今日は、一日、田舎でのんびりです。ちょっと天気に恵まれなかったのが残念。Numansdorpの町は思いがけなく素敵なお店が多くて、う～ん、こうやってハイレベルな生活必需品が手に入るのなら、便利な場所に住む必要は無いよね、どうせ、洋服とかはたま～に街に出かけて買えばいいんだし、と考えさせられます。サイクリングは、予想通り(?)、早い段階でお尻が痛くなります。サドルカバー買うぞ～。

2019GWはまだ寒いオランダへ３～Numansdorpの田舎でサイクリング

5いいね！

2019/04/27 - 2019/05/05

92位(同エリア186件中)

エリア

その他の都市(オランダ)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

同行者: 一人旅

交通手段: 自転車徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

朝食は、キッチンに、こそっと置かれます(※キッチンと部屋の間には扉があります)。

これ・・・ど～いう量なの。少人数のB＆Bで時々発生する「絶対、一人分じゃない、白人男性の適量でもない量が出てくる件」どうにかならないだろうか・・・。分かるんですけどね。好き嫌いを考えると、特定のものだけ沢山食べるかもだし。
ジャムやらシナモンやらお砂糖やら＋フルーツ。ジップロックが脇にあるのは「お昼用に好きにしていいよ！」という意味です。この宿、「お昼/夕食は、事前に言っていただければ、プラス料金で用意しますよ」というスタイル。でも、サンドイッチくらいは余裕で作成が可能です。飲み物も大量にあるし。
自分で並べて、朝ごはんにします。シンプル。たっぷり。パンはホームメイドだそうです。
新しい自転車を確認します。子供用なので、塗装がやけに可愛らしいです(笑)。「うん。これならちょうどいい」「良かった」

Martin達は専業ではないので(1部屋しかないしね)、昼間は仕事に出かけます。昨日も迎えに来てくれたし、適度に抜けて来られるようにはなってるのだろうけど、基本、割に放っとかれ系です。用があるときは朝晩に済ませておく必要があります。２泊なので掃除に入らないのはいいのですが、朝食セットを下げてくれたりするのがもうちょっと早いとうれしい(笑)。邪魔しないようにしてくれているんだろうけど。
さっそくサイクリング開始。雲が厚くて、正直、寒い・・・。手袋ほしい。

この真っ直ぐな道！
葦っぽい植生が、ここが水の入り混じった土地なのを感じさせます。
この羊、生まれたてかなあ。かわいいなあ。じゃれあってる。
お母さんのそばに駆け寄って、
お乳を飲んでます。
Numansdorpの町に来てみました。事前にGoogle Mapで、ある程度のお店はありそうなことは確認していて、昨日、バスで着いたときもなんとなくの規模感は垣間見えたものの、実際のところは全く分からず。
歩き始めてみると・・・パン屋さん、お惣菜屋さん、チーズ屋さん・・・どこもレベルが高い。なんぞこれ！？AH(スーパー)も大きいし・・・

これはチーズ屋さん。看板が可愛い。
パン屋さんもお洒落～。ケーキも売ってた。まだ、旅程も半ばで、チーズもパンも何も買えないのは残念。

褒めている割に、内部の様子が分かる写真が無くて、すみません。やっぱりこういうお店の中では写真が撮りずらい。
寒いし、お手洗いに行きたいし、ちょっとお茶をすることに。デリとブラッセリーとカフェが合わせ技になったようなお店が、朝からオープンしていました。ホットチョコレートに、可愛いオヤツを付けてくれます。
暖炉もあって、ホッとする～。地元のおばあちゃんも一服していて、いい感じ。

そういえば、良く考えたら、こんな小さな町でアジア人が歩いていたのに、全然視線は感じなかったな。
車が前に入っちゃってますが、De Verleidingというお店でした。

国内でも海外でも、こういう田舎町に行くたびに、ここで継続的に暮らせるかな？と考えます。ありがちなのは、このお店ラインナップだけだとツライなあ、という町。ここは違う。私の生活に必要なお店が１ー２軒ずつハイレベルに揃っている。
HEMAなんかもあるし、普段の生活は完全にこの町の中で完結しそう。

勿論、１ー2軒しか無くて、本当にここにしか来られないのであれば、飽きる。でも、たまにロッテルダムに服を買いに行って、通販が使えて、時々、車で隣の村のレストランに行くのなら・・・
この旅行記は、1年後、つまり2020年4月の在宅勤務期間に書いています。この短い期間だけで判断するつもりは毛頭ないけれど、日々丁寧な生活が出来るのであれば、外食したい買い物したい、という欲はむしろ落ちてきて、近所の少数の質の良い店だけで生活できる、と感じます。忙しなくバタバタしている生活では、あそこも行きたい、ここも、と東京を離れられないと思うのだけれど。この文、あとで読むと、どう感じるのかな。

路線バス。昨日乗ったのもこんな感じ。遠足かなあ。
一度、戻ります。集落の入り口。ジグザクの線は、スピードを落とせ、とかでしょうか。
写真が残っていないですが、朝に自作したサンドイッチとラドラーでお昼。
ちょっと休んでから、再びサイクリングへ。正直、超絶お尻が痛いけど、かなり寒いけど、さすがに、午前だけじゃもったいなさすぎる。今度は東側(町と反対側)に向かって走ります。

至るところに、サイクリングもしくはウォーキングのための道が整備されています。オランダ中、どこまでも歩いていけるんだろうな。案内もバッチリ。てか、道はそもそも簡単なんだけど。
畑、もしくは牧草地の中を走ります。堤防上の道もあって、その場合は少し見通しが良いです。全くもって大した距離は走っていないのですが、自転車の乗り方が素人なので、すごく疲れる。その後、調べたのですが、お尻が痛くなってしまうのは慣れて克服するしかないようですね・・・ホントかな。慣れるほど自転車に乗ることは無い気がする・・・。とりあえず、サドルカバー、買おう。
本当に、キレイだなあ。

たまにサイクリングの人と行き交います。
これ以上行くと、帰りがツライなあ、という辺りで引き返します。

夕方、もう一度町に出かけて、夕食を調達。雰囲気の良さそうなレストランもちょこちょこあったけれど、それ以上にデリが気になる＋寒い中、食事を終えてから部屋に戻るのは嫌だ、ということで、部屋呑みです。夏だと行動パターンが相当変わりそう。暖かいなら、歩いて帰ってもいい。
宿と町の間の水辺は、遠浅になっています。宿のHPで見た、朝日の中で霧が沸き立っている写真は、この辺りで撮ったものかと思われます。今回の天気では、残念ながらその感じを味わうことは難しそうです。
De Verleidingで入手したデリで晩御飯。

自転車でデリをひっくり返さないように持って帰るのは、ほんの少しだけ大変でした。