2015/12/08 - 2015/12/23
1059位(同エリア22891件中)
Siniさん
スペイン2015の後編は、1週間のバルセロナ滞在の後、北へ。サンチャゴデコンポステーラへ国内線でひとっ飛び。
そこからは列車でレオン、サラマンカ、を観光して、マドリードを超えて、トレドとアランフェスへ。
最後にマドリードに二泊して帰国しました。
旅行直前の2015.11.13 パリ爆破事件で130人の方が亡くなっており、ヨーロッパの大都市は戒厳令下のようでした。しかし、それも2020年4月現在のコロナウイルス対策に比べると全然緩やか、比較にもならなかったです。
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バルセロナでは、ガウディの作品はやはり直接見たかったモノの一つでした。こちらはグエル公園へ向かう途中で撮影したものです。
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グエル公園正面
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あの塔は今はお土産物屋さんになっています。
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壁の模様がステキ。
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ガウデイがデザインした訳ではないのですが、ガウディが20年間住んでいた家。なんとなくいい雰囲気だったので入ってみました。
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ガウデイがデザインした椅子などが展示されていました。
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トイレも可愛い!!
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なによりもガウデイの家からはサグラダファミリアが真正面に見えます!!
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1週間滞在したアパートのお台所はこんな感じ。最新式でした。
運営はドイツの会社で高いがしっかりしている。シャワーだけだったのが残念。 -
バルセロナではフランスから友人が車で飛行場まで迎えに来てくれました。
こちらは安い生ハム。安いのは本当に安いですが、高い生ハムはマジ高価です。大手のスーパーで味見をして購入できます。味が濃い!感激して写真を撮る余裕はなかったみたいです。
チーズもフランス、イタリアに劣らず豊富。 -
マッシュルームは生のままサラダにします。すごく美味しい!
しかし巨大なきゅうりがこれまたとんでもなく美味しいのです。皮をむいてサラダに。 -
お塩とオリーブオイルでバッチリでした!
リンは料理が得意で2人でスーパーへ買い物へ行くのは珍しくて楽しかったです!大きなエビをガーリックで調理してくれたけれど、新鮮なエビは高すぎる!と感じたのか冷凍を購入しました。味は大変良かったです。 -
リビングルーム。
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ベッドルーム1。
ベッドルーム2は地下でして。地下のベッドルームって全然良くない。というか酷いです。しかし夏の暑さよけにはいいのかな? -
ベッドルーム2へは、リビングルームのソファの向こうにある階段から降りていきます。
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アパートのドアを出るとこんな感じでした。この通路に面しているのがベッドルーム1。
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アパートの入り口です。夜になると車が縦列駐車してます。バルセロナの新しい地区ですが、この辺りは夜間無料の路駐。昼間は有料になり頻繁に係員がメーターをチェックに来ます。
実は観光から戻ったら、車はレッカー車で警察へ持って行かれてしまったのでした!リンのPCで保管所を探し、グローリアス広場近くでやっと引き取り。罰金は147ユーロ。これに懲りて彼女はそそくさとアルビの近郊の村へ帰ってしまいました。 -
バルセロナを去る前日にはカタルーニャの聖山モンセラットへ行きました。行きは登山電車で。
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帰りはロープウェイで降りてきました。
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聖なる山、モンセラットです。
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崖の間をロープウェイで登ります。
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岩がすごい。
モンセラット山はガウデイのインスピレーションの源だったと言われています。 -
サンタマリアモンセラート修道院は11世紀ベネディクト派の修道院として創建されました。
中央には黒いマリアが奉納されています。 -
13時からは少年合唱団によるコワイヤが聞けました。
個人旅行では韓国人カップルが断然多く、団体のバス旅行では中国人が多かったです。日本人は若い男の子2人連れに会っただけでした。
最後の日になってやっとわかったことは、バルセロナでは現地の人はカタルーニャ語を話してるということ。どうりで全然聞き取れなかった。 -
早朝のライアンエアーでサンティアゴデコンポステーラへ飛びました。タクシーは朝4時半に正確にアパートまで迎えに来てくれました。そして1時間ほどのフライトの後7時半頃、サンティアゴデコンポステーラの空港に着いたのですがまだ真っ暗でした。
ライアンエアーをここでも使ったことがあったとは。全然覚えていませんでした。 -
サンチャゴデコンポステーラといえば、中世の頃、ドイツ、フランスなどからの巡礼者で賑わったところで、その終点の聖地でカテドラル(大聖堂)があります。
地下のクリプトには聖ヤコブ(サンチャゴ)の棺がありました。けれどその棺からは特に何も感じられなかったです。アッシジのフランチェスコの棺は素晴らしかった、、ので残念。
聖地の教会は、、、私には美しいと思えないほど装飾過多で、、何世紀も前の古い飾りや石棺や聖者の像がありました。息苦しくて。街の中心部から外れにあるアラメダ公園へ避難しました。思いのほか美しい公園でした。 -
ザ・ツリーといった風情の大木がある、こんな自然な公園でした。
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宿泊したのはカテドラルの正面のオブラドイロ広場に面したパラドール。14世紀には王立病院だった建物で1928年にホテルになった五つ星。東京ステーションホテルとそっくりな感じで(反対?東京ステーションホテルが真似てる?)、室内は1.5倍くらい。
季節外れということもあってか宿泊客も少なく、こんな素敵なレストランに2組3人しかいませんでした。一組のカップルと私。そのためだけに生ピアノ演奏。 -
缶詰のホワイトアスパラガスなんて食べたくない!しかも、もやし!!
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せっかくのホタテの味を活かせない玉ねぎの炒め物たっぷりと!
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デザートのアイスクリームは量が多すぎ!味は唯一良かったです。
冬のパラドールのシェフはあまりにもイマイチでした。 -
12月ですので街もホテルもクリスマスモードでして。
ホテルマンがしっかり写真を撮影してくれましたが、どれもピンぼけでした~~ -
翌日、ALVIA(特急)でアストゥリアス地方のレオンへ。モニターが付いていましたが放映していたのは全てスペイン語でお手上げ~~。
レオンは10~12世紀にかけて栄えたレオン王国の首都。のちにカスティーリャ王国に併合されて、統合スペインの母体となりました。ロマネスク、ゴシック様式の教会、大聖堂、ルネサンス様式の修道院などが見られました。落ち着いた安全な町と思いました。サンチャゴデコンポステーラへの巡礼の旅の道でもあります。
このルネサンス式修道院の建物、サン・マルコ修道院が現在はパラドールになっていて、宿泊したのでした。
昨夜のパラドールの食事にも懲りずに比較のためにパラドール内レストランで夕食をしましたが、こちらも10組くらいで、ウェーターも暇そうでした。食事はイマイチ。パラドールの売りはもしや建物だけ? -
宿泊者が少なかったのか、ジュニアスイーツ、、1人なのにアップグレードしてくれて、、、広すぎて、居心地悪かったです。
まず最初にしたのはお祓い!です笑
以前ドイツの古城ホテルに宿泊した際、いたんですよねぇ、、なんだか訳のわからないもの。別の古城ホテルでは人生初の金縛りにあいました、、、それ以来、100年以上古いホテルに泊まるときは、お塩とワインでお清めをすることにしています。その後ゆっくりと入浴を楽しみました。 -
お部屋はこんな中庭に面していました。これは宿泊者しか行けない中庭だそうです。修道僧になった気分で散歩してみました。
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次に泊まったのはサラマンカで、この旅では初めてホステルに宿泊しました。サラマンカ大学のある大学町で、安いホテルが多かったです。久々に交通量のある道路沿いの狭い部屋で、逆に落ち着きました。
ここのホステルは全てシングルルームで写真のホステル入り口から部屋へはいくつもの別の建物を通って行きます。建物が変わるたびに廊下の幅が違ったり変に曲がっていたりと面白い体験でした。
レオンから銀の道と言われる川沿いを南下したのですが途中でまさかのバスの乗り換えや、バスに荷物だけ預ける人などがいて興味深いバス旅でした。 -
翌日、サラマンカからマドリード経由でトレドに来ました。
トレドは友人の強い勧めで最後に無理矢理一泊詰め込んだのですが、サラマンカからは高速道路でスイスイでマドリード入り。そこからは電車で移動の為、トレド駅に着いた時は疲れてしまって、タクシーで市街地が見渡せる丘の上のパラドールへ直行。部屋からはからはトレドの街がエル・グレコの絵そのものです。 -
景色が美しいので手前の岩のところまで散歩しました。
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ほら、登っている人もいるし。
この後、トレドの街を一望できるカフェでゆっくりしました。 -
中世そのもの。
素晴らしい景色を堪能し、街までは行きませんでした。 -
部屋の中から夜景を撮影してみました。
今回比較のためにパラドール(国営のホテルで、歴史的古い建物を改修してホテルとしている)に、サンティアゴデコンポステーラ、レオン、トレドと三ヶ所で泊まりましたが、トレドが景色が良く、料理が美味しく、設備が新しくて1番気に入りました。
後は外観を見ただけでも泊まりたい!と思ったのがパラドール デ ロンダです。素晴らしい景色の中に建っています。 -
アスパラガス好きの私。このパラドールでもアスパラガスを食しましたが、こちらは新鮮でした。時期的にハウスモノでしょうか?地元で採れたと言ってましたが、路地は無理だよねー
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鹿の肉です。伝統的なカスティーリャ料理はジビエらしく、なんせ強くおススメされました。悪くはなかったですが、少々ジューシーさに欠けてました。癖はありませんでしたよ。
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トレドからアランフェスへのバスは13:15の一本だけ、と言われて、一旦マドリードに戻り、スーツケースをソル広場近くのホテルに預けて、電車でアランフェスへ行きました。駅前のポプラ並木が良かったです。写真なし。
アランフェスの宿は中庭に面していて、このおばちゃんが洗濯物を干すのが興味深くて観察してしまいました。
アランフェスは古都。旧宮殿内には大航海時代の絵画が沢山あり、スペインがフランス、イギリスとの海戦にに負け世界の覇権争いから離脱した様子がわかりました。 -
マドリードではトレド美術館を堪能し、ヘミングウェイの通ったカフェでとても美味しい料理をいただくなど満足しました。が、、、クリスマス前週は家族連れが大挙して夜のプエルタ・デル・ソル広場に群がっていたのでした。
こうして3週間のスペイン旅行は何事もなく予定通り終わりました。
強く印象に残っているのは、期待以上に料理が美味しかったこと。スーパーでは日本のスーパーより新鮮で美味しいモノ(肉、海鮮、野菜)が多くて驚きました。全てパックされている日本とは大違い。
特に生ハムは、種類、等級などのバリエーションがすごくあり、お値段も全く違います。奥深いです。
スペインの南北、それにバルセロナでは、人も文化も歴史も違います。
国際的にイスラム国のテロ直後だったこと、クリスマスシーズンなど時期的なこともあったと思いますが、危険な目や嫌な事には一度もあいませんでした。
残念だったのは、スペインらしさ、地方色が急激に失われているらしい事がひしひしと感じられたことです。
今回のコロナウイルスでスペインも大打撃。収束にはしばらくかかりそうですが、きっと乗り切れますように。
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