MALTA

2006/01/03 - 2006/01/11

　お勧めの国を聞かれたら、私は「マルタ共和国」を一番に挙げます。地図帳を見たら、地中海に浮かぶ豆粒みたいに小さな島国です。ブーツ（イタリア半島）で蹴っ飛ばされた石（シチリア島）の破片にも見えます。
　そんな島国の様子を紹介したいと思います。

エリア ヴァレッタ(マルタ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: マルタ航空 ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

　2006年1月4日、前日に北海道を出て来た我々は、成田からアリタリア航空にJALの客として乗り、ローマに入りました。
　翌5日はローマ観光です。まずはバチカン市国へ。バチカン博物館を見た後、サンピエトロ寺院に来ました。イタリアからバチカン市国に入国したものの、入国審査はなし。寺院への入場の際、荷物チェックがあった程度で拍子抜けでした。
　カトリックの総本山だけに、結構多くの人が来ていました。

　ローマに戻り、トレビの泉へ。お約束のコイン投げです。

　6日朝のアリタリア航空でマルタに飛びました。バスでバレッタ市内に出て、宿泊先のブリティッシュホテルに着きました。
　「ちょっと、これ凄いよ！」
　部屋に入るなり、妻の歓声が。ベッドにひっくり返った私を叩き起こしました。
　「おお！」
　部屋の窓から見えた風景がこれです。函館の五稜郭が頭に浮かびました。
　妻が喜んで良かったです。

　落日も様になりますね。

　マルタでは、カジキや兎のグリルを食べました。カジキはマグロみたいでした。兎は、筋が多くて食べにくかったです。
　バレッタ市内の観光です。蚤の市を見つけると、妻の目の色が変わりました。

　マルタは、戦いの血なまぐさい過去があり、島全体が要塞のようになっています。ここは騎士団長の宮殿です。

　「♪トントコトン、トントコトン」
　リパブリック通りでパレードがあると聞いて来ました。まあ、パレードには違いないですが…。あっという間に通り過ぎ、二人して顔を見合わせて噴き出してしまいました。

　タルシーン神殿です。世界遺産になっています。
　マルタの通貨は、今はユーロになりましたが、当時はマルタ・リラでした。1リラが300円位でした。

　タルシーン神殿には、サボテンが植わさっていました。赤い実はドラゴンフルーツ！？―――食べる人はいるのでしょうか。

　レモンの実もなっていました。
　タルシーン神殿では、石を見るよりも植物を見た方が面白かったです。

　これはオリーブですね。

　「このバスに乗ってみない？」
　妻の提案で来たバスに乗ってみたら、海辺に着きました。マルサシュロックと言う港町に着きました。カラフルな漁船がたくさんありました。

　港町らしく、露店で魚が売られていました。マルサシュロックは、北海道で言うと留萌や紋別のような佇まいでした。

　9日、深夜のマルタ航空で、イスタンブールに飛びました。
　マルタは、どこでも絵になる風景ばかりでした。その風景がとにかく気に入りました。言葉は英語が通じ、食べ物も魚介があり、日本人の口に合うと思います。治安もよい良いので、一番にお勧めしたい国なんです。

　イスタンブールでは、トプカプ宮殿を観光しました。

　スルタンの間です。頭の中が、オスマン帝国で一杯になりました。

　ボスポラス海峡です。私らは欧州側に立ち、亜細亜側を眺めています。が、寒くてたまりません。海峡も霞んでいます。

　「ベリーダンスが見たい。」
　妻がホテルのレセプションでパンフレットを見つけ、食事付きの内容で行きました。私は普段はお酒を飲みませんが、ちょっとだけたしなみました。
　

　くねくねと腰を動かす踊りはセクシーですね。

　「鼻の下、のびてるよ～。」
　妻からの突っ込み。
　翌日、トルコ航空にJALの客として乗り、成田に帰って来ました。今はターキッシュ航空と呼ぶようになり、スターアライアンスに入りました。当時はまだ加盟しておらず、JALと共同運航していた時代でした。
　慌ただしい日程でしたが、妻は初めてイスラム世界に足を踏み入れました。バリエーションに富んだ旅行になりました。

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2020/05/26 19:15:10

  マルタ

  マプトさん
  私も訪ねてみたい国です。英語で用が足りるし緩そうで(^_^)　マプトさんご推薦ならますます！
  ところで、終わりのほうのご夫妻の画像、顔の輪郭しか分かりませんが、心なしか正男さまに似ているような(笑)
  
  私の一推しはスイス、でも物価が高すぎ(><)　物価調整後だったらクロアチアです。

  マプトさん からの返信 2020/05/26 21:01:42

  RE: マルタ

  おばんでした。マルタを読んでくださって有難うございます。
  マルタは絵になる国で、良かったです。何ていうか、五稜郭みたいでした。
  ねもさんはスイスイチオシなんですね。私には縁のない国かもしれないですが、氷河の列車とリヒテンシュタインを合わせて行けたらいいですね。クロアチア、ドブロブニクは憧れです。欧州のツアーで、クロアチアツアーは最近、すごく人気だと義姉が言っていました。落ち着いたら、前にも言ったかもしれないですが、ブータンかアルメニアに行ってみたいです。20代の頃は、なしてかブラックアフリカに憧れていました。
  
  正男に似ている！？以前は、3代目若乃花とか、ケンちゃん＆チャコちゃんの初代ケンちゃんに似ていると言われたこともあります。
  
  先程、マリリンのことが書いてありましたが、うちのオヤジは、元大関・旭国を小さい時から知っているんです。で、相撲をテレビで見ながら、「タケオ」「タケオ」と言っていた覚えがあります。