2019/11/15 - 2019/11/15
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mochimochi_kingdomさん
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小学生の時にハマったアニメ「忍者ハットリくん」。2017年にハットリくんのふるさとである伊賀市を旅しました(https://4travel.jp/travelogue/11296707)。で、ハットリくんのライバルはケムマキケムゾウ君。ケムマキケムゾウ君は、ハットリくんが伊賀流に対して甲賀流の忍者。小学生の時は、伊賀が何処で、甲賀が何処?なんて全く気にしていませんでした。しかし、2017年に伊賀を旅した時、甲賀が県境を挟んで隣同士である事を知り、「いつか行ってみよ~」と流していました。そして、時は流れ2019年夏。。。
☆雑誌で「MIHO MUSEUM」の記事を見る。「綺麗だな~。どこにあるんだろう?」
⇒信楽。甲賀市だ!
☆秋からのNHK連続テレビ小説は信楽が舞台の「スカーレット」
⇒信楽。甲賀市だ!
☆新聞で「古くから伝わる洋剣が実は日本の刀工によって造られたことがわかった」という記事。記載されていた写真を見て「恰好いい!どこで見られるの?」
⇒水口。甲賀市だ!
意図せず、身の回りで同時多発的に「甲賀ネタ」が発生。なんだか不思議なきっかけで、晩秋の甲賀エリアを旅してきました。
■日程
◆2019年11月15日(金)
東京→米原→草津→甲賀
・MIHO MUSEUM
・Ogama
・玉桂寺
・信楽陶苑
◇2019年11月16日(土)
・旧東海道水口宿
・甲賀流忍術屋敷
・水口歴史民俗資料館
・火頭古神社
・甲賀温泉 やっぽんぽんの湯
甲賀→草津→米原→東京
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おはようございます。
2019年11月15日(金)晴れ
東京駅⇒米原駅 6:26→8:48 ひかり501号 -
カラッとした秋晴れだけど、富士山はクリアに拝めず。
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米原駅⇒草津駅 8:49→9:21 東海道線
普通にてくてく歩いて、ホームにいた電車に乗っただけなんだけど、まさかの1分乗り換え。 -
草津駅到着。
レンタカーに乗り換え。 -
市街地から30分も走ればこんな山のなか。
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紅葉の最盛期はもう少し後みたい。でも、充分に綺麗。
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MIHO MUSEUM
<from HP>
MIHO MUSEUMは、1997年11月、滋賀県信楽の自然豊かな山間に開館しました。 創立者・小山美秀子(こやまみほこ:1910-2003)の「美術を通して、世の中を美しく、平和に、楽しいものに」との想いからはじまったコレクションは、多彩な日本美術とともにエジプト、西アジア、ギリシア、ローマ、南アジア、中国などの世界の古代美術を擁しています。
パリ・ルーヴル美術館ガラスのピラミッドなどをてがけたI.M.ペイの桜に包まれた遊歩道からトンネルと橋を経て美術館へと至る構想は、中国の古典、陶淵明の「桃花源記」に描かれた桃源郷がモチーフになっています。それは、一人の漁師が芳香漂う桃花林に導かれるように彷徨い込んだ洞窟の向こうに、理想の楽園が広がっていたという物語です。その里では誰もが楽しそうに暮らし、漁師を家に招いてもてなしたといいます。
四季の彩りあふれる現代の桃源郷で、美しい自然と建築、美術品、そして食の織りなすハーモニーをご堪能いただけましたら幸いです。 -
桃源郷へ。
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<from HP>
小山美秀子(こやまみほこ)は1910年大阪で生を受け、日本の四季の行事やしきたりを大切にする家庭に育ちました。女学校卒業後、情操的なものに憧れて東京の自由学園に進学した小山は、キリスト教精神を背景とした「人としてこの世に生まれた以上は社会に奉仕すべきである」という教えに深く感銘を受けます。また、寮生活を通じて学んだ「生活即教育」「独立と協調の精神」は、その後の人生の基盤となりました。
そして、哲学者・精神的指導者であり、のちに生涯の師となる岡田茂吉師(1882‐1955)と出会います。「真の文明世界は、換言すれば“美の世界”すなわち“芸術の世界”である」と説く岡田師のもと、ひたむきに信仰の道に邁進し、神慈秀明会を発会しました。
岡田師の思想を受け継いだ小山は、美しいものを求め、それにふれることは精神の高みをもたらし、ひいては美しい社会をうみだす――その信念のもとに、世界の平和と幸福のために生涯をささげました。 -
正面入り口から美術館までは約500m程。ゆっくり歩いて10分弱。トンネルの内側はステンレスの板で覆われ、装飾はシンプルな照明のみ。少しずつ色彩が変わっていく様は只々綺麗。
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本館に到着。
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エントランスホール
建物は仏産ライムストーン(石灰岩)と六角形の造形で統一されている。シンプルでクリアな空間。 -
美術館の運営母体は、神慈秀明会。この一帯は、神苑(みその)と呼ぶ境内になっている。エントランスホールからは、ミノル・ヤマサキが設計した礼拝堂(右)と美術館と同じくI.M.ペイが設計した鐘楼(左)が遠望できる。
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展示室内は撮影禁止。なので展示室外から1枚。
仏立像
パキスタン・ガンダーラ
2世紀後半 -
秋季特別展「THE 備前~土と炎から生まれる造形美~」
現代の備前焼きに注力した内容(だと、思った)。作品の繊細さ、ボリューム感に感心。 -
気が付けば3時間程滞在。
全体のイメージを一言で表すと「透明感」。何だろう?この清々とした気持ち。不思議です。 -
さぁ、俗世に帰る。
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Simplicity is the ultimate sophistication.
~シンプルさは究極の洗練である。~ -
たぶんこのアングルから見るサクラ並木が一番有名な景色。この瞬間まで気が付かなかった。最後の最後まで感動する美術館でした。
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Ogama(大窯)
信楽の長野エリアにある、役割を終えた「登り窯」・ギャラリー・カフェ・陶芸教室から構成されるコンセプトショップ。 -
信楽焼
<from 散策マップ Let's 信楽>
750年の伝統を守る信楽焼は、日本六古窯のひとつに数えられています。
のぼり窯は、数日間連続で焚き続けられ、独特の「わび」「さび」を持つ美しい造形と風格のあるぬくもりを創造します。信楽焼の造り手は永い歴史のなかで、伝統と技の心を受け継ぎながら、新たな技法を駆使して、常に感銘される作品づくりに情熱をそそいでいます。
のぼり窯から立ちのぼる煙りはほのぼのとした郷愁をさそいます。 -
長く放置されていた登り窯を、地元の明山窯が産業遺構として残すために改修。
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改修作業では、登り窯で焼かれた陶器や、当時使われていた道具なども見つかる。
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放置された陶器の破片や陶器を焼くために使われていた棚板は、老朽化して弱くなった登り窯の補強材や階段に再利用。
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今はガス窯や電気窯が主流。
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現在、信楽で登り窯を使用している窯元は1か所のみだそうです。
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登り窯の横にはショップ&ギャラリーを併設。この建物も築100年以上の作陶室を改修したもの。
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スカーレット=緋色(ひいろ)
やや黄色みのある鮮やかな赤の伝統的な炎の色。こちらの作品は登り窯で焼かれたもの。 -
こんな信楽焼の作品もあり。
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2階ギャラリーは1Fに比べるとぐ~っと実用的な信楽焼きを展示・販売。値段はピンキリ。
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作陶体験教室やお洒落なカフェも併設。素敵なお店でした。
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おやつタイム
にしかわパンの「にしかわフラワー」
コレ、ご当地パンでいいのかな?ん~シナモン風味を抜いたシナモンロール。「甘さが人気の~」って書いてあるくらいだからね。攻めた甘さに撃沈。ごちそうさまでした。 -
玉桂寺
高野山真言宗の仏教寺院。奈良時代、淳仁帝(733年(天平5年)~ 765年(天平神護元年))が一時都を滋賀に移された時、仮御所となったのが始まり。琵琶湖百八霊場八十八番札所。 -
鮮やか!
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お願い事はいつも同じ。
家族の健康と旅が安全に続けられますように。 -
ぼけ封じ近畿十楽観音霊場めぐり
<from HP>
年と共に物忘れがだんだんひどくなり頼まれ事を忘れたり、寝たきり日々を送らないよう、ぼけ封じ観音は「ぼけ」を封じて「ぼけ」をお預かりくださる観音様です。
「ぼけ~」とはストレートな表現だね。 -
吊り橋
実は玉桂寺に来た本当の目的はコレ。立派な吊り橋。 -
信楽行きの列車が到着。忍者のスペシャルマーキング。
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列車が行ってしまえば、聞こえるのは渓谷のせせらぎのみ。平和だな~。
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信楽陶芸 たぬき村
信楽に来たいじょう、たぬきは外せない。 -
可愛いゾ!
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¥1500,000
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¥169,000
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見ると欲しくなるんだけどね、「じゃぁ、地元で着れますか?」って考えると、答えは「NO」。
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お約束の顔出し看板。
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こちらのタヌキは日本一の大きさらしい。インスタ映え間違いなし?
以上!信楽陶芸 たぬき村でした。 -
近江日野牛 岡崎
本日のディナーはこちら。甲賀市の隣、日野町までやって来た。
岡崎牧場直営のレストラン。
<from HP>
日本全国の和牛産地から優秀な子牛が厳選され、岡崎の直営牧場で大切に長期肥育される「近江日野牛」。気候や水質に恵まれた近江ならではの自然風土が、その質に磨きをかけています。さらに、もち米配合の飼料をはじめとするなど、独自の飼育ノウハウにより、常時1,000頭以上の牛を飼育。最高級とのご評価に恥じない自慢の味を常にお届けできるよう、弛まぬ努力を重ねています。 -
近江牛ステーキ定食
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赤身の柔らかいお肉だから、もう少しレアよりの方が好みかな?
でも、美味しくいただきました。ごちそうさま。 -
水口センチュリーホテル
今宵の宿。国道1号線沿いにあるし、となりは大きなショッピングモール。駐車場も大きい。明日の午前中は旧東海道水口宿を散策する予定なので、立地は申し分なし。部屋は、まぁ普通。不満なし。
甲賀の旅1日目が終了。おやすみなさい。
【2019年滋賀】始まりはケムマキケムゾウ君。甲賀へ行ってきた。1/2 信楽編 終了。
【2019年滋賀】始まりはケムマキケムゾウ君。甲賀へ行ってきた。2/2 水口・甲賀編 に続く。
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