2020年オーストラリア自然探求の旅【グレートオーシャンロード編】

2020/01/25 - 2020/02/01

メルボルンに移動した翌日の1月29日は一度訪れたかったグレートオーシャンロードへ向かいました。レンタカーで行くか、ツアーに参加するか迷いましたが、ツアーの方が効率的にスポットを巡れるのではないかと思い、Mr john Toursに参加することに決めました。イタリー系オーストラリア人のMr johnが経営する旅行会社で参加して正解でした。当日のガイドは彼の息子さんで、お母さんが日本人であることから日本語も非常に流暢で、丸一日のロングランのツアーでしたが、時間を忘れてしまうくらい楽しい一日となりました。
グレートオーシャンロードの12人の使徒の近辺は南極海に突き出た渓谷が多く、ミスチルのTomorrow never knowsのミュージックビデオが撮影された渓谷があります。興味のある方は、YouTube等でご覧になってみてください。

エリア グレートオーシャンロード周辺(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩

ピックアップは、宿泊ホテルより歩いて数分のホテルのエントランスに7時50分でした。エントランスには色々なツアーに参加する人でごった返していましたが、集合時間が過ぎても一向にガイドが来ない。これは騙されたか？そんな訳ないだろう。20分くらい遅れてガイドのジョーが笑顔で現れました。フリーウェイが混んでいたみたいです。無事出発して、ガイドの自己紹介（お父さんはイタリー系のオーストラリア人、お母さんは日本人、ロンドンとメルボルンの三菱UFJに勤めていたこともある。）、続いてツアー参加者の自己紹介、自分の自宅に近い会社に関係する方が1名おみえになりローカルな話になりました。殆どの方が全豪オープンテニス目的みたいでした。現地留学生1名、リタイアされた方1名を含む合計10名のツアーでした。1時間程のドライブ後にウィンチェルシーという町で休憩しました。コヒーブレイクかと思いきや、なんとクッキーと麦茶がでてきました。自家製の様で久しぶりに麦茶をいただきました。

最初にロックアードゴージを訪れました。
1878年6月1日にイギリスの船ロックアード号がオトウェイ岬の灯台の灯りを濃い霧により見失ない難破し、54人の乗員乗客の内、生き残ったのは、15歳のトム・ピアスという男の子、18歳のエバ・カーマイケルという女の子だけだったそうです。

ロックアード ゴージ 自然･景勝地

ロックアードとは難破船の名前、ゴージは峡谷（切り立った断崖絶壁に微かに開いたところ）から、ロックアードゴージと名付けられたそうです。
宮崎駿監督のアニメ『紅の豚』の主人公ポルコ・ロッソのアジトのモデルになったとも言われています。

ロックアード ゴージ 自然･景勝地

亡くなった52人の墓が今でも難所と言われたこの海岸を見守っています。

ロックアード ゴージ 自然･景勝地

鍾乳洞の様な岩にはトムが助けを求めて登った際の日付が残っています。
よくこんな岩を素手で登ったものだと感心しました。

ロックアード ゴージ 自然･景勝地

上から眺めるとこんな感じです。写真撮影スポットです。

ロックアード ゴージ 自然･景勝地

車で12人の使徒へ移動しました。
12人の使徒（TwelveApostles）のサインです。
時間がある方は、この先から12アポストルズヘリコプターズに乗り、上空から眺めるのも最高かと思います。

12人の使徒 自然･景勝地

インフォメーションセンターの壁に案内図がありましたが、後からこの地図が疑問の種となりました。トイレはこちらでご利用ください。

12人の使徒 自然･景勝地

グレートオーシャンロードの最大の見どころである12人の使徒（TwelveApostles)
ザ・トゥエルブアポストルズです。南極海にそそり立つ奇岩群は、陸続きであったライムストーンが波や風により侵食されてこの様な不思議な奇岩群になったそうです。海から突き出した12の岩が余りにも神々しかったことからキリストと12人の弟子達になぞられて12人の使徒と名付けられました。しかし、今なお年に2～3センチ程侵食が続いており、岩は名前にある12もありません。
カモメがたくさん飛んできました。クラッカーを持っていけば良かった？そんなことをしては駄目ですね。

12人の使徒 自然･景勝地

12の岩が無い話の続きですが、元々12の岩は無く、9しか無かった岩を観光事業の目的で12人の使徒と名付け、その後2005年の崩壊により、8つの岩が残っている様ですが、案内板には7つの岩しか表示されておらず、何でかよくわからない？？

12人の使徒 自然･景勝地

展望ポイントまでは、木造の遊歩道で繋がっていました。
インフォメーションセンターからは徒歩約15分です。

12人の使徒 自然･景勝地

展望ポイントに向かう途中に岩についての説明がありました。一番手前の小さな岩は2005年にGone消失してしまったそうです。

12人の使徒 自然･景勝地

展望ポイントに上る途中にキャッスルロックが見えました。

12人の使徒 自然･景勝地

展望ポイントからはギブソンビーチ（遊泳禁止）が見えました。ギブソン階段があり、ビーチに下りて第1使徒を眺めることができます。
但し、ビーチからですと第2使徒は第1使徒に隠れて見えないそうです。

12人の使徒 自然･景勝地

グレート・オトウェイ国立公園内にあるグレートオーシャンウォークと呼ばれる遊歩道はトレッキングに最適です。国立公園を抜けて海洋国立公園を見下ろす風光明媚なトレッキングコースは、この後訪れたリゾート地のアポロベイから12人の使徒のすぐ近くまで約91キロに及び、テントを持って1週間くらいで走破できるそうです。お薦めのベストコースは、ケープ・オトウェイからエール川への10キロのコースです。オーストラリア屈指の無人ビーチ『ステーションビーチ』へ立ち寄ることもできます。片道約4時間なのでトライするには手頃です。

グレートオトウェイ国立公園 国立公園

キャッスルコーブへ向かう歩道です。

グレートオトウェイ国立公園を抜けて、最初に海に接近するポイントがここがキャッスルコォゥヴです。
ここは風が非常に強いので、帽子等が飛ばされない様に注意が必要です。

グレートオーシャンウォークの標識です。
サインを見落とさなければ迷うことはありません。

反対側はこんな景色でした。

左手にはアンガス牛がいました。
急にお腹が減ってきました。気づけば13時をまわっていました。

道中で偶然野性のコアラを見つけました。

こんな感じで眠っていました。

リゾート地のアポロベイで昼食をとりました。ここはレストランも多く、シーフードレストラン、和食レストランもある人気の観光地です。

アポロベイ ビーチ

Wavesというレストランでイタリアンサンドウィッチをいただきました。
この店はボリュームがある料理が多く、ヴィーガン料理やベジタリアン料理もありました。
営業時間は、9時から17時までです。

アポロベイ ビーチ

サーフショップもありました。

アポロベイ ビーチ

泳いでいる方もみえました。
先に見えるのはアポロベイハーバーです。

アポロベイ ビーチ

アシカのモニュメントです。

グレートオーシャンウォークのモニュメントです。
ここが起点であることのプレートがついていました。
この先には、ビジターインフォメーションセンターがあり、買わなかったですが、中にはお土産も売っていました。

アポロベイ ビーチ

ケープパトンロックアウトポイントです。
断崖絶壁の景色を眺めることができます。

駐車場のコンクリート壁の隙間を抜けると、柵の無い絶壁にでます。
高所恐怖症の方は遠慮した方が宜しいかと思います。

ケネットリバーの入り口の案内図です。
この村はかなりの高確率でコアラに出会えます。

野性のコアラや鮮やかな色をしたキンショウジョウインコ、アカクサインコがいました。昔はインコの餌付けもされていましたが、今はダメだそうです。
インコは頭の上に乗ってきたりします。ここはコアラの数よりはるかにインコの数が多いですが、木の上を探すと野性のコアラを見つけることができます。

コアラスリーピングトゥリーです。

ワイ・リバーにあるワイビーチです。
ワイ・リバーホリデー・パークではキャンプもできます。
ホテルやコンビニ、電気自動車の充電スタンドもあります。
この辺りは、2015年12月27日に大規模な森林火災が起き、住宅が100棟余り全焼しています。

海は結構波が高く、潮の流れが速いので注意が必要です。

セパレーション・クリークです。
この辺りには奇抜な外観のホテルがあります。

グレートオーシャンロードで1番大きな町のローンです。

トイレ休憩でこの店に寄りました。アイスクリーム屋さんのフルーツオブザフォレストです。
外の公衆トイレに入る際には、暗証番号が必要で店舗で番号を教えてもらって入ります。

店内はこんな感じです。店員もフレンドリーでした。
注文の仕方は、バスキンロビンス（サーティワン）とかと同じで、カップかコーンを選び、アイスの種類とシングル、ダブル、トリプルを伝えるだけです。
営業時間は10時～17時です。
ツアーのメンバーが支払い金額を間違えられて揉めた結果、無事笑顔で返金されて解決しました。おかしいと思ったら、妥協しない事が大切ですね？

マンゴージェラードです。

イースタンビューにあるグレートオーシャンロードにあるメモリアルアーチです。
このアーチは第一次世界大戦中にこの道路建設に携わった約3000人の方を偲んで建てられたそうです。
ここがスタート地点と思いきや、実際はメルボルン方面へ進んだトーキーという町がスタート地点となります。

グレートオーシャンロードの建設過程の説明です。

グレートオーシャンロードを建設した兵士についての記念プレートです。
重機の無かった時代なので、つるはしやダイナマイトを使って全て人の手で建設したそうです。

グレートオーシャンロードを建設した方を讃えるモニュメントです。
つるはしで岩を砕く様子が描かれています。

メモリアルアーチから豪邸が見えました。
こんなところで生活してみたいなぁ～

アングレシー・ゴルフクラブです。
中には入れませんが、柵越しに野生のカンガルーを見ることができます。
定期的な見学ツアーもある様で、大人1人につき12.5ドルだそうです。

サウスサイドビーチです。
ここのビーチは波が高いので、経験が豊富な方のサーフィンスポットです。
ベルズビーチは、世界的なサーフィンの大会が行われる事でも有名です。
タンデムパラグライダーの絶好の場所にもなっています。

風の具合があるのか、なかなか飛ばなかったのですが、やっと飛びました。

20時過ぎにメルボルンに戻り、夕食は何にしようか迷いましたが、ぐるぐるシティをまわっているうちに疲れてしまい、ラーメンが食べたくなり、チャイナタウンの近くにある博多元助に入りました。

博多元助 和食

豚骨ラーメンがメインの店で、営業時間は、11時30分～20時までです。
日本ではつけ麺専門店だったと思いますが、日本の店とは少し違うというか博多一幸舎ですね？
オーストラリアでは、6店舗を展開しているみたいです。
ラーメンは15ドルから24.5ドルくらいで、サイドメニューで餃子、唐揚げ、枝豆、野菜コロッケ、チキンカツ、ごはん物は、カレーライス、チャーシューごはん、スチームライスがあります。
注文は、メニュー表にチェックを入れて、店員に渡します。
doordashやbit.ly、deliverooの出前サービスもあります。

博多元助 和食

シグニチャトンコツにスペシャルトッピングを注文しました。
23.5ドルでした。替え玉は2ドルでした。

博多元助 和食

餃子は、5ピースで5ドルでした。
あれ？4ピースしか無いぞ！1ピースチョロまかされたのか、1ピースは腹に入ってから写真を撮ったのか？憶えがない。今更ですが（笑）
海外は結構アバウトなところがあるので注意が必要で、気づけばその場でクレームをすることですね？たとえ餃子1ピースでも・・・。

博多元助 和食