みほしるべ～鎌ヶ崎　春の松と鳥

2020/03/12 - 2020/03/12

富士山撮影日和！で三保松原へ。富士山には雲がかかってしまいましたが、春を満喫してきました。

みほしるべ～羽衣の松～羽車神社～エレーヌの碑～世界遺産の碑～日本新三景の碑～鎌ヶ崎

コロナの影響か、海外からの団体のお客様は見かけませんでしたが、みほしるべでは家族連れや若者グループが伸び伸びと、遊んだりお弁当を広げたり散策したりしていました。松原内ではジョギングする人も。

エリア 清水(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

年中無休入館無料の「みほしるべ」、1階の展示室は美術作品が多く撮影禁止です。外に出ると「羽衣の天女」になれる記念撮影コーナーがあります。天女の衣装は子ども用と大人用合わせて8色。
みほしるべ限定お土産や富士山お土産が揃うミュージアムショップもあります。

静岡市三保松原文化創造センター (みほしるべ) 美術館・博物館

2階は撮影可能。こちらは三保松原で採取されたマツ以外の生き物たち。三保松原にいるのはマツだけじゃないのです。ただ、多様な生き物がいれば環境が良い、というわけではないのがポイントですね。

こちらは三保松原のまつぼっくりと世界のまつぼっくり。まつぼっくりも色々です。

顕微鏡を覗くと羽衣の松の葉っぱが見えました。

三保松原で掘ってきたマツの根。ヒョロヒョロで競争に負けたマツでもこれだけ立派な根があるのだと。

マツ材線虫病の紹介パネルの前にはマツノマダラカミキリの標本。そういえば映像モニターにはマツノザイセンチュウの顕微鏡動画がありました。

三保松原の松で作った楽器。なかなか響いてました。松材のヤング率を測ってみたくなります。

マツ以外の木の切り株を触れるコーナー。フジの多重形成層も見られますよ。

シロアリとキノコに喰われたマツと、奇跡的に喰われなかったマツ。喰われなかった龍の松、年輪数えたら250年以上だったとのこと。気仙沼の龍の松よりだいぶ巨大だったみたいです。

みほしるべではあちらこちらにまつぼっくりがあります。こちらはまつぼっくりのお雛様ですね。

屋上からの富士山、海側。雲が…

屋上からの富士山、陸側。夏は冠雪していません、の説明、要らないだろうと思うのですが、遠方の方は一年中冠雪してるイメージを持ちがちのようです。

飲食可能な通り土間、ランチタイムの方々。

みほしるべ前広場から、少し富士山も見えます。広場のベンチにもピクニックの皆様。

羽衣の松。石碑が黒くて撮りにくいです。

羽衣の松 自然・景勝地

羽車神社の裏側。右手奥に先代の羽衣の松。その手前に、能「羽衣」の冒頭に使われている万葉集の歌碑があります。三保産のアルミ製。

羽車神社 寺・神社・教会

羽衣の碑。

世界遺産の碑。これは富士山の構成資産25個おそろいのようです。

日本新三景の碑。東郷平八郎の揮毫。新三景3箇所お揃いのようです。

太いマツばかりのエリアと小さいマツのエリアの違い、エリンギとナメコのように感じました。

砂浜と松原と富士山

トンビがピーヨロたくさん飛んでいました。獲物をくわえてる！と思ったらプラスチックゴミでした。
向かいに見えるのは伊豆半島。

遊歩道、ところどころに看板があります。

羽衣の松から歩いて5分弱、鎌ヶ崎近くのおいなりさん。御供物がまつぼっくり！

マツにつくヤドリギの一種マツグミにとまる、ウグイス？

名勝鎌ヶ崎の碑。鎌ヶ崎は昔からの名勝地です。三保松原が国の名勝になる前から名勝と呼ばれていたのかしら？

こちらは国の名勝 三保松原としての石碑。奥でハトとセキレイが仲良く餌をつついています。

絶景の地、鎌ヶ崎からの富士山。駿河湾フェリーがちょうど清水港に入港してきました。
ここからだとどうしても防潮堤が写ってしまうのですが、ここからの松と富士山の眺めが、もともとの三保松原の風景なのです。最近よく使われているのは羽衣の松のだいぶ西の方ですが。

鎌ヶ崎にあったクルミの殻。松原の中でもクルミを見ました。海から運ばれてきたのか、鳥が持ってきたのか？
ちなみに清水では正午に「ヤシの実」が流れます。

大きなマツはそろそろ雄花が咲きそうです…花粉が粉々する季節ですね。

コウボウシバが芽を出していました。

この旅行記の日はメジロを目撃しつつも撮れなかったのですが、後日（3/26）桜が咲いてから撮れました！
桜の蜜を吸うそうですが、この旅行記の日に松にとまっていたメジロは何か食べていたのでしょうか？