ヤンゴンは黄金の仏教の世界だった

2020/03/11 - 2020/03/13

ミャンマーの最大都市、ヤンゴンへ行ってきました。最近、カンボジアとラオスに行ったので、同じような感じかなと思っていましたが、大都会で驚きました。また、ミャンマーのイメージはビルマ族がほとんどで残りは少ないと思っていましたが、実に様々な民族が共生している印象を受けました。華僑が多いのは分かっていましたが、想像以上にインド系、それも色がかなり黒い南インドかバングラ系の人が多かったです。彼らもビルマ語を話していたので、移民の子孫なのでしょう。また、食べ物もインドに近いカレー系の味付け、油ギッシュ（笑）な感じがしました。
色んないい意味で裏切られたヤンゴン、まずはお寺編です。上座部仏教の国の中でも、ミャンマーの仏様はすこし独特です。

エリア ヤンゴン(ミャンマー)

お寺めぐり開始。宿の近くチャイナタウンエリアにて中華系の寺も発見。

釈迦が悟りを開いたという菩提樹の樹には布が巻かれたり小さな仏様が置かれたりして信仰の対象になっていました。ジャンクションシティという最新のおしゃれなショッピングモールの目の前で発見。新しさと伝統が同じ空間にあるのがとてもよかったです。

国鉄環状線Myittar Nyunt駅前にあったお寺です。入ってはないですが、駅前すぐの寺ということで印象深いですね。

ヤンゴン環状線に乗ってやってきました、まずはNgar Htat Gyi Pagoda。涅槃仏で有名なチャウタッジーパゴダの向かいにあります。鉄道駅からは2kmほど歩きました。街歩きが好きな人にはちょうどいい距離ですが、ビーチサンダルのため足がめちゃくちゃ痛かった。。。この仏様、どこかで見たなーと思ったら、大ヒットしたタイ映画Friend zoneの中に出てきましたね。

巨大な涅槃仏のいらっしゃるチャウタッジーパゴダです。タイのワットポーの涅槃仏よりもさらに大きいです。ミャンマーの仏様、きれいに化粧されている雰囲気の方が多くて、他の国では見たことない雰囲気でした。

足の裏には108の世界が描かれています。

黄金の仏ブラザーズ。こちらも顔がなんか抜け気味で癒し系。

カバーエー・パゴダです。空港から市内へ向かう途中で見かけて気になっていたので、別の日に足を運んでみました。外国人観光客ほぼゼロな雰囲気がよかったですよ。チャッタウジーパゴダからバス乗り継いで来ました。

鳩に餌をやっています。タイで言うところのタンブン。徳を積むというやつです。野生の動物に餌をやったり、動物を逃すことで、良い行いをし、より良い来世に生まれ変われるように願うというものです。（逃す為に捕まえているのは罪ではないのかという純粋な疑問）

寺の入り口の仲見世通り、仏像やら花やら色んなものが売っていましたが、現地人も含めて買っている人はあまりいませんでした。自分は、アウンサンマーケットで気になっていた木彫りの仏像があったのですが、値段調査のためにこちらの仲見世通りでも値段だけ聞いてみて参考にしました。

顔だけが異様なテカリを放っている仏様。

全く読めませんが、色んな国のお経の本を手にとって眺めてみるのが好きなのです。

お経と数珠、仏教を通じてアジアが繋がっていることを深く感じます。

曜日仏さまに水かけをしているちびっ子くん。

白い仏様がミャンマーの仏様のイメージになりました。

輝く小さな仏様たち。

シュエダゴンパゴダ。やはりここは、ヤンゴン寺巡りの中でぶっちぎりで一番です。寺の敷地自体が高台にあるので、エレベーターでのぼります。上にあがると平日にもかかわらずお参りにきたミャンマー人でうめつくされていて圧倒されました。夕日にきらめく100m以上ある黄金のパゴダも本当にきれいで。涼しくなってくる日没後がにぎわうので、日没直前くらいから行くことをオススメします。この寺、本当によかった。

曜日仏様。私は水曜の午後生まれなので象です。

日本の寺の構造とは違い、寺の敷地のありとあらゆるところに仏様がいらっしゃるので、御本尊のような概念はないのかもしれませんね。

優しい眼差しですよ。手前の女性たちは金箔を仏様にはっているところです。

左は200年ほど前のシュエダゴンパゴダの写真だそうです。

仲見世通りのおみやげ屋です。白い仏さまも気になりますが、バックパックひとつで来てるので容量オーバーです。

帰りは大通りまで歩いて、スーレーまで行くバスに乗って帰ります。

交通の要にもなっているスーレーパゴダです。多くのバスがここを経由します。空港バスもここで降りるのが分かりやすいですね。市街地循環系統57番のバスもここを経由します。

ミャンマーパゴダ、形的にタイ・カンボジア系とチベット系の融合のように見えます。

卵顔のこのお方は・・・？後ろはインド神話の登場人物でしょうか。

スーレーパゴダ内の仏様です。

スーレーの小さな曜日仏様。肩から胸あたりはみんなが水をかけるので色が変わってますね。