ヒンズークシュ山脈の主峰、ティリチミール山。もともと周辺のヒマラヤやカラコルムの山々と比べたら「どうしても行ってみたい」っていう方は少ないと思う。しかも、アクセスが悪い上に、同時多発テロの後はアフガニスタンとの国境を接してる地域だけに、最寄りの町まで行くのも難しい。<br /><br />写真はチトラルからティリチミールに向かう途中の我々のクルマ。<br /><br />そうそ、カラーシャのお祭り動画を忘れてた。<br />https://youtu.be/jL-nhpVhxco

奇跡のティリチミールトレッキング２　道路もパキスタンしてる！

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2011/05/13 - 2011/05/27

1位(同エリア3件中)

エリア

チトラール(パキスタン)

旅行の満足度: 4.5

カラーシャのこの祭りは「ジョシ」と呼ばれてる。女子じゃないよ。
今年もジョシが近いが、アレで自粛かなぁ。
カラーシャのお祭りも終わり、着飾った村人は家路に着く。
我々はキャンプに戻る。
カラーシャのお宅でおやつ。

主食も同じ様なものらしい。
とにかく木の実をたくさん食べる。
肉は家畜が歳を取ったときにくらいしか食べられないと聞いた。
キャンプの直ぐ近くにこんなところが・・・

何十年か前まで、村人が死ぬと棺桶に入れ、ここら？に放置していたんだって。今ではパキスタン政府によって火葬が義務付けられてるとのこと。
なんとかさん・・・1958年とか読めるね。

でもここ、キャンプを出発する日に教えてもらって良かった・・・知ってたらねぇ。
カラーシャのヤギは元気・・・？
警備のおまわりさんと。

チトラルに着くまで、まだ暫くはお願いします。
幹線道路に出て、チトラルに向かう。
車窓・・・？
乗り合いタクシー？
5月16日16時、この辺りの中心都市チトラルに到着。
遠くに見えるのがティリチミール7706m。
明日から、あれのベースキャンプを目指す。
チトラルのホテルから、メインストリートを見る。

パキスタントラックの上部の写真・・・珍しいかも。
タンポポは普通だった。
翌日は、トレッキングのスタート地点に向かう。

パキスタンジープの後席にはドアが無い。
乗り降りにはコツがいる。
こんなところを延々と走る。
パキスタンの道路は何時も工事中、しかもダイナミックだ。
https://youtu.be/qGC6scTMbEU
1時間くらいは平気で待たせる。
みんなのんびり待つ。
そんな危なっかしいところに座らなくてもいいようなもの。
それでもこの辺りの道路は、パキスタンとしては十分に整備されてる方。
途中の村でランチタイム・・・村人がチャイサービス。

村の子供たちが恐る恐る近付いて来た。
外国人は珍しいから、遊んでやろうと思っても逃げちゃうんだよね…本気で。
https://youtu.be/6oC-U1n4CnE
ランチボックス・・・毎回書くが、日本の弁当は偉大だ！
私はパキスタンに行くときは、シートに敷く簡単なクッションを持って行く。なんてったってパキスタンジープはシートが硬いし、サスもヘタっているので腰へ来る。平気で8時間とか乗るしね。

それにこのクッションはテントの中でも便利。
村の犬も歓迎？
こんな橋を渡って・・・
チャイハナでひと休み。
いよいよパキスタンジープ道も佳境に入ってきた。
パキスタンあるある。
おお～・・道路が崩落してんじゃん。
でもみんな慣れてるので焦らない。
反対側の村から他のジープが迎えに来た。
要は通行が出来なくなった区間を、人間がピストンで荷物を向こうのジープに乗せ換えて進むのだ。
これはパキスタンでは珍しくないことなので、意外なほどスムーズにことが運んだりする。
ここまで乗って来たジープとはお別れ！
で、後は無事に行けるって思うじゃん・・・いや～パキスタンあるあるは、更にあるのだ。
ジープを乗り換えて１時間も走ると、「あ～・・また？！」
村人が出て来て向こうに渡れるように手伝ってくれる。
名ばかりの４WDは道を開ける！
見よ、この雄姿！！
５分間・・・とちょっと長いけど「見て損はない動画」だよ！
https://youtu.be/h1VWPsfAjg0
50m先もこんな状態。もたもたしてると一気に崩れそう。
子供野次馬。
みんな退屈してるからね。
手作りパチンコ
あの山道を降りて来たらしいが、女の子は警戒して橋を渡って来ない。
こうして、僅か100㎞程度の行程を10時間掛かって、ティリチミールの麓の村に到着した。
直ぐに明日からのトレッキングの準備。
今晩はこいつかな？
キャンプが完成する頃には、村人が全員野次馬参加？
ヒンズークシ山脈のパキスタン側の小さな村。

この村に外国人が来たのは数年ぶりとの話だったが、かつては欧米のトレッカーが時々来ていたらしい。

そんな村から、更に歩いて山に入ろうっていうんだから、何が待ってるの？
あ、そんなことは期待しないでね。

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ほいみさんの旅行記一覧

この旅行記へのコメント（4）

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猫大好きさん 2020/04/24 16:28:02

女の子は本気で逃げていく！

ほいみさんは怖そうに見えないと思うから
外国人というだけで逃げるのかな？
今時のパキスタンの女の子はどうかなあ

ところでほいみさんは毎日何していますか？
何もかも自粛の今
何もすることが無い
お百姓も東北はまだ冬モードだしね
三重県ナンバーの軽トラも
他県から逃げてきたと勘違いされるので
山形ナンバーに変えました！

温泉に行くのも
どうかな？と止めています
4トラに昔の旅行記を書くしかないのかしらん

ほいみさんからの返信 2020/04/24 21:09:54

RE: 女の子は本気で逃げていく！

> ほいみさんは怖そうに見えないと思うから
> 外国人というだけで逃げるのかな？

逃げてく場合と石投げられるのと半々かな。もちろん都会やフンザ・ギルギットなど観光客が行くところは愛想がいいですよ。

武漢自粛。
私の場合、普段から引き籠ってるのであまり変わりません。日守山だけは毎日登ってますが、家からクルマだし、4-5人と「ソーシャルディスタンス」で挨拶するだけだから問題無いかな。

そろそろ家庭菜園に野菜の苗を植えなくっちゃ。どこへ買いに行こうか？
そうそう、仙台の次女のところにも行きたいんだけど、伊豆ナンバーじゃぁね。といって鉄道じゃぁ面倒臭いし。

そうそう、昔のパキスタンをアップし始めたら、なんとなく雰囲気が「アレ」なんで自粛中です。中途半端なままにしておくの性格的には辛いんだけど。

自粛の雰囲気？　コロナ感染はまだ数ヶ月は続くだろうから、今からあまり神経質になってると長続きしないし、いざってときに疲れ切っちゃってるかも。ウィルスとストレスは友達だしね。

政府が無料でネット映画屋ゲームを提供して欲しいものです。

ほいみ

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gontaraさん 2020/04/19 21:52:36

THE　ＪＥＥＰ

パキスタンのノンライセンスジープ、見た目カッコいいし、乗り降りの不自由さを考えなきゃ素敵な乗り物。パキスタンじゃね！
こうして動画を見てる限り、走破力もそれなりに有りそうだし、パキスタンじゃ無くてはならない乗り物なんでしょうね。
気に成るのは、乗り継いだジープの料金は？
最果ての地から、さらにトレッキングって、村の語り草になるのかな？

ほいみさんからの返信 2020/04/19 22:38:55

RE: THE　ＪＥＥＰ

パキスタンジープ、初めて行った1977年から同じ様な感じです。パキスタンのジープ道で狭いから、王者ランクルじゃはみ出しちゃいそう。

乗り継いだジープの料金や村人をかり出して通過する・・・当然、予定外の（予定してるかも）の費用が掛かるわけで、これがバカに出来ないらしいです。国内便も、イスラマバード＋国内線1フライトじゃないのかなぁ。だから欠航になって陸路になると厳しいみたいですよ。

そんなわけで、後からしわ寄せがやって来ます・・・お楽しみに。

パキスタンの山奥の生活って本当に貧乏で、トレッカーが落とす現金は貴重だったのに、今やフンザやギルギッテ以外は誰も来ない。今回の武漢肺炎と同じで、全然関係ない地方の隅々まで不景気になっちゃった様です。

ほいみ

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