2013/11/10 - 2013/11/26
1位(同エリア52件中)
ねんきん老人さん
- ねんきん老人さんTOP
- 旅行記103冊
- クチコミ14件
- Q&A回答2件
- 453,789アクセス
- フォロワー252人
旅行というのはまことに安上がりな趣味ですね。
わくわく過ごす準備期間、心躍る本番、帰宅後の土産話や自慢話。さらには何十年後にも味える思い出。
一回の出費でこれだけ楽しめる趣味はそうないのではないでしょうか?
新型コロナウイルスのせいでどこにも行けない昨今。
な~に、昔の写真を出してみよう。 メモを頼りに旅行記を書いてみよう。 あっと言う間に一日が経ってしまうじゃないか。
なんて、負け惜しみを言っている私が、窓を閉め切った家の中で今やっていること。 6年半も前のニュージーランド旅行の振り返りです。
その旅行では次の3編を4トラに投稿していますので、今回その続きを書いてみることにしました。
① 亭主の面目丸つぶれ 《 クライストチャーチ 》
② 早まって、誤って、謝って 《 テカポ 他 》
③ 羊が一匹、羊が二匹・・・おっと危ない、運転中 《 ミルフォードサウンド 》
いわば外出自粛という「災い」を旅行記投稿という「福」に転じようというもくろみで、まことに呑気なものですが、もしご自宅で退屈なさっているようでしたらご一読いただけたらと、虫の良いことを考えております。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【 クイーンズタウンでの朝 】
南島、クイーンズタウンでの朝。 今日は北島へ移動します。
まずはフロントで写真右上に貼り付けたトークンを貰い、ランドリールームで洗濯機を使います。
洗っている間に朝食。 ビュッフェスタイルで特にどうということもない内容ですが、トースト用の小さなバターを2個、昼食用にくすねました。
あとでそれを知った妻、
「えーっ、また持って来ちゃったんですかぁ?」
言い返す私、
「お母さんだって、よくホテルの歯ブラシ持って帰るじゃん!」
ニュージーランドまで来て言い争うことじゃないですね。 -
【 チェックアウト前の散策 】
北島への飛行機は昼出発なので、少し町を散策することに。
遠目にも見事な巨木が湖への道しるべになっています。
-
【 ジャイアントセコイア 】
その巨木、そばに行ってみると幹にプレートが打ち込まれていました。
分類学上はセコイアデンドロンというようですが、ジャイアントセコイアという通称も書かれています。
どちらも聞いたことがありますが、私はそれを単にセコイアの大きいものだと思っていました。
でも、セコイアというのは雌木で、セコイアデンドロンは雄木なのだそうですね。 雌雄のある木といえば身近なところで山桃や銀杏などがありますが、セコイアもそうだったとは・・・知らなかった! -
【 クイーンズタウンモール 】
巨木のある角からまっすぐ続くモールです。
まだ9時過ぎで人通りも少なく、ウインドーショッピングをしながらのんびりと散策を楽しみます。 -
【 ワカティプ湖 】
ワカティプ湖に出ました。
ニュージーランドで3番目に大きい湖ということですが、S字型をした特異な形状が原因で水面が25分間隔で10cmほど上下するそうです。
そのメカニズムは分かりませんが、先住民マオリの伝説では湖の底で眠るマタウという巨人の心臓の鼓動だということで、それなら理解できます。 -
【 モア 】
絶滅したニュージーランドの固有種モアの像がありました。
マオリがニュージーランドに移住して、この飛べない鳥をわずか200年で狩り尽くしてしまったというから驚きです。 しかもそれは今からほんの500年前のことだそうで、地球の生態系を壊す一番の元凶が人間だということはどうやら間違いないようですね。 -
【 パンをついばむスズメ 】
売り物なのか、ピクニック用なのか、食パンが置かれていました。 ラップで包まれているところを見ると餌用でないことは確かです。
それを我が物顔でついばんでいるスズメは不届きというしかありませんが、正直を言うと私の気持ちは「もっと食え、もっと食え」というものでした。
いずれにしてものどかなもので、アッシには関係のないことです。 -
【 ハートランドホテル・クイーンズタウン 】
10時過ぎ、ホテルを出て空港に向かいます。
途中でガソリンを満タンにして、空港には20分ほどで着きました。
ところが、格安レンタカー会社だったせいかオフィスが分からず、さして広くもない駐車場の周りを10分も走り回ってやっと見つけました。 窓口には誰もいません。
大声で何度か呼んで、ようやく現れた女性に名前を告げたところ、書類も見ずに手を出して、キーを受け取ると「ィヤッ、バイバイ」とそれだけ。 -
【 クイーンズタウン空港 】
予約してあったジェットスター便は直前になって廃便。 1か月以内の別の同社便に手数料なしで変更できますという腹立たしいメールがきました。
電話をすると、それに近い時間の他社便も斡旋できるが、その場合は差額の支払いが必要とのこと。 すったもんだのやりとりで、この〝温厚な” 私も声を荒げましたが、相手は慇懃無礼な落ち着き払った声で Deeply sorry などと白々しい言葉を繰り返し、らちがあきません。
私は、おめっちに斡旋などしてもらうかっ! という気分で、返金だけを求めました。 1か月以上たって、クレジットカードに返金がありましたが、ただ金額が書かれているだけで、それ以外にはメールの1本もありません。 -
【 マウントクック上空 】
取り直したチケットは 11:45 発のニュージーランド航空602便。
南島の背骨に沿って飛び、2日前に遊覧飛行を楽しんだマウントクック上空を通りました。
定刻運行で軽食も出て、快適なフライトに
「やっぱりLCCはダメだな。 安けりゃいいってもんじゃないよ」
とうそぶきましたが、そういう私たちの席はエコノミークラスでした。 -
【 レンタカー 】
13時半ごろ北島のウエリントン空港に着き、レンタカーを借ります。
これから11日間、北島を走ることになる車はトヨタの RAV4。 日本車は気が楽です。
-
【 アジアンショップ 】
北島での宿泊はモーテルが多くなると思いますので、夜食用に日本のカップラーメンがあると安心です。
まずは「文記」というアジアンショップへ。 日本の食材はあまり無く、タイやマレーシアのものが多いようでした。 -
【 オタキモーテル 】
ウエリントンから100kmぐらいの町、オタキへ。
国道1号線沿いにある「オタキモーテル」が今夜の宿です。 簡素ながら居心地の良い所で、以前3年連続のべ3週間ほど泊まりました。
今回、常連であることをアピールして予約したところ、「覚えている」ということでしたが、明らかに嘘である証拠に、初めての妻にちっとも変っていないなどとお世辞を言っていました。 -
【 知人宅訪問 】
この日はオタキの知人であるグレイさんのお宅を訪問しました。
ここの娘さんは20年ほど前に日本の大学に留学し、私の家にも何度か泊まりにきて、私の娘と仲良くなって今でも交流が続いています。 -
【 夕飯 】
グレイさん宅訪問の目的はこれ。 夕飯です。
奥さんのシェリルさん心づくしの手料理で、食べきれない分はもちろん全部お持ち帰りにしてもらい、翌日は3食それで間に合わせました。 -
【 モーテルの朝、雨 】
翌日は朝から雨。 といっても一日中降ることはあまりないようで、初めてニュージーランドに行ったときは、人々が雨でも傘をささないことに驚きました。
この日も出発してすぐに止み、行動に影響することはありませんでした。 -
【 ワンガヌイの町 】
北島の西海岸に沿って1号線を北上。 1時間半ほどでワンガヌイに着きました。
150年ほど前に先住民族マオリと入植者であるイギリス人が戦ったマオリ戦争の舞台となった所だそうです。
軍隊を持つイギリス側が圧勝してマオリ社会は崩壊したとのことで、オーストラリアのアボリジニー、アメリカのインディアンなどと同様、今に続く葛藤の歴史を持つ町です。 -
【 サージェント・ギャラリー 】
クイーンズパークには美術館がありました。
シンメトリックな建物の美しさに思わずシャッターを切ったのですが、中には入っていません。 近代アートの作品が多数展示されているとのこと。 -
【 のどかな風景 】
ワンガヌイで1号線を離れ、4号線を北東に進みます。
1号線沿いに比べて起伏の多い景色が続きますが、それでも森林はほとんどなく、ニュージーランドらしい草地が続きます。
ニュージーランドらしい、と書きましたが、実は西洋人が入ってくるまではニュージーランドは全土が深い森で覆われていたそうですね。
牧畜のための伐採に次ぐ伐採。 加えて毛皮を得るために持ち込まれて爆発的に繁殖してしまったポッサムの食害で、高木は姿を消したとのこと。
私たちは今、その変わり果てた景色を楽しんでいるのですね。
-
【 ??? 】
羊が道路に出ないように、国道沿いには延々と柵が設けられていますが、その柵におびただしい数の靴が結び付けられていました。
なんのため? いやいや、なんのためでもないでしょう。 遊び心が伝わってきます。 -
【 オーアクニ 】
ちょっと道を反れ、オーアクニの村に行ってみました。
ここは carrot capital と呼ばれているほどの人参の大産地で、生産される人参の8割が日本に輸出されているとのことでした。 (今は中国産に押されて、日本でのシェアはかなり下がっているようです。 それでも日本で売られている人参ジュースの9割は今でもニュージーランド産だとか)
-
【 人参のモニュメント 】
高さ10mの人参のモニュメントです。
この旅行の後しばらくは、妻とスーパーに行くと、ついつい売っている人参の産地を確認してしまいました。 ニュージーランド産と書いてあると嬉しくなって買ったりしたものですが、我ながらちょっと単純だったなとは思います。 -
【 トタラの古木 】
人参のモニュメントのそばにトタラの古木が置かれていました。
カウリと並んでニュージーランドを代表する巨木のようですが、こんな木が全土を覆っていた時代があったのですね。 -
【 タウハイ滝 】
トンガリロ国立公園に入ると、タウハイ滝が迎えてくれます。
といっても道路からは7~800mほどの小路を辿らねばならず、道標を見落とせばとうてい見つけられるような滝ではありません。
実はここで濡れた岩に足を滑らせ、腰から下がずぶ濡れになりました。
カメラを濡らすまいと頭上に差し上げながら流れに腰から落ちていく姿に妻は大笑い。 まあ、笑うしかなかったとは思いますが・・・。 -
【 ファカパパ・ビレッジ 】
道路に戻って10分かそこら走ると前方にファカパパ・ビレッジ、その先にルアペフ山が見えてきます。
ビレッジといっても民家が並ぶ集落ではなく、イメージとしてはだだっ広いキャンプ場のような感じでしょうか。
道路脇に見える貴族の館みたいは建物は、人気のベイビュー・シャトー・トンガリロです。
シャトーというぐらいですから、まあ洒落たホテルですが、もちろん値段もそれなりで、私たちはその左後方に見えるスコーテル・アルパイン・リゾートに泊まります。 予約のときに「年金生活だから安い部屋を」と希望したら、本当に安い部屋で、シャワーしかありませんでした。
ずぶ濡れの姿を見たスタッフが乾燥室を教えてくれましたが、2泊するので部屋干しでも乾くからと、そのまま部屋に。 -
【 ホテルのエントランス 】
翌11月17日、今日はトレッキングに出ます。
スタート地点まではバスがあり、各ホテルを回って予約客をピックアップしてくれます。 バスは7時、7時半、8時の3本。 私たちは7時のバスを頼みました。 というより、前夜の段階で、空席があったのはそれだけだったのです。
頼んでおいた弁当を受け取ってバスを待ちます。 -
【 マンガテポポ駐車場 】
バス内で、登山者名簿に氏名・年齢・滞在ホテル名・携帯電話番号を書き込みます。 全員書き終わったところで見せてもらうと、年齢欄の最高は「70」。 私です。
着いた所はマンガテポポ駐車場。 ここがスタート地点で、「 TONGARIRO ALPINE CROSSING 19.4 km 」と書かれた立て札があります。
ここからほぼ北に向かい、標高1978mのトンガリロ山を越え、ケテタヒ駐車場まで。 ニュージーランド人に最も人気のトレッキングコースだそうです。
さあ、行きましょう。 -
【 平坦な道 】
はじめはただ平坦な道を進みます。
視界が大きく開けているので気分は上々ですが、ほとんど勾配もなく、とくに世界遺産の山を歩いているという高揚感もありません。
まあ、トレッキングというくらいですからそれほど峻険な山岳を想像していたわけではありませんが、ちょっと拍子抜けな感じがしないでもありません。 -
【 ルアペフ山 】
歩きながら振り返ると、昨日ファカパパ・ビレッジの先に見えていたルアペフ山が。
標高2797mだそうで、頂きには雪が積もっています。 南半球は初夏ですから、残雪ということになるのでしょうか。 -
【 1.3 + 18 = 19.4 ? 】
道標がありました。
スタート地点のマンガテポポ駐車場まで 1.3 km、ゴールのケテタヒ駐車場まで 18 km とあります。
えっ? さっきの立て札には1 9.4 km と書いてありましたが・・・。
まあ、私の中学高校での数学の成績はおそらくクラスでビリだったと思うので、あんまり強くは言えないのですが。 -
【 苔 ? 】
少しずつ登りが始まった辺りに、白っぽいカビみたいなものが地にびっしり張り付いていました。
苔なのかと思いましたが、帰ってから調べてみると、ベジタブルシープという高山植物らしいということが分かりました。 デイジーの仲間だそうです。
えっ!? デイジー? シープ? どっちにも似てませんよォー。
ベジタブルって、、、食べられるのォー?
-
【 少しずつ山らしく 】
歩き始めて40分。 辺りの景色が少しずつ山らしくなってきました。
といっても、日本の山のように木が茂っているわけではなく、植物といえば草だけです。
-
【 小川 】
道の脇に小さな流れが現れました。
澄んだ水がさらさらと音をたてています。
荒涼とした景色だけを見ながら歩いてきましたので、水を見るとほっとします。 -
【 無機質な岩 】
と思ったら、またしても無機質な岩の間を歩くことに。
怪獣映画にでも出てきそうな原始の世界のようです。
いや、怪獣映画ではなく、この山全体は「ロード・オブ・ザ・リング」のロケに使われた所だそうで、そのロケ地を回るツアーも人気だとか。
そう聞いて、帰ってからその映画を見直しましたが、はっきりそれと分かる景色はありませんでした。 -
【 だんだん山らしく 】
スタートから1時間ほど、退屈するほど平坦な道を歩いてきましたが、ようやく起伏が大きくなり、だんだん山らしくなってきました。
1時間と書きましたが、実はまだ3kmしか歩いていません。
そういえば、同じバスに乗っていた人たちはどうしたのでしょう? 後ろには誰もいませんから、もうずっと先に行っているのだと思います。
-
【 朝食 】
でもまあ、レースじゃないのですから、急ぐこともないでしょう。
ホテルで用意してもらった弁当で朝食にします。
パンにはクイーンズタウンのホテルでくすねたバターを塗りました。
また、オタキモーテルの部屋に沢山あった袋入りのインスタントコーヒーをいくつか失敬してありましたので、今朝魔法瓶に詰めてきました。 贅沢な朝食です。
-
【 木道 】
朝食を終えてまた歩き出します。
この辺には水があり、そこそこの植物があるので、それを保護するためでしょうか、しばらく木道が続きます。 -
【 後続の人たち 】
また登りにかかった所で振り返ると、遠くにトレッカーたちの姿が見えました。
あとのバスで来た人たちでしょうか。
-
【 路傍の花 】
名も知れぬ小さな花が咲いていました。
とりたててどうというほどの花でもないのですが、旅先では思わず足を止めてしまいます。 やっぱり、旅に出ると感性が違ってくるのでしょうね。 -
【 引き返すことも考えて 】
こんな注意書きがありました。
トレッキングを続けるだけの準備は本当にできてるかい?
天気は大丈夫かね?
衣類や装備はちゃんとしてる?
体調は十分か? まだ13km あるぞ。
もし1つでも NO なら、引き返すことを考えるんだよ。
う~ん・・・。 一応ちゃんとしてると思うけど・・・。 -
【 前方を行く人々 】
スタート地点から2時間。 なだらかではありますが、登りが続くようになってきました。
前方はるか、これから行く道にトレッカーの姿が見えます。 同じバスで来た人たちかも知れません。 -
【 歩いてきた道 】
2時間半。 振り返ってみるとこれまで歩いてきた道が見えます。
おーっ、ずいぶん歩いたなと、まんざらでもない気分ですが、気がつけばさっきはずいぶん遠くを歩いていた人たちがすぐ後ろに迫っています。
バスは30分差だった筈ですから、私たちが2時間半かかったところを、彼らは2時間で来たということになりますね。 -
【 ま、いっか 】
それはちょっと癪ですが、まあ急ぐ旅でもなし、無駄な競争心は捨ててちょっと休憩することに。
わき目も振らずに歩くなんて、トレッキングの精神に反するじゃないか・・・なんて。
-
【 仮設トイレ 】
休憩しながら来た道をぼんやり眺めていると、「あの白いの、さっきのトイレかしら?」と妻が。 「あ、ほんとだ! トイレだ!」
トイレごときで大声を出した自分が恥ずかしくなりましたが、これも旅の高揚感ということで。
ちなみに、私たちの目にふれたトイレはスタート地点とゴール地点のほかには2か所でした。 どれも工事現場などでよく見る仮設トイレです。
「いっぱいになったら、どうすんだろうなあ?」
「ヘリコプターで運ぶのかしら?」 -
【 岩陰の花 】
岩の陰に黄色い花が咲いていました。
「何の花かしら?」
「リュウキンカじゃねえ?」
「違うでしょ」
「キンポウゲかな?」
「違うでしょ」 -
【 ナウルホエ山 】
トレッキングコースの右にナウルホエ山が近づいてきました。
頂上まで往復3時間と書かれています。
でも。 ナウルホエはマオリの聖地だから絶対に登ってはいけないと言われていたのですが。
むろん、登りませんでした。 マオリの心情を大切にしてのことです。 体力の問題ではありません。 ですからぁ~・・・体力の問題じゃないってばぁ。 -
【 サウスクレーター 】
サウスクレーターと呼ばれる平地に入りました。
外輪山に囲まれ、なるほどここが火山地帯だという実感が沸きます。 -
【 広いクレーター 】
そのサウスクレーター、横切るのに30分かかりました。
振り返ると改めてその広さが分かります。
これは外輪山を登り始めた所で撮った写真です。 -
【 さらに登る 】
外輪山は思いのほか高く、しかも斜面はガレ場で、トレイルができていないので、岩に手をかけながら登ります。
この辺りが一番きつかったように思います。 -
【 外輪山に雲が 】
突然、雲が覆いかぶさってきたと思ったら、あっという間に飛び去り、クレーターをなぞるように反対側の山まで遠ざかってゆきました。 -
【 よくやった! 】
クレーターを見下ろします。
ノルディックポールをついた女性はニュージーランドの人で、ここは何度か歩いているとのこと。
えっ? 私が何度も行くかって?
う~ん・・・。 まあ・・・。 そうですねえ・・・。 -
【 昼食 】
ちょうど12時、トンガリロ山のほぼ頂上に着きました。
実際の頂点はここから横に300mほど離れているのですが、トレッキングコースはここから下りにかかります。
ここで昼食。 ウエリントンで買ったニッシンのカップヌードルを出します。
標高が高いので気圧が低く、カップが外に膨らんでいます。 -
【 これこれ! 】
実は妻と旅行をするとき、よく河原や山頂でカップラーメンを食べます。
パサパサしたパンや冷えた握り飯と違って体も温まりますし、「3分待つ」楽しみもあり、どうしてどうして、なかなかのものです。 -
【 レッドクレーター 】
少し下った所にある火口です。
蟻地獄のように落ち込んでいるので、近寄るのはとても危険ですが、覗き込みたくなるのは人情。 このときは風がなかったので、四つん這いになってギリギリまで近づいてみましたが、縁がまるくなっていて、もしズルッと滑ったら、掴まるものは何もありません。 -
【 レッドクレーター 】
これは別の角度から見たものです。
ここは崩れた土砂の落ち込み口のようになっていて、これまた滑りだしたら止まる方法はなさそうです。
日本では「管理責任」というようなことが声高に言われますので、自治体は先手を打って頑丈な柵を設けますが、諸外国、特にオセアニアでは「落ちても知らんぜ」ということで人工物は何もありません。 自己責任の意識が浸透しているのでしょうか。
-
【 蒸気 】
下の方で蒸気が噴き出していました。
トンガリロが火山であることはこれまでの景色で実感していましたが、こうしてみるとやっぱり怖いですね。
噴火注意の立て札はありましたが、ここでそんなことを言われたって、どう注意すればいいのでしょうか? シェルターもないし、身を隠す岩陰もないし。 -
【 火口を迂回 】
レッドクレーターを右に見ながら、このコースの最高地点(1886m)に向かいます。
この辺りから急に冷えてきましたので、ヤッケを着こみます。
それにしても、もし転んだら絶対止まれないし、助けようもないですね。 -
【 ご用心 ! 】
最高地点からは、遮るものが何もない斜面を一気に下ります。
ズルズルッ、ズルズルッと、こちらの意思には関係なく足が滑り、のけぞったりかがみこんだりの悪戦闘。
「膝を曲げろ」
「つま先を横向きに」
妻へのアドバイスで大声を出していた私ですが、実はこのあと私自身が絵に描いたような尻もちをつき、そのまま2~3m滑って、ほとんど仰向けになりました。
-
【 エメラルドレイク 】
もしそのまま滑り落ちていくと、正面はエメラルドレイクです。
まあ、途中で勾配が変わるので、実際はそのまま湖にドボンということはないのですが、あまりにも真正面にあるので、「世界のお馬鹿チャレンジ」などという番組で一気に駆け降りて水に飛び込むバカが出てくるのではないかと思えてきます。 -
【 さらに下る 】
エメラルドレイクを右に見ながらさらに下ります。
この先はまたクレーターです。 -
【 セントラルクレーター 】
それがこれ、セントラルクレーターです。
赤の矢印はレッドクレーター。 緑の矢印は、さっき尻もちをついた場所です。
クレーターの底は平らで、もちろん歩き易いのですが、実はここでやっと全コースの半分ぐらいです。
ゴール地点でピックアップしてくれるバスは3時、4時、5時の3本。
3時のバスは論外。 タイムトライアルじゃないんだから、ゆっくり、楽しみながら歩かなくっちゃ。
-
【 また登りが 】
クレーターですから、周りは外輪山に囲まれています。
ということは、横切るにはまた登らなければなりません。 -
【 道に迷った ? 】
いつの間にか、前にも後ろにも人影が見えない状態が続いていました。
そんなとき一人の若者が現れて、道はこれでいいのかと訊いてきました。
「そう言われても・・・実は私も初めてなんだけど・・・」
若者は3時のバスを予約してあるんだと言って、あっという間に消えました。
私の不安を見透かしたような妻の声。
「ダイジョウブですか?」
「当ったり前田のクラッカー」
「それ、古~い」 -
【 ほ~ら見ろ! 】
幸い私のハッタリは当たり、前方にロトライア湖、その向こうに大きなタウポ湖が見えてきました。
人もいます!
あとはどんどん下って行けばいい筈です。
「ほらーっ! だから言ったろ?」
「言いましたぁ?」 -
【 残雪 】
所々、雪の残った場所があります。 北半球でいえば5月にあたるこの時期ですから、やはり標高が高いのだと思います。 -
【 ケテタヒ小屋 】
はるか前方にケテタヒ小屋が見えてきました。(赤い矢印)
ほっとしましたが、この地点からは30分ほどかかりました。
黄色い矢印は、翌日行った菜の花畑です。 -
【 ケテタヒ小屋 】
ケテタヒ小屋に着きました。
ケテタヒというぐらいですからゴールのケテタヒ駐車場はもうすぐだと思ったのですが、駐車場まであと 6.4km という標識を見てのけぞりました。
最終バスまではもう2時間を切っています。
今までのペースでは間に合いません。 -
【 火山活動 】
少し歩調を速めました。
所々で火山活動による蒸気が噴出しているのが見えます。
写真左端に見えているのは、このコースの最高地点、あの尻もちをついた所です。
あそこから下って来たのかと思うと、ちょっと感慨深いものがあります。 -
【 麓の沢 】
だいぶ下まで降りてきました。
高所とは違って植物で覆われ、水の量も増えてきたように見えます。 -
【 麓の森 】
残り2km 余り。 景色がまったく変わり、森の中を歩く道になりました。
中途半端な階段が数段あり、その先が数メートルの平らな道。 その繰り返しが延々と続きます。
ここで私の足に異変が。
高校時代の部活で痛めた左膝がときどき痛むのですが、それがこの時起こりました。 階段を左右の足で降りることができず、曲がらない左足に体重をかけないように、ほぼ右足だけで歩くことになり、妻は私を気遣ってしばしば後ろ向きに歩く始末です。
この屈辱的なザマもさることながら、最終バスの時間が迫っていることで、もはやトレッキングを楽しむどころではありません。
とうとう妻が、先に行ってバスに待ってもらうと言い出しました。
あっという間に消えた妻。 しばらくして戻ってきて、運転手さんが笑っていたと言います。 -
【 ケテタヒ駐車場 】
やっと着いたゴール。 かろうじて最終バスの時間、5時に間に合いました。
そこで分かったのですが、もう一組遅れている夫婦がいて、運転手さんが探しに行ってくれました。
それにしても私たち、約10時間かかったわけで、あとでそれを聞いたホテルの女性スタッフはプッと噴き出しました。
-
【 夕食 】
ホテルのレストランで祝杯(?)をあげましたが、妻にぶざまな姿を見られた私は複雑な気持ちです。
私にとって、10歳下の妻はずっと保護する対象だった筈なのに、今回最後の2kmは後ろ向きに歩く妻に保護されながら歩き、とうとう妻が駆け足でバスを止めに行ったのですから、己れの不甲斐なさに「乾杯」の声も小さくなります。
若いモンには負けないという私の自負があとかたもなく崩れ去った瞬間でした。
その妻がこの旅行の3年後に死ぬことになろうとは、誰が思ったでしょう。
神仏の仕打ちの非情さ、私だけがのうのうと生きている不公平さを、どう考えたらいいのでしょう?
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (16)
-
- gomumariさん 2023/01/05 22:46:10
- 参考になりました
- 私は4月に初ニュージーランド行を計画しており、TONGARIRO ALPINE CROSSINGを実際に歩いた人の感想を知りたくて、ねんきん老人さんのページにたどり着きました。
トレッキングは興味がありますが、普段あまり山歩きをしているわけではないので、果たして私に歩けるのだろうかと不安が大きく・・。
夫はトレッキングよりも自転車での走行に興味があり、行くとしたら私は単独になってしまうため、ツアーに参加した方がいいのか、それともトレッキング自体やめるか現在考慮中なのです。
ご夫婦で歩かれたとのこと羨ましい限りです。
そして、奥様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
思わず引き込まれてしまう文章、そして役に立つ情報ありがとうございました。
- ねんきん老人さん からの返信 2023/01/06 11:01:59
- 是非チャレンジを!
- gomumari さん、おはようございます。 書き込み、それにフォローも、ありがとうございました。
トンガリロ縦走をお考えとのこと、是非チャレンジしていただきたいと思います。
拙稿にも書きましたが、当時70歳の私でも最後はヘロヘロながら歩けました。 最後の無様さは歳のせいではなく、若いころに部活動で痛めた古傷が運悪くこのときに顔を出したものですから、そういう欠陥を持たない方なら問題ないと思います。 現にそのときは私よりはるかに高齢と思われるご夫婦が休み休みではありますが踏破しており、途中で何回か出会っては励まし合ったりしたものです。 そのほかにも一人で歩かれているご婦人もいて、下り坂では尻をついてズルズルと降りたりしていました。
総じて言うと、いろんな方がそれぞれマイペースで歩いていて、しかもニュージーランドの人たちは親切、フレンドリーで、初心者にも親しく声をかけてくれたりして、不安はありません。
また、日本の山のように木が茂っていませんので、見通しが良く、迷子や遭難の心配もありません。 コースには小さな三角板をつけた棒が細かく立っていて、道を見失うこともありません。 バスは乗客名簿を持っていますので、遅れても待ってくれます。(前日、ホテルで予約します)
唯一、私が懸念するのは、雨だったらどうするかということです。 私はホームセンターで使い捨てのビニール製レインコートを持って行きましたが、幸い使わずに済みました。 雨だったら、スタートからゴールまで雨宿りをする場所はありません。 (途中2箇所に小屋がありますが、おそらく他のトレッカーでいっぱいでしょう)
ホテルで前夜に適切なアドバイスを受けられるでしょうから、とにかくホテルまで行って、歩けないほどの雨だったら「もう一度来る口実ができた!」と自分を慰めるしかないと思います。
こればかりは何とも言えないのですが、それを心配してせっかくの機会を逃すのはもったいないと思いますので、私としては是非 gomumari さんにあの景色を楽しんでいただきたいと思っています。 その後の旅行記を今から楽しみにしております。
ねんきん老人
- gomumariさん からの返信 2023/01/06 22:02:14
- Re: 参考になりました
- とても丁寧な返信ありがとうございます!
私には難し過ぎるかなと半分あきらめモードだったのですが、なんだか急にやる気が出てきました。
送迎バスは前日にホテルで予約すればいいんですね。
それなら天気予報を確認した上で参加できるので、ちょっと安心。
山の天気は変わりやすいので、晴れの予報でも用心は必要だと思いますが。
出発までまだ時間があるので、またご相談させていただくかもしれません。
アドバイス本当にありがとうございました。
- ねんきん老人さん からの返信 2023/01/07 12:17:58
- 雨について
- gomumari さん、書き忘れていたことがあります。
ご存知と思いますし、旅行記の中にも書きましたので、分かっているよと叱られそうですが。
私はニュージーランドには6~7回行っており、毎回10日から20日ほど過ごしていますから、ニュージーランドにはそこそこ慣れているつもりでいるのですが、最初のころは、ニュージーランドの人たちが雨でも傘をささないし、洗濯物も取り込まないので不思議に思っていました。
そのうち、ニュージーランドでは雨が降っても1時間も2時間も降り続けるということがまずないという気候の特徴に気づきました。 ニュージーランドの人からも「すぐ止むから」という言葉を何度も聞きました。
トンガリロ縦走のときも、たまたま私のときは一度も降らなかったのですが、周りを見ても雨具(レインコート)などを携行しているような感じはしませんでした。
gomumari さんが行かれるときも、同じだと思います。 持って行くのは薄い使い捨てのもので十分だと思いますし、小雨でしたらそれも使わないで済むでしょう。
ただしgomumari さんもおっしゃる通り、山の天気は変わりやすいので、何も持たずに行くのは濡れることに慣れていない日本人にとっては危険だと思います。
以上、余計なお世話ではありますが、念のためお伝えしておきます。
gomumari さんが良い思い出を作られるよう、お祈りしております。
ねんきん老人
- gomumariさん からの返信 2023/01/08 00:04:19
- Re: 参考になりました
- ねんきん老人さま
雨の件で追加の情報ありがとうございました。
トンガリロアルパインクロッシングについて書かれたサイトや旅行記を色々見ていると、「悪天候でその日のシャトルバスサービスが運行されなくなり、翌日に延期した」などということも起こるようなので、その時の状況によるのでしょうね。
私の時はどうなるのか、ワクワクドキドキで行ってこようと思います。
それにしても、ニュージーランドにそんなに行ってらっしゃるとは羨ましい。
私は今回北島だけの予定なので、機会を改めて南島にも行ってみたいと思います。また旅行記じっくり読みに来ますね。
-
- nikさん 2020/09/06 17:14:52
- ジャイアントセコイア
- 凄い楽しそうな旅行ですね。
僕も休みが有ればなぁと毎週思っております。
去年はVRですがニュージーランドを体験して来ました。
僕も定年を楽しみにしていますよ。
話は変わって、僕もアメリカでジャイアントセコイアの森に迷い込んで来ました。
残念ながらこの旅行記は書けて無いんですけどね。
車で木の幹に彫られたトンネルを抜けたり上から超大型のマツカサが落ちてきてビビったりと小人さんになった一泊二日の弾丸旅行でした。
定年になったら二週間くらい掛けて回ってみたいみたいですね。
- ねんきん老人さん からの返信 2020/09/06 19:18:20
- リアル・ジャイアントセコイア!
- nik さん、書き込みをありがとうございました。
本場でジャイアントセコイアの中を歩かれたとのこと、羨ましい限りです。
私も今回の旅行でニュージーランドのセコイアの森を歩きましたが、そのとき思ったのは、本場のアメリカで本物のジャイアントセコイアを見たいということでした。
ニュージーランドのセコイアは、確かに日本ではお目にかかれない巨木でしたが、それでもアメリカのジャイアントセコイアのイメージからすると物足りないものでした。
幹を車が通り抜ける写真は子供のころ見てあこがれたものです。
ずいぶん前にヨセミテ国立公園でジャイアントセコイアを見ましたが、やはり抱いていたイメージよりは小さいもので、少々がっかりしたことを覚えています。
nikさんはまだ定年前ということで、これからいくらでも予定を立てられるわけですから、これまた羨ましい限りです。
私は、コロナが収まるのが先か自分の寿命が尽きるのが先かという状況ですので、もうあれこれ計画を立てるのは無理です。
せいぜい昔の旅行を思い出して楽しむくらいしかできませんが、それでもまあ、思い出して楽しむ旅行があったことだけでも幸せかなとは思っています。
どうもありがとうございました。
ねんきん老人
-
- ふわっくまさん 2020/05/29 12:52:22
- 人参のモニュメント・・
- ねんきん老人さん、こんにちは。
ニュージーランドに何度も訪れていらっしゃったそうで、とても羨ましく拝見させていただきました。
そしてオーアク二の人参のモニュメントに、インパクトを感じました。
ウサギさんが大好きな、人参の産地なのですね。
トレッキング中のカップヌードル、美味しいですよねー
・・トースト用のバターは、何かお食事に使われたのでしょうか・・
エメラルドレイクもスゴク綺麗で、何年も前のご旅行に思えません・・
すぐ近くで奥様も一緒に、ご覧になっている気がしました。
ふわっくま
- ねんきん老人さん からの返信 2020/05/29 20:19:01
- バターの件、ご内密に・・・。
- ふわっくまさん、書き込みありがとうございました。
オーアクニが人参の産地だということは、この旅行のための下調べをしているときに初めて知りました。
今でもスーパーなどで人参が並んでいると、つい産地を見てしまいます。そして馬鹿な話ですが、ニュージーランド産と書かれているとつい買ってしまったりします。
それがなぜ馬鹿な話かというと、私は料理というものがまったくできないので、買っても食べられないのです。 一度、仏壇に人参があるのを来客に見られて説明に窮したことがあります。
ホテルでくすねたバターはトレッキングの途中で食べたパンに塗りました。でもやっぱりこれはダメですね。どうぞご内密にお願いします。
エメラルドレイクの写真を妻も一緒に見ているとのお言葉、ありがとうございます。
実は妻が死んで3年間、常に声掛けはしているのですが、なにしろ返事がないもので、ときどき、聞こえてないんじゃないかと思ってしまうのです。
でも、ふわっくまさんの仰るとおり、見えてる、聞こえてると、また思い直しました。ありがとうございました。
コロナ騒ぎでふわっくまさんもお出かけになれないと思いますが、たっぷり充電して、また旅行できる日に備えてください。
ねんきん老人
-
- 熟年ドラゴンさん 2020/05/26 16:51:18
- お揃いの服を着た三姉妹かと!
- なるほど合成写真ですか。
奥様は4年前に亡くなられたのですね、ご冥福をお祈りいたします。
ニュージーランド行ったことないですがミルフォードサウンズとかトンガリロに行ってみたいと思っていました。
湊かなえの小説で「山女日記」というのがありトンガリロが出てきたので興味を惹かれました。
海外トレッキングに行ってみたいものです。
- ねんきん老人さん からの返信 2020/05/26 17:21:10
- スーパーマンのお目に止まるとは!
- 熟年ドラゴンさん、書き込みありがとうございました。
山でも海でも数々の体験をなさっている熟年ドラゴンさんのお目に止まったということで、穴があったら入りたい気分です。
トンガリロクロッシングはニュージーランダーたちが気軽に出かけてゆくコースのようで、部分的にハードな箇所はあるものの、全体としては「征服」とか「踏破」「完走」というような言葉を使うのはどうかと思うような、難易度の低いレジャーだと思います。
ですから、そんな所で膝を痛めてヨタヨタしていたという旅行記は我ながら見っともないもので、熟年ドラゴンさんのようにタフな方のお目に触れることを考えたらとても投稿できるものではありません。
湊かなえの「山女日記」は読んだことがありませんので、トンガリロが出てくるということも勿論知りませんでした。
早速アマゾンで注文しました。 コロナ騒ぎで出かけられない今、楽しみができました。
ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- olive kenjiさん 2020/05/24 11:46:57
- 4回目のニュージランドですって・・
- 出ました。海外旅行編
そうです!若いものに負けてたまるか!です。
ところで、過去3年連続ニュージランドへ行かれたと書いていましたが、今までそんな旅行記も書いていないですよね。謙遜を美徳とする先輩だからかな。
やはり、学生さんを引率して行かれたのでしょうか。
秘密ですか。先輩は過去の履歴を明かさないからな~
奥様の写真がいっぱい出て来る良き旅行記でした。
一枚の写真に3人の奥様らしき人が出て来ましたけど、良く似た姉妹じゃないですよね。
おそらく何か工夫されて画像処理をしたと思われますが、驚いたな~
やり方教えてもらいたけど、もう虜になりそうなので止めておきましょう。
ジェットスターって慇懃無礼ですよね。失礼な。恥知らず!
私もジェットスター国内線で知らずにビールを機内で飲んでいたら、筋肉隆々の男CAが機内持込飲酒は駄目だと力ずくでビールを奪い取りました。
もっと言葉で優しく説得案内してくれないでしょうかね。抵抗する訳ないんだから。
飛行機もいつから男CAが勤務するようになったのでしょうか。
やはりCAといえば、選び抜かれた絶世美人女性というのが常識だったと思いますが。
帰って来てくれ~昔のスチュワーデス時代。
先輩、コロナでお暇なようでしたら昔話をいっぱい投稿して下さい。
話題が無い?いえいえ、先輩のはどんな平凡な日々も楽しくて面白いのですから。
- ねんきん老人さん からの返信 2020/05/24 13:34:14
- スチュワーデス・・・いいですねぇ。
- olive kenji さん、早速の書き込みありがとうございました。
ニュージーランドへは学生時代を含めると7回行っています。 秘密にしなければいけない不〇旅行など一度もありませんので、別に隠しているわけではありません。
ただ、私の若いころは小田実さんの「何でも見てやろう」が学生たちのバイブルとなっていた時代で、今考えてみれば、とにかく出かけることがトレンドだったので、何の下調べもせず、したがって向こうでの見聞が実に薄っぺらで人様に語れる収穫はほとんどないという旅行ばかりでした。
しかも、これは小田さんが言っていることではないのですが、日本人というと「団体・カメラ・めがね」と揶揄されることが多く、それに抗して「めがねをかけず、カメラを持たずに個人旅行」をするのが若者たちのスタイルだったのですね。 「ファインダーを通して見たもの」を軽蔑する風潮もあり、私もご多分に漏れずカメラを持たずに旅行していました。
今にして思うと、自分の記憶力はまったくあてにならず、後年再訪してみると記憶と全然違っているということがしょっちゅうでしたし、当時のメモを頼らなければどこに行ったのかさえ思い出せないことも多く、残念の極みです。
4トラが写真を媒介としたクチコミサイトであることから、写真なしの旅行記は書きようがなく、ニュージーランドに3年連続で行ったときも、ホームステイの引率でしたので、カメラは持って行きましたが、生徒の写真ばかりでおよそ旅行記にはならないような毎日でした。
妻がへっぴり腰で斜面を下っている写真は、仰るとおり合成です。 どのポーズも砂地での危なっかしさがそのまま出ていたので、言葉での説明よりも分かりやすいと思って重ねました。
「スチュワーデス」。 いいですねえ。 キャビンアテンダントなんて舌を噛むだけで、ちっとも色気のない言葉です。
昔、スチュワーデスの募集要項に、採用条件として「容姿端麗」と書かれていたそうですが、社会情勢の変化でそういうことは表立って言えないようになってしまったようですね。 長時間狭いシートで耐えている乗客からすれば、せめてスチュワーデスが美人であることぐらいしか楽しみがありませんのに。
とまあ、相変わらず馬鹿なコメントで申し訳ありません。
この先、コロナ危機が続くようでしたら、またニュージランドの続きを書いてみようとも思っています。
今回のトレッキングのあと、北島を8日間移動しましたし、写真も沢山あるので、自己中心的なものではありますが、なんとか書けると思います。
さっき、5月のカンボジア旅行を組んでいた仲間から残念会として「オンライン飲み会」をやらないかという誘いがありました。
そういうバカなことをするほど暇ではないと断りました。
olive kenji さんも自粛・自粛で身を持て余していらしゃると思いますが、こういうときこそ、豊富な旅の思い出で時間を潰されたらいかがでしょうか?
ねんきん老人
- olive kenjiさん からの返信 2020/05/24 16:45:13
- Re: 7回目のニュージランドですって・・
- えーっ!4回じゃなくて、7回ですって。
じゃ先輩は、隠れキリシタンじゃなく隠れニュージラン土人ですね。
2~3回行って自慢している4Tがいれば、ほざくなと言いたくなりますよね。
小田実に影響されたのですね。私もその一人ですが、年取ってから完全に嫌いになりました。もう醜い顔を見るのも嫌でした。
ニュージランド紀行を続いて書いて下さい。
時々写真の無い4T旅行記があり、確かに耐えられないものがありますが、先輩のはお話が面白いし、今の風景写真を入れてもいいのでは。おそらく景色は50年経てど全然変わっていないと思いますよ。
私も先日初めてオンライン飲み会ってのをやりました。
ただ非常にITに弱い私は、会が始まっても映像が見えないとか、どうやったらしゃべれるのと延々と操作方法を聞きまくるもんだから、会が飲み会として成立せず、他のメンバーは大変不愉快だったでしょうね。
では次のニュージランド旅行記をお待ちしています。
-
- pedaruさん 2020/05/24 07:30:18
- 解説は体験談
- ねんきん老人さん おはようございます。
旅行記の解説は人それぞれですが、ねんきんさんのそれは、体験そのもので、非常に興味深いものがあります。写真に必ず付いた解説、それが面白いのですねぇ。
人によっては、自慢だったり、案内本の転載だったり、やる気のない言葉少な、だったりしますが、ねんきんさんの旅行記は思わず引き込まれる体験や考え、批判、謙遜、怒り、温情に富み魅力的です。
抽象的なことばかり述べましたが、もちろん今回の旅行記もおもしろかったですよー。
木を全部切ってしまったり、動物を絶滅するほどハンティングしたり、あの極端なのにはついていけません。日本がそうでなくてよかったー。(狼、トキ、その他ないでもないですが)
pedaru
- ねんきん老人さん からの返信 2020/05/24 09:59:55
- 日本がそうでなくて・・・同感です。
- pedaru さん、おはようございます。
身に余るお褒めをいただき、ありがとうございました。 嬉しいと同時に身の縮む思いをしております。
pedaru さんのようにご自分の感性で行き先を決め、ご自分の体力で行動されている旅行記と違い、人真似で有名観光地を回っているばかりの私ですので、見るもの聞くもの、どなたでもご存知のことばかり。とても人様の参考になることは書けませんので、ついつい自分の独りよがりな考えなどを書き連ねてしまうのですが、それを肯定してくださるpedaru さんの寛大な書き込みに、大いに励まされたところです。
といって、調子に乗らないように自戒を忘れてはいけないと気を引き締めてはいます。
利便性を求めて動植物を人間の都合の良いように増減させ、自然を征服したなどと奢っている西洋人は、各地の先住民という「人間」までも淘汰してきましたが、それが今手痛いしっぺ返しを受けていることを思うと、日本人がほとんど無意識のうちに自然との共存をはかったきたことは事実だと思います。
しかし、そういう私自身も守るべき自然と守らなくていい自然とを自分の都合で選別していることもまた事実であり、大きなことは言えません。
pedaru さんのご指摘で、鈍感になっていた自分に気がつきました。
ありがとうございました。
ねんきん老人
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ねんきん老人さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
トンガリロ国立公園周辺(ニュージーランド) の人気ホテル
ニュージーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ニュージーランド最安
418円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
16
72