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 「またどこか海外旅行したいなぁ~。」独り言の様に呟いた私の提案に、同級生が乗ってきた。彼は仕事が早くて、仕事の要領も良く、そ れでいて面倒見の良い3拍子揃った珍しい奴だった。高専生は中学を卒業してから5年(専攻科生は7年も)同じ学校に通っている為、外に目を向ける意識が非常に低い。他の学生とも触れ合う機会が少なく、完全に「井の中の蛙大海を知らず状態」にあると言える。しかも理科と算数の得意な人間が自然と集まる為、相対的に語学への関心が薄く、高専5年生ですら高校1年生レベルの英語の授業を受けている。英語の授業は英語のテストの為だけに受講しているので、テストが終わってしまったら構文も単語も全て忘れてしまう。そんな高専に居ながら、彼が私のこの話に乗ってきた事は正に「渡りに船」だった。<br /><br /> お互いのシンポジウム、学会、バイトの都合をすり合わせ、旅行期間は3月、最後のテストが終わり卒業式までの2週間になった。行き先については格安中華系航空会社の多く就航するアジア、そして私の「陸で国境を超えてみた い」と言う希望を優先して貰い、ベトナム~カンボジア~タイ~マレーシア~シンガポールを陸で移動する事で話が纏まった。<br /><br /> その後詳細調査を進めていった。カンボジアビザの取得方法、それぞれの国の入国手段等、お互い限られた時間であったが、要領よく旅の大枠を決めていった。卒業に必要なあらゆる成果品、論文、書類を提出し終え、翌2013年3 月5日に我々はホーチミンへ出発した。<br />

東南アジア5カ国 バックパック旅 [1/13]

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2013/03/04 - 2013/03/04

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Yohei

Yoheiさん

 「またどこか海外旅行したいなぁ~。」独り言の様に呟いた私の提案に、同級生が乗ってきた。彼は仕事が早くて、仕事の要領も良く、そ れでいて面倒見の良い3拍子揃った珍しい奴だった。高専生は中学を卒業してから5年(専攻科生は7年も)同じ学校に通っている為、外に目を向ける意識が非常に低い。他の学生とも触れ合う機会が少なく、完全に「井の中の蛙大海を知らず状態」にあると言える。しかも理科と算数の得意な人間が自然と集まる為、相対的に語学への関心が薄く、高専5年生ですら高校1年生レベルの英語の授業を受けている。英語の授業は英語のテストの為だけに受講しているので、テストが終わってしまったら構文も単語も全て忘れてしまう。そんな高専に居ながら、彼が私のこの話に乗ってきた事は正に「渡りに船」だった。

 お互いのシンポジウム、学会、バイトの都合をすり合わせ、旅行期間は3月、最後のテストが終わり卒業式までの2週間になった。行き先については格安中華系航空会社の多く就航するアジア、そして私の「陸で国境を超えてみた い」と言う希望を優先して貰い、ベトナム~カンボジア~タイ~マレーシア~シンガポールを陸で移動する事で話が纏まった。

 その後詳細調査を進めていった。カンボジアビザの取得方法、それぞれの国の入国手段等、お互い限られた時間であったが、要領よく旅の大枠を決めていった。卒業に必要なあらゆる成果品、論文、書類を提出し終え、翌2013年3 月5日に我々はホーチミンへ出発した。

旅行の満足度
4.5
交通
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
鉄道 徒歩 飛行機
航空会社
ジェットスター・ジャパン 中国東方航空
旅行の手配内容
個別手配
  •   南千歳で乗換え新千歳空港に9時前に到着した。今回2週間の東南アジアの旅を共にする友人と合流した。外気温はマイナス5℃だった。常夏の東南アジアではダウンジャケットは荷物になると考え家に置いてきたので、がくがく震えるほど寒い。

    南千歳で乗換え新千歳空港に9時前に到着した。今回2週間の東南アジアの旅を共にする友人と合流した。外気温はマイナス5℃だった。常夏の東南アジアではダウンジャケットは荷物になると考え家に置いてきたので、がくがく震えるほど寒い。

    新千歳空港 空港

  •   ジェットスター便に乗り成田空港へ向かう。タラップ車を降りると、北海道とは全く異なる春の爽やかな風が体を包んだ。東京はもう春だった。空港内バスに乗って12地過ぎに第2ターミナルへ到着した。レストランで出国前最後のご飯を食べ、中国東方航空のチェックインカウンターが開くまで、カフェクロワッサンで時間を潰すことにした。

    ジェットスター便に乗り成田空港へ向かう。タラップ車を降りると、北海道とは全く異なる春の爽やかな風が体を包んだ。東京はもう春だった。空港内バスに乗って12地過ぎに第2ターミナルへ到着した。レストランで出国前最後のご飯を食べ、中国東方航空のチェックインカウンターが開くまで、カフェクロワッサンで時間を潰すことにした。

    成田空港 第2ターミナル 見学デッキ 名所・史跡

  •   チェックインカウンターが開き、搭乗手続を済ませた。続けざまに出国審査へ。免税店街を20分ほどぶらつくが、化粧品や家電、お土産物屋ばかりで、時間を楽しく潰せる施設が少ない!これだから日本の成田は世界のハブ空港になれないのではないか。<br /><br />搭乗ゲート付近でスポットに停まる飛行機の写真を撮り、16時40分の中国東方航空MU522便に搭乗する。機材はA320 だった。離陸した後、空港の上空で300度近く大きく旋回し、日本列島をなぞるように南へ飛行した。天気がよく、今どこを飛行しているのか手に取るように分かった。今日は全国的に晴れなようだ。18時手前に五島列島の上を通過すると、東シナ海を上海に向かって飛んだ。

    チェックインカウンターが開き、搭乗手続を済ませた。続けざまに出国審査へ。免税店街を20分ほどぶらつくが、化粧品や家電、お土産物屋ばかりで、時間を楽しく潰せる施設が少ない!これだから日本の成田は世界のハブ空港になれないのではないか。

    搭乗ゲート付近でスポットに停まる飛行機の写真を撮り、16時40分の中国東方航空MU522便に搭乗する。機材はA320 だった。離陸した後、空港の上空で300度近く大きく旋回し、日本列島をなぞるように南へ飛行した。天気がよく、今どこを飛行しているのか手に取るように分かった。今日は全国的に晴れなようだ。18時手前に五島列島の上を通過すると、東シナ海を上海に向かって飛んだ。

    上海浦東国際空港 (PVG) 空港

  •   中国時間19時に浦東へ到着。人生2回目の浦東である。BB(ボーディングブリッジ)は使わせて貰えないらしく、タラップ車で降り、バスへ乗り込む。機外へ出た瞬間、東京よりも緯度が低いにもかかわらず物凄い寒さが襲った。3時間のトランジットを有効に使えればと、一度中国に入国することにした。パスポートにまた一つ、スタンプが増えた。円を元に変えるでもなく、中国初来訪の友人を案内する感じで、施設内をただプラプラした。WiFiは登録しなければ使えないものが多かった。

    中国時間19時に浦東へ到着。人生2回目の浦東である。BB(ボーディングブリッジ)は使わせて貰えないらしく、タラップ車で降り、バスへ乗り込む。機外へ出た瞬間、東京よりも緯度が低いにもかかわらず物凄い寒さが襲った。3時間のトランジットを有効に使えればと、一度中国に入国することにした。パスポートにまた一つ、スタンプが増えた。円を元に変えるでもなく、中国初来訪の友人を案内する感じで、施設内をただプラプラした。WiFiは登録しなければ使えないものが多かった。

    上海浦東国際空港 (PVG) 空港

  •   1時間が経ち、束の間の中国国内観光(とは言っても空港内)を楽しみ、再び出国手続きへ向かう。しかし、手荷物検査で問題が発生した。日本では何事も無く通過してきたバックパックの中のダウニーの洗剤200mlが、審査官に取り上げられてしまった。その場で女性の係員にジョボジョボと捨てられてしまった。保安検査場はしばしフローラルな香りに包まれた。

    1時間が経ち、束の間の中国国内観光(とは言っても空港内)を楽しみ、再び出国手続きへ向かう。しかし、手荷物検査で問題が発生した。日本では何事も無く通過してきたバックパックの中のダウニーの洗剤200mlが、審査官に取り上げられてしまった。その場で女性の係員にジョボジョボと捨てられてしまった。保安検査場はしばしフローラルな香りに包まれた。

    上海浦東国際空港 (PVG) 空港

  •  出国審査を終え、飛行機が出発するまで再びプラプラと免税店街を歩き廻った。今回の旅は本当におおまかなスケジュールしか決めていなかった。一緒に旅する友人がしっかりものだから、ということもあるけど、インド旅行の影響が大きい。元来私は超がつくほどの心配症で、見知らぬ旅先ではそれが更に強くなる。インドでは強引な客引きインド人達相手に偉く苦労し、毎日騙しに騙され軽い人間不信に陥った。その経験が大きなトラウマとなっている。<br /><br /> しかし幸か不幸か、この旅の出発まで我々はそれぞれドタバタの日々を過ごしており、入念な準備をすることもなくこうして旅立つことになった。心の底では心配が大きくも、もう1ヶ月もすれば自由の極端にない、社会人としての生活が始まってしまう。行き当たりばったりの旅でいいじゃない!必要な物はバザールで揃うし、観光客を騙すあくどい輩を見る選球眼が、インド旅行で鍛えられたか、この旅で確認してみるチャンスになる。

     出国審査を終え、飛行機が出発するまで再びプラプラと免税店街を歩き廻った。今回の旅は本当におおまかなスケジュールしか決めていなかった。一緒に旅する友人がしっかりものだから、ということもあるけど、インド旅行の影響が大きい。元来私は超がつくほどの心配症で、見知らぬ旅先ではそれが更に強くなる。インドでは強引な客引きインド人達相手に偉く苦労し、毎日騙しに騙され軽い人間不信に陥った。その経験が大きなトラウマとなっている。

     しかし幸か不幸か、この旅の出発まで我々はそれぞれドタバタの日々を過ごしており、入念な準備をすることもなくこうして旅立つことになった。心の底では心配が大きくも、もう1ヶ月もすれば自由の極端にない、社会人としての生活が始まってしまう。行き当たりばったりの旅でいいじゃない!必要な物はバザールで揃うし、観光客を騙すあくどい輩を見る選球眼が、インド旅行で鍛えられたか、この旅で確認してみるチャンスになる。

    上海浦東国際空港 (PVG) 空港

  •  上海発ホーチミン行きのMU821便は定刻よりも少し早く離陸した。まもなく機内食が運ばれてきたが、それは弁当箱に詰められた沢山のお菓子だった。りんごのドライフルーツや、ソーセージ入りにのパン、チョコウエハース、そしてなぜか激辛のたくあん。A320 の狭い機内のあちこちにたくあんの匂いが充満していた。ホーチミンまでの飛行時間は3時間だった。機内食を食べてからは殆ど眠っており、気づいたら眼科にホーチミン近郊の街の夜景が広がっていた。<br /><br /> 午前1時20分、ホーチミンのタンソンニャット国際空港に到着した。ボーディングブリッジに足をおろした途端、ムアっとした蒸し暑さが全身を包み込んだ。機内で入国カードが渡されなかったので(眠っていたため?)、入国審査の前で書かなきゃいけないかな?と思っていると、皆入国カードを持たずに入国審査へ向かっている。半信半疑ながら私達もその群れについて行くと、審査官は帰りのチケットのみ確認すると、「OK」と言い、我々をベトナムへ入国させてくれた。<br />

     上海発ホーチミン行きのMU821便は定刻よりも少し早く離陸した。まもなく機内食が運ばれてきたが、それは弁当箱に詰められた沢山のお菓子だった。りんごのドライフルーツや、ソーセージ入りにのパン、チョコウエハース、そしてなぜか激辛のたくあん。A320 の狭い機内のあちこちにたくあんの匂いが充満していた。ホーチミンまでの飛行時間は3時間だった。機内食を食べてからは殆ど眠っており、気づいたら眼科にホーチミン近郊の街の夜景が広がっていた。

     午前1時20分、ホーチミンのタンソンニャット国際空港に到着した。ボーディングブリッジに足をおろした途端、ムアっとした蒸し暑さが全身を包み込んだ。機内で入国カードが渡されなかったので(眠っていたため?)、入国審査の前で書かなきゃいけないかな?と思っていると、皆入国カードを持たずに入国審査へ向かっている。半信半疑ながら私達もその群れについて行くと、審査官は帰りのチケットのみ確認すると、「OK」と言い、我々をベトナムへ入国させてくれた。

    タンソンニャット国際空港 (SGN) 空港

  •  今日は空港の中で夜を明かすと決めていた。ひとまず到着ロビーにある唯一開いていた両替所で5000円だけ両替することにした。レートは1円=221.99ドン。5000円は110万9000ドンになった!何だかとっても大金持ちになった気分だった。外に出てみようかと、到着ロビーから外へ出ると、深夜遅くにもかかわらず、お決まりのタクシードライバーの「ミスター?タクシー?」口撃が始まる。しかしインド人ほどしつこくなく、一度「No thanks」といえば、それ以上言い寄っては来なかった。<br /><br /> 到着ロビーのあるグランドフロアから1Fへ上がってみる。レストラン街を歩くも、既に殆の店が閉まっており、出しっぱなしになったカフェの椅子やソファに眠っている人が大勢いた。我々も同じようにここに泊まることに決めた。コンセントの近くを確保し、水500ml2本を44000ドンで購入した。空港内ではWiFiが自由に使えるという情報を聞いていたのだが、伝播を求めて探しまわるが見当たらない。仕方なく寝床に戻り日記を書く。明日早朝に空港を出てホーチミンを出発、カンボジアの国境を超えてプノンペンへ向かう。

     今日は空港の中で夜を明かすと決めていた。ひとまず到着ロビーにある唯一開いていた両替所で5000円だけ両替することにした。レートは1円=221.99ドン。5000円は110万9000ドンになった!何だかとっても大金持ちになった気分だった。外に出てみようかと、到着ロビーから外へ出ると、深夜遅くにもかかわらず、お決まりのタクシードライバーの「ミスター?タクシー?」口撃が始まる。しかしインド人ほどしつこくなく、一度「No thanks」といえば、それ以上言い寄っては来なかった。

     到着ロビーのあるグランドフロアから1Fへ上がってみる。レストラン街を歩くも、既に殆の店が閉まっており、出しっぱなしになったカフェの椅子やソファに眠っている人が大勢いた。我々も同じようにここに泊まることに決めた。コンセントの近くを確保し、水500ml2本を44000ドンで購入した。空港内ではWiFiが自由に使えるという情報を聞いていたのだが、伝播を求めて探しまわるが見当たらない。仕方なく寝床に戻り日記を書く。明日早朝に空港を出てホーチミンを出発、カンボジアの国境を超えてプノンペンへ向かう。

    タンソンニャット国際空港 (SGN) 空港

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