2020年初旅行は東北＃２～平泉～

2020/01/16 - 2020/01/17

突然仕事のスケジュールが空きお休みをいただけることに。
平日に2連休もいただけるのにじっとしているなんてもったいない！
というわけで前から挑戦してみたかったわんこそばをいただきに東北へ。
わんこそばだけではもったいないので、まだ訪れていない平泉の世界遺産も制覇してきました。
朝起きてから宿と新幹線を手配するという強攻スケジュールで行ってまいりました。

エリア 平泉(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

平泉駅に到着です。盛岡から東北本線で約1時間15分。新幹線を使えばもう少し早く着けるのですが、東京駅までの乗車券を使用し余計な出費なしで来ました。盛岡から平泉には乗り換えなしで行けますが、電車が1時間に1本しかないので注意が必要です。

駅構内の雰囲気がいいですね。

駅舎です。趣があってグッド。冬の平日のせいか人もほとんどいません。

駅の正面に案内板があります。平泉の世界遺産は「平泉―仏国土（浄土）を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」と呼ばれ、5つの遺産で構成されています。

中尊寺
毛越寺
観自在王院跡
無量光院跡
金鶏山

案内板に世界遺産マークが表示されているのでわかりやすいですね。
平泉町には観光用のるんるんバスというのが巡回していて、1回150円または1日乗車券400円で乗ることが出来ます。平泉駅を出発し、主な観光地を回って平泉駅に戻ります。平日でも30分間隔で運行しているので、特に中尊寺は駅から離れているので利用する価値大だと思います。

まずは駅近の毛越寺から。こちらには徒歩で向かいます。途中にある観自在王院跡。跡地なので更地です。看板がなければ素通りしてしまう。。

駅から5分程あるいて毛越寺に到着。拝観料500円を支払い参拝しました。ここで御朱印帳を忘れたことに気が付きました。お寺を参拝するときには必ず御朱印をいただくことにしているのですが、これから中尊寺も参拝するのに不覚。ま、令和で新しく始めるということで、御朱印帳を購入。参拝している間に記帳していただけるとのことで、番号札をいただきました。

中はほとんど焼失してしまい、建物はありません。大きな池をぐるりと回り、跡地を巡ります。

帰りに御朱印帳を受け取り次なる目的地、中尊寺へ。歩くと30分位かかりそうなのでるんるんバスに乗りました。これが正解。地図上歩けそうでしたが、けっこう起伏がありました。

中尊寺のバス停に到着です。これがるんるんバス。車体にるんるんと記載されているので間違えようがありません。(笑)

バス停のすぐ傍に何かがありました。近寄ってみると、弁慶のお墓だそうです。ここにあることを知らなかったので、ちょっと得した気分。バスが通る道路沿いにひっそりと佇んでいました。

中尊寺への山道です。だいたいお寺というものは山の上にあります。ここもこの急な坂道を登らなくてはいけません。お寺巡りは体力のあるうちにしないと無理ですね。。

坂道を歩くこと15分。途中休憩をはさみながらようやく本堂に到着しました。ここでは御朱印をいただき、参拝しました。

歴史で勉強した金色堂はまだもう少し奥にあります。ここからは平地なので気が楽です。

こちらが金色堂です。今は金色堂は保護のためこの建物の中に安置されています。残念ながら金色堂は撮影禁止のため写真はありませんが、素晴らしく金色に輝いたお堂でした。ここまで上って来た価値がありましたね。

敷地の中には宮沢賢治の詩碑が。

松尾芭蕉の奥の細道も。東北に来た～と実感しますね。

金色堂より奥に行く人は誰もいませんでしたが、せっかくなので散策してみました。奥にはこんな素敵な能楽堂が。だーれもいなくて貸し切りです。

日も暮れてきてさすがに東北。暖冬といえども寒さが東京とは違います。行きに15分かけて上って来た坂道を5分で下り、るんるんバスにのり平泉駅に戻りました。バスの中から無量光院跡と金鶏山は見たので、これで平泉の世界遺産は制覇にしちゃいます。

これでまた一つ、日本の世界遺産を訪問することができました。これからも時間を見つけて地道に世界遺産を訪れたいと思います。