア、1515)の「祭壇」と、(奥の)アッリンゴ・ダ・ボルツァーノの墓(14世紀)
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ドゥオモ、サン・ピエトロ大聖堂
2006年のツアーでは内部には入らなかったようです。2009年、2011年に再訪したときに大聖堂内部へ入りました。
6世紀頃に起源があり、何度も再建を繰り返し、18世紀の再建後に19世紀にギリシャ神殿のようなファザードが追加され、現在の姿になったのだとか。階段の両脇にはライオン像。
1944年4月7日、ドイツ軍の爆撃を受け大きな被害を受けたので、戦後に大修復されたものだそうです。 -
シニョーリ広場から、アーチで囲まれた建物の1階が歩道になった狭い道を行くと、サン・ジョバンニ洗礼堂の鐘楼が見えてきます。隣にはドゥオモ、サン・ピエトロ大聖堂。
サン・ジョバンニ洗礼堂へは今になって入っていないと気付く(入ったかたの旅行記が無いので入れないのかも)。
サン・ジョヴァンニ洗礼堂は13世紀に建設されたものだそうです。
トレヴィーゾは長らくヴェネツィア領で、ヴェネツィア支配下の時代にこの鐘楼はヴェネツィアのサン・マルコ寺院の鐘楼よりも、規模や装飾の点で、下にしないといけないという規制を受けていたそうで。 -
(こちらは2006年にツアーで訪れた時の写真)
サン・ジョヴァンニ洗礼堂の脇の通りから、後期ゴシック様式のフレスコ画が見れます。
これは2006年にツアーで行った時に撮った写真です。この時イタリア人ガイドさんの説明があったハズなのですが…。 -
イタリア北部では、ファサードにフレスコ画が頻繁に使用されており、ヴェネトでは色が独特の特徴となっています。
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トレヴィーゾも水路の街。歩きまわていると水車があるのを見つけたり。
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人魚姫の像が。
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旧市街をシーレ川と、その支流ソーレ川が流れています。
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白鳥もいます。
中世の城壁と堀も残っています。 -
駅の手前のカフェで最後に休憩。個人で来たのは2回目ですが、いつもここで最後にカフェをいただきます。
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トレヴィーゾでのルーティン。またいつか行けるかなあ。
駅近くのDersut Caffeです。
初めて伺ってから10年以上になりますが、まだ健在のようです。 -
ローカル電車でメストレへ戻ります。2009年にもボローニャからトレヴィーゾへ日帰りで行ったのですが、2時間以上の表示の電車遅れがあり、戻るのに苦労したことがありました。機会があればこの旅行記も書きたいと思います。
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メストレ駅そばで調達したものが夕ご飯になりました。次はボルツァーノに向かいます。
【本日の反省点】
私は教会はそんなに興味が無いのですが、ヴェネツィアで美術館に行かなかったのは大後悔です。
2018年から美術展に頻繁に行くようになりましたが、2011年当時は美術にあまり興味が無かったのです。
次回の課題としましょう。
(美術にも教会にも興味が薄かった2011年。今のほうが楽しみが増えている不思議。年を取るのも悪くない....苦笑)
次回行きたい美術館・博物館を列記:
■アカデミア美術館・・・ティツィアーノ、ヴェロネーゼ、ジョルジョーネ、ティントレット、カルパッチョ、ベッリーニ兄弟、ティエポロなどのヴェネツィア派に加え、ヒエロムニス・ボス(フランドル派)もある。
英語版公式サイト
https://www.gallerieaccademia.it/en
■サン ロッコ大信徒会・・・・マニエリズムの代表的な画家の一人であるヤコポ・ティントレットが、ライフワークとして1564年から1587年にかけて断続的に手がけた装飾で天井と壁が覆われている。
■カ・ペーザロ (Ca' Pesaro)・・・クリムトの『ユディトII(サロメ)』がある。
■フォンダツィオーネ・ヴェドヴァ (Fondazione Vedova)
■プンタ・デッラ・ドガーナ (Punta della Dogana)・・・・安藤忠雄さんが内装を手掛けた。
■ペギー・グッゲンハイム・コレクション (Peggy Guggenheim Collection)・・・ブラックらの現代アート
■海洋歴史博物館 (Museo Storico Navale)・・・・ヴェネツィアの歴史を知る。
■自然史博物館 (Museo di Storia Naturale)・・・・ディノサウルス全身の化石あり。
■ゴルドーニ博物館 (Casa di Carlo Goldoni)・・・・パリで活躍した劇作家の生家。ベネチア メストレ駅 駅
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