2019/05/24 - 2019/05/24
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amstrobryさん
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美ヶ原、その名の通り美しい牧場が広がる日本百名山。
登山道もやさしめで以前から検討していたが課題はアクセス。公共交通は近年次々と廃止されてしまったようで、現在は期間限定で松本からの路線のみ。しかも関東から日帰りはきついダイヤ。
一方、最近レンタルバイクのオープンが各地で見られ、上田市内で原付を借りられることが判明。登山口まで約50km、片道2時間でアクセス可能ということで天気の良い日を狙い、美ヶ原を訪れた。
※2020年のGWはステイホーム週間とのことで、暇つぶしに旅行記を投稿します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前回の伊吹山登山から約一週間、登山によさそうな天気の日が。
梅雨入り前に関東近郊の日本百名山を日帰りすることに。
今回は雪解けも進んだ美ヶ原に行くことに。広大な牧草地帯が広がる風景に期待。
まずは上野駅から北陸新幹線に乗車、上田駅を目指す。上野駅 駅
-
行きはグリーン車を予約できた。
えきねっとで15パーセント割引のトクだ値が予約でき、これなら指定席の正規料金と大差ない。
車内も空いており、ゆったりした雰囲気。ちょっとだけ贅沢な気分で目的地へ。 -
1時間30分程度の時間で上田駅に到着。
さすが新幹線は速い。
快適な移動時間でした。上田駅 駅
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上田駅からはしなの鉄道に乗り換え。ひとつ隣の西上田駅に向かう。
-
予定通り西上田駅に到着。
ここから徒歩5分くらいのバイク屋さんでレンタルバイクを入手した。西上田駅 駅
-
天気予報通り、快晴。運転していて気持ちの良い天気。
問題は山の天気もこれを維持してくれるかどうか。
西上田から約50キロ離れた美ヶ原に向かう。 -
10:20、まずは思い出の丘というスポットに向かうため最寄りの駐車場に到着。
西上田からの主なルートは、県道65号、県道62号。途中から山道になり標高が上がっていく。 -
ここは美ヶ原の主峰とされる王が頭や牧場が広がるエリアとは離れているが眺望にすぐれた場所らしいので立ち寄った。
天気の方も最高レベル。前回の伊吹山のように雲がもっさりと広がってなくて良かった。 -
10:26、駐車場からすぐに思い出の丘に到着。
大きな標識が存在感を感じるスポット。標高1935メートル。
見晴らしが最高だ。思い出の丘 自然・景勝地
-
ここからは北アルプスの山々の眺望が見事。
険しい北アルプスだけにまだまだ雪をかぶっている。この空気の澄み具合がたまらない。
北アルプスにも多くの百名山があるが日帰り困難な山が大半、登山道も初心者向けではないものがあり、今後も候補に入りそうもない。遠くから眺めるだけにしよう。 -
さて、この思い出の丘からもう少し進み武石峰というピークがあるようなので進んでみる。
向うに見える丘がその場所のようだ。 -
コースはササ原で360度眺望が優れているので最高。
あまり傾斜もきつくないので歩きやすい。 -
いったん下ってピークまでの登り。
まだまだ序盤で体力があるのと傾斜もそれほどではないので順調に登っていく。 -
10:38、武石峰に到着。
あまり目立たない標識。標高1973メートル。石仏が安置されている。
こちらも360度の眺望がすばらしい。 -
そして、向こうの鉄塔がたっている付近が本日のメインルートとなる美ヶ原高原である。
ここからいったん引き返す。 -
10:54、思い出の丘の駐車場から美ヶ原自然保護センターの駐車場を目指す。
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道中の道、県道62号。
美ヶ原は美術館のある方と今から向かう王が鼻、王が頭がある方とで道が分かれている。
つい、右側の北アルプスの眺望に目が行きがちだが安全運転を心がけたい。 -
自然保護センター駐車場に到着。11:01。
ここで車両は行き止まりとなる。美ヶ原自然保護センター 美術館・博物館
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まずは美ヶ原最高地点の王が頭を目指す。
業務用の車両が通行可能な幅員の道が広がる。 -
少し歩くと登山道の分岐道があったのでそちらに進んだ。
ちなみに車道も続いており、そのまま進むと王ヶ頭と王が鼻の中間付近にでるようだ。 -
遠くから見えた鉄塔もだいぶ近づいてくる。
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駐車場から王ヶ頭の標準時間は30分くらい。
登りの傾斜もきつくなく、空も広く感じられなかなかのもの。 -
ピークの部分に出た。
こちらは王ヶ頭ホテルも立地している。今日みたいな天気ならここで迎える朝は最高だろう。 -
ピークからの眺め。
美しい牧場の眺めが広がる。これぞ期待していた風景。
こちらは王ヶ頭、王が鼻を訪れた後に向かいます。 -
まずは王ヶ頭に向かう。
鉄塔の脇の道を進んだ奥に山頂標識が見える。 -
11:21、王ヶ頭に到着。
標高2034メートルで美ヶ原最高峰。眺望も最高。 -
次は王が鼻に向かう。
この時気づいたのだが、登山口の車道をまっすぐ進んで先に王が鼻に向かった後、王ヶ頭に向かった方が時間効率がよかった。 -
ちなみに写真ではさわやかな青空が広がり最高の天気。
一方、気温の方が関東では30度を超える異例の真夏日で、標高の高い美ヶ原もかなりの日差しの強さを感じる日だった。
個人的には冬よりも夏が大好きなので大歓迎ではある。 -
しばらくは車も入れそうな道だったがやがて登山道に。
正面には王が鼻の標識が見えてきた。 -
11:35王が鼻に到着。
標高2008メートル。王ヶ頭よりは標高が低いが見晴らしはこちらの方がよさそう。王ヶ鼻 自然・景勝地
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山頂の様子。
石仏がたくさん安置されている。地形的に崖のようになっていて、松本市側は一気に下るような感じ。
登山道が続いているが登りは相当きついと思う。 -
眺望。松本市街の風景や正面の北アルプスの山々が見事。
これだけの風景が望めれば満足だ。 -
少しだけ山頂の風景を満喫。
むこう側の鉄塔がたっているあたりが王ヶ頭。
ここは美ヶ原の端の部分になるようだ。 -
いい風景が連続し、テンションが上がる美ヶ原の登山。
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さて、王ヶ頭、王ヶ鼻とピークの風景を満喫。
これからは美ヶ原のイメージが強い牧場風景を満喫していこう。 -
まずは王ヶ頭ホテル付近に戻る。12:00。
ここから美ヶ原高原美術館を目指し、牧場の道を進んでいく。 -
ルートは牧場の作業道になっているのかも車両が通れるような道幅、そして傾斜も緩やかだ。
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この牧歌的な風景。
平日だと登山者も少ないので、ごみごみしていなくゆったりとした気分になれる。 -
遠くまで見渡せる風景と空の広さが最高。
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しばらく歩くと放牧されている牛たちを見ることができます。
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12:17、塩クレ場に到着。
登山道が分岐している。塩くれ場 自然・景勝地
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塩クレ場、大きな岩が点在している場所。
ここで牛馬に塩を与えたことに由来するようで、昭和40年代まで舐めに集まっていたと案内板に記されていた。 -
引き続き牧場の道をゆく。
塩クレ場から少し進んだところには美しの塔というスポットがある。 -
こちらが美しの塔。12:23.
もともとはたびたび発生する濃霧から登山者を守る遭難対策のために設置されたもの。最初の設置は昭和29年。
今日の天気からは想像がつかないけど、標高2000メートルの山だけに霧も多いだろう。登山者が鳴らした鐘の音は広く牧場に響いていた。美しの塔 名所・史跡
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美しの塔を過ぎると牧場エリアは終わりとなる。
山本小屋ふるさと館という宿泊施設と駐車場がある。 -
山本小屋からは牛伏山を経由して美ヶ原高原美術館へと向かう。12:34.
登山道入り口にモニュメントのようなものが設置されていてわかりやすい。 -
登山道はよく整備されており遊歩道のようなもの。
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牛伏山の登山道からの眺望。
美ヶ原牧場や王ヶ頭のある鉄塔が見渡せる風景。 -
12:41、すぐに山頂に到着した。
これといった山頂標識らしきものは見当たらないが、 -
奥に進むと牛伏山の山頂を示すものが。
標高1990メートルで2000メートルにはあとわずか及ばずの山。
平坦な山頂で周囲の眺めが良かった牛伏山 自然・景勝地
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さて、ここからは美ヶ原高原に向かう。
木道が整備されていた。 -
どこを歩いても空が広く感じられる登山道。
歩きやすく初心者にもおすすめしたい山だと思う。 -
登山道を下っていくと道の駅を併設した美ヶ原高原美術館に到着。12:51。
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登山の途中ですが芸術鑑賞をしていきたい。
フジテレビでアモーレの鐘の時報CMで知った施設。いつの間にかその時報CMも見かけなくなった。美ヶ原高原美術館 美術館・博物館
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美ヶ原高原美術館は屋外型の美術館。
広大な敷地に彫刻作品を展示。
雰囲気は同じフジサンケイグループが運営する箱根彫刻の森美術館と似ている。 -
雨の日はちょっと大変そうだが晴れた日は最高。
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散策路に沿っていろいろな彫刻作品を鑑賞。
数が多いので見ごたえがあります。 -
道の駅を併設した美ヶ原高原美術館。
平日ながら多くの車が停まり、施設はにぎわっていました。 -
さて、美術館を訪問しこれで行程は終了。
元来た道を戻っていきます。13:54.星空へ続く宿 山本小屋ふる里館 宿・ホテル
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広大な牧場風景。
これは美ヶ原牧場の入り口部分。アングル的には山本小屋方向をふりかえったところ。 -
牧場を歩いていながらこれまであまり登場してこなかった牛。
こんな感じで間近に見ることができます。
牛たちののんびりした雰囲気にこちらものんびりとしたい。 -
さて、登山道は塩クレ場の分岐道へ。
ここからは牧場エリアではなく、牧場脇の登山道を通って王ヶ頭を目指すことにする。
こちらの方が登山者も少なく、行きとは違った風景を楽しめそうだった。 -
牧場斜面脇に設けられた登山道。アルプス展望コースなどど名づけられている。
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牧場エリアから切落ちた斜面の様子がよくわかる地形。
ちょうど端の部分を歩いている感じ。 -
牧場脇の道から。
王ヶ頭のある鉄塔が見えてきた。 -
14:32、王ヶ頭まで1.2キロ。
鉄塔は見えているがもう少しだけ距離がある。 -
だいぶ近づいてきた。
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14:52.鉄塔に到着。
美ヶ原もだいぶ満喫した。
バイクの返却もあるので時間も意識しなければならなくなってきた。 -
15:08、自然保護センターの駐車場に。
最高の景色を満喫。過ぎ去る風景に名残惜しいが上田市街に向かっていく。美ヶ原自然保護センター 美術館・博物館
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周辺は温泉施設も豊富。
当初別所温泉や鹿教湯温泉などメジャーなところに立ち寄ろうと思ったが、美ヶ原を満喫した結果、時間が全くなくなった。
経路上にある武石温泉うつくしの湯で日帰り入浴。
泉質は弱アルカリ性の透明な湯。登山の汗を流すことができた。武石温泉うつくしの湯 温泉
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西上田駅に向かって戻っていく。
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途中、赤が目を引く神社を発見。
時間はぎりぎりだったが立ち寄ってみた。 -
生島足島神社という神社。
御本社は神池に囲われた神島に置かれている。
万物に生命力を与える「生島大神」と、万物に満足を与える「足島大神」の二神が祀られているというスケールの大きな神社。生島足島神社 寺・神社・教会
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無事に上田市街に戻り、ガソリンを補給。大満足にバイクを返却した。
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5月は3カ所の百名山登山を行うことができた。
これからも天気のいい日の日帰り登山で百名山踏破と風景を満喫したい。
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