島根、山口、広島周遊③萩

2020/03/20 - 2020/03/28

3/23(月)
10:54 温泉津→（山陰本線）12:30 益田 13:11 →（山陰本線）14:21 東萩
14:40 ホテル
14:56 東萩→（まぁ~るバス）→ 15:09 松陰神社 →（徒歩）松陰生誕地 16:42 →（まぁ~るバス）16:51 アトラス萩店前 →（徒歩）ホテル→（徒歩）居酒屋 ：ふるさと家族

3/24(火）
グランドホテル前 8:09 →（まぁ~るバス）8:16 指月公園
指月公園→（徒歩）9:30 城下町→（徒歩）10:00 町人町→（徒歩）12:00 ホテル→（徒歩）12:15東萩駅

エリア 萩(山口)

• 旅行の満足度: 4.5

温泉津駅から益田駅で１回乗換て東萩駅へ
今回の旅の中で、この区間の電車の本数が壊滅的に少ない。１本逃すと３時間ぐらい到着が遅れる。少々緊張して、東萩に到着した瞬間にホッとしました。

東萩駅
駅前のロータリーには、山口県内の各方面に向かうバス停があります。
ホテルも数軒あります。私が泊まるアクシアイン萩は駅から徒歩３分。駅から見えると勝手に思っていたので地図を確認していなかったんです。でも、駅前にはない。ロータリーから出たら見えるかなぁと思って、少し歩いたけど無い！！

急いで地図を確認したら、川を渡った向こう側だった。
阿武川にかかる萩橋からの眺め。結構大きな川です。萩は３方を山、もう１っ方を海に囲まれています。関ヶ原合戦以降に守りを固めるために選んだ土地。鎌倉と同様に守り易そうな土地です。明治時代になると不便ってことで、山口に県庁所在地が移転します。

宿泊するホテル。今回はコスト重視で選びました。

4.5畳の和室。
まさかの最初から布団がひいてある。

シャワー＆トイレはキレイです。
今回の旅で大浴場がないのは本日のみ。

観光に出発。本日は吉田松陰めぐり。
萩反射炉に行こうと思っていたのですが、山陰本線の車窓から見えたし、実際に稼働しなかったし、時間が少なかったので諦めました。
まず、松陰神社へＧｏ。

吉田松陰を祀る松陰神社

境内に松下村塾があります。
意外と小さい。

松下村塾の中には入れませんが、開放的な建物なので外から除くことができます。

松下村塾の隣は、松陰が幽閉された実家
コロナで日本（世界）が危機的な状況のため、明治維新の時なリーダが現れることを祈ったしまった。他力本願はいけないけどねぇ 自分が頑張らないとねぇ でも、素晴らしいリーダが現れるといいな 松陰先生お願いします！！

吉田松陰の生誕地へ松陰神社から徒歩で向かいます。
道標があるので迷うことはないのですが、小高い丘にあるので登り坂が続きます。体力に自信が無い方はバスをおススメします。時間がないので、頑張って登ります。

海外渡航を企てた時の吉田松陰と金子重輔の銅像
視線の先には米国の船があるはず

生誕地に来た目的はお墓詣り
しかも、吉田松陰の墓ではなく高杉晋作の墓！！

高杉晋作の墓
維新の英雄のなかでは一番好き
なんか格好良い感じが 奇兵隊とかのイメージが強いのかなぁ
志半ばで病に倒れた悲劇的な感じも好感度アップ
こちらには遺骨はなく、髪とへその緒が納められいます

吉田松陰の墓
墓の写真を撮影することを戸惑っていたのですが、墓守の方から
「お焼香してくれたら撮っていいんだよ」って言われたので、お焼香させていただき撮影させていただきました。
地元の方にとっては松陰先生と松陰の家族が大切なんですね。
線香を４本もらったのですが、それは吉田松陰の家族の墓分でした。高杉晋作＆久坂玄瑞に線香あげたいといったら、追加で線香をくれました。吉田松陰と家族への線香は必須らしい。

２番目に好きな久坂玄瑞
こちらも志半ばで禁門の変で亡くなった方ですね

維新の英雄の中では、薩摩より長州の方が清廉な感じがあって好きです

むつみ豚を食べたかったので、”ふるさと家族”という地元の居酒屋へ。
女一人なので緊張して入店しましたが、カウンター席でゆっくりと食事とビールを楽しめました。

単品のむつみ豚のトンカツ
衣がさっくさっく
脂もあっさりしている
とにかく美味しい

キムチとイカの和え物

萩２日目開始
セブンイレブンもグレー色で、景観を崩さないように配慮されています

指月公園へ
萩城ってドラマとかの印象では山城のイメージだったけど
本丸は平城？
・・・と思ったら山城と平城のミックスなんですね
裏に見えるのが指月山。この上に山城がありました

指月公園には城は残っていませんが、茶室や昔の庭が残っています

日本に２つしかないミドリヨシノが咲いてました
花弁が緑色です

普通のソメイヨシノ
花弁もピンク
知らなかった

指月公園（萩城）は日本海に面しています

萩の城下町
江戸の町並みを残している・・・はず
個々の家の修復は個人宅の費用で行うため、空き地や修復が間に合っていない（白くない崩れた壁）も目立ちます

世界遺産に登録されたため、規制が厳しくなってしまいました。家の改修費用は個人持ちであるため、修復にはお金がかかるし、近代的な素材を利用できないために不便です。このため、この地区に住む人が減っています。また、飲食店を自由にひらくことができません。
地元の方は、「飲み食いに困る観光地なんて、誰もこないよなぁ」。
確かに、歴史好きには良いですが、雰囲気を楽しみたいのなら津和野がおススメらしいです。

なんか寂しい・・・・

町人町に移動して、菊谷家へ
広い庭は、城主が籠で入ることができるようになってます。
籠で庭にきて、縁側から入る感じです

殿様が休む場所

店の勘定場
店とは言っても問屋みたいな感じなので、商品を並べる場所はありません

高杉晋作の生誕地

産湯の井戸＝生誕地ってことらしい
松陰の生誕地も産湯の井戸であった

高杉晋作広場の像

高杉晋作が子供の時に学んだ円成寺

子供の時には弱かった晋作を強くするために、毎日に見せたというテング面
これが円成寺にきた目的

コナンに出てきたことがあるらしい、灯篭
下の車輪が１つ動くんです

萩の街は側溝をコンクリートで作ることができません

道路標識も立てることができません
ちなみに電柱も家の敷地の中に隠してあります
住む人は大変だ・・・

吉田松陰が投獄された野山獄
こちらは武士用の牢獄です

向いには庶民用の牢獄があります

海外渡航を一緒に企てた金子重輔はこちらで亡くなりました

長州の維新の英雄達を十分に満喫して、萩を後にしました