弾丸ハノイ　その４　～ハロン湾～

2019/12/07 - 2019/12/10

2019年12月7日～10日　　
令和になって、初めての海外旅行は、ベトナムのハノイ。
新千歳空港→成田空港→ノイバイ空港（ハノイ）
ハノイにはたった2泊の弾丸旅行。
一番の目的は、ハロン湾。

エリア ハロン湾周辺(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハロン湾クルーズ日帰りのツアーに参加です。
朝食後、９時、ホテルのロビーにガイドさんが迎えにきてくれます。
ハロン湾のツアーを催行している会社はたくさんありますが、私が選んだのは、JVTAツーリズム。

ガイドのドンさん２６歳。東京の大学に留学していたことがあって、
池袋東口に住んでいたことがあるってことで、日本語がとても上手です。
ドンさん曰く、前日の日曜日は、おじさん２６人の団体に対して、ガイドはドンさんひとり。
今日は、私たちふたりに、ドンさんひとり。
ほんとラッキーでした。

１２時近くに、港に近づいてきました。
椰子の木とかがあって、リーゾト地みたいな感じ。
リゾートホテルも建ってます。

ハロン湾は、ベトナム北部にある、大小３０００もの奇岩・島々が存在する湾。
１９９４年に世界遺産に登録されました。
ハノイから、ハロン湾までは、約１６０キロ。
以前は、ハノイから、３時間半かかっていましたけど、
１年前に高速道路ができて、２時間半で行くことができるようになりました。
これが、今回、行こうと思った理由でもあります。

船が出港するツゥアンチャウ島マリーナに到着。

チケット売り場。ドンさんが買ってきてくれます。

マジックに使うみたいな花が刺さった、マッサージ器

ドンさんからチケットを渡されましたが、「チケットは絶対になくさないように」と指示がありました。
ツアーが始まってからも、チケットをみせなければならないポイントがあるみたいで、
何回もなくさないようにと・・・・「１度言われればわかるぞ！」とは思ったけれど、
ドンさんにとったら、母親のような私たち。信用ないというか、不安だったんだろうね。

ここから出発です。

船乗り場には、ずら～っと中型船が並んでいました。
とにかくすごい数で、こんな大混雑の中から、出発できるのかしら？って感じ。

これが、私たちの船。

写真を撮ったことは正解。
番号がわからないと、途中降りて、また乗るときに、自分の船がわからなくなっちゃう。

船内はこんな感じ。


同じバスの人達　３０名近くが乗り込みます。
席は、６人の席で、違う国の若いカップル２組と一緒。

船に乗り込むと、すぐに食事が始まります。

飲み物、１杯目はサービス。
たくさんのツアー会社があるけれど、ドリンクサービスがあるのは、このツアーだけだったような。
１杯目無料なのに、２組のカップルはドリンクいらないって・・・・変なやつらだった。
おばさんふたりは、ビアハノイで。飲まないなら、私たちにその分のビール欲しかったわ

どんどん料理が出てきます。カップル２組、飲み物なくて、よく食べられるよな～
知らん人たちと、一緒のお皿から取り合うわけ。
今の時期なら、怖くてできないよね。新型コロナの前でよかったわ。

この川魚は、臭くて、ギブアップ。けっこう生臭い魚でも、私は食べることができるけれど、
これは、ダメだ。なんでも臭いものは好きだけれど、これは、ドブ臭さ。

揚げ春巻き。ベトナム北部は、生春巻きより、揚げ春巻きを食べます。
魚以外は、普通に美味しかったよ。

これは何だったか？

一番美味しかったのは、玉子焼き（笑）

見切れてるけど、ボイル海老もありました。

見栄え悪い米だけれど、このお米が美味しかった。
ちなみに、世界で一番、１日にお米をたべる量が多い国わかります？
１位は、バングラデシュです。２位がラオス、３位がカンボジア、で、４位がベトナム。
あれ日本は？
日本はなんと、５０位だって

食事を終えるころには、船の周りには壮大なハロン湾の景色が目の前に！

船の上にあがって景色を楽しみます。

船上にあがり、景色を堪能します。

ゴリラ岩。

なんと言っても、晴れなのが最高です。曇天じゃ、悲しすぎる。

甲板

「闘鶏岩」。2羽の鶏が闘っているように見えます

ハロン湾の名称は、ハ=「降りる」ロン=「龍」という意味があります。
遠い昔、ハロンの豊かな恵みを狙う外敵が侵略しようとしたとき、天から龍が降り立ち口から宝石の玉を吐き出して敵を次々と倒した、という伝説があります。
龍が吐き出した宝石の球が、不思議な岩々へと姿を変えたといわれています。

実際は、数億年前に海底できた石灰岩が削られて現れたものだそう。

ブンビエン水上生活村　に上陸。

そこで、バンブーボートに乗り換え。

バンブーボートは5人前後が一緒に乗れる手漕ぎボートです。

おじさんなのか？お兄さんなのか？年齢不詳の船頭さんに漕いでもらって、
進んで行きます。

岩の小さい穴に向かって行きます！

穴の中に入りま～す！
クルーズ船では行けない場所に行けるのが魅力です。

穴を通り抜けるところは、ボートで大混雑。

穴を抜けると、「うわ～～」って叫びたくなるくらい、気持ちいい～
空気が、一気に変わるのです。

ハノイから遠かったけど、来た甲斐ありました。

船頭さん。
最後にチップを渡すのを忘れずに。

30分バンブーボートを満喫して戻ってくると、
ガイドのドンさんが、パパイヤを買っていて、「一緒に食べましょ！」って。
ご馳走してくれたのですけど、これが、ごりごりして、あまり美味しくない（笑）

バンブーボートを楽しんだ後は鍾乳洞のある島に向かいます。

ティエンクン洞窟へ！ ハロン湾に浮かぶ島、ダウゴー島にある鍾乳洞です。

中に入ると、ライトアップされた鍾乳洞が広がっています。

１９９０年に発見された「ティエンクン鍾乳洞」は、海面から２０メートルほどの切り立った岩の切れ目に入り口があった為、
なかなか気づかれませんでした。近年になって漁師がたまたま見つけたそうです。

龍や、人間の耳、ホーチミンさんの横顔など様々な
形に見える岩はガイドの説明があれば楽しいです！
日本でも、いろいろな鍾乳洞に入ったことあるけれど、
なかなかの素晴らしさでしたよ。

鍾乳洞見学を終え船に戻ると、あとはもう港に戻るだけです。

ハロン湾から、ホテルに、夜７時くらいに戻ってくる。
８時半に、空港までのタクシーを予約していたので、ホテルそばの店で夕食を。
最後は、下調べもなく、なんとなく気になった店へ入ってみた。

店頭のフード写真の焼きそばみたいのが美味しそうで、惹きつけられてしまった。

ハノイビアと、サイゴンビアがあったけど、迷わず、サイゴンビア。
ハノイビアは、20000ドン（100円）だったけど、
サイゴビアが一番美味しい！25000ドン（125円）

NEM　CHUA　FRIED　北部の特産「発酵豚肉ネムチュア」のフライ
８００００ドン（400円）

BOILED　WATER　MORNING　GLORY　（クレソンのおひたし）　　５００００ドン（250円）
すごい量。　ポン酢っぽいタレにつけて食べるの。たぶん、ベトナム醬油にライム。
この量で、この安さ、この美味しさ・・・・葉物野菜好きの私は、至福。

いちばん、食べたかった、
STIR　FRIED　NOODLE WITH　BEEF / CHICKINN　（８００００ドン、400円）
これまた、すごい量。まわりの人も、みんな食べてた！
そりゃ、人気のはず。だって、超絶、美味しいのだもの。

空港ラウンジでいろいろ食べようと思ったのに、
思った以上に食べ過ぎてしまった。

午後8時半、予約していたタクシーがホテルに迎えにきてくれる。
朝のチェックアウトの時に、アンケートを頼まれ書いたのだけど、
そのお礼だと言って、ベトナムの珈琲セットをいただく。
そして、二人のスタッフさんが、外まで出てきてくれて、見送ってくれたわ。

ハノイボンセラホテル、最後まで、良いホテルでした。

ハノイ空港までは、30分ちょっと。タクシー代1300円。
空港は、激混みでした。
そんな大混雑の中、荷物検査に45分くらい並んで、やっと、ビジネスクラスのラウンジに到着。

ここでは、まず、シャワー。もちろん、無料よ。

12月だから、ラウンジも、クリスマスモード

疲れ切ったおじさん・・・・
ラウンジ内は、とっても静か。

風呂あがり、ビール飲むでしょ。

私のイメージで、ベトナムのビールと言えば、「３３３　（バーバーバー)」だったけど、
ハノイの街では一度もみかけることがなかった。

やっと空港で出会えたわ。普通。
やっぱり、ベトナムのビールの中では、「サイゴンビール」が一番だな。

おなかいっぱいだけれど、いろいろ食べますよ。

いろんな肉料理・・・・ほんと、ベトナムの料理は口に合う。

Tiger　ビアは、シンガポールでよく飲まれているビールだけど、
ベトナムでも人気があるみたい。

バーカウンターにあるワインも飲んだりして、最後に日本酒を飲んでみた。
「越の一　純米吟醸」という日本酒。
調べてみたら、ベトナムで醸されている日本酒らしい。
正直に言わせてもらうけど、美味しくはない。
でも、ベトナム産日本酒を呑めるなんて、最高の思い出じゃん。

成田行きは、日付変わって、１２月１０日００：２５発

搭乗したら、ドリンクサービスはあるけれど、夜中なので食事サービスはなし。
なので、先に、たらふく食べての搭乗です。
JALの機内ではじめて、ハイボール飲んでみた。

普通は寝るのだろうけど、私は寝ないね。
また映画三昧。
行きの飛行機で途中だった、「見えない目撃者」から・・・
面白かった！

機内食は、軽い朝食のみ。

行きは、6時間25分だったのに、帰りは4時間45分。
アッと言う間に到着。

ハノイ滞在は、実質２日間。
弾丸ハノイでした。