2020/03/20 - 2020/03/21
98位(同エリア272件中)
ミノトトさん
「軽鉄旅。'20春18きっぷ二泊三日(1)人生初のSLはぐんまみなかみ号 」の続き。
https://4travel.jp/travelogue/11610222
私は鈍行大好き18きっぱーだけれども
・乗り鉄か?いやいや朝から晩まで乗り続けるガッツはない。
・撮り鉄か?細かいことは苦手でカメラはコンデジかスマホ。
・呑み鉄か?うん?これはもしかしたら当てはまるかも?
どれも誠に中途半端な「軽鉄」だ。
今回は上越線~飯山線~篠ノ井線~中央本線をユルくユルく乗って歩いて観て呑んでの旅をした。どうか最後までお付き合い下され。
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軽く食事をとった後に上越線に乗り込む。乗車率は半分にも満たない長岡行。去年の夏に乗ったときは通勤電車並みの混雑でしたが、シースンオフなのかアイツのせいなのか。
水上駅 駅
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気分もどんよりとした中を列車は進み
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モグラ駅の土合に到着。画像だと明るく見えるけれど、実際にはかなり暗い構内で、下車した家族連れが不安そうにしていた。
土合駅 駅
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ここからちょっと回顧録。今回はスルーしたけれど、昨年夏は下車。私は普段ジムで運動しているけれど、それでもこの階段はなかなかキツイ。
土合駅 駅
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お疲れ様って本当にその通り。
土合駅 駅
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この時はいい天気だった。
土合駅 駅
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で、駅からトコトコ歩いて百名山の一つ、谷川岳は一の倉沢を眺めに行った。この道はオール舗装路。時間はかかるけれど、急坂もないし家族連れでもOK。18きっぷ旅だから土合から歩いているけれど、実は水上駅から谷川岳ロープウェイ行のバスが出ていて、それに乗ればもっと楽。
一の倉沢 自然・景勝地
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この大迫力な絶景。ぜひ生で見てほしい。
一の倉沢は遭難死者数「世界一」。滑落して中攣りになった遭難者のロープを自衛隊が狙撃して切ったというのは有名な話。まさに「魔の谷川」だけれども、下から見上げているだけなら超安全(当り前)。雪渓から流れる渓流で子供たちが楽しそうに遊んでた。一の倉沢 自然・景勝地
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さらに一昨年の回顧録。
そんな谷川岳もロープウェイを使って天神尾根を行けば初心者向けハイキングコース。こちらは天神峠からみた谷川岳。素晴らしいでしょ。よく見ると谷川岳には猫の耳のように頂上が二つある(双耳峰という)。天神峠 自然・景勝地
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こちらはその一つ、低いほうの「トマの耳」は1963m。この数字が私の生まれ年と同じなのだ。この同じ高さが百名山の中にもう一つあって(新潟の雨飾山)ちょっと自慢。
谷川岳 自然・景勝地
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はい、回顧録はここまで。列車はまもなく越後湯沢駅。それにしてもこの冬は本当に少ない。
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越後湯沢駅到着。さっそく越後湯沢駅構内の商業施設「CoCoLo湯沢」へ。いろいろな物を売っていて目移りするけれど、でもまだ旅行初日だから土産は買わない。
CoCoLo湯沢店・がんぎどおり ショッピングモール
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エキナカのぽんしゅ館へ。って…、あらー、大丈夫?酔っぱらって階段から落ちたのかね?こうならないように注意したいなぁ。
ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店
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まず最初に温泉「酒風呂 湯の沢」
朝早かったし、移動も長かったし、ぐんまみなかみ号でテンション上がったし、ここらで一度リセット。酒のアミノ酸で疲れが取れるんだとか。アルコールに弱い人とか子供はどうするんだ?とおもったけれど、酒の匂いは全くなく、きっと入浴剤レベルの量なのね。
料金は大人800円だけれど、ロッカー無料、タオル・バスタオル付、シャンプーやボディソープもあった。
https://www.ponshukan.com/onsenぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店
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そしてスルーはできない「橘酒番所」!
https://www.ponshukan.com/kikizakeぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店
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冷やしキュウリ(100円)をアテに
ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店
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500円で5枚のメダルを買って利き酒。酒によってメダル枚数が違う。これは二枚。
ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店
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頂きます!
ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店
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頂きます!!
ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店
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頂きます!!!
この後にさらにコイン10枚を買ってしまったのであった・・・(長くなるので割愛)ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店
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呑んでばかりだと前に進まないので渋々と列車に乗り込む。
越後湯沢駅 駅
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石打駅付近。向こうに見えるは飯士山(いいじさん)標高1111mにちなんで毎年11月11日に地元の人たちが登山をするんだとか。そんな話を昨夏に石打駅前の大熊旅館の止まった時にご主人より伺った。
石打駅 駅
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しかしこの新潟でしか走っていない(らしい)E129系というのは都心の電車と同じ乗り心地で快適だね・・・と思ったら中央線のE233系がベースなのね。道理でなじみがあると思った。
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乗り心地に味がないっちゃない。けど生活の足として使う人からすればこの快適さはありがたいよな。
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などと思っているうちに本日の宿泊地、小出駅に到着。
小出駅 駅
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いかにも田舎の駅って感じ。
小出駅 駅
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市街中心へは少し歩く。
途中で目に入った不動産情報。都会がいやになったら引っ越すのもありか。 -
土俵があった。でも地面はコンクリート、ガラス窓も土俵際にあって大丈夫なのか?
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市街地に行くには大きな川(魚野川)を渡る。
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越後の名山たちは雲の中。残念。
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川を渡り切るとすぐに
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ここを宿泊地とする!
須田屋旅館 宿・ホテル
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意外に?立派な玄関。入ると若いご主人が丁寧に対応してくれた。最近は青春18きっぷで旅してここに泊まる人が多いんだとか。
須田屋旅館 宿・ホテル
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部屋はいたって普通だったけれど、きれいに掃除してあったし、毛布も殺菌済みだとかで安心して眠ることが出来た。ちょっと小さいけれど24時間風呂もあって気持ちよかった。
須田屋旅館 宿・ホテル
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風呂に入ってテレビで無観客の大相撲をみてから食事に出かける。実は事前に居酒屋をググってみたんだが、小さな街にしてはかなりあって迷ったよ。
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迷った末、Facebookページもあるこちらにした。
居酒屋 響 http://www.a-hibiki.com/
店内は広くて明るい。厨房は板前さんはじめ3人、お運びの女の子2人とずいぶんいるなぁ、と思ったら地元の団体さん二組の宴会がある模様。にぎやかなのは良いことだ。居酒屋 響 グルメ・レストラン
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さて何にしようか。せっかくなのでおすすめ中心に選ぶことにする。いつもの18きっぷ旅はケチケチなのだけれど今回は資金潤沢。なぜなら台湾往復のフライトキャンセルで返って来るから。ここはほんのわずかではあるけれど、地方経済にお金を落とさねば。
居酒屋 響 グルメ・レストラン
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お通し。この野沢菜がシャキシャキでこれから出てくる料理に期待高まる。
居酒屋 響 グルメ・レストラン
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魚沼地方はモツ料理が名物らしい。ということで先ずはハイボールとともにレギュラーメニューからもつ煮を。甘めのみそ仕立てで優しい味。
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南魚沼地域のブランド川魚、美雪ますの刺身。イワナとニジマスのかけあわせでこの素晴らしい色を出すのに大変苦労されたんだとか。
http://snow-food.jp/goki/09_masu/index.html
色だけではなく身が溶けるように甘い。これは注文してよかった。居酒屋 響 グルメ・レストラン
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こんな美味い刺身、日本酒を飲まずにいられようか。しかしどれにしたら良いかわからず、東京でも比較的店にある「八海山」「景虎」「久保田」以外のお任せで注文した。
居酒屋 響 グルメ・レストラン
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すると板さんではなく、もう一人の中の人セレクトがこちら。
居酒屋 響 グルメ・レストラン
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いいじゃないか!ま。新潟の酒だもの、どれを飲んだって間違いないのだけれど、右の玉風味が特に口に合った。このあと二合瓶で追加、土産にも決定。
http://www.yukikura.com/product/tamafumi.html居酒屋 響 グルメ・レストラン
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揚げ物も食べたくなり「ひげニンニクの天ぷら」。また初めて聞く名前でこちらも新潟は長岡の特産品。食べるとほっこりニンニクとシャキッとした芽と根の取り合わせがまた美味い。ここでハイボールに戻る。
「ひも」屋が作った「ひげ」にんにく!?
https://na-nagaoka.jp/taberu/4616居酒屋 響 グルメ・レストラン
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どれも美味しい。あれもこれも食べたい。
しかし何しろ谷川岳の高さと同じ年生まれ、そうそう一人でたくさんは頂けない。こんな時一人旅はさみしい(ちなみに台湾に行くと一層それを感じる)。
最後に店の二日前のFacebookで牡蠣が載っていたのでフライで頂く。身は小さいけれど味が濃かった。居酒屋 響 グルメ・レストラン
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いやー、どれも美味かった上に値段もリーズナブルで満足。すっかり暗くなった街を吉田類氏のようにふらふらと宿に引き返す。もう一軒、と思いもしたのだけれど、5時起きだったし移動長かったし明日も早起きだし、ここで撤退する
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知ってるご家族居ました。
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しかしやっぱり呑み足りず、コンビニ行くことにした。
商店街を外れると真っ暗。いいねぇ、こういうの。そもそも東京は異常なのよ。夜は暗く、静かでなければいけない。いつまでも明るく、騒がしい街に住む人間にはいろいろな病気が棲みつくと思うな。 -
そんな暗闇で灯台のように明るいコンビニ。街灯に蛾が集まるように(失礼)車も人も集まっていた(わたしもね)。
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入ってみたらさすが。地酒コーナーが充実していた。ここでチューハイと玉風味とつまみを買い求めて宿に戻ったのだが、結局チューハイのみで寝てしまい、玉風味はそのまま土産となった。
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翌朝、7時14分の電車に乗るために宿を出発。昨夜コンビニに行く途中にあった神社に行き、再び小出に来られるようにお願いする。連泊でのんびりするのもありだろう。
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そして駅に戻るために魚野川を渡ると、昨日は雲のなかっだった越後三山がきれいに見えた。左のピークが越後駒ケ岳、中央やや左に中ノ岳、右の頂上が八海山。夏になったら八海山を歩いてみたいなぁ。
「軽鉄旅。'20春18きっぷ二泊三日(3)善光寺と姨捨」に続く
https://4travel.jp/travelogue/11612152
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