
2017/11/06 - 2017/11/10
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fudekagePaPaさん
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「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(松尾芭蕉)
2017年 中国、北京一人旅 第1弾。
◇日程
〇 2017年11月6日(月)
広島→北京
〇 2017年11月7日(火)
北京
〇 2017年11月8日(水)
北京
〇 2017年11月9日(木)
北京
〇 2017年11月10日(金)
北京→広島
あっ、太宰治先生、罪深き子羊をお許しください。アーメン。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
習近平と会談するために、外遊に行ってくる。
政府専用機がチャーターできなかったため、エコノミー席で、広島空港から、上海浦東空港で乗り換え、北京入りだ。
来年、妻を連れての北京旅行の下調べもかねて。 -
お昼前に上海空港に到着。4時間ほど待つ。
コンビニに、既視感のあるスナックが…
こ、これは、広島生まれの「かっぱえびせん」ではないのか…
お味は、エビの香りがちょっと薄い…
上海国際空港は近代的な建物で、天井が青いのが印象的。
ぶら下がっている棒が、釣り天井(お代官が紐を引くと、天井が降りてきて、お銀姉さん危な~いというあれ)みたいで、ちょっと怖い。
北京行きの国内線待合室に移動すると…
まるで、50年前の田舎のよろず屋のような趣。
本当にここから中国の首都、北京へ飛行機に乗るの?
大丈夫だった。
「次は終点、暗がり峠前」ではなく、無事、北京国際空港に到着した。 -
北京空港にお迎えの政府公用車が来ていなかったので、空港鉄道と地下鉄を使い、自分で前門大街へ移動する。
ここで一つ失敗。今回、銀嶺カードにお金をチャージしていたので、空港で両替していなかった。手元には、以前西安に行った残りの中国元しかない。
で、『准南牛肉湯』と -
餅(パン)ネギ入りを食べ、銀嶺カードで支払おうとすると、
何それ? って顔。
銀嶺カード使えないじゃないの。もうQRコードペイが主流みたい。でも当時は、中国の銀行に口座を持っていないとQRコードペイが使えなかったので、銀嶺カードを頼りにしていたのに…
ギリギリの手持ち中国元で払い、明日、ATMキャッシングをすることにした。 -
ホテルは予約していた四合院づくりのお宿。
魯迅の小説に出てくるそのままだ。
『北京ハイドコートヤードホテル』って小ジャレた名前が付いているが、4泊しても13,700円だ。 -
中庭部分に、ホテルの守り神だろうか、ドーンと布袋様が座っている。
う~ん、このお腹、親近感があるな~ -
きっと、昔の使用人の個室を客室に改造したんだろう。
シャワールームも、たぶん日本の女の子は無理だと思う。
あの天井の棒は何?
これって、建物が倒壊しないようにするつっかえ棒?
きっとそうだと思う。 -
朝は、毎日、体によさそうな献立が出た。
たぶん中国の人たちが、毎日食べている献立に近いものだと思う。
ザーサイ以外は薄味で、ハオチー。
ザーサイは極塩辛。 -
北京ハイドコートヤードホテルの外観は…
ここって、おしゃれスポットの前門大街の一本裏の通りだが、あちゃらの清潔感と違って、共用公衆トイレがあったり、大人のおもちゃ屋があったりと、清朝時代のままの、猥雑なかぐわしい匂いがする。
でも、こっちのほうが好き。中国と言えばこうでなくっちゃ。(個人の感想です)前門大街 市場
-
翌朝、ATMでキャッシングして勇気凛凛。
両替手数料より、キャッシングの利息のほうが安いのだ。
では、八達嶺長城に行ってみよう。もちろんツアーではなく自力だ。
現在、北京北方の黄土店駅から列車が出ているらしいので、地下鉄で黄土店駅へ。 -
和諧号がやって来た。プラットフォームに列車が入線すると、バケツとモップを持ったおじさんたちが、ボディのモップがけを始めた。
人力のほうが経費が掛からないんだろうな~
八達嶺長城まで、1時間乗って、たった6元(100円) -
列車が動き始めると、制服を着た車掌らしき人たちが何人も来る。
検札かなと思ったが、物を売り始めた。
黙って商品を見せる人は全然売れなくて、乗客と掛け合い漫才をしながら愛想よく、笑顔で売る女性もいる。
中国で、こんなに笑顔で売っている人を初めて見た。
商品は、お祭りで売っているような素朴なおもちゃだったが、説明の後、飛ぶように売れていた。 -
30分ほど乗ると、長城が見えてきた。
居庸関長城だ。ここ、かっこいい!
狭い谷の底に要塞があって、左右の谷を長城を結んである。
妻を連れてくる時は、ここにしよう。
時刻表を見ると、ここから八達嶺までは近いのに、30分以上かかる。
私も理由を知らなかったが、時刻表に乗っていない山間の小さな駅で止まる。
「今からバックします。」という放送があったのだろうか、観光の中国のおばちゃんたちが大騒ぎし始めて、降りてしまった。 -
列車はバックのまま発車して、5分ほどで八達嶺駅に到着する。
これって、スイッチバックだ。しかし、この和諧号、何両編成?
6両以上あったような…
それも、複線のスイッチバックだ。
恐るべし中国。かわいそうな途中下車のおばちゃん。八達嶺駅 駅
-
駅から八達嶺に歩いていくと、ラクダを連れているおじさんがいる。
乗るのか? 食べるのか? -
来た~ 万里の長城!
ここは風が強いな~
空の色が深いな~ -
当時の兵士は、自分の持ち場まで通勤するの大変だっただろうな~
などと、不謹慎な感想を持ってしまう。いかんいかん。 -
長城に登り、ヘロヘロになっておりてきた。
あれ? 駅まで少し走ったら、一本前の電車に乗れるではないか。
よーし走ろう。今はただその一事だ。走れ! __ __ __。
老体に鞭打って駅まで走った。そして疾風の如く駅に突入した。間に合った。
これで黄土店駅に戻ってから、明十三陵に行ってみよう。
帰りも壮大なスイッチバックを通り、南口の駅へ停車。
ここで地図を見ていて気付いた。
「ここで降りたら、明十三陵にショートカットできるかも?」 -
列車から飛び降りた。(もちろんドアからホームへ)
南口は、田舎の鄙びた駅で、駅前のトイレはうわさに聞くニーハオトイレだった。
果物屋でブドウを買い、摘まみながらバス停を探す。
乗り込んだバスのかわいい車掌さんに話を聞くと、私が使っている百度地図よりも高徳地図の方がいいらしい。すぐダウンロードしたら喜んでくれた。
言われた所でバスを降り、村を横切ると、明十三陵に行くバス停にたどり着いた。 -
ここ十三陵も広大だ。
定陵へ行ってみたが、地下へ降りるまで長かった~明の十三陵 史跡・遺跡
-
地下何階かわからないが、万歴帝や妃の棺が並んでいる。
時間切れで長陵には行けなかった。
でも、ここは妻を連れてくる必要はないかな。 -
前門大街に戻り、北京ダックの夕食。
う~ん、これ美味しいのか?前門大街 市場
-
肉まんとシュウマイ?
シュウマイの中身は炊き込みご飯が入っていた。 -
西安でおなじみの羊肉のシシカバブ。
お肉の味を楽しむというより、香辛料のエキゾチックさを楽しむ料理だな。
明日は、習近平に会いに、故宮博物院に行ってみよう。
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