2019/10/26 - 2019/10/26
837位(同エリア1554件中)
旅四郎さん
今回の旅行で三か月ほど前から長距離の鉄道やバス、混雑しそうな美術館、博物館などはウェブで予約した。予約が難しかったのはミラノの『最後の晩餐』のサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とアルハンブラ宮殿だった。どちらも予約が可能な日と時間が1つしか残っておらず、まさにピンポイントだった。アルハンブラ宮殿は入ってみると意外に分かりにくかった。
10月26日(土)アルハンブラ宮殿を見学、ミニバスで旧市街へ、王室礼拝堂、カテドラルを見学、夕方のバスでマドリッドへ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月26日(土)写真は宿泊したキャンピング・ホテル・シェラ・ネバダの入口。前日の夜にグラナダ到着が遅かったので、バスステーションから歩けるこのホテルを選んだ。このホテルの近くには大きなスーパーマーケットがあるので便利。朝食後、フロントに荷物を預けてチェックアウト。バスステーションに行って、旧市街の方向に行くバスに乗った。
バスターミナルに近く、大型スーパーマーケットもあり便利なホテル by 旅四郎さんCamping Hotel Sierra Nevada ホテル
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バスの中でグーグルマップを見て適当な場所で降りた。少し歩いてヘニル川を渡ると古い水道ポンプが置かれたロータリーに出た。前に見える丘の中にアルハンブラ宮殿がある。歩いて行くことにした。
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アルハンブラ宮殿まで遠いかなと思ったが、天気も良くあまり苦にはならなかった。山道を登っている時にグラナダの街を一望できる場所に出た。夏だったら汗だくになっていただろうが、10月のスペインは気持ちがいい。
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アルハンブラ宮殿のチケット売場の近くからアルカサバやナスル宮殿、サンタ・マリア・アルハンブラ教会の鐘楼が見える。結構待っている人もいたが、チケット売場でiPhoneに入れておいた午前10時30分予約のチケットを見せると、すぐ入場できた。普通に歩いているとヘネラリフェに行くことになる。
アルハンブラ宮殿 城・宮殿
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ヘネラリフェから見学を始めた。チノス坂を挟んでアルハンブラ城外の太陽の丘にある。「水の宮殿」と呼ばれ、シエラ・ネバダ山脈の雪解け水を利用した水路や噴水が設けられている。
アセキアの中庭 建造物
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ヘネラリフェはナスル朝の夏の別荘として14世紀に建てられた。イスラム・スペイン様式を代表するアセキアの中庭は離宮の中央に位置する。太陽の丘にはいくつもの庭園があったが、ただ一つ残されたこの庭園は最も美しいもの。
アセキアの中庭 建造物
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アセキアの中庭の隣に糸杉の中庭がある。中央にはアラヤネスの生け垣に囲まれた池がある。スルタナの糸杉と呼ばれる枯れた大きな糸杉が1本あることに因んで名付けられた。上の庭園、ロマンティシズムのバルコニー、糸杉の並木道、セカーノの散歩道を通ってヘネラリフェの出入口で係員にチケットを見せると急いでナスル朝宮殿へ行くように言われた。
ヘネラリーフェ庭園 自然・景勝地
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ナスル朝宮殿の入口に行くと、結構並んでいたがチケットを見せるとすぐ入場できた。小さな扉から中に入るとメスアールの間で、現存する王宮の中で最も古い部分。ここには王立裁判所が置かれ、裁きの間とも呼ばれる。キリスト教徒の征服後に礼拝堂が置かれた。
メスアール宮 城・宮殿
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次に進むと、メスアールの中庭に出る。中庭の北側のは黄金の間がある。王宮に入る許可が下されるの待つ場所だった。窓からはアルバイシンを眺めることができる。
メスアール宮 城・宮殿
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メスアールの中庭の北側にはコマレス宮へのエントランスがある。白大理石のファサードがそびえる。モザイクタイルや漆喰の浮彫の装飾が美しい。左の門からコマレス宮に入る。
メスアール宮 城・宮殿
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コマレスのファサードを通っていくとアルハンブラの外交および政治的活動の中心であるコマレス宮に出る。青い池が庭いっぱいに広がるアラヤネスの中庭だが、以前は外部に開かれた広場だった。写真の柱廊が建設されて南側が閉じられた。後ろに見える大きな建物がカルロス5世宮殿。
アラヤネスの中庭 建造物
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アラヤネスの中庭を通って北側柱廊の奥に高さ45mのコマレスの塔がある。アルハンブラ宮殿の中では最も高い塔。池の両側に植えられている灌木の生垣がアラヤネスで天人花のことだが、庭園の名前はこのことに由来している。
アラヤネスの中庭 建造物
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コマレスの塔の中にある大使の間はアルハンブラ宮殿では最も広い部屋。ナスル朝の権力を象徴する場所で、各壁面に3カ所の壁がんがあり、中央のものは玉座があったと思われる。壁面には繊細な漆喰細工の美しいアラベスク模様が見える。その上に5カ所の透かし彫りの窓がある。
大使の間 建造物
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アラヤネスの中庭の隣に王族のプライベート空間であるライオン宮がある。中央のライオンの中庭には12頭のライオンの噴水がある。
ライオンの中庭 建造物
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ライオンの中庭の南側にアベンセラッヘスの間がある。アベンセラッヘスは当時グラナダの政治の世界で頭角を現した一族。ライバルの貴族の讒言により、嫉妬に駆られたスルタンは宴を開き、アベンセラッヘス家の男性を皆殺しにしたのがこの部屋だった。モカラベスといわれる鍾乳石飾りの天井ドームが美しい星形をしているのが特徴。暑い日には高い窓から熱い空気が抜ける構造になっている。
ライオンの中庭 建造物
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東側には諸王の間があり、3つの正方形の部屋、2つの長方形の部屋、両端のアルコーブの7つの空間に区切られている。
諸王の間 史跡・遺跡
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諸王の間の中央アルコーブの天井にはナルス朝時代の10人の王と伝えられている人物の肖像が描かれている。この絵が部屋の名前の由来になっている。
諸王の間 史跡・遺跡
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北側にある二姉妹の間はライオンの中庭を取り囲む部屋の中で最も古い。天井にある八角形の鍾乳石飾りは5416の断片からなる精密な作品で、宮殿随一の美しさ。
二姉妹の間 建造物
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二姉妹の間の奥にある小さな長方形の部屋がリンダラハのバルコニー。入口の向かい側に二連のアーチの窓があり、側面にもアーチの窓が1つずつある。それぞれの窓の上には鍾乳石飾りが付いたアーチがあり、先が尖った半円形をしている。
二姉妹の間 建造物
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さらに進むと、パルタル庭園に出る。アラビア語のパルタルは柱廊のこと。かつては宮殿だった貴婦人の塔が前面の池に映し出される情景は美しい池がある。
パルタル庭園 広場・公園
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パルタル庭園には城壁に沿った散歩道があり、サンタ・マリア・アルハンブラ教会の鐘楼も見える。モスクのあった場所にキリスト教徒が建てた教会。
サンタ マリア教会 (グラナダ) 寺院・教会
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ぶどう酒の門には「ただひとり、アラーのみが勝利者である」と刻まれており、アルハンブラ城内の軍事要塞アルカサバとナスル宮殿を中心とする市井の空間との境界線になっている。1554年から門の内部にあった免税のぶどう酒市場が名前の由来になっている。
ブドウ酒の門 建造物
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ぶどう酒の門をくぐるとアルヒベの広場に出る。この広場の前にアルカサバのチケット売場と入口がある。アルカサバはアルハンブラ宮殿の中で最も古い場所で、ローマ時代の砦の跡に、イスラム教のムーア人が9世紀に築いたと推定される。左のケブラーダの塔は割れた塔という意味で、上から下への大きな亀裂あるためこう呼ばれている。
アルカサバ 建造物
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城壁内部に広がるアルマス広場はアルカサバの兵士たちの住居があり、小さな町になっていた。左のオメナッヘの塔はアルカサバの中で最も古い塔ひとつ。
アルカサバ 建造物
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ムハンマド1世は城の周りを城壁で囲み、写真右のケブラーダの塔、左のオメナッヘの塔、ベラの塔を建設しアルカサバを強固な現在の要塞に変えた。ムハンマド1世と息子のムハンマド2世は宮殿の建設中、ここに住んでいた。オメナッヘの塔の左にあるアルハンブラのクーポラの塔はルネッサンス様式の塔でキリスト教徒の征服後に増築された。
アルカサバ 建造物
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写真の手前にアルマスの塔があり、奥の高い建物がベラの塔。ナスル朝の創始者であるムハンマド・ベン・ナスルの居住空間として造ったもので、高さ27mの四階建ての塔での上に鐘楼がある。
アルカサバ 建造物
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塔からアルバイシンの町並みを見下ろすことができる。
アルカサバ 建造物
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塔からは遠く雪を頂いた美しいシェラ・ネバダ山脈が見える。
アルカサバ 建造物
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ぶどうの門を出ると、カルロス5世宮殿が見える。アラゴン王フェルナンドとカスティーリャ女王イサベルの孫カルロス5世が1526年にアルハンブラ宮殿に新婚旅行に行った際に宿泊するために建設された宮殿。
カルロス5世宮殿 城・宮殿
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宮殿の正面は幅63m、高さ17mの正方形でルネッサンス様式の2階建ての建物。1階はドーリス式、2階はイオニア式と言われており、中央には円形の中庭がある。レアル・デ・ラ・アルハンブラ通りの坂を下りてミニバス乗り場に行き、旧市街に向かう。
カルロス5世宮殿 城・宮殿
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ミニバスを降りて少し歩くと、イサベル・ラ・カトリカ広場に出た。写真はイサベル女王の功績を讃える記念碑。イザベル女王に謁見したコロンブスが西方への航海の計画を提示している場面を表している。1892年にバレンシアの彫刻家マリアーノ・ベンルールによって製作され、ローマのパセオ・デル・サロンにあったものを1962年にここに移転された。
イサベル・ラ・カトリカ広場 広場・公園
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レコンキスタでイスラム勢力からグラナダを奪回したイザベル女王はこの地に墓所を定めた。イスラムの大モスクを壊した跡地に、1521年に落成した王室礼拝堂にイザベル女王と夫のフェルナンド2世の遺骸が安置された。
王室礼拝堂 城・宮殿
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王室礼拝堂のファサードは、ゴシック、ルネッサンス、ムデハルの要素がブレンドされた華やかなもので、女王に敬意を表してこの建築様式はイザベリンと名付けられている。内部にはイザベルとフェルナンド、娘のフワナと夫フェリペの大理石の墓が置かれている。内部は写真撮影は不可。
王室礼拝堂 城・宮殿
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カテドラルはグラナダ陥落後、イスラムの大モスクを壊して、1518年から建設が始められた。当初はゴシック様式で進められたが、1528年以後にディエゴ・デ・シロエが担当してスペイン・ルネッサンス建築様式のプラテレスコ様式では最大の建物として完成した。
グラナダ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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カテドラルの中に入るとコリント式の白い柱が並んでいるが、人と比べるといかに巨大なものかよくわかる。
グラナダ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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高さ45mのドーム天井、その下にフランドル製の色鮮やかなステンドグラスと黄金、祭壇画に彩られた中央礼拝堂の主祭壇はまさにスペインの黄金時代を感じさせる豪華さ。
グラナダ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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中央祭壇の両側にペアのパイプオルガンが設置されている。
グラナダ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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18世紀に造られた礼拝堂の祭壇画にはさまざまなサイズの10枚の絵を収められ、「ナザレのイエス」が描かれている。
グラナダ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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カテドラルの近くにあるはずなのに結構探してやっと見つけたレオンで食事。
レオン 地元の料理
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予約したバスの出発時間が迫っていたが、どうしても食べたかったサクロモンテ風オムレツとビールを注文して、9.60ユーロ。サクロモンテはグラナダの丘の中腹にあり、洞窟博物館やフラメンコショーが盛んに開催されている地域。急いで食べて、バスでホテルまで戻ろうとしたが、バスが来そうにないのでタクシーに乗った。18ユーロかかってしまったが、仕方がない。
レオン 地元の料理
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ホテルで荷物を受け取って、大急ぎでグラナダ・バスターミナルへ。何とか午後4時発のアルサのバスに乗車できた。ウェブ予約で21.87ユーロだった。
バスターミナル バス系
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バスで移動している時によく見かけた牛の看板。これはオズボーンの雄牛といって、1956年に「ヘレスのブランデー」の広告宣伝のために全高14mの黒色の巨大な雄牛形の看板の設置が始まったそうだ。スペイン全土の主要な道路に沿って設置されている。
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午後8時30分にマドリッドの南バスターミナルに到着。メトロのメンデス・アルバロ駅から乗車してプエルタ・デル・ソル駅で下車。宿泊するペンション・カレラをグーグルマップで探したが、地図が間違っているのか、いつまで経ってもたどり着けない。ホテルに電話して何とか見つけることができてチェックイン。
エスタシオン デ アウトブセス スール マドリー (南バスターミナル) バス系
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