2010/02/11 - 2010/02/15
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アンペルマンさん
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2005年の台北旅行がきっかけで、それからは段々とアジア旅に慣れてきて、年に1~2回のペースで東南アジアの各地に旅するようになった。
団体ツアーなら言葉の心配も要らないので、バンコクに行こうということになった。
2月のバンコクは、東京でいえば5月くらいの気候。乾期の始まりで雨が降ることもなかった。
折しも、当時のプーミポン国王が体調を崩して、シリラート病院に入院されている時だった。
国王の健康回復を願う市民の思いが随所で感じられた。
タイの国内情勢はよくわからないけれど、スワンナプーム国際空港は市民の座り込み等で開港後も何回か閉鎖されていた。僕たちが出かけたのは再開後間もない頃だった。
旅行から帰ってくると、デモ隊が新空港を占拠して再び閉鎖されてしまった。
"微笑みの国"といわれるタイの首都バンコク。
でも、政治的には不安定さを強く感じる時期だった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
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-
乗継のホーチミン空港で見かけたLCCのジェット機。
2010年にはエアーアジアはまだ日本には就航していなかった。
それだけにアジアの新興勢力の息吹が感じられて、新鮮な印象があった。 -
ホテルに荷物を置いて、タクシーで王宮周辺を回って、怖いもの見たさにシリラート病院付属の博物館に出かけた。でも博物館は期待するほどではなかった。あくまでも学術的な価値の高い施設のようです。
道路の中央分離帯にあるモニュメント。
当時のプーミポン国王夫妻が描かれています。 -
そこから200~300メートルほど先のロータリーにある民主記念塔。
旅行したのは旧暦の年末で、帰国日が正月1日だった。
事前に調べておいた街の繁華街のレストランで、やはり事前に調べておいた"蟹のカレー風の煮込み"と"鶏の足の薬膳煮込み"などで遅い昼食を食べた。
辛いけれど、とても美味しかった。 -
街角の建物の軒先にタイ国旗と黄色の旗がかかっています。
黄色の旗は入院中のプーミポン国王の回復を祈って掲げているものだそうです。市内の随所で見かけました。 -
1日目は、その後、街のあちこちをぶらぶらして、ビールとつまみを買ってホテルの部屋で乾杯。
本当は夜の屋台で酒を飲みたかったけれど、タイの言葉はわからないので少し気が引けて、それは無理だった。 -
2日目は団体で市内観光。
バンコクはともかく観光客が多い。
最初は、ワット・アルン(=暁の寺)です。
中央にある尖塔は素晴らしい建造物だった。
特に、チャオプラヤー川の畔に聳え立つ姿は、凛として美しい。バンコク旅で一番印象に残った風景だった。
「暁の寺」はチャオプラヤー川の西側にあるので朝焼けを浴びる姿は特に美しい、とツアコンの人が説明していました。 -
ワット・アルンの山門とその前に立つ守護神のヤック(鬼神)とモック(猿神)。
緑の顔の鬼神は靴を履いているが、猿神は裸足だそうです。 -
屋根というか塔の周りは登りやすく、皆登っているので僕たちも歩いて登ってみた。
正面に見えるのがチャオプラヤー川。
川の向こうにワット・プラケーオとその右に王宮が見えます。
でも、確かに景色はいいけれど、あとで考えると結構あぶないような気がする。 -
ワット・アルンの塔の上から見た風景。
ワット・アルンの本堂です。 -
木の周辺の目の位置のあたりに蘭の花を植えていると思われる風景。
新鮮で、とても美しい印象を受けました。 -
ワット・ポーの涅槃仏。
足の裏の模様とか、通路に面して置いてあるものを回転させるとご利益があるとか、いろいろの話を聞いたけれど、覚えているのは「タイの仏像は日本の仏像に比べてとても表情が明るい。」ということだった。 -
全長約50メートル。
デカいと聞いていたけど、デカイ。 -
寺院の至る所に絵画が描かれている。
所々で補修している絵師も多く、絵の意味がわからないのがイマイチ残念。 -
バスで移動し、次は王宮。
ここは王宮の門を入ったところです。
正面に見えるのは、ワット・プラケーオです。
王宮とワット・プラケーオは隣り合っています。 -
ここも王宮の一角。
塀の向こうはワット・プラケーオの黄金の仏塔です。 -
王宮。
たまたま衛兵の交替式を見ることができた。
写真左側の白亜の建物の中には武器が大量に展示されていた。 -
ワット・プラケーオ(=エメラルド寺院)
王宮専用の守護寺として知られ、タイで最も格式のある寺院だそうです。
正面右側の本堂にはエメラルドの仏像があるというので、群がる観光客を押し分け、かき分け、背を伸ばして写真を撮ったけれど、ピンボケの写真が写っているだけだった。 -
片隅にはさりげなく花が咲いている。
蓮の花 ? -
仏塔を守護する鬼神たち。
ワット・プラケーオは観光した3つの寺院のなかでも特に建造物が多く、とても豪華な寺院だった。
仏塔、仏像、守護神等も金箔やエメラルドを始めとする宝石等がふんだんに使われている。 -
この絵も意味がわかると面白いのだけれど。
この後、大きなホテルの昼食会場に案内された。
この昼食がとても美味しかった。
特に"ソムタム"と呼ばれるかなり辛いサラダはタイ料理の辛いイメージにピッタリ。
食べてる時は普通のサラダだけど胃袋に入ってから唐辛子が活発に活動を始める。
胃袋の中がジワーッと熱くなります。
東京のタイ料理店に入っても、あの味のお店には未だに出会えません。 -
3日目は自由行動。
チャオプラヤー川の水上バスからの風景です。
海から吹く暖かい風が潮の香りと一緒にやってきて、なんとも心地よい。
船も小さくて水面に近いので、飛沫の音がダイレクトに聞こえてくる。
僕たちの市内の移動は、ほとんど船だった。安い、楽しい、気持ちいい。 -
船内はいつもほぼ満席だった。
袈裟を着た僧侶が乗ってくると、どんなに混んでいても、みんな席を立って僧侶に席を譲る。日本人の僕たちにはちょっと理解できない。 -
BTSの車中から見えた市内の中心部の風景。
競馬場だったと思う。
このほか、ファランボーン駅(=鉄道の中央駅)が映画に出てくるようなとても趣のある素晴らしい駅だった。
が、残念なことに、この頃はまだ写真の趣味がなく、駅の写真は一枚もありませんでした。 -
夜のアラブ街。
アラブの国々でよく見かける黒の布を身にまとった女性をあちこちで見かけました。日本ではまず見られない風景で、異国情緒が感じられた。
レストランを覗いてみると、美味しそうな料理を食べている人も多かった。
僕たちも食べたかったけれど、今振り返えると、この頃の僕たちはビックリするほど消極的でシャイだった。
バンコクは台湾とも香港とも一味違って、また、新鮮味を感じるとても素晴らしい街だった。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- しろさん 2022/01/07 16:52:45
- Re:この絵も意味がわかると面白いのだけれど
- アンペルマンさん初めまして!
いいねありがとうございます!!
私はタイが好きで、タイが好きな人ならたくさんいるでしょうが、
小さいころからタイが何となく好きで、1921年20歳の初めての
海外旅行がタイでした、そんな人もたくさんいるでしょうね。
それから数えられる程度ではありますが、友人も彼女も仕事も巻き込んで
タイに何度となく行っておりますが、そんな人もたくさんいるでしょう。
足にはハヌマーンのタトゥーが入っており、ガネーシャのタトゥーを
入れる人はたくさん見てきましたが、ハヌマーンが好きという人は
会ったことがありません。
このハヌマーンが好きなおかげでタイの歴史や文化にも少し触れることが
できたのですが、ハヌマーンやガネーシャはご存じかもしれませんが、
元はインドの神様で、「ラーマヤナ」という日本で言えば「古事記」の
ような神話のような物語があり、ヒンドゥー教の聖典があるのですが、
ざっくり書くと人間と鬼との戦争の話で、ラーマ王子に忠誠を誓った
サルの神様ハヌマーンがサルの軍団を率いて人間に加勢して鬼を退治
したというお話なんだとか。
ちなみに西遊記の孫悟空のモデルにもなったとか。
それがタイにも仏教とともに輸入されてタイ仏教となり、仏教画になり、
タイ人によれば、小学校でラーマヤナは勉強するのだそうです。
だからどこに行ってもサルは大事にされるみたいですね。
話がそれましたが、そのラーマヤナの内容がワットプラケオの中に
描かれているのだと、20歳の時に初めて行ったときに付いたガイド
さんの説明とその時には何を言っているのか全然わかりませんでしたが、
その後のいろいろタイにまつわる経験とを結びつけるとワットプラケオ
は91年の時にしか行っておりませんが、ガイドさんの言葉を裏付けて
いける気がします。
そんな気がしてきましたでしょうか。
長文失礼しました。
- アンペルマンさん からの返信 2022/01/08 07:18:20
- RE: Re:この絵も意味がわかると面白いのだけれど
- しろさん おはようございます。
貴重な情報をありがとうございます。
ワット・プラケーオの堂の内部に描かれている数々の絵は一連の物語があるだろうと推測していましたが、その流れもなかなか掴めずに見ていました。
この絵もインパクトが大きく、強く印象に残っていました。
猿を人間にとって善的な存在としてみれば、良いのかもしれませんね。
ハヌマーンの説話を理解してから、あの数々の壁画を見れば、全く違ったものに見えるかもしれない。
機会があれば、また出かけてみたいと思います。
アンペルマン
- しろさん からの返信 2022/01/10 13:12:52
- RE: RE: Re:この絵も意味がわかると面白いのだけれど
- 恐れ入ります。
1921年20歳→1991年20歳でしたね。
1921年では大正になってしまいますね笑
ではでは
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