2020/03/20 - 2020/03/22
32位(同エリア65件中)
emi_uさん
- emi_uさんTOP
- 旅行記135冊
- クチコミ352件
- Q&A回答0件
- 142,867アクセス
- フォロワー5人
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
憧れの船でしか行けない秘境の温泉宿、大牧温泉。ふと思いついて予約するも、2ヶ月以上先しか空いていなかったので、首を長くしてこの日を待っていました。
遊覧船乗り場までは車で行きました。
-
小牧ダムのすぐ近く
-
ダム湖側を見るとかすかに船のお尻がもう見えるほど
-
庄川遊覧船乗り場がある
車はここの駐車場でお留守番(無料) -
大牧温泉との往復 2,800円
個人は予約不要 -
乗り込む船は春ダイヤ4便のうちの3便目
-
14:30発
クルーズ庄川 定員94名 -
大牧温泉まで約30分
-
雪山に向かって出発!
-
左岸には国道156号の洞門が続く
-
谷間には山頂や山腹から水が流れる
-
利賀川がこの庄川に合流する辺り
橋脚の残骸 -
ずいぶん古そうだ…
-
両岸に残骸が残るのはおそらく旧利賀(とが)大橋
開通年1948年、1965年頃火災によって廃橋
http://library.jsce.or.jp/jscelib/h_bridge/30918.htm
詳しく書いている方がいた
http://nikkiheisei.hatenablog.jp/entry/2017/08/31/044029
開通年1948年はどうも雪崩後に架け替えた年のようだ
そして「山さ行がねが」とは…
https://yamaiga.com/bridge/toga/main.html -
橋の残骸は他にも残る
-
こちらは1971年に長崎大橋が架けられた時に代替わりしたのだろうか…
-
さらに上流には新しい利賀大橋
雪山もいいが、 -
青空とエメラルドグリーンの湖面の方が映える、と個人的には思う
-
2018年10月に開通した若い利賀大橋の下をくぐる
-
今年は雪のない庄川峡を遡る
-
ほぼ中央に写るのはニホンカモシカ
運がいいと出会えるかも
船を徐行させ、アナウンスで知らせてくれる -
そもそもこの遊覧船の運行は小牧ダムの建設に端を発する
-
その昔、各所から湧き出すこの水の流れを利用して、山から切り出した材木を運搬していた
昭和の初めに小牧ダムをつくる際、流れが止まり、運搬ができなくなる
これを補完するために電力会社が船を運行することを条件に交渉が進んだ -
それにしても至る所から水が湧き出す
-
洞門の下から
-
上から…
-
大牧温泉到着の直前、大牧発電所
温泉からもここまでは歩いてくることができる -
いよいよ大牧温泉!
-
行きには船着場を一度通り過ぎて、旅館の全景を見せてくれる
-
これが大牧温泉観光旅館の雄姿だ!!
船からのみ、しかも帰りはこちらには回らないので、行きのみのシャッターチャンス! -
到着!
旅館の方がお出迎えくださり、階段を上ると、 -
クマがいること大前提の看板
さすがにニホンカモシカよりは遭遇する確率は低いらしい -
来ましたねぇ、大牧温泉
秘境という言葉に惹かれるだけでなく、サスペンス好きの私としては、一度は来てみたかった憧れの宿 -
これこれ、テレビの画面で見たことある
-
梅がほころび始めている
-
エメラルドグリーンの湖面に映える
-
いよいよ憧れの宿にチェックイン
-
南北にかなり長く広い構造だ
-
フロントの目の前には囲炉裏を囲む座敷やテーブルがある
携帯の電波の入りが弱い客室もあり、Wi-Fiはフロント近辺での利用なので、特に夜はこの辺りに人が集まる -
私の客室は2階
エレベーター脇にはソファセットがあり、眺めもいい -
廊下には片岡鶴太郎の大きくダイナミックな襖絵
-
お部屋はじめ建物はとてもきれいだ
ちなみに白骨温泉に行った時もそうだったが、この辺にはカメムシが多い
お部屋にもガムテープが置いてある
ただ、最初にいた数匹を片付けると、その後には室内には新たには出てこなかった -
言われてみれば当然だが、船でしか行けない宿、という独自の要因により、宿泊客は一斉に押し寄せる
-
そのため、チェックインはフロントではせず、まずお部屋へ案内され、仲居さんが宿泊カードを持ってきてくださるのを待つ
-
しばらくすると船が来た
-
16:30着の最終便だ
-
Uターンして船着場へ
-
ちなみにお部屋の窓の真下、もちろん眼下は水面
さて、早速お風呂に行ってみよう -
さすがサスペンスの舞台の常連
-
廊下には訪れた俳優さん、タレントさんのサインがびっしり!
-
女性の露天風呂は建物の南端の外にある
女性は大浴場、中浴場、露天風呂
男性は大浴場、テラス風呂、露天風呂
がある -
今年は暖冬で、雪はごく一部に少し残るのみ
いわゆる雪景色は2月の上旬の10日間ほどだけだったそうだ -
夜間は露天風呂はCLOSE
-
この階段の先が露天風呂だが、カメラ持込禁止なのでここまで
露天風呂は屋根付きの広くてぬるめ浴槽と、野風呂という岩をくり抜いたような2~3名が入れる少し熱めのお風呂の2つ
洗い場はない
お風呂を堪能して一休みすると、夕飯だ -
豚肉と、真鱈の子付け(真鱈の刺身にたらこをまぶす)がおいしかったな
-
揚げ物もおいしかったが、後出しの割に熱々ではない
お食事の時間は一斉だったので、難しいのだろう -
白えびのおだんごのあんかけ
-
立派なエビ
仲居さんも全テーブルに料理の説明で同じ事を繰り返すのが大変そう
忙しそうなので慌しくなりがちだし、お品書きでも置いてくれればいいのにな、と思った -
ごはんとフルーツで締め
-
お部屋にはお布団が敷かれていた
テントウムシ付き ^^
テントウムシもまぁまぁいる -
明けて今度は朝ごはん
このうずまきのかまぼこ、懐しい
昔、富山の知り合いがお歳暮に贈ってくれたっけ -
早いものでこうして憧れの秘境の温泉宿での1泊は終わってしまう
-
時間のせいか、天気のせいか、行きは見かけなかったがおしどりのつがいが泳ぐ
-
ファミリーも
-
雪山をバックに長崎大橋、奥には小さく利賀大橋
-
雪山も小さくなり、小牧港に近付く
-
小牧ダムが見えてくる
-
間も無く小牧港
-
到着~
やはり船でしか行けないというシチュエーションが旅行の雰囲気や気分をより一層高める
宿もきれいでとても満喫できた
ぜひまたゆっくりしに行きたい
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
庄川温泉郷(富山) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
68