201907 母娘でイタリア4都市ツアー＋青の洞窟 #3

2019/07/11 - 2019/07/19

「コロナウイルスに負けるな！イタリア」の応援の気持ちを込めて、昨年7月の旅行記を記します。

いつか行ってみたかったイタリアへ母と二人でパッケージツアーに参加しました。母の希望はカプリ島の青の洞窟とベネチア、私の希望はミラノで最後の晩餐の鑑賞とJGPの恩恵を受けるべくワンワールド航空会社利用です。これらすべての希望を満たすツアーは無かったので、日本旅行社のフィンエアーを利用する「素敵なイタリア」ツアーを現地発着にしてフィンエアーの航空券を別買い、本隊より1日前にローマ入りしてベルトラで手配したローマ発着カプリ島日帰りツアーを加えました。
【旅程】
7/11（木）成田発フィンエアーにてヘルシンキ乗り換えローマ　ローマ泊
7/12（金）ベルトラ社扱い「みゅう」カプリ島青の洞窟1日ツアー参加　ローマ泊　（夜にツアー本隊と合流）
7/13（土）ローマ市内観光　コロッセオ・バチカン・最後の審判・夕食はカンツォーネディナー　ローマ泊
7/14（日）AMバス移動　PMフィレンツェ観光　フィレンツェ泊　
7/15（月）AMピサの斜塔　PMフィレンツェ市内自由散策　フィレンツェ泊　
7/16（火）AMベネチアへバス移動　PMガラス工房見学・ゴンドラ乗船後自由散策　ベネチア泊←ココ
7/17（水）AMミラノへ移動　最後の晩餐・ドゥオーモ見学後自由散策　ミラノ泊
7/18（木）ツアーと一緒にフィンエアーで帰国　機内泊
7/19（金）AM成田着

エリア ベネチア(イタリア)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 日本旅行

バスは一路、母が楽しみにしていたベネチアへ入ります。本土からは車と電車の共用道路を直線に進みます。

そこから船に乗り換えて、島の反対側へ移動しました。ツアーでは大きなスーツケース類は貨物用船で運んでくれているので身一つ、ラクチンでした。

結構な数の船が行き来しています。

上陸して少し歩くと、橋の下を通過するゴンドラを見られました。ゆったりと進む様子は味わいがあります。

入り組んだ街中を歩いてランチのお店に向かいます。ベネチアの島内の足は自分の足のみ。橋や階段の段差も多く歩きやすい靴が必須でした。

両側に商店が並ぶ狭い路地です。

ランチのお店に到着しました。ここも案内が無ければ辿りつけないような細路地にありました。

イカとエビのフリット

イカ墨のパスタ

食後にガラス工房を見学します。ここでは日本語ペラペラのセールス係から赤や青、緑の単色グラスの口に金や銀のレース様装飾を施したカップやワイングラスの紹介がありました。飲み口が厚めの仕上がりのがっしりとしたグラス類でした。
「落としても割れない（厚地だから）」「〇〇ユーロ以上のお買い上げで（結構な金額だった）日本までの送料無料」「装飾がはがれた場合には大阪事務所で修理対応できます」などセールスポイントの説明もばっちりでした。

お楽しみのゴンドラに乗ります。私たち6人を乗せて細い路地をゆっくりと進みます。建物の水に接している部分の腐食が見えたりして、経年劣化と塩害を目の当たりにしました。

大きなカナルグランデにでました。ここはエンジン付きの船が行き来しているので波があって怖かったです。

グランドキャナル大運河 滝・河川・湖

ゴンドラを降りて自由散策。細い路地のなかを迷いながらリアルト橋に着きました。

路地を散策していてCOOPスーパーに立ち寄りました。プライべートブランドのお菓子が包装がしっかりしていて安くて、お土産に便利でした。

そしてまたまた迷いつつもサンマルコ広場に戻りました。

ここのところ毎年のように水害が起こっているベネチア。サンマルコ寺院の屋根部分の装飾は美しく、水害の腐食に負けず何とかして後世にもこれを残してほしいと思います。

サン マルコ寺院 寺院・教会

そびえたつ鐘楼へ登ります。

エレベーターに乗るまでに15分ほど待ちましたが、あっという間。鐘楼の上部からはベネチアの街と運河を一望できて、気持ちの良い風が吹いていて最高でした。入場料金８ユーロの価値ありです。

定時には頭上で鐘が鳴り響き迫力満点でしょう。

ホテルにチェックインしてからの自由散策でシーフードを食べに行きました。運河にせり出したベランダはテーブル間が狭くてちょっと窮屈でしたが、開放的で宵の風が気持ちよいです。薄暮時から運河と空の色が刻々と変わり素敵な光景でした。（お隣の人のオデコが写ってしまったのが悔やまれる、涙）

ポヴォレード イタリアン

お目当てのスカンピのグリルを食べました。エビの味が濃く身離れが良くて最高もグリルでした。

ポヴォレード イタリアン

タコのマリネサラダ

ポヴォレード イタリアン

〆はボンゴレのパスタ、アルデンテの仕上がりです。ウェイターさんが二人分に取り分けてサーブしてくれました、心遣いで気持ちよく食事を終えられました。

ベネチアは一泊なので忙しいです。明朝は最後の晩餐の見学時間の都合で6時出発。
きれいに整備されたホテルでしたが、水辺が近いせいかシャワールームが多湿で、排水溝からうっすらと下水臭が漂ってきていて、、、運河は見るならいいですが生活するにはどうかなと思いました。
なぜか手違いでクイーンサイズベットでした。母と同じベットで寝るのは初、落ち着かなくてねられないのでは？と心配しましたが、疲れていたのが心配することもなくすぐに眠りにつけました。

BW プレミア コレクション CHC コンチネンタル ホテル

明朝、早起きして運河の様子を見に行きました。夜の賑わいとは打って変わって静かな朝でした。水面に残るボートの航跡、なんてことない風景ですがベネチアだと絵になります。

朝が早すぎて朝食が用意できず、スナックセットも持って一路ミラノへと出発です。