夏のアルザス トラベルノート

2019/08/03 - 2019/08/10

2019年の夏にフランスのストラスブールとコルマールを中心にアルザス地方を旅した思い出です。
2020年の春は海外旅行どころか外出も儘ならない事態になってしまいました。新型コロナウィルス感染症が早く収束しますように！

エリア ストラスブール(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅のはじまりの成田空港。
ＪＡＬでドイツのフランクフルトまで。

もちろんエコノミー。
ＪＡＬの機内食はいつも美味しい。

２食目の機内食はエアモス。
確かテリヤキバーガーだったかな。

フランクフルト空港からはルフトハンザバスでフランス東部の街、ストラスブールまで。バスの発車時刻まで余裕があるので空港でちょっと一杯。
ドイツと言えばやっぱりビール！

フランクフルト空港からストラスブール駅まではバスで２時間半程。
駅から徒歩１０分程のホテルBOMAに宿泊。
２３時過ぎにホテルに到着。長い１日目は終わり。

BOMA easy living hotel ホテル

２日目。旅行の時は朝からとっても元気！
Googleでチェックしておいた人気のパン屋へ。

パンオショコラにカプチーノ。
フランスっぽい朝食に満足！

朝食の後は、、、いきなりデザート。
この日は日曜日。日曜日は営業時間が短いのです。
ストラスブールの観光地エリアではなく新市街にあるお店。
冷ケースから出てきたばかりのムースの状態は完璧！！
紅茶とケーキでなーんと６ユーロ程！！！！

PATISSERIE KUBLER
29 AVENUE DES VOSGES

ストラスブール大聖堂近くでイル川遊覧船のチケットを購入。

ストラスブール ノートルダム大聖堂/尖塔/カラクリ時計 寺院・教会

全面ガラス張りの遊覧船でストラスブール市内観光が出来ます。
所要時間１時間１５分。
旧市街の歴史地区以外にも新市街のEU本部の建物も見ることができます。
クーラーはあるものの効きが弱くめっちゃくちゃ暑い！
ボートからの景色はガラスに反射して写真は上手く撮れないです。

夕食はホテルの自室にて。スーパーで買った品々とパン。
ストラスブールの日曜日は殆どのレストランがお休みなのです。

昨日の機内で拝借したポテコやらおっとっとやらをアテに。
２人で２本ワインを開ける。。。
アルザス地方は白ワインの名産地で、他の地方のフランスワイン（ボルドーとかブルゴーニュとか）に比べ手ごろな値段で購入できます。

ストラスブールの夏の夜のお楽しみ♪

大聖堂でプロジェクションマッピングが毎夜開催されるのです！
無料で！！

３日目はストラスブールからTGVでコルマールまで。
TGVのチケットはサクッとアプリで購入済。

コルマール駅側のホテルに宿泊。
コルマールは駅と観光地に少し距離があります。

コルマールは自由の女神を彫ったバルトルディさんの出身地。

コルマール ホテル ホテル

コルマールは小さな町ですが、ステキな美術館があります。

ウンターリンデン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ハウルの動く城のモデル、プフィスタの家。
コルマールの駅周辺は特徴の無い只の田舎といった雰囲気なのに、旧市街に入ればカワイイがいっぱい！

プフィスタの家 史跡・遺跡

プフィスタの家の近くのワインショップに売っていたアルザス最高級ワイン、クロ・サンテューヌ。ヒヨって買えなかったよ。。。

アルザスと言えば「ジャムの妖精」クリスティーヌ・フェルベールさんのジャム！大昔にウルルン滞在記で観て以来の大ファン！
フランスに行く度にお土産に購入していますが、さすが地元は見たことない種類がたくさん。コルマールではパリで買うより安く（日本で買うよりずーっと安く）、店舗毎に少し値段が異なりました。

コルマールでワイン３本、フェルベールさんのジャムを５つ買い、スーツケースが重すぎて帰りのTGVの乗り降りが大変なことに･･･

ランチは開店と同時に満席になる人気のお店で。

Restaurant La Soi
17 Rue des Marchands

ドイツではフラムクーヘン、フランスではタルトフランベと言われるアルザス風のピザ。
写真はイマイチですがシンプルで美味しい！

おとぎの国のような通り。

アルザス地方の小さな街はツールドフランスのコースになっていたらしい。

2019年のレースコース。

午後はプチベニスと言われる小さな運河のある地区へ。

数年前のキャノンのCMで使われていたのはこの辺り。

木骨組みの建物。ドイツのロマンチック街道の村のような雰囲気。

ドイツ風でもありフランスでもあり。

夏場は車で来れるヨーロッパ各国からの観光客が多いようですが、冬のクリスマスマーケットシーズンは日本人も多いのかな？

春夏の楽しみは色鮮やかな花々。

フランスには「花の町コンクール」なるものがあり、アルザスには優秀な「花いっぱいの町」の称号が与えられた町が多く、コルマールもその１つ。

ディナーのお店は事前に語学堪能な同行者に国際電話で予約して貰いました！！
今回のアルザス旅行で一番楽しみにしていたレストラン♪

ウィスチュブ・デ・ラ・ペティ・ヴェニス 中華

コルマールにレストランはたくさんあるものの、郷土料理のお店が殆どでメニューはどこも大差なし。ならば美味しいお店で郷土料理が食べたい！という事でミシュラン掲載のこのお店をチョイス。

アルザス地方を代表する郷土料理、シュークルート。
塩漬け発酵のキャベツと豚肉やソーセージの白ワイン煮込み。
味付けは思いのほかアッサリで勿論アルザスの白ワインにぴったり。
二人でサラダとシュークルートをシェア。

お店の雰囲気は程よくカジュアルで居心地のいいお店でした。

４日目の朝食はホテルにて。
左端のパンの欠片はアルザス名物のクグロフの欠片。

コルマール ホテル ホテル

あさイチは昨日行きそびれた「頭の家」。
小さな顔の彫刻がいっぱい...

頭の家 建造物

朝から買い食い。

コルマールの駅から路線バスに乗って30分程。
Kaysersbergへ。
地球の歩き方の表記は「カイゼルスベルグ」、トリップアドバイザーの表記は「ケゼレスベール」。GoogleMAPの「カイゼルベルク」が一番ドイツ語風読み。
フランス人の知人に正しい読み方を聞いたら、フランス人でもアルザスの地名の読み方は難しくて分からないとの事(;・∀・)
ドイツ語訳だと皇帝の山でしょうか。

ケゼルスベール旧市街 旧市街・古い町並み

ドイツのクリスマスマーケットのようなお店のディスプレイ。

地名もお店のディスプレイもドイツ風なのに写真左端のおじさんが持ってるバケットでいっきにフランス感。

この町もとっても可愛い♪
上り坂の一本道を歩いて行きます。

ピンクの建物のピンクの首輪のねこちゃん。

看板もドイツ風？オーストリア風？

いつもはGoogleで食事をするお店はチェックしてから決めるものの、小さな町は情報が少なく、自らの嗅覚を信じてお店をチョイス。
これが大当たり！
ガスパチョにブッラータ。
デキャンタでワインを頼んだら、グラスで頼んでくると思ったらしく、お店の人が意外な顔してました...

L'Arbre Vert
1 Rue Haute du Rempart

丘の中腹にある特級ブドウ畑のSchlossberg。
白いパネルでめっちゃアピールしてありました。
畑の由来は左にあるお城（城はドイツ語でSchloss）。

コルマールのワインショップでSchlossbergで採れたブドウで造られたDomaine Weinbachのワインを畑を見た記念に買いました。

えー・・・2020年4月現在同じものを日本で買うと約8,000円！
当時現地でいくらで購入したのか覚えてませんが、いいお土産になりました。

５日目は乗り降り自由の観光バスを駆使して、先ずはエギスアイムへ。
早朝でまだパン屋も開いてない。。
パン屋の看板がプレッツェルでドイツ風。

アルザスの小さな町を路線バスで移動するのは本数が少なく中々至難の業。夏場は曜日によっては乗り降り自由の観光バスがあるもののこちらも本数は少なく、UberどころかTAXYも見かけない・・・
フランス人の知人にバスでアルザス観光すると言うと「大冒険だね！」と褒められ？ました(*_*;

エーグイスハイム旧市街 旧市街・古い町並み

エギスアイムの町は徒歩10分程で一周できるほど小さい町。
この小さくてかわいい町出身のローマ法王聖レオン９世。

朝も早く、天気も悪いので人が全然いない。。

アルザスの民族衣装の看板。

エギスアイムにはたくさんワイナリーがあるのですが、まだ何処も開いてない。。

お散歩中のネコちゃん。

ここもワイナリー。

レストランの看板もかわいい。
バスの時間の都合上、30分程滞在で次の町へ。

「ブドウ畑の真珠」と呼ばれるリクヴィルへ。
観光客に一番人気の町なのですが、生憎の悪天候で人も疎ら...

リクヴィール旧市街 旧市街・古い町並み

お菓子屋さんも暇そうで。。

ランチは大雨でレストランを探す気力もなかったので、適当なお店へ。

英語メニューはあったものの、本日のオススメだけフランス語メニューのみ。
Googleで調べようにも建物の奥まった場所に座っていたため圏外。。
お店の人に尋ねてみても中々そのメニューの英単語が出てこず、隣の席のフランス人母娘も一緒になって考えるも英単語が出てこず・・・
で、店員さんが調べてやっと出てきた答えは「ポーク！！！」

豚肉をハチミツでキャラメリゼ。美味しかったです♪

土砂降りだけど、せっかくなので乗ってみる。

ブドウ畑をずんずん進んで、日本語の音声案内もあるし結構楽しめるのですが、何せ大雨で。。
ドライバー兼案内のおじさんはとても親切で、土砂降りの中一生懸命向こうに見える森はドイツの黒い森だよ！っと教えてくれました。

リクヴィルを後に、夕方のTGVでストラスブールへ戻ります。

ストラスブールでディナー。

事前にネットで予約していたのですが、お店に入るなり名前を呼んで出迎えてくれたので驚きました。他に東洋系のお客さんがいなかったので分かったのかな？

更に驚いたのが、２人でシェアすると伝えると前菜もメインのお肉のロースも綺麗に２つに分けてサーブしてくれました！！
とっても綺麗だし美味しいし、外国でこんな素敵なおもてなしを受けるとは！！

La Hache
11 Rue de la Douane

ラ ハッシュ フレンチ

６日目はアルザス最終日。爽やかな快晴。
ヴォーバン・ダムからプティット・フランスの眺め。

ヴオーバン ダム 自然･景勝地

プティット・フランス

プティット フランス 散歩・街歩き

地名の由来は昔フランスの病院があったから。

街ブラの途中でみつけたヌイグルミのお店。
お土産に小さなシュタイフのクマを買いました。
ラッピングも可愛くてGOOD！

TERRE D'OURS
8 Rue du Bouclier

ストラスブールはクラシックな街並みの中に、こんなインスタ映えな広場もあり。

お昼過ぎのルフトハンザバスでドイツのフランクフルト空港へ。

フランクフルト空港と街の中心部はとっても近い。
空港は何度も乗継で利用してますが、街に行くのは初めて。

これがクララの住む街なのね～
（アルプスの少女ハイジの）

レーマー広場 広場・公園

街中への移動にも翌日の移動にも便利な空港にあるヒルトン系のホテルに宿泊。
フランクフルトの立派なヒルトン系ホテルとストラスブールの狭い三ツ星ホテルの宿泊費はほとんど変わらず。。（フランクフルトのホテルの写真は撮ってませんでした）
ドイツって物価安いですね。ミュンヘン以外は・・・

ヒルトン ガーデン イン フランクフルト エアポート ホテル

７日目は夕方の飛行機で日本に帰ります。

ずーっと行ってみたかったケルンへ。
フランクフルト空港から鉄道で40分程。
鉄道のチケットもアプリでサックっと購入済。

駅に着いたらもう目の前に！！！

ケルン中央駅 駅

ケルン大聖堂は正面からも勿論素晴らしいけど、ホーエンツォレルン橋を渡ってライン川の対岸からの景色がベストショット！
広角の写真が撮れるiPhoneを買わねば。

ホーエンツォレルン橋 建造物

大聖堂の内部。
世界最大のゴシック様式の大聖堂。
天井の高さがとにかく凄いです。
完成までに632年かかりました。サグラダファミリアどころじゃない。。

ケルン大聖堂 寺院・教会

同行者はケルン大聖堂が酸性雨で黒く汚れていると思っていたようですが、砂岩は年月が経つと黒くなるんですよーーー！！！！！(T_T)

ケルンにはケルシュビールという有名ご当地ビールがありますが、、、
旅の締めはミュンヘンのビール、レーベンブロイ♪

この旅行記の作成にあたり、去年訪れた観光施設やお店をネットで見てみると、殆どの場所が新型コロナウィルスの影響で休業の状態でした。
世界中で新型コロナウィルス感染症が早く収束しますように(:_;)

Hotel und Restaurant Lowenbrau Koln ホテル