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2020年5月に夫婦でパリ、ローマ旅行を計画しておりましたが、コロナウィルスの為断念いたしました。<br /><br />【当初の予定】<br />5月11日   JALにてパリへ<br />5月16日   パリからアリタリア便でローマへ<br />5月20日   ローマからパリへアリタリア便で戻り、JALにて帰国<br /><br />世界中で沢山の方が罹患されたり、経済的に打撃を受けている中、旅行中止位でメソメソするな!というのは分かっているのですが、やはりツラい。<br />しかもJAL便以外、全て変更もキャンセルも出来ないもので予約した上、カードで支払い済みでした。最悪の場合40万円程の損失になってしまいます。なんとか被害を最小限に抑えるため、頑張った記録を残しておきます。<br /><br />※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※<br /><br />旅行の予約を全て完了したのは2019年12月の初めです。<br />まずコロナの影響が出る前に問題が起こりました。<br />年が明けた1月末にJALから「5月20日の便(パリから日本に戻る便)が一時間半早まりました」という連絡がきたのです。その日はローマからアリタリア便でパリに戻り、JAL便に乗るために3時間の余裕をとっていましたが、それが一時間半になってしまいました。かなりギリギリです。<br /><br />アリタリア便はHISで手配していたので、変更不可と分かっていたのですが、復路を早い便に変更できないか聞いてみました。→無理でした。キャンセルするなら往復共キャンセルして下さいとの事。返金もされません。<br />仕方ないので、復路だけエールフランス便を公式サイトから取り直しました。けれどネットで「往復で取ったチケットを片道しか使用しない場合ペナルティになる」という情報を知りました。アリタリア航空に事情を話して確認したところ大丈夫という返事だったので一安心。<br />もうね、この辺からグタグタになってきました。<br /><br />【2月】だんだんコロナが対岸の火事ではなくなりました。不安になってJALにキャンセル料の問い合わせをすると「現時点でキャンセル料は一人3万円ですが、今後の状況によっては特別な措置がとられるかもしれません」という事でした。→でもこの時点では行く気でした。JAL便も運航していました。<br /><br />【3月19日】パリの「ホテル34Bアストテル」から「コロナの為5月24日まで閉館します。予約の変更やキャンセルはできます」とのメールがきました。ホテルの公式サイトから予約を入れていたので「キャンセル不可の予約で既にクレジットカード決済しているが、どうなるのか」と質問しました。直ぐに返信が来て「全額カードに返金しますが時間がかかるかもしれません」との事。こちらは現在返金確認済です。<br />このホテルは昨年も利用して、とても快適でしたので今回も予約したのです。対応はとても迅速でした。また利用しようと思います。<br /><br />【4月11日】既にJALパリー日本便は欠航していたようですが、ついに搭乗便欠航の連絡がきたので、電話でキャンセルしました。キャンセル料は無料で全額返金になりました。<br /><br />【4月13日】ローマのホテル「バチカン・スタイル」へダメ元で「コロナの影響で行けないので、キャンセル料を免除していただけないか」とメールしました。「現時点ではできないが、状況が変われば連絡します」という返事。<br /><br />【4月17日】エールフランスから搭乗便(ローマ→パリ)欠航のメール。来年まで変更ができます、との事。確認のため電話をすると、一年間変更がなければ返金してもらえる事が判明。(メールにはこの事は記載されていなかったので、電話して良かったです)変更可能なバウチャーが届きました。<br /><br />【5月2日】ローマのホテルからはその後連絡なし。こちらはagoda経由で予約しましたので、agodaのマイページ内からキャンセル料免除リクエストをお願いしました。<br /><br />【5月4日】agodaから「返金はできないが、2021年12月20日までの間で変更可能」というホテル側の返事をいただけました。<br />先の事は全く考えておりませんが、とりあえず来年10月に予約変更の希望を出しました。その後agodaと数回のメールのやりとりを経て、5月9日に予約変更が完了しました。<br /><br />現時点で完全に損失になったのはHIS経由のアリタリア便5万円程です。キャンセル不可のチケットを買った自分が100%悪いので、HIS様を責める気はありません。ただ質問したメールに対してお返事がいただけなかった事があり、この点は不満が残りました。<br /><br />総じて言えば、コロナという未曽有の災厄に直面し、旅行会社、ホテル、航空会社、大変な事になっていると思います。<br />そんな中で、各社できる限りの措置を提示してくれたと感謝しています。特にagodaは直接ホテルと連絡を取り合って再予約をしていただけました。いずれのメールの返信も早く、丁寧な対応でした。元々キャンセルも変更も出来なかった筈なので、ホテル側が変更を受けてくれた時は「良いニュースです!変更できますよ!」というメールでちょっとホンワカしました。<br />来年の10月に行けるかは分かりませんが、それでもいきなり返金なしでキャンセルするよりは、夢が繫がりました。<br /><br />各所との連絡、特にパリとローマのホテルへ直接メールでやりとりするのは英語力のない私にとってはストレスでした。<br />今回の事を踏まえ、今後はキャンセルできる予約を入れようと思います。<br />一日でも早いコロナ収束を願うばかりです。それまで過去の旅行記でも書きながら、夢を馳せようと思います。<br /><br />まとめ<br />JALとパリのホテル  全額返金<br />ローマのホテル     来年10月に再予約<br />エールフランス(片道) 一年間変更可能なバウチャー、又はその後の返金<br />アリタリア便(往復)  返金不可<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

コロナで幻になってしまったパリとローマ。キャンセル料損害を最小限にするための記録

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2020/05/05 - 2020/05/05

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フェリーチェ

フェリーチェさん

2020年5月に夫婦でパリ、ローマ旅行を計画しておりましたが、コロナウィルスの為断念いたしました。

【当初の予定】
5月11日   JALにてパリへ
5月16日   パリからアリタリア便でローマへ
5月20日   ローマからパリへアリタリア便で戻り、JALにて帰国

世界中で沢山の方が罹患されたり、経済的に打撃を受けている中、旅行中止位でメソメソするな!というのは分かっているのですが、やはりツラい。
しかもJAL便以外、全て変更もキャンセルも出来ないもので予約した上、カードで支払い済みでした。最悪の場合40万円程の損失になってしまいます。なんとか被害を最小限に抑えるため、頑張った記録を残しておきます。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

旅行の予約を全て完了したのは2019年12月の初めです。
まずコロナの影響が出る前に問題が起こりました。
年が明けた1月末にJALから「5月20日の便(パリから日本に戻る便)が一時間半早まりました」という連絡がきたのです。その日はローマからアリタリア便でパリに戻り、JAL便に乗るために3時間の余裕をとっていましたが、それが一時間半になってしまいました。かなりギリギリです。

アリタリア便はHISで手配していたので、変更不可と分かっていたのですが、復路を早い便に変更できないか聞いてみました。→無理でした。キャンセルするなら往復共キャンセルして下さいとの事。返金もされません。
仕方ないので、復路だけエールフランス便を公式サイトから取り直しました。けれどネットで「往復で取ったチケットを片道しか使用しない場合ペナルティになる」という情報を知りました。アリタリア航空に事情を話して確認したところ大丈夫という返事だったので一安心。
もうね、この辺からグタグタになってきました。

【2月】だんだんコロナが対岸の火事ではなくなりました。不安になってJALにキャンセル料の問い合わせをすると「現時点でキャンセル料は一人3万円ですが、今後の状況によっては特別な措置がとられるかもしれません」という事でした。→でもこの時点では行く気でした。JAL便も運航していました。

【3月19日】パリの「ホテル34Bアストテル」から「コロナの為5月24日まで閉館します。予約の変更やキャンセルはできます」とのメールがきました。ホテルの公式サイトから予約を入れていたので「キャンセル不可の予約で既にクレジットカード決済しているが、どうなるのか」と質問しました。直ぐに返信が来て「全額カードに返金しますが時間がかかるかもしれません」との事。こちらは現在返金確認済です。
このホテルは昨年も利用して、とても快適でしたので今回も予約したのです。対応はとても迅速でした。また利用しようと思います。

【4月11日】既にJALパリー日本便は欠航していたようですが、ついに搭乗便欠航の連絡がきたので、電話でキャンセルしました。キャンセル料は無料で全額返金になりました。

【4月13日】ローマのホテル「バチカン・スタイル」へダメ元で「コロナの影響で行けないので、キャンセル料を免除していただけないか」とメールしました。「現時点ではできないが、状況が変われば連絡します」という返事。

【4月17日】エールフランスから搭乗便(ローマ→パリ)欠航のメール。来年まで変更ができます、との事。確認のため電話をすると、一年間変更がなければ返金してもらえる事が判明。(メールにはこの事は記載されていなかったので、電話して良かったです)変更可能なバウチャーが届きました。

【5月2日】ローマのホテルからはその後連絡なし。こちらはagoda経由で予約しましたので、agodaのマイページ内からキャンセル料免除リクエストをお願いしました。

【5月4日】agodaから「返金はできないが、2021年12月20日までの間で変更可能」というホテル側の返事をいただけました。
先の事は全く考えておりませんが、とりあえず来年10月に予約変更の希望を出しました。その後agodaと数回のメールのやりとりを経て、5月9日に予約変更が完了しました。

現時点で完全に損失になったのはHIS経由のアリタリア便5万円程です。キャンセル不可のチケットを買った自分が100%悪いので、HIS様を責める気はありません。ただ質問したメールに対してお返事がいただけなかった事があり、この点は不満が残りました。

総じて言えば、コロナという未曽有の災厄に直面し、旅行会社、ホテル、航空会社、大変な事になっていると思います。
そんな中で、各社できる限りの措置を提示してくれたと感謝しています。特にagodaは直接ホテルと連絡を取り合って再予約をしていただけました。いずれのメールの返信も早く、丁寧な対応でした。元々キャンセルも変更も出来なかった筈なので、ホテル側が変更を受けてくれた時は「良いニュースです!変更できますよ!」というメールでちょっとホンワカしました。
来年の10月に行けるかは分かりませんが、それでもいきなり返金なしでキャンセルするよりは、夢が繫がりました。

各所との連絡、特にパリとローマのホテルへ直接メールでやりとりするのは英語力のない私にとってはストレスでした。
今回の事を踏まえ、今後はキャンセルできる予約を入れようと思います。
一日でも早いコロナ収束を願うばかりです。それまで過去の旅行記でも書きながら、夢を馳せようと思います。

まとめ
JALとパリのホテル  全額返金
ローマのホテル     来年10月に再予約
エールフランス(片道) 一年間変更可能なバウチャー、又はその後の返金
アリタリア便(往復)  返金不可






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