2017/11/06 - 2017/11/10
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fudekagePaPaさん
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「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
2017年 中国、北京 第2弾。
〇 2017年11月 6日(月) 広島→北京
〇 2017年11月 7日(火) 北京
● 2017年11月 8日(水) 北京
● 2017年11月 9日(木) 北京
● 2017年11月10日(金) 北京→広島
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今日も抜けるような青空である。
頭髪も抜けるような気配である。
同じような言葉でも随分印象が違う。
朝の光の中、天壇公園にやってきた。まだ動いてなかった売店のエスプレッソマシーンを動かしてもらい、飲みながら歩く。
世界遺産の回廊で、お年寄りがポーカーに興じている。そのトランプグループが、祈年殿まで続き、勝った負けたの大はしゃぎで微笑ましい。 -
ここ祈年殿は、私が幼少の頃、角川漢和中辞典に挿し絵として載っていた。
(まだ、日中国交正常化の前だったので、写真がなかったのか?)
その挿し絵を見て、fudekagePaPa少年は、当時、訪れることが不可能だった中国に、想いをはせていたのである。
妻: 『小学生のころから漢和辞典マニアだったんだ~』天壇公園 広場・公園
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五十数年の時空を超えて、挿し絵の場所にやってきたのだ!
それにしても天壇公園は広い。
東門から入り、南門に抜けるまで何キロ歩くんだろう。
お昼が近づいたので、バスに乗って王府井へ移動する。 -
王府井にやってきた。ここは、中国の銀座と言われている場所である。
しかし、私は、銀座にも、中国の銀座にも縁がないので、王府井小吃街へ向かう。
注意:次のページはサソリの写真です。王府井大街 散歩・街歩き
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小吃街に入ったとたん、生きたサソリやら、整列したムカデが私を迎えてくれる。
ただ、黒いクモを咥えた写真を妻に送ると
「日本に帰ってくるな!」と言われそうなので、じっと我慢の子であった。
昔、中国旅でサソリを食べた経験のある息子たちに聞くと、「エビよ~」と言っていた。 -
北京名物と書かれていた『炒肝スープ』を食べてみる。
羊の内臓独特の噛み応えはあるが、臭みはあまりなく食べられる。
売り口上を叫びながら呼び込みをしたり、活気のある小吃街だった。王府井小吃街 その他の料理
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午後は胡同を見に、什刹海を回ってみる。
昔ながらの細い路地が残っていて、生活の匂いと、観光用におしゃれした姿が入り混じったよい街だ。
湖の周りを巡る人力車もたくさん走っている。
この湖は人口湖で、掘り出した土で、故宮の北の景山を作ったらしい。
恐るべし中国。什刹海公園 広場・公園
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おやつにヨーグルトを食べる。北京はヨーグルトが名物らしく、そこかしこで飲める。陶器の入れ物で、レトロなマークがかわいい。
ここから、故宮へ行ってみるがクローズ。
景山公園へ回ってみるが、ここもクローズ。なぜ?
そうこうしていると、私の周りにテレビカメラが集まってきた。
やっと私の訪中の目的が、習近平との会談だということが、マスコミに伝わったのだろうか。 -
ところが、テレビカメラは、目の前を通る黒い車列を撮り始めた。
「おいおい、そっちじゃない! 私はここにいるぞ。」 -
黒い車列は、故宮北門から中へ入っていった。NHKがいたので聞いてみると、
「トランプ大統領が故宮に入った。」とのこと。
そうか、それで習近平は、私との会談をキャンセルしたのか、。
それにしても物々しい行列だった。
同じトランプグループでも、天壇公園のトランプグループとは平和度が違うな。神武門 史跡・遺跡
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今日はもう、私と習近平との晩餐会はなさそうなので、前門大街に戻って夕食を食べよう。
口コミで美味しいと書かれた肉まんを買い、 -
口コミは当てにならんな~というのを確認した。
これ、あと4個もあるけど、どーするん。
日本のコンビニの実力をまざまざと見せつけられた気がした。 -
口直しに『老北京炸醤麺』を食べてみる。
これを混ぜ混ぜして食べるのだが、目の前のおじさんが、「ラー油をたくさんかけて食べろ。」と言う。
ラー油を少しかけて食べると、「あれ、これ韓国のジャージャー麺のオリジナル?」という味だった。 -
デザートにフルーツを取り合わせてもらう。
旅行中、果物を食べられるのは幸せだ。 -
ヨーグルト屋で3本買って、ホテルでチューチューする。
毎日同じ店で買っていると、顔を覚えてくれて、ちょっと会話ができる。
これも旅の楽しみだ。 -
さあ、今日は、いよいよ故宮へ乗り込む。
外国人用のチケット売り場が解らずウロウロする。
(IHさんの「天安門、故宮博物院へ」
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/58/84/18/src_58841810.jpg?1552598461
に出ているので参考にしてください)天安門 建造物
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巨大としか言いようがない!
昨夜のニュースで、私との晩餐会をすっぽかした習近平さんと、トランプさんが、ここで手を振っていた。
本当なら、私と習近平さんとが手を振る予定だったのだが… -
そりゃあここに立ったら、世界の中心に君臨した~って思うだろう。
皇帝に生まれなくてよかった。 -
故宮の東側を北上してみる。
側室の部屋をのぞいてみたり、 -
時計博物館をのぞいたりしたが、台北の故宮博物院とは内容が違う。
国民党と共産党との内戦の中、よくぞお宝を持ち出してくれた、蒋介石。
そうでなかったら、世界中に故宮のお宝は散逸してしまっていただろう。
文化大革命の時に、歴史的なものを壊して、貴重なものが残っておらず、今になって観光用に張りぼてを作っている中国の姿を見ると、残念でならない。 -
さて、故宮の北門(神武門)を出て、昨日登れなかった景山に登ってみよう。
前述したように、什刹海を掘った土で作った人工山だ。景山公園 広場・公園
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いいな~
ここは来年、絶対妻を連れて登るぞ! -
遅いお昼ご飯を食べに、王府井に戻ってきた。
用のないはずのデパートの入り口を見てみると、「美食広場」の簡体文字が。
これって、フードコートじゃないの? 地下に降りてみると… 正解。
色々な食堂の中で、小吃屋を発見。
豚軟骨炊き込みご飯、マーボー豆腐、ホウレンソウをチョイス。ご飯の下に隠れていた小芋がおいしかった~ ここも来年、妻を連れて来よう。 -
今日も朝から歩き回り、疲労困憊。ホテルに帰ってチョッと休憩。
晩御飯は近所の食堂で、甘~いトマトの卵炒めと -
肉滋麺を食べた。
-
さあ、今日は広島に帰る日だ。
ホテルの近くに天安門広場があるのだが、ここにはどうしても足を踏み入れることができなかった。 -
北京空港に移動する。
中国の人って、よくカップラーメンを食べている。
給湯器がそこかしこにあるから便利。
本来、水筒を持ち歩いて、お茶を入れるためにあるらしいのだが、私も真似をしてコンビニでラーメンを買ってみた。
お湯入れて… 3分待って… できた!
あっ、お箸もらってない! どうすんだ? 中をよくみたら、折り畳みのフォークが入っていた。これを取り出してからお湯を入れるんだったんだ。
スープまみれのフォークで食べる羽目になった。
むなしい昼食会… -
北京からは無事上海へ。乗り換えもスムーズに広島へ。
来年は、今回の失敗をもとに、妻を北京に連れて行くぞ。
そうだ、習近平のスケジュールもよく調べてからね。
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