舞岡南の橋袂の庚申供養塔－2020年春

2020/05/08 - 2020/05/08

　この1週間でこの舞岡南の橋を渡るのは3度目である。今日は野庭の南端にある旧上野庭村の入口にあるという庚申塔が道標にもなっているというので確認しに出掛けた。そして、この舞岡南の橋袂の庚申塔の前で写真を撮った。
　この庚申塔は1基だけで庚申塚にはなっていない。表に「元文二丁巳天　九月吉日」と刻まれており、1737年に建てられた庚申供養塔である。側面にはそれぞれ、「これよりかまくらミち」、「これよりぐめうじミち」と彫られており、道標の役割もあった。
　鎌倉道はここからの尾根道にあった街道であり、弘明寺道は舞岡を通り鎌倉街道に至る街道であろうか。
（表紙写真は舞岡南の橋袂の庚申供養塔）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

庚申供養塔と看板。

庚申供養塔（元文2年（1737年）銘）。「元文二丁巳天　庚申供養　九月吉日」と刻まれている。

左側面には「これよりかまくらミち」。

右側面には「これよりぐめうじミち」。

「庚申塔について」説明看板。

舞岡公園内に移植されたスタジイ。

舞岡公園内に移植されたスタジイ。

ウツギ。この辺りにあった庚申供養塔とスタジイが移された。