春のロンドン・リージェンツパーク編

2020/03/24 - 2020/03/24

遂にイギリスにも外出禁止令が出ました。必要最低限の買い物、一日一回の戸外での運動、困っている人を手伝いに出向く、現業で通勤が避けられないという場合を除いては外へ出られません。まあ、フランスやドイツのように警官が巡回していて違反者に罰金を科すというところまではいっていないようですが・・・ちなみに先週木曜日あたりからいくつかの地下鉄の駅が閉鎖されています、私が知る限りではハムステッド、グッジストリート、グレートポートランドストリート、コヴェントガーデンなどです。
今日のロンドンは一日中晴れ、最高気温14度という好天でしたので、この機会を逃してはならじと「近所へウォーキング」と称してうちから徒歩20分のリージェンツパークへ散歩に行って来ました。珍しく風もなくて穏やかな日でした。

エリア イギリス

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

まずは通り掛かりのユーストン駅。

朝10時半、ご覧の通りガラガラです。売店もWHスミスとマークスアンドスパークス以外は全て閉まっています。

バスも殆ど空っぽのまま走っています、何だか勿体無い。ラッシュアワーには混むのかしらん。

人との距離を2メートル開けるようにと書いてありますが、この国の人はメートル法を理解出来ないゆえ新聞には6フィート6インチと括弧書きしてありました。

ユーストンロード沿いのどう見ても元は教会だった建物、現在はイベント会場です。

街灯のアイロンワーク（鉄細工）が何げに美しいです。

リージェンツパークへ続く道、リージェンシー様式の建物がこれまた美しい。ちなみにこの辺りの土地・建物はクラウンエステート、即ち女王陛下の所有です。

セントアンドリュースゲートというのですね、知りませんでした（笑）。

「常時少なくとも2メートルの距離を保つこと、グループでの集まりは禁止、規則を守れない場合は公園の閉鎖もやむを得ない」と書かれてあります。

まずは水仙、そろそろ終わりですね。

この道、子供たちが小さかった頃よく来ましたねぇ。最後に訪れたのはいつだったのかしらん、何年か前のおそらく仕事中でしたね。

桜の種類によって咲く時期が違っていて、まだ蕾の固い木も多かったです。

ガーデン。

紫の花はヘザーですが、この時期に咲く花だったかしらん？

黄色い花はパンジー？

花壇の植物は季節毎に庭師さんたちによってせっせと植え替えられます。

これって棕櫚の木ですよね？

結構たくさんの人が散歩やジョッギングをしていました。

ライオン？が支えている花台。

重くても倒れません。

同じ葉っぱなのに見事に色が違い、遊び心満載ですね。チューリップ咲かないかなぁ。

チェスターロードの桜並木。はるか向こうのゲートを抜けると、薔薇で有名なクイーンメアリーズガーデンがあります、もう何年も行っていませんけど。

暖冬のせいか巨大化したスノードロップ。というか、まだ咲いていることに驚きます。

忘れな草、可憐ですね。

日本でも見かける花（名前を忘れましたが、母は仏さん花と呼んでいた）と枯れすすき。

もしかして梅？

このプレイグラウンドにも子供たちとよく来ました、今は遊具が新しくなっています、コロナウィルスのせいで閉園中ですが。

プレイグラウンドそばの花。

真ん中にあるのはクリスマスツリーの木？

木蓮、散りかけています。

Picking up a daisy...かなり踏まれてしまっています。

BTタワーの遠望。上部の回転電光掲示板には、朝は'Good morning London'と書かれているのですが、この時は「家にいるように（Stay home)/私たちの安全のために働いてくれている人々に感謝します」といった内容のメッセージが流れていました。

桜は思ったほど咲いていませんでした、スイコテ公園は満開だったのに。

桜はやはりいいですよね～日本が恋しくなります。

引越し屋さんのトラック、「引越し」とチェスの「ビショップ（僧正）の動き」を掛けた駄洒落です。イギリス人のこういうユーモア、好きやなぁ。