2019/02/23 - 2019/02/23
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まきあーとさん
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ジャンヌ・ダルクゆかりの地を巡る旅、ランス編。
オルレアンを解放したジャンヌは王太子に発破をかけ、この地で戴冠式を挙行させます。
式が行われたノートルダム大聖堂のほか、トー宮殿、サン・レミ・バジリカ聖堂を見学。
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- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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パリ東駅からTGVで約50分でランス駅に到着。
ここはノートルダム大聖堂に行く途中に通ったロワイヤル広場。 -
大聖堂に辿り着きましたが後ろ側…(^^;
建物の大きさや壮麗な装飾に感動しつつ、いざ正面へ! -
側壁にもこんなに繊細な彫刻が…!
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塔が見えたー!
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ノートルダム大聖堂!!
15世紀に完成した、ゴシック様式の代表作。
彫刻やバラ窓にしばらく見入ってしまいました。
フランスの前身、フランク王国の初代国王クロヴィスがランス司教聖レミからカトリックの洗礼を受けて以来、フランス国王はここで聖別・戴冠しなければ正式に即位したとはみなされないことになっていました。
1429年、5月にオルレアンを解放したジャンヌは、
すぐにランスで戴冠式を行うよう王太子に進言します。
王太子を国王にすることが「神の声」との約束であり、
正式に国王が即位すれば敵側が危害を加えてくることもなくなるだろう、
というのが彼女の主張でした。
その後、ジャンヌは敵軍を掃討しながら王太子とともにランスに入り、
7月17日に戴冠式を挙行したのでした。 -
これはマリア様の戴冠…?周りに天使たちが。
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有名な「微笑みの天使」を探し、正門西側を見ていると…。
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扉の前で発見!想像以上に微笑んでいらっしゃるー!!
「やあ、よく来たね」と迎えて下さっているような笑顔に、嬉しくてこちらまでにっこり(*^^*) -
ポルタイユを見上げるとこんな感じ。
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大聖堂内部へ。
写真では伝わらないかもしれませんが、
本当に繊細で綺麗なステンドグラスでした… -
現代アートのような趣のものも!
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オルレアンのサント・クロワ大聖堂同様、
この大聖堂にもジャンヌ・ダルクの祭壇があります。
白い上着を着て、静かに祈る彼女。後ろには自慢の旗が。
目を伏せ、何を想っているのでしょうか。 -
側廊には大きなパイプオルガン!
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初めて見るような、豪華な造りの時計も。
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身廊から見た内陣。
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ここで一度外へ。
側廊にある出口から、彫刻や宝物が展示されているトー宮殿へ行くことができます。
…中で写真を撮ってもいいのか分からず、撮らずじまいでしたが
金の宝冠や聖具がたくさん展示されていました。
元々は司教が住んでいた館とあって、建物自体広くて立派。 -
再び大聖堂内部へ。
写真が逆光ですが(泣)、ここは祭壇。
戴冠式の日、ジャンヌはアングルの絵画のように、
旗を持ってここに立っていたのでしょうか。
先程のトー宮殿では、この祭壇のほか15世紀当時の大聖堂内部を部分的に再現したCGを見ることができました。 -
ジャンヌについての展示。
左下、ジャンヌ像の説明に「ジャンヌはきっと甲冑を着て大聖堂に入らなかっただろう」と書いてある…?? -
ここは画家の藤田嗣治が洗礼を受けた場所でもあり、その時の様子も紹介されています。
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入り口近くから見た身廊。
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神秘的な、青いバラ窓。周りに人が絶えません。
じっくり見てから外に出ます。 -
大聖堂前の広場にあるジャンヌ像。
馬に乗り、剣を振りかざしています。 -
表情をアップで!
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側には解説の書かれた看板も。
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見上げる先には大聖堂!
後ろから見ると、より勇ましいなあ!
…そういえば、この旅行後に見た
NHK「世界入りにくい居酒屋」という番組のシャンパーニュ編で
このジャンヌ像が取り上げられていました。
百年戦争よりずっと後、第一次世界大戦時にランスは戦場と化し、大聖堂も破壊されてしまいましたが、徴兵される男性たちに代わって女性たちが街を支えてきたといいます。
「この街の女性はみんなジャンヌの娘みたいなもんさ!」と街頭インタビューに答える地元の人が印象的でした。
閑話休題。
次は戴冠式で王に塗布する聖油を保管していたサン・レミ・バジリカ聖堂へ向かいます。 -
サン・レミ・バジリカ聖堂は大聖堂のある中心部からは離れているので、
ガイドブックではバス移動がオススメされていましたが、
時間があったので徒歩で行ってみました。歩くこと30分弱で到着(^^;
住宅地の中にあるので「ホントにここで合ってる?」と途中で心配に…笑 -
ノートルダム大聖堂に比べると、重厚で静かな印象の造り。
ここにはクロヴィスの遺体が安置されているそう。
正面入口が工事中のため、こちらから中へ入ります。 -
私の他に見学者も無く、ひっそりとした聖堂。
神秘的な青い窓、白い門に惹かれて思わず1枚。 -
照明が少なめですが、その分ステンドグラスの光が際立ちます。
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身廊からの1枚。
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天井から吊り下げられている装飾、まるで王冠のようで綺麗。
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祭壇とステンドグラス。
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見学を終え、ランス駅へ向けて来た道へ戻ります。
スーパーや飲食店が並び、地元の人の生活を垣間見られる通り。 -
ランスでもジャンヌ・ダルク通り発見!
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駅に到着!ランス編はここまで。
次回はコンピエーニュへ!
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