2019/11/10 - 2019/11/13
10位(同エリア18件中)
爺一人旅さん
「タウンボッテー寺院」と「ボディ・タタウン」を周るために、ホテルでツクツクを頼んだら20,000チャットだった。午前中4時間くらいだから、昨日の「ポーウィン山」のバイタク14,000チャットを考えたら、リーズナブルな価格だと思う。8時過ぎにはツクツクがきて、さあ出発だ。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「Nan Htike Yadana」ホテルの部屋はバンガロー風で、一昨日からどの部屋にも客がいなくて真っ暗だった。昨夜はキッチンの照明まで消えていたが、ドアを開けると従業員が慌てて点けてくれた。夕飯は、しっかり食べても700円程度で、1品当たりの価格なら、外の食堂と変わらない。今日の朝食は、一品だけバイキングで、席に着いたらトーストとバナナが別に出てきた。
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時間通りのツクツク、頼むと早め早めに来てくれる感じだ、それに新車だ。
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町は狭い、走り始めると直ぐに郊外に出た。運ちゃんは、軽快に飛ばしていく。
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運ちゃんは、檳榔(ビンロウ)を噛み続けている。ペットボトルの中に、噛んだ後の唾液を吐きだして、赤く濁っていて汚い。しかし、大半の人は道路に唾するので、マナーの程度は少し良いのである。彼は、英語が話せる、と自分で思っている。口を開かずに「もごもご」言うので、大半は意味不明だから、私は身振りで判断する。
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寺院が見えてくると、その派手な色と奇妙な形に、「ホォ~!」と一瞬言葉を失った。誰が設計したのだろうか、いわゆる「混ざった」建物なのだ。しかし、近づくにつれて、「へ~!」という感じに変わった。
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駐車場から眺めると立派な寺院で、造りがどうなのか、とても気になってきた。
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通路に入って良く観察してみると、外壁をコンクリートとレンガで固めて、赤と金色の塗料で塗りまくっている。赤と金色が、青空と強力な日光の補色になって、目が疲れるほど、寺全体が眩い光に包まれているのだが、果たして後世の遺産になれるのだろうか。
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外周には石のベンチも有って、参拝客は思い思いのスタイルで見てる。
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長方形の建物の角に、「こんにちわ!」と言っている様な優しい顔の人獣。先日訪問してきたシーポーの「リトル・バガン」に、この原型が残っていたのを思い出した。
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高僧の墓になるのだろうか、建物と反対側に幾つもの素朴な塔があった。
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寺に接するように、木造の僧院が在った。人を見掛けなかったので、使われてないのかもしれない。通路の脇から、廊下に入ってみる。
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イスラムのモスクにある、ミナレット風の塔が立っている。何故か時計台である。
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入口は閉じられている
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人っ子一人居ない建物に、不協和音の様な旗が揺れているのが、何とも気味が悪い。
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敷地の外には丸い塔、登れるのだろう。
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建物の通路に戻って、中の拝殿に入る。
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真っ直ぐに進むと、碁盤の目の様に通路が張り巡らされていて、大小様々な仏像が展示されていた。
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仏像の顔かたちは皆個性的で異なっていて、「お釈迦様のご家族でいらっしゃいますか?」と一度訊いてみたくなるほどだ。
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目につくのは、大きい仏像ばかりではない。壁には、隙間が無いほどに、小と極小の仏像が張り付けられている。
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工作の時間に手造りしたような、個性的な小仏像。
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如何にも、工業製品風の仏像。
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兎に角、仏像である。
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それこそ、壁一面にある。
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同じ物が沢山出て来ると、もはやどうでも良くなってしまい、退散することにした。
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外に出て、運ちゃんに写真を頼んでいる時、おばあさんが通りかかったので、前を抜けてくれるように手で合図をした。すると、何を勘違いしたのか、最初のおばあさんが私の脇で止まり、カメラにポーズを取る。すると、残りの2人も次々揃って整列した。思わぬ所で、国際親善になった一枚であるが、「何方のおばあさんですか?」とは聞けなかった。
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次の場所は、5分ほどで到着。遠目に観ても、100mの像とは大きいものだ。しかし、ツクツクはここで止められてしまい、像に行くのは、①歩く ②バイタク ③いつか来るシャトルバス の三択になるのだと言う。真意は不明だが、地元の仕事を作っているのだろう、バイタクにした。若い兄ちゃんが、入口までの送迎を請け負って1,000チャットである。
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バイクを降りて直ぐの所に、寝釈迦があった。近くで見ると、イメージはマイナーな方に変わった。
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運ちゃん曰く、この像は上まで登れる、そして地獄から始まって天国で終わる。
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早速入ってみると、建設中の写真が有った。
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仏像には、供物が置かれている。パラパラと、地元の人が入ってくる。
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これが地獄絵か? エイリアンの戦いとも見える、意味深長な絵である。そうすると、頂上には「ウルトラマン」の勝った絵が有るのかもしれない?
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下の階は飾り物も多くて、賑やかな展示場の様だった。
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ヒンズー教との繋がりは不明だが、アンコールワットの展示もあった。
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各階ごとに仏像は置かれているのだが、いったい頂上は何階になるのだろうか。風通しの悪い筒の中を、汗を拭きふき登っていくだけで、終りが見えないのが辛い。階を上がるごとに人の賑わいが少なくなり、照明が暗く鉄骨がむき出しになってくる。
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時々小窓が付いていて、外が覗ける。随分と登ってきたようだ。
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ようやく頂上に着いた。エイリアンの戦いが終わって、お花畑でも描かれているかと思ったが、くちばしのある生き物が、お釈迦様に手を合わせている舞台しかなかった。天国の割には質素で人も居ない。せめて、大きな窓と休憩室でもあれば、達成感も出るのだが。結局、一休みする間もなく降りて、迎えのバイクにしがみ付いた。
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モンユワの町は、2つの観光ソースが無ければ、埋もれてしまう様な地方の町です。ホテルにタウンマップが無いので、事前に印刷して置いた地図を頼りに、一回りしてみた。目に付くのがランドマークの駅だが、人気もなくひっそりしていた。
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止まっている列車を覗いてみると、何人かお客が寝そべっていて、そのまま出発する勢いだった。
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別の車両には、木の椅子が付いていた。昔見た「ひまわり」の映画で、ソフィア・ローレンが飛び乗った貨物車が、こんな感じだった気がする。
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線路沿いには、「アウンサン将軍」の銅像が有った。やはり英雄、あちこちで見かける。
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思い思いの格好をした子供たちが、つるんで遊びに行く。何でも新鮮に見えた、この時代が懐かしい!
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時計台ですが、大抵何処の町にも建っています。
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小さいと言っても町です。炎天下を歩き回っている間に、道に迷ってしまった。店で通りを訊くものの、言葉が通じなくて要を得ません。通りの名前は掲示されていますが、ミャンマー語だけでなので理解できません。最後に尋ねた方が、後になってバイクで送ってくれました。「有難うございます」。ホテルの名前も忘れていたので、ポケットに名詞(ホテル)を入れて無かったらどうなっていたか、気を引き締める教訓になりました。
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外で夕飯を、と思って出かけたのですが、暗くなると店もさっさと閉まってしまい、屋台も電気が無くて撤収してしまいます。
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裏道もアスファルトですが、脇には乾いた土が大そう溜まっていて、バイクや車が通過するごとに巻き上げていく。写真のぼやけは砂埃で、それこそ息が詰まりそうになる。
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帰ってきてキッチンに行ったが、真っ暗で人がいない。休みにしてしまったのだ。何というホテルかと思ったが、今夜はパンの残りを食べて、明日の移動に備え早く寝ることにする。
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