2017/03/25 - 2017/03/29
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chikagozeさん
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今回、杭州西湖を訪れる旅の中で魯迅の故郷である運河の街「紹興」に行ってきました。旅の3日目です。
日本語ガイドさん(中国人の方)とドライバーの方と一緒に豪華なワンデイツアーです。空いているであろう平日(月曜日)を選んだので、ゆったり旅することができました。
一人だけだから料金も高額(5万円ほど)でかなり迷いましたが、前から行きたかったところだし、中国語を話せないから列車に乗れないし、もう二度と来ないかもしれないし……と心の中でいろいろ言い訳をしたうえで、奮発しました。
ガイドさんと二人だけの旅は初めてで「昼食はどうしたらよいのか」などわからないことだらけでしたが、ガイドさんがうまく誘導?してくれてうまい具合に注文して、二人でちょうどよい量をシェアし(昼食の支払いは私がしました)そんなに高くはなかったです。
中国人のガイドさんは日本人観光客が減ったことをしきりと嘆いていました。
最初に「蘭亭」に行って、「魯迅故里」を回り、最後に時間が少し余ったので、ホテルに戻る前に龍井茶で有名な「梅家塢」にも寄ってもらいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
日本で出発前、紹興1日ツアーに参加したいとインターネットで調べて、中国の旅行会社に何度もメールしたのですが、全く返事がきませんでした。仕方がないので、着いてすぐにホテルのレセプションに頼んで個人ツアーを手配してもらいました。
ガイドさんに聞いたら、空港への送迎や工場見学など社用で利用する日本人がほとんどで、個人で観光ツアーを申し込む人はほとんどいないそうです。仕事がないので日本語ガイドをやめる人も多いのだとか。
朝8時半ロビーに集合です。個人手配なので、参加者は私一人です。
まず、蘭亭へ来ました。これは園内案内図、かなり広いです。
書聖と称される王義之が有名な「蘭亭序」を書いた場所として知られています。蘭亭 モニュメント・記念碑
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「蘭亭」の文字
蘭亭 モニュメント・記念碑
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鵞池
王義之はガチョウが好きだったようです。 -
曲水觴亭
朝まだ早くてほとんど人がいない中で踊りが披露されていました。 -
これが、有名な「蘭亭序」です。
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本物はないはずなので、これは模写?でしょうか。
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もちろんお土産として買って帰ることもできます。
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曲水流觴
小川の流れに杯を浮かべ、自分の前を通り過ぎないうちに詩を作り、その杯をのみほす優美な遊びということでした。
その様子を再現した群像。
見るところはまだまだたくさんありそうでしたが、魯迅故里が本日のメインなので、早速そちらへ向かいます。 -
咸享酒店
いきなりランチから始まりました。
ガイドさんに適当に注文してもらいます。咸亨酒店 (紹興店) 地元の料理
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「ソラマメ」「臭豆腐」「からし菜の漬物と豚三枚肉を蒸したもの」「青菜の炒め物」「紹興酒」など。
私はアルコールが飲めないのですが、「せっかく紹興まできたのですから、ぜひぜひ飲んでみてください」とのことで、少しだけ飲んでみました。飲んでみてよかったです。これが本場紹興酒の味か……。
「臭豆腐」は恐ろしくて一度も食べたことがなかったのですが、こちらもガイドさんのおすすめで初めて食べてみました。
なんてことなく食べられました。食わず嫌いでした。 -
こちらは確か宿泊部門の入り口。
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どこにでもあるスターバックスですが、ここでは少し趣が違います。
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ついにやってきました「魯迅故里」です。
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タバコを吸う魯迅のイラスト。
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いろいろなところに像があります。
魯迅故里 旧市街・古い町並み
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「魯迅記念館」
中の展示に日本語の案内板などはありませんでした。
魯迅は日本に留学していたし、多くの日本人に読まれているのに、日本語の解説がないなんてすごく残念です。
ガイドさんが写真や展示物など気になるところはすべて解説してくれました。ガイドさんがいてよかった~。魯迅記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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魯迅の恩師「藤野先生」の銅像。
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魯迅の家の奥にある「百草園」
私が読んだ魯迅の「故郷」に出てくる紹興の街は寒くて暗くてさびれた田舎のイメージでした。実際に訪れてみると、観光客も多く明るく、全く違ったイメージでした。
魯迅が住んでいたころとはかなり様子が違っているとは思いますが……。
その分を差し引いて考えても、あの小説の舞台がここだなんてちょっと信じられません。 -
百草園の前の銅像
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「三昧書屋」
魯迅が学んだ私塾 -
次は「八字橋」へやってきました。
すごい洗濯物です。生活感にあふれてます。
こういう庶民的な感じが大好きです。八字橋 史跡・遺跡
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橋のたもとにある八字橋の石碑
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イチオシ
横から見た八字橋
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橋を降りたらケーブルテレビか何かが、新しくできるお店の宣伝用画像を撮っていました。記事をこねるおじさん。
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「世界遺産 中国大運河」という碑がありました。
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こんなのんびりした光景が見られます。
今度は絶対、紹興の街に泊まってブラブラ散策してみたいです。
これは、ゆっくり見ないともったいない。 -
時間があったので、龍井茶で有名な「梅家塢」へやってきました。
前に来た時、上海からのツアーで龍井の村には行ったことがあったので、今回は別の村を見たかったのです。
事前に調べてみたら路線バスで行くのは大変そうだったので(バスの本数が少ない)、今回寄ってもらえてよかったです。 -
ここで龍井茶を試飲させてもらいました。
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高級な龍井茶
でも、結局買わず。
理由は簡単でものすごく高いからです。100グラム5000円ぐらいから。
せっかくだけど、そんなに高いお茶を普段飲むためには買えない。 -
試飲させていただいたあと、少し建物の周りを見学させてもらいました。
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庭に巨木がそびえたっていました。
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広がる茶畑
急斜面にあるので機械を入れることができず、すべて手摘みだそうです。
すげがさのようなものを被った人たちが、斜面で茶摘みをしていました。
お値段高くなるのも納得です。 -
少し歩いてみます。
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ホテルまで送ってもらってツアーは終了です。長い一日が終わりました。
お金はかかったけど、行きたいところすべてスムーズに回ることができました。
ホテルに帰って、まずは部屋でコーヒーを飲みました。
昨日の夜、散策の途中スターバックスで買っておいたパンを食べます。
中国に来ると、レストランで話が通じないので、疲れてくるとついついスターバックスに行ってしまいます。 -
これが、前の晩に立ち寄ったスターバックスです。
ビルの1階にあり、広くてきれいでした。
中国に行くと、言葉が通じないので(疲労してくると)ついついスターバックスに行ってしまいます。(そしてなぜかあちこちにスターバックスがあります。) -
外婆家湖濱店 (有名な中華のチェーン店)
ものすごい人気店で、店の前に人だかりがあり、番号札を引いたら現在呼び出し中の番号から70番くらい後の番号が出てきました。
が、1時間くらい周辺をフラフラして戻ったら、既に自分の番号になっていました。
注文にくるまで時間がかかったし、お客さんが多すぎて注文をこなしきれていないのか、料理が出てくるのもとても遅かったです。
安くて、料理もとてもおいしかったのですが……。
食事の時間をずらしていかないとだめですね。
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旅行記グループ 杭州の旅 西湖をぐるっと回って紹興へ
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