東京から徳島、フェリーの旅 【上・フェリー乗船編】

2020/02/22 - 2020/02/23

四国の中で唯一行ったことがなかった徳島県。どうせ行くなら普段は乗らない長距離フェリーで行ってみようと思い、約18時間かけて行ってみました！【上・フェリー乗船編】

エリア 徳島市(徳島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

りんかい線の国際展示場駅に来ました。フェリー乗り場へは、駅前から送迎車が出ています。乗り場は、都営バスの４番バス乗り場です。

国際展示場駅 駅

４番バス乗り場には、すでに送迎車らしきワゴンが来ていました。運転手のお兄さんに確認して17:30乗車。料金は無料です。ちなみに、この送迎車の乗客は私一人だけでした。

乗車時間約６分。あっという間に「東京港フェリーターミナル」に到着しました。運転手のお兄さんにお礼を言って下車。

中に入ると…。誰もいません。が、人の気配は感じます。エスカレーターの動き出す音に少しびびります。

２階に上がると…。やっぱり誰もいません。この広い空間の中、一番奥がチケット売り場のようです。

今回お世話になるのは「オーシャン東九フェリー」。窓口で予約番号（公式HPで予約しました）を伝えると直ちに発券。スムーズでした。

オーシャン東九フェリー 乗り物

乗船券は徳島で降りる時も必要ですので、失くしてはいけません。

３階の出発ロビーに来ました。早く来すぎたせいか、まだ電気がついていません。しかし暗くても、５人くらいはいるのがわかります。

今回乗船するフェリー「びざん」が見えます。外は雨がかなり降っています。出発時間は19:30。まだ１時間半以上の時間があり、暇なので暗闇の中をうろうろします。

恐らくは葛西臨海公園の方角だと思います。観覧車も遠くに見えます。羽田空港も近いので、時折飛行機も目の前を通過して行きます。
ちなみに、このフェリーターミナルにはレストランや売店がありません。あるのは飲み物の自販機のみです。

19時過ぎにアナウンスがあり、ようやく乗船開始。私のように車を使わないで乗ることを「徒歩乗船」というようです。徒歩乗船は極めて少数派らしく、この日は私以外７、８人だけでした。

徳島、北九州方面は３番のりばです。かつては苫小牧、那智勝浦、高知までフェリーがあったんですね。４番のりばの扉は固く閉ざされています。

ボーディングブリッジにちょっと興奮！！飛行機とはまた違った緊張感を感じます。

ついに乗船です！まず入口で部屋のカギを渡され、今宵の寝床に向かいます。

寝床に到着です。おぉ～！個室だ～！！
今回はちょっと奮発して３人用の個室をチョイス。一人で使う場合10,000円プラスとなります。やっぱ個室の方が気が休まります。

大型の液晶テレビもあります。電波が届かない場合、BSが見れます。

クローゼットと寝具類です。浴衣や部屋着はありません。必要であれば持って行った方がいいでしょう。タオル、歯ブラシもありませんが、こちらは自動販売機で売っています。タオル、歯ブラシセットで150円也。

空調は個別なのがうれしい。

冷蔵庫も超うれしい。ベッドは倒して使用します。個室はなかなか快適そうです。

コンセントもありますが、ベッドを倒すと高い位置になります。

19:30、出航時間になりましたので展望デッキへ行ってみます。雨は止んだようですが、かなり風が強いです。

東京港フェリーターミナルがだんだんと離れて行きます。
しかし！このあとすぐに乗務員の方がやって来て、「低気圧で揺れが激しくなるため、デッキは直ちに閉鎖します」と告げられました。ここは仕方なく退散です。
【中・やっぱり船酔い編】へつづく。よろしければ、つづきもご覧下さい。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。