2013/11/10 - 2013/11/26
4位(同エリア63件中)
ねんきん老人さん
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トンガリロ・クロッシング、19.4kmをなんとか歩き終えた翌日、タウポ湖に向かいました。
10年ほど前に妻とタウポのフカ滝に行こうと手配まで済ませていたのが急な事情で中止になり、以来、ずっと気になっていたからです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【 朝は洗濯から 】
朝、まずはホテルの洗濯室へ。
「パンツも汚れてるでしょう。洗っちゃいましょ」と妻。
「・・・」
妻がズボンのことを言っているのだということはすぐに分かりました。 昨日のトレッキングで尻餅をついたので汚れているのは知っていましたし。
テレビのCMなどでズボンのことをパンツと言うのを見てケシカランと憤慨している私を妻が面白がって、わざとそういう言い方をしたのです。
「パンツは汚れてないよ。 漏らしてない」
「いいから、いいから。 脱いで脱いで」
「ここでか?」
いったい、いつからズボンのことをパンツなどと言うようになったのでしょう? 軽快なBGMに合わせて颯爽と歩く美女の映像が流れ、「今日は大切なデートだから、パンツの色も決めてみた!」なんてナレーションが入るCMを見ると、いったいどういうことなんだと思ってしまいます。
洗っている間に朝食をとり、乾かしている時間はないので、車の中にぶら下げての出発です。
-
【 菜の花畑 】
走り出して20分ほどで、道路沿いに広大な菜の花畑が現れました。
方角と距離からして、昨日トンガリロ山の中腹から見えた黄色い一角に違いありません。
日本では、菜の花と言えば休耕田を利用したような四角い畑が普通ですので、このように見渡す限りの花畑というのは圧倒されます。 -
【 種類が違うのか? 】
分け入ってみると、その菜の花は日本とは種類が違うのか、人の背丈を超えており、こうして見上げる感じになります。
当然周りは見えませんので、もしここで野生動物に襲われたら、死体は刈り入れ時まで発見されないだろうなどと、つまらぬことを考えました。
姿を隠して「どーこだ?」なんてふざけることもできないことはありませんが、それはさすがにやめておきました。 -
【 タウポ湖だ~! 】
そこからまた20分ほど走り、ニュージーランドでは道路沿いによくあるレストスペースで休憩です。
休憩するには早過ぎるとは思いつつも、とにかく景色がいいので、ついつい車を止めてしまいます。
左奥にタウポ湖が見えています。 -
【 タウポ湖畔 】
タウポ湖に着きました。 琵琶湖よりやや小さいそうですが、肉眼で両者の面積比を実感するのは無理で、ただただ、その広さに圧倒されます。 -
【 昼食 】
湖畔の木陰でちょっと早い昼食にしました。 ここへ来る途中、トゥランギのスーパーで買ったサンドイッチ、ハム、サラダなどです。
飲み物は、例によってホテルの部屋からくすねてきたインスタントコーヒーです。 私一人のときは、お湯を沸かしてポットに入れるなどという面倒なことはできないので、いつもコーラで済ませていますが、やっぱりコーヒーの方がいいですね。
食事中に兎が飛び出してきて驚きました。 慌ててカメラを持ったのですが、それが兎を驚かせたらしく、”脱兎のごとく”逃げてしまい、後ろ姿しか撮れませんでした。 -
【 軽石 】
タウポ湖は1800年余り前に起こった大規模噴火によってできたカルデラ湖だそうで、岸辺には沢山の軽石が浮かんでいます。
実は前に来たときに1個持ち帰り、妻への土産にしたのですが、考えてみれば私の旅行の多くで妻は話だけを聞かされていたわけで、こうして過去の土産話と今まさに妻がそれを体験しているという事実が重なって、やっと私の罪が少し軽くなったような気がします。
ところで、ここでクイズです。
昔はどこの家でも風呂場に軽石が置いてあったものですが、それはいったい、何に使ったのでしょうか?
4トラ会員の方で正解なさった方には、つつしんで「超高齢者認定証」を差し上げます。 -
【 タウポの町並み 】
タウポの町に着きました。
公園前に鯉のぼりのようなものが見えますが、ニジマスのモニュメントです。 タウポ湖にはスチールヘッドと呼ばれる巨大なマスがたくさん生息しているようで、フライフィッシングが盛んに行われていますので、それを表しているのでしょう。
ニュージーランドの地方都市はどこも高層ビルがないので、空が広く見えてのどかな感じがしますね。
「お母さん、空が広いねえ」
言ってしまって、我ながら気恥ずかしい思いがしました。 そういうセリフを吐く歳ではありませんしねえ。 -
【 タウポ湖畔 】
タウポ湖畔に先住民マオリの伝統的な彫刻を施した門が建っていました。
マオリの彫刻は文字がない社会で一族の歴史などを記録したものだということで、ただやみくもに彫っているものではないそうですが、私にはその意味が分かりません。
それでも、一彫り一彫りの力強さには思わず見入ってしまう迫力があります。 -
【 これは? 】
その近くにはこんなモニュメントも。
これは何なのか、まったく分かりません。 それなのについ写真を撮ってしまうということは、私が「へー! ホウ! ヘー! ホウ!」と浮かれ歩いているだけの観光客そのものだったということですね。 -
【 チェス 】
公園でチェスをやっている家族(?)がいました。
私もうろ覚えですがチェスを習ったことがあり、岡目八目でちょっかいを出してみようかと近づいてみました。 妻にいいところを見せようかという助平根性もあってのことです。
ですが、どうも駒の形が私の知っているものとは違います。 左のオジサンに聞いてみましたが、生返事をするばかりで、心は盤面に入り込んでいるようです。
こりゃまたどうも・・・お呼びでない・・・。
こういうときのバツの悪さは、どう取り繕ったらいいのでしょう? -
【 ブランコ 】
さらに公園の中を歩いていくと、今度はブランコで遊ぶ大人たちが。
このブランコ、ニュージーランドでよく見るもので、ザルのようなものに坐って遊びます。 足を網目に突っ込んで坐りますので、落ちる心配はないと思います。
まあ、やってみようとも思いませんが。 -
【 ワイカト川の急流 】
さあ、いよいよフカ滝です。
駐車場に掲げられた危険注意の表示を横目に見ながら進むと、早くも激しい水の音が聞こえてきました。
それだけで妻の表情が変わるのが分かり、やっと連れてこられたと私の胸も躍ります。
これはタウポ湖から流れ出た水が流路を狭められて水位と流速を上げ、フカ滝として落下する直前のワイカト川です。
この轟音、小さな子供だったら泣き出してしまうかも知れません。 -
【 フカ滝 】
フカ滝を見下ろす場所にやってきました。
こうして写真で見ると小さく見えますが、落差は11mあるということですから、マンションの4階ぐらいはあると思います。 落ちる水の量は、毎秒22万リットルだとか。
22万リットルと言われても見当がつきませんので、私がこれまでに飲んだビールの量で考えてみました。
若いころの馬鹿飲みと最近酒量が減っていることを相殺して1日平均500ミリリットルを60年と計算すると大体11,000リットルくらいになります。
ということは、フカ滝を1秒間に落ちるビール(?)を飲むには、私はあと19回生まれ変わらなければなりません。
こういうバカな計算をしてバカにされるのもバカな話なので、もっとまともな計算をしている人のブログから教わりましょう。 オリンピックの競泳用プールが11秒でいっぱいになる量だそうです。 なるほど。
ちなみに、私がこれまでに飲んだビールの量というところで60年間と書きましたが、今77歳の私が60年というと、17歳のときから飲んでいたことになってしまいます。 おっと! おっと! おっとっと! 計算をし直すのが面倒なのでそのままにしておきますが、もちろん、飲んだのはハタチからです。 もちろん。もちろんです! -
【 滝つぼから上がる水煙 】
レンズを少しズームしてみました。
水の落ちたところに凄まじい水煙が上がっています。
こういうときによく「マイナスイオンがいっぱい」と言うようですが、このマイナスイオンというのは、どういう物質なのでしょうか? どうやら心身に良い効果があるようなのですが、どうやって発生し、どうやって体内に入ってくるのか、さっぱり分かりません。
知識のある人は私が感じられないものを感じているのですね。 -
【 水の厚さ 】
さらに少し引いてみます。 私たちが普段日本で観る滝はたいてい水の後ろに岩が見えるのですが、ここではそういうものがまったく見えませんので、川の深さがそのまま落ちてくるのだと思います。
水が崖を滑り落ちるのではなく、崖に覆いかぶさって落ちているという感じですね。
-
【 水の青さ 】
それにしても、この青さは何に譬えたらいいのでしょう?
敢えて言えば、北海道で見る流氷の一部がこれに近いでしょうか。 場所によっては氷河で見られる色かも知れません。
残念ながら私は人が踏み込んでいないような氷河に行ったことがなく、これほどの青い氷は知りません。 -
【 着生植物 】
駐車場に戻る途中、こんなものを見つけました。
オーストラリアやニュージーランドではよく見かける植物で、雨林や滝のそばなど湿度の高い所で枯れた木などに着生しているのをよく見ます。
オールドマンズビアードというそうで、まあ、お爺さんのあごひげとでも訳すのでしょうが、それは通称で、正式には何というのか知りません。 調べてみるとカヤツリグサ科だということですが、カヤツリグサには似ても似つかない形ですね。
いずれにしても、湿度の高い所でないと見られないそうですから、一年中フカ滝の水煙にさらされているこの辺りは絶好の環境なのだと思います。 -
【 対岸から見るフカ滝 】
ワイカト川の対岸に来ました。
さっき見たフカ滝を見下ろします。 人がいる場所がさっきの写真を撮った滝見台です。
このあと、ハニーハイブという蜂蜜の土産物屋に行き、蜂蜜は買わずにアイスクリームを食べ、ワイカト川に並走して下流のアラティアティア湖畔に向かいます。 -
【 クルーズ船の発券所 】
そこに停まっていた1台のバン。 なんとこれ、フカ滝リバークルーズのオフィスです。
中には若いアンチャンが退屈そうに坐っていましたので、さっき電話で予約した者だと告げると、見かけによらずテキパキした態度で券を切り取ってくれました。
前回乗ったときは曲がりなりにも発券小屋のようなものがあったように記憶していたので、そう言うと、いやそんな建物があったことはないとの返事。 もう10年以上前のこととはいえ、私の記憶の不確かさは年々ひどくなっていくようです。 -
【 オオバンの営巣 】
桟橋に降りると、数メートルの距離でオオバンのつがいが巣を作っていました。
オオバンの巣なんて見たのは初めてでしたし、それもこんな近くですから、思わずシャッターを切りました。 -
【 建築材を集めるオス 】
わずかな時間に何度も水に飛び込み、なにやら棒きれや小枝を運んでいます。
私は退職して以来、週2回のゴミ出しはもとより妻がスーパーで買い物をする際のカゴ持ち、夜中にスリッパでのゴキブリ退治などなど、世の中のすべての夫の手本と言っていい毎日を送ってきました。
ですからこのオオバンの夫君、分かり合える同志のような・・・。 -
【 共同作業 】
くわえた棒を妻(?)に渡す夫(?)
妻鳥が「まあ、ありがとう。助かるわ」と言ったか、「なによ、これ? もっといい材料拾ってきなさいよ!」と言ったか。 残念ながら鳥語の解らない私には・・・。 -
【 クルーズボート 】
さて、これがクルーズボートです。
MAID OF THE FALLS と書かれているのは、ナイアガラの滝の観光船 MAID OF THE MIST のパクリでしょうか?
ほどなく船頭がやってきましたが、なんと、さっきのアンチャンです。
ということは、出航中はオフィスは無人になるのでしょうか?
乗客は私たち二人だけ。 なんだか申し訳ない気分です。 -
【 船内に貼られた各国紙幣 】
乗り込んでみると、船内の天井部分に世界各国の様々な紙幣が貼られていました。
おそらくは乗客がチップ代わりにくれたものでしょう。 私も、と思いましたが、すでに千円札が貼られていたのでやめました(?)
そっと剥がしたいという誘惑にかろうじて勝って、デッキに出ます。 -
【 のどかな流れ 】
ボートの後尾です。
空は青く、川面は波ひとつ無く、妻はまだ滝の激しさを予想できず、呑気に岸辺の風景を楽しんでいます。 -
【 ブラックスワン 】
そして岸辺には沢山のブラックスワンが。
旅に出て、日ごろの生活圏で見ることのない動植物を見ると心が躍りますね。 たいていはその土地の人にとってありふれたもので、こちらが興奮していると、なんでそんなものに、という顔をされるのですが。 -
【 キャベツの木 】
そういう動植物のひとつ、キャベツの木です。
今回初めて聞きました。 前回ももちろん群生していたのでしょうが、記憶にありません。 言われて意識して初めて見える風景というものがあるのですね。
どんな木なのかと思って図鑑で見ましたら、葉はちょっと見るとトチの木のようで、アップで見ると肉厚でなるほどキャベツの葉に似ていなくもありません。 別名サラダの木とも言うようで、確かに食べられそうに見えました。 むろん食べたことはありませんが、レタスのような味だそうです。 -
【 フカ滝遠望 】
という具合に両岸の動植物を楽しんでいると、前方にフカ滝が見えてきました。 -
【 みるみる近づく滝 】
滝に近づいてきました。
遠目に見たのとは違い、流れもかなり激しくなっています。 ボートも押し戻されまいとエンジンをふかし、船体は左右に大きく揺れます。
手前に見える手摺りはボートのへさきに突き出た観瀑デッキですが、肝心の正面がすっぽり開いているのは何のためでしょう? オイオイ!という感じです。 -
【 泡立つ川面 】
さらに滝に近づきます。
真っ白な泡がボートを取り囲み、なんだか別世界に入り込んだようです。
ちなみにフカ滝の「フカ」とは、マオリ語で「泡」という意味だそうで、なんともマンマな命名ですね。
そういえば、ナイアガラの滝は先住民の言葉でニアガラ(雷の轟く水)という意味だと聞きました。 イグアスの滝も大いなる水という意味だそうですから、まあ、素直というか素朴というか・・・。
日本の滝が「華厳の滝」とか「不動滝」「仙娥滝」というようにイメージの先走りで命名されているのとは違いますね。 -
【 滝の下へ 】
ボートがエンジンを全開にして滝に近づきます。
いや、滝という感じではありません。 その水量と轟音はまるでダムのようです。
進んでは押し返され、押し返されては進み、滝との力比べが続きます。 ボートが横向きにされたらひとたまりもないように思えますが、そこはアンチャンの技量の見せ所で、常に滝の面と直角に姿勢を保ち、さながら太陽に向かってゆくイカロスの如くです。 -
【 見上げる滝 】
アンチャンの腕はたいしたもので、とうとう滝の直下に来ました。
この水の量と青さは、どう形容したらいいのでしょう?
妻は左右に揺られながら「すごい、すごい!」を連発しています。
私は平然として
「だろう?」
とか言っていましたが、その実、妻に見えない方の手はしっかりと手摺りにつかまっていました。 -
【 立ちはだかる水の塊り 】
同じような写真で恐縮ですが、この飛沫が24時間、365日、止むことなく舞っていると思うと、そのエネルギーたるやいったいどこから来るのだろうと、自然の力にひれ伏すしかありません。
「岩塊」という言葉がありますが、ここには「水塊」というものがあるように見えます。 液体なのに「塊り」とは無理な表現ですが、「壁」でもなく「流れ」でもなく、やっぱり「塊り」のように見えてしまいます。 -
【 後退したボートから 】
ボートが押し戻されて揺れが収まったときに水面に目を転ずると、周りはこのような泡で覆われています。
ペットボトルや発泡スチロールが浮かんでいないので、なんだかテーマパークの人工的な水流のようにも見えてしまいますが、そういう情けない感覚というのは、水にはゴミが浮いているものだと思い込んでいる日本人の悲しいところなのでしょうね。 -
【 人工のプールもかくや 】
さらに押し戻されると、泡の間に水が見えてきます。
この色は、「きれい」という言葉を超えて「こわい」とすら感じられます。
繰り返しになりますが、ゴミがまったく浮いていないというのが、底知れぬ妖しさを漂わせていて、やっぱり作り物ではないかという錯覚を起こしてしまいます。 -
【 ラピッズジェット 】
そうして滝に迫ったり押し戻されたりを3回ほど繰り返したあと、もと来た川を下って桟橋に戻ります。
途中、ラピッズジェットという高速船がやってきました。
猛烈なスピードで水面を走り、ときどき360度ターンをするというアトラクションです。
私はここで乗ったことはありませんが、十数年前に南島のワイマカリリ川でまったく同じものに乗り、あまり面白くなかった記憶があります。 -
【 360度ターン 】
その360度ターンがこれです。 みんな歓声をあげていましたが、怖がっている様子はありませんでしたから、やっぱり大したことはないのだろうと思います。
私のわずかな経験から言えば、遊園地のコーヒーカップの方が連続して回る分、強烈だと思います。 私はコーヒーカップから降りたあと気持ちが悪くなり、ベンチでしばらく休んでいましたから。
( もっとも、いいところを見せようとしてハンドルを回し過ぎた若き日の誰かの話ですが ) -
【 ワイカト川 】
フカ滝リバークルーズのあとは、ワイカト川でのバンジージャンプを「見に」行きます。
ここはバンジージャンプ発祥の地と言われていますが、ご多分に漏れず「発祥の地」というのはあちこちにあり、信用できません。
ただ、ここのジャンプ台は川面から47mの高さにあり、これがニュージーランドで一番高いというのは事実のようです。 -
【 バンジージャンプ 】
やってました! 跳んでいるのは女性で、ビビったのか、足から跳んでいます。 これは却って危険で、ロープが伸びたときに体が激しく逆さまになるので、衝撃が大きいそうです。
水泳の高飛び込みのように、頭から落ちるようにした方がいいですね。 -
【 反動で浮き上がる女性 】
ご存知のとおりロープはゴム(バンジー)でできているため、水面ぎりぎりまで伸びたあと、収縮して挑戦者をほぼジャンプ台の高さまで引き戻します。 そしてまた挑戦者は落ちてゆくのですが、今度は勢いがないので、水面までは落ちません。 引き戻される高さも最初ほどではなく、だんだん上下の高低差がなくなり、止まったところでボートが近づいてきて、フックのついた棒で手繰り寄せてくれるという流れです。
これが大問題。
実は、私は1995年にこの場所で跳んでいます。 初めてのことで怖さも分からず、簡単に跳べたのですが、そのあとがいけません。
逆さまになって水面まで落ちたあと、そのままの向きで空中に引き戻されるのですが、そのとき内蔵がすべて口から出てしまうような感じになり、それが数回繰り返されるのですから、止まったときは地獄の苦しみです。
漁船に引き上げられたマグロのような状態で横になったとたん、猛烈にゲロを吐きました。 ボートのスタッフは慣れていると見えて、笑いながら私の上半身をボートから乗り出すようにしてくれましたが、船底にも私の服にもゲロがべっとりと付き、その臭さは尋常ではありません。
桟橋に這い上がった私は惨めな気持ちで謝りましたが、スタッフはやはり笑いながらノープロブレムと言い残して、また次の挑戦者の収容に向かって行きました。 -
【 崖から張り出した飛び込み台 】
妻には、私が跳んだことは話してありましたが、ゲロを吐いたとは一言も言っていません。
今回も、妻は私がやるかも知れないと思っていたようですが、真っ青になってゲーゲー吐いている姿を見せたくはありませんので、もう経験済みだからいいやとか言いながら、飛び込み台のデッキまで連れて行き、「ここから跳んだんだよ」などとイキがって見せただけです。
( あのときとは血圧の数値が違いますから、今はおとなしくしておいた方がいいかも知れません ) -
【 レイクフロント・モーターロッジ 】
妻にフカ滝を見せたいという念願が叶ったので、この日は早めにモーテルに入ります。
タウポ湖まで徒歩数分という好立地の「レイクフロント・モーターロッジ」で、各ユニットに温泉が引いてあるという、願ってもない宿です。 -
【 裏庭のプール 】
まずはプールへ。
まだ早かったせいか誰もおらず、タイルを濡らすのもためらわれましたが、まあ、水をかけ合う歳でもありませんから、静かに露天風呂にでも入っているような塩梅でした。 -
【 部屋の風呂 】
そしてこれがユニットについている風呂です。
大人でも5~6人は楽に入れる浴槽と、日本人には嬉しい洗い場つきです。
翌朝も含めて何回か入りましたが、温泉ですからその都度湯を入れ替えて、贅沢な気分を味わいました。 -
【 レイクフロント・モーターロッジ全景 】
朝、湖への散歩に出たときに撮ったモーテルの全景です。 -
【 朝食 】
これが朝食。
各ユニットにはキッチンがついており、食器や調理器具も揃っていますから、そのつもりになれば目玉焼きなど簡単に作れそうですが、この日はスーパーで買ったものを切っただけの質素なものです。
私にとっては十分で、朝食にイチゴが出たなどということは、たぶん人生で初めてではないでしょうか。
もっとも、私がそういうことを言うと、たいてい妻が「いつも出してるじゃないですか」と口を尖らせるので、確かなこととは言えません。
食に興味を持たない夫を持った妻は、あるとき私の姉たちに、私が妻の料理を美味しいと言ったことがないとこぼしたそうです。 姉にそれを言われた私は、憤慨して言い返しました。
「俺は結婚してから今日まで、あいつの料理を不味いと言ったことが一度もないんだよ」
-
【 この日も洗濯 】
出かける前、例によって洗濯をしました。
私は洗濯機の使い方を知らないので、妻が洗ったのですが、それを車まで運んで車内にぶら下げたのは私です。
人が言うよりずっと妻思いの私なのです。 -
【 ほほえましい料金システム 】
手書きの料金表に加え、料金入れの小皿がブレーカーボックスの上に置いてあるというのも、なんとも心和む話です。
タウポは3回目ですが、冒頭に書いたとおり妻を連れてきてフカ滝を間近で見せたいと、ずっと思い続けていた場所です。
念願が叶い、妻もことのほか喜んでくれました。 それを見た私は、妻よりもずっと嬉しかったのですが、今にして思えば、「お母さんと一緒に来られて嬉しいよ」と口に出して言わなかったことが悔やまれてなりません。
もっとも、私が慣れないセリフを吐いて裏声にでもなったら、妻は「お父さん、どうしちゃったんですか?」とか言って大笑いしたことでしょうが。 -
【 超高齢者認定証 】
本文で軽石の用途をご存知の方に「超高齢者認定証」を差し上げますと書いたところ、しにあの旅人さんが見事に正解されました。
さっそくコメントの返信欄でお送りしようと思ったのですが、そこに添付機能がなく、あれこれ考えた末、この旅行記の最後に掲載させていただくことにしました。
しにあの旅人さんにしてみたら、こんなところに大袈裟に出されることを予想したわけではない、と仰りたいことと思いますが、「空約束」を避ける方法が他にありませんので、どうぞお許しください。
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この旅行記へのコメント (20)
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- nimameさん 2021/03/13 19:17:57
- 久しぶりに奥様の笑顔が見られました。
- ねんきん老人さんお久しぶりです。
久しぶりに奥様との楽しい旅を拝見出来て嬉しいです^^
昨年に続きコロナが収まらず嫌になりますね!
でも奥様と楽しい旅が至る場所に溢れていて読んでいてもとても楽しいのが伝わって来ました。
ねんきん老人さんの奥様を思う気持ちが溢れています。
ホッコリさせてもらいました。
nimame
- ねんきん老人さん からの返信 2021/03/13 19:57:15
- 私的なことばかりで申し訳ありません。
- nimame さん、わざわざの書き込み、ありがとうございました。
妻が死んでそろそろ4年になりますが、いまだに妻の記憶を引きずっての旅行記ばかりで、読んでくださる方にとっては「それが何だよっ!」ということだと思います。
ただ、私は世界中に40億人近くいる女性の中で唯ひとり私を夫とすることに同意してくれた妻への感謝を捨てることができずにいるものですから、どうぞお許しください。
私は常々自分の特技は諦めと妥協だと言っていますが、実はその特技は妻のものなのです。 でなければ私のように何一つ取り柄のない男で妥協する筈がありません。
妻がこの世に生まれてこなかったら、私は誰にも相手にしてもらえず、つまらない人生を送っていたでしょう。 それなのに、夫を外した妻は私よりずっと短い人生を終えてしまいました。 神仏がどうしてこんな不公平なことをなさるのか分かりません。
私は今でも一人では何もできず、何をするにも妻がいたら何と言うかということだけを基準に生きています。
そんなわけですので、いつまでも引きずっている女々しい男の、せめてもの張り合いが妻との想い出なのだとお笑いになって、読み捨ててくださいますよう、お願いいたします。
コロナは収まるどころか早くも第4波の気配さえあります。
nimame さんも行動を大きく制約されて旅行もままならないことと思いますが、一度しかない人生ですから、今は次の旅行への準備期間として充電につとめていただきたいと思います。
ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- ふわっくまさん 2020/12/31 12:50:11
- フカ滝の轟音・・
- ねんきん老人さん、こんにちは。
ニュージーランドでフカ滝の激しい水の流れが聞こえてきたら、奥様の表情がパッと変わられたようで・・
ワイカト川クルーズの笑顔も、とっても素敵でしたねー
広い空と雪解け水の青さ、私もいつか訪れて眺められたら と思いました。
ところで ねんきんさんは、木更津にお住まいだそうで・・
中の島大橋と富士山のコラボや、たぬき伝説も興味深く拝見させていただきました。
早いもので、今年も今日で終わりですね。
・・5月8日は、私の一人娘の誕生日でして・・
その日が訪れるたび、僭越ながら ねんきんさんの奥様の笑顔を偲ばせていただこうと思っております。
今後とも、宜しくお願いします。 ふわっくま
- ねんきん老人さん からの返信 2020/12/31 15:25:59
- 5月8日に思い入れが増えました。
- ふわっくまさん、わざわざの書き込み、ありがとうございました。
ニュージーランドで水の青さを直接ご覧になられたいとのご感想をいただき、下手な写真でも載せて良かったと喜んでいます。
妻の笑顔も褒めていただいて・・・。 生涯に容姿を褒められたことなど一度もなかったであろう妻に、さっそく知らせました。
「お世辞ですよー」と言いながらも嬉しそうにしている妻の様子が思い浮かびます。
すたれる一方の木更津ですが、なにかの折りに「しょっ、しょっ、しょーじょーじ・・・」という歌をお聞きになったら、ああ、木更津の寺だな、と思っていただけたら、嬉しいかぎりです。
5月8日はお嬢様のお誕生日でしたか。 私にとっては終生忘れられない日ですが、ふわっくまさんご一家にとっても特別な日。意味合いは違っても5月8日という日がただの一日でないという事実が重なり、妙なご縁を感じます。
仰るとおり今年も今日で終わり。 時間だけは確実に過ぎ、年月は間違いなく経っていきますね。
その貴重な日々、無駄に過ごすことのないよう、心して新年を迎えたいと思います。 ふわっくまさんご一家にとっても良い年になることを祈っております。
心の改まるメッセージ、ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- はんなりさん 2020/12/28 17:32:29
- いつも有難うございます。
- ねんきん先生
こんにちは(^^♪
- はんなりさん からの返信 2020/12/28 17:58:16
- Re: いつも有難うございます。
- アラッ、如何したことかクリックしてしまった(--:ようです。失礼しました。パンツの件、我が家も一緒ですので最初から笑わせてもらいました。ニュージーランド再訪をと願いつつも このご時世では無理ですねぇ。話は変わりますが小学生の時に先生から「長い文章は誰にでも書ける。~云々」長文でもスーッとお頭に入ってくるのとダラダラと長文では読む気力も無くなりますが、年金さんの書かれる文は読みごたえあり羨ましい限りのコメント力で楽しく拝読させて頂いております。年末は寒波襲来とか どうぞご自愛下さり来る年も楽しませて下さいな。PC不調で段落が出来ず読みずらいかもしれませんがお許しください。良い年をお迎えくださいませ。
- ねんきん老人さん からの返信 2020/12/28 19:22:13
- うっかりクリック大歓迎!
- はんなりさん、うっかりクリックありがとうございました。 神仏の導きに違いありません。
はんなりさんのお家でもズボンをパンツと言うのは不自然ですか? そういえば以前、はんなりさんも年金受給者だと教えていただきましたね。 でも、若くたってやっぱりズボンはズボンと言った方がいいですよねえ。 「あら、今日はイカしたパンツねえ」なんて女性に言われたら、「見たのか!?」って言いたくなりますし、もし私が女性にそんなことを言ったらたちまちセクハラだと言われるでしょうしねえ。
お世辞に弱いダラダラジジイ。 長い駄文を辛抱強く読んでくださるはんなりさんの言葉に理性を失いました。
張り切ってまたしょうもない旅行記を書こうと思います。
どうぞ今の忍耐心を失うことなく、これからもお付き合い、よろしくお願いいたします。
よい年になりますように。
ねんきん老人
-
- pedaruさん 2020/12/28 06:40:19
- 5秒に一回笑わせる、昔の三平かっ
- ねんきん老人さん おはようございます。
笑わせていただきました。長いお付き合いなのにこんなに面白い方だったとは!!
前の旅行記は忘れる質ですですから。(認知症かっ?)
私の場合笑ってもらおうという卑しい根性で書いていますから、面白さに陰があります、ねんきんさんの場合、自然体ですから春の風のような爽やかさです。って褒めているのかっ?
各説明が長いのに、じっくり読んでしまうというマジックのような文章、年輪がそうさせるのでしょうか?
驚きました、軽石がクイズになるなんて、・・・アンサー、軽石は歯磨きに使います、黄ばんだ歯を真っ白にします。ただし、エナメル質を損なう恐れがあると歯科医師は言ってました、(笑ってもらおうと書きましたが、不発ですね)
軽石と言えば、とある鄙びた温泉で、他に誰もいない浴室で、体中熊のような刺青をいれた大男と一緒になったことがありますが、この男が軽石でかかとをこすっていました。顔を引きつりながら、お愛想にこの男とお話をしたことを覚えています。怖かったですねー。
最後にとっても為になる話です、平らに加工した軽石が売られていますが、これで浴室の取れない汚れた鏡、タイルの壁、この軽石でこすると嘘のように綺麗になります。
良質な軽石なら大丈夫です、 滑石のモース硬度は1ですが、ガラスのそれは5あります。かたい砂などが混じっていないカルイシなら安心してお使いいただけます。
私は便器にも使います。ねんきん老人さんファンの奥様方、参考になさってください。
では、良いお年をお迎えください。
pedaru
- ねんきん老人さん からの返信 2020/12/28 10:51:07
- 軽石ならぬ軽口で失敗
- pedaru さん、こんにちは。 為になる書き込み、ありがとうございました。
いただいたコメントを「褒められた」と勘違いするのは長生きの秘訣ですから、今回も勘違いさせていただきます。
各説明が長いとのご指摘、「とうとう言われたか!」と思いました。 私自身、他のフォートラベラーの方に比べて文章がだらだらと長いのは十分に自覚していました。
小学生のときに、先生から「長い文章は誰にでも書ける。短い文章を書くのが難しい」と言われ、逆じゃないか?と思ったことがずっと頭に残っています。 そして人様の文章を読むにつれて短い文章の難しさが分かってきましたが、残念ながら私自身は一向に上達せず、今でも冗長な文章しか書けません。
軽石の用途をご存知だったばかりか、歯磨きとしての使い方まで教えていただいて目から鱗が落ちる思いでした。 ただ、その歯がワニのものなのか、カバのものなのか、次の機会にご教示ください。 もし人間の歯だとしたら、私はとりあえず孫の歯で試してみます。(他に磨かせてくれる人間はいませんので)
温泉の浴場で遭遇した熊男。 歳月が流れて今はフォートラベルの読者になっているかも知れません。 pedaru さんのコメントがその男の目に触れないことを祈るばかりです。
軽石のモース硬度は1だとのお話。 「モース硬度」という言葉をまったく知らなかった私は慌てて wikipedia のお世話になりました。 その流れでネットを辿っていくと、さまざまな軽石が Amazon で売られていることが分かりました。
軽石でかかとをこするという知識を持っているのは天下に私以外いないと思っていたのに、いたって一般的なものだったのですね。
私は酒席に限らず日常の会話の中で無用の軽口をたたいて相手を怒らせてしまう失敗が多いのですが、フォートラベルの旅行記の中でも同じく無駄なたわごとを書き連ねては後悔するというパターンを卒業できていません。
できることなら寸鉄人を刺すような文章を書けるようになりたいのですが、残された時間は修行には短かすぎますし、無職の年金生活がだらだらと長文を書くのに適していることもあり、今後も同じような旅行記しか書けないと思います。
どうか愛想づかしをなさらず、お付き合いくださいますようお願いいたします。
ねんきん老人
-
- チーママ散歩さん 2020/12/27 15:12:39
- 超高齢会員認定証☆彡
- こんにちは。先生。
何でも頂けるものは嬉しいのですが、
よりによって。。。
しにあさんが回答されていましたね。
先生のことですから、何かひねりがあると思って考えましたが、やはり私も答えは同じ。
正しく使い素足美人を気取りたいところですが。
もし当たっていても、認定は辞退させていただきます。笑
今年春に嬉しくもないお祝いをしたばかり。
何もしないまま、あと4日で新年を迎え、さくらが咲いたら、また自ら高齢者の会員を更新いたしまのでどうぞ、お構いなく。d(^_^o)
バンジーを体験なさるとは。
私と同じ類の匂いがいたします。
私もやりたい!と思っておりました。
あっ、失礼しました。よく考えたら片や先生。
そして、私は先生を困らせていた方でした。
何とかと煙は高い所が好きって。
先生けむりだったのですね。^^
同じ匂いは、気のせいで、せいぜい、
バンジー後内臓を吐きだすところが同じかも。。です。ʅ(◞‿◟)ʃ
そして、何くわぬ顔で、
「ここから飛んだんだよ」とイキがるとこも。
沢山の下見旅行にお出かけされて、お土産話を聞いてくださった奥様を、先生の思い出深い場所にお連れ出来て良かったですね。
ゴミ出し、真夜中のゴキブリ退治。
世の中のご主人の鏡です。笑
滝の水量計算。パンツくだり。先生本当に面白いですね。
そうか。17歳からか。。。(^_−)−☆
笑って年越しできそうです。
また行きたい所が増えてしまいました。
- ねんきん老人さん からの返信 2020/12/27 19:13:52
- またつれないご返事で・・・。
- チーママ散歩さん、こんばんは。 愉快な書き込み、ありがとうございました。
でも、「認定は辞退」「どうぞ、お構いなく」とはまたつれないご返事で。私が人生の途中で数多の女性から何度となく聞かされた返事にそっくりで、今さらながらモテない男の悲哀に涙が流れました。
チーママ散歩さんのようにチャレンジ精神旺盛な方でしたら、バンジージャンプはお勧めですね。 ジャンプ台の上でポケットの中身を全部取り上げられますが、ビニール袋1枚ぐらいでしたら、ゲロ用と言えば見逃してもらえると思います。
ただし、あとで「ここから跳んだんだよ」とイキがるのはやめておいた方がいいでしょう。 男というものは、勇敢な女性と向かい合うと、自分の弱さを嘲られたような気がして、その女性を避けたりする、情けない生き物なのです。
フカ滝の水量を実感するために自分がこれまでに飲んだビールに置き換えたのは大きな失敗でした。
どう考えても計算が合わないので、「撤回」します。
もっとも、チーママ散歩さんも、ほかの4トラ会員さんも、国政の場における野党のように「撤回」で済ませてくれるような「甘ちゃん」ではないでしょうから、ここはただ「真摯に反省」ということでお見逃しをお願いします。
いよいよ年末ですね。 来年はなんとかコロナも収まって、またチーママ散歩さんの新たなチャレンジのご報告が拝読できることを祈っています。
ねんきん老人
- チーママ散歩さん からの返信 2021/02/20 09:40:37
- Re: 超高齢会員認定証☆彡
- 先生おはようございます。
何か、匂うな~。と鼻が効く私。
見つけた!ここからですね。
トリュフ探しにはメスの豚さんを使うそうですよ。
そして、あの香りと同じで、私は嗅いで見つけました。
凄い立派な認定証ですね。
人が手にすると欲しくなる。( ◠‿◠ )
要らないと言ったり欲しいと言ったり、天の邪鬼ですね。
今回はしにあ先輩にお譲りして、次の検定試験はいつでしょうか。
かっこいい認定証しかも印まで。
ニンマリしている先生のお顔が想像できます☆彡
お邪魔しました^ ^
- ねんきん老人さん からの返信 2021/02/20 10:44:35
- 女の勘は!
- チーママ散歩散歩さん、こんにちは。
超高齢者認定証、見つけていただいて、ありがとうございました。
既にお読みくださっている旅行記を再訪くださっての発見、驚きです。
女の勘は鋭いと昔から言われていて、夫は妻の浮気に気づかないけど妻は夫の浮気を見逃さないそうですね。 幸い我が家では夫も妻もモテないことでは誰にも負けない人生でしたので女の勘に悩まされることもありませんでしたが、チーママ散歩さんの勘が働いて認定証を見つけてくださったことで、「女の勘」を再認識しました。
認定証などというおふざけでしにあの旅人さんからはお叱りを受けると思っていましたが、寛大なコメントをいただきました。 調子に乗って第2弾を出そうなどと思わぬよう自戒しておりますので、もう出すことはないと思います。
第一、いつもアクティブで若々しいチーママ散歩さんには似合わないと思いますし。
先日、ヨボヨボジジイには似合わない花摘みに行ってきました。 しばらくして、記憶の大部分が淘汰されたら、旅行記として投稿しようかと思っています。
そのときにはまたよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
-
- ねんきん老人さん 2020/12/27 14:52:49
- 超高齢者認定証を差し上げます。
- しにあの旅人さん、書き込みありがとうございました。
仰るとおり、4トラは基本的に旅行日順になっているようで、いくら最新の投稿でも、その旅行が古ければ旅行記はあっという間にどこかに埋没してしまいます。
投稿した当日、それも午前中ぐらいなら新着情報として皆さんの目に止まる可能性がありますが、そのあと急に反応がなくなりますね。
旅行記順をわざわざ更新順にして検索してくれる人はほとんどいませんので、今回しにあの旅人さんがアレッと思って探してくださったことは感激です。
「深い川がそのまま上下に流れている」という表現、膝を打ちました。 私はあの滝の落ち方を表す言葉が見つからなくて「川の深さがそのまま落ちてくる」などと分かりにくい書き方をしましたが、今からでもしにあの旅人さんの表現を借りて書き直したいくらいです。(このコメント欄をお読みになった方にはバレてしまいますので、やめておきますが)
フランスにはお上り観光旅行しかしたことがなく、しかもフランス語は「レズビアン」ぐらいしか知らない私は、妻に歯の浮くような言葉をかけることができないまま妻を死なせてしまいました。 痛恨の極みです。 しにあの旅人さんは、どうかせっせと優しい言葉をかけてやってください。
軽石の使い方をご存知であるばかりか、ご自宅にあったというお話に驚きました。
もう立派な超高齢者と認め、認定証を差し上げます。
と思ったのですが、このコメント欄にはファイルを添付する機能がないのですね。
でも作ってありますから、別の旅行記を書くときに、画像として載せさせていただきます。 それまで申し訳ありませんが、お待ちください。
- チーママ散歩さん からの返信 2020/12/27 16:20:50
- Re: 超高齢者認定証を差し上げます。
- 横から失礼いたします。
こんにちは しにあ先輩⭐︎
あまりにおかしくて。
参加しちゃいました。
先生素敵なフランス語ご存知ですね。
メモしました^o^いつか絶対、使います。
先生来年はM1出場ですか?
歯は浮きませんが、顎が外れるほど笑いました。笑
-
- olive kenjiさん 2020/12/27 14:25:40
- 強烈フカ滝に流されて ほっとしたらバンジージャンプか
- 敬愛する年金老人さまこと師匠お元気でしょうか。久しぶりに新着旅行記を見られるので嬉しく思っています。
ニュージランドの凄い旅行記も隠し持っていたのだ。中々小出しにしますね。
サンフランシスコも行かれてたのですね。それも可愛いお嬢さんにお会いにいかれるとは、良きパパ様でございます。
このフカ滝は凄い迫力ですね。正にハリウッド映画の洪水画面を想像します。
私は自慢じゃないですけど、ナイアガラ・イグアスの滝にも行きましたが(結局自慢しているのです)このフカ滝は身近まで行けるのか迫力は相当圧倒しています。
前にバンジージャンプなどよくなされましたね。
以前何かで読んだのですが、投身自殺した場合途中で意識が無くなるので、ぶち当たっても痛くないと記憶していますが。バンジーの場合、ずーっと意識があるのですよね。じゃ当たったら相当痛い目をして亡くなるわけですよね。投身自殺はやめておこう。
オオバンという鳥は偉いですね。コツコツと嫁鳥の為にお仕事をしている。
正に師匠と奥様の関係を思い出す光景でございます。奥様に今も私は旅行記を通して拝見でき嬉しく思っています。奥様、ご主人っていい人ですね~
ところで、コロナで師匠の旅仲間じーさんたちはどうなさっていますか。
また、thank you交通社さんは大丈夫ですか。心配しております。
来年にはコロナも収束することを期待して、師匠お互いに、ひさしぶりに海外でも出かけることを夢見ようじゃありませんか。
- ねんきん老人さん からの返信 2020/12/27 17:10:22
- イグアスの滝は見ずに死ぬことになりますね。
- olive kenji さん、書き込みありがとうございました。
イグアスの滝に行かれたとのこと、自慢しまくっていいと思います。 行きたいですねえ。 でも今からブラジル行きの費用が貯金できるわけはないし、宝くじも買わないのに当たるわけがないですから、無理ですね。 仮に親不孝な子供たちが改心してお金を出し合ってくれたとしても、私の残り時間内にブラジルのコロナが収まるとは思えませんし・・・。
仰るとおり、バンジージャンプでは意識を失うことはありません。 なにしろゴムが伸び切るまではあっという間なのです。 ただ、本人にはとても長い時間に感じられます。 これは以前自衛隊の体験入隊で空挺団のパラシュート降下塔訓練を受けたときも同じでした。 見ていると、なんだあの程度か、と思えるのですが、自分が跳んだときは、俺の紐だけ切れてるんじゃねえか、と思ったほど対空時間が長く感じられたものです。
まあ、私の場合、バンジーの話はあまり人様には言いません。 ゲロゲロ吐いたのはバンジー挑戦者の中のほんの一部でしょうから。
コロナ禍でのじじい仲間・・・うんざりします。
飲まずにいられない連中ですから、相変わらず飲み歩くのですが、初めは全員マスクをしているものの、ものの10分も経たないうちにほぼ全員がマスクを外し、ある者は床に落としたまま気づかないという体たらくです。 もちろん声は大きく、中には店員にカラオケのマスクを要求する者まで。 さすがに周囲に止められ、歌うには至りませんが、その神経には呆れます。
thank you 交通は息絶え絶えです。 企画のメールも届きません。 私にはどうすることもできませんが、なんとか持ちこたえてもらいたいと思っています。
olive kenji さんの仰るように、海外旅行の夢でもみたいと思います。 夢なら感染しないでしょうし。
- olive kenjiさん からの返信 2020/12/28 13:53:32
- Re: 師匠には、よき人柄の人が集まる
- まーびっくりしましたね。
師匠からは時々とんでもない話が出て来ますが、空挺団のパラシュート降下塔訓練をなさったとは驚きました。そんなこと体験入隊で出来るんですね。
唯、よく分かったことは師匠は高い所から飛ぶのが好きだということです。
コメントに寄って来る方々は、私の知っている人ばかりじゃないですか。
年配のシニアのフランス人さんにスケッチペダルさんに若手のチーママ子豚さん。やはり人柄のいい師匠には人柄のいい人ばかりが集まるのだなと感心しました。だから私も人柄いいのかな。それが言いたかったのであります。
- ねんきん老人さん からの返信 2020/12/28 15:41:57
- 馬鹿と煙は・・・
- olive kenji さん、仰るとおり、コメントを寄せてくださる方たちは良い人ばかりです。
どう良いかというと、心身ともにアクティブなのですね。 私の周りには年齢に関係なく、「向上心がない・好奇心がない・チャレンジ精神がない」人が多く、この人はただ死ぬのを待っているのかと思ってしまうのですが、4トラの皆さんは実に意欲的な方ばかりで、経験も豊富、姿勢も前向き、なにより旅の達人ばかりです。
私などは皆さんの旅行記を拝読して羨ましい思いを通り越して嫉妬すら覚えるほどです。これまでずいぶん刺激をいただきましたが、これからも私のような者を見捨てずにお付き合いくださったらいいなと思っています。
ご指摘のとおり、私は高い所が大好きで、「高い」というだけで登ってみたくなります。
子供のころ、火の見やぐらに登ったことがありました。 消防署員が上でぐるぐる回っているような立派なものではなく、はしごが垂直についていて、上には人ひとりがやっと立てるぐらいの足場と梵鐘がついているだけの、八百屋お七が登ったようなやぐらです。
行きは良いよい帰りは・・・というとおり、降りられなくなって上で足場にしがみついているところを発見され、騒ぎになりました。 結果的には1歩1歩降りるしかなかったのですが、親から「サーカスに売っちゃう」とか言われたような気がします。
チーママ散歩さんが私のことを「けむり」と仰ってくれましたが、本心では煙の前の「何とか」の方だと思っていらっしゃることは明らかです。
まあ、年齢と血圧を考えて、私もそろそろバカは卒業した方がいいと、思ってはいます。
olive kenji さんに「あいつも年相応に落ち着いてきたな」と思っていただけるように・・・。
ねんきん老人
-
- しにあの旅人さん 2020/12/27 07:44:23
- おはようございます
- 新着メールで拝見して、あとで読もうと思ったら、メールがどこにあるか分からなくなりました。更新日で並び替えてやっと再発見。旅行日で並んじゃうのでこいういうことになります。
素晴らしい旅行です。滝がすごい。おっしゃるように、深い川がそのまま上下に流れているわけですね。
菜の花畑も壮観です。油を取るので植えてあるのでしょうね。フランスにも油用の菜の花は栽培されていますが、背の高さを超えるほど丈が高くはない。
何もしないやくたたずの夫であることは私も自覚しております。ただダテにフランス生活が長かったのではなく、感想はとにかく妻に言う、とにかく褒める。「愛している」と何分かに1回言わないと離婚原因になると言われている国です。
時々褒めるタイミングと案件を間違えて怒らせますが。
パンツに違和感は同じ。
軽石の用法は知っています。踵を擦るんですよね。認定書ください。というか、今の人はあれを使わないのですか。我が家の風呂場には、何やら上品に加工された軽石があります。妻が用意してあったのでしょう。あるのが当然と思っていたのですが、「よく気がついたと」これも誉めておかないといけませんね。
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