2020/03/07 - 2020/03/08
56位(同エリア344件中)
国電さん
■はじめに
JALの「どこかにマイル」は、「片道3,000マイルで、4か所の行先候補のいずれかに決まる」というシステムである。ANAにも似たような企画で「片道3,000マイル~」という「トクたびマイル」というのがあるが、違いは「行先は事前に決まっている」「行先によっては4,000マイルや5,000マイルになる」「特定の週末のみ対象」となっている。今回は、これを利用した佐賀往復(片道3,000マイル)を利用することにした。
実は以前からもちらほら検索していたが、これといった行先がなく、あった場合でも空席がなかったりして諦めていた。しかし昨今のコロナ騒ぎで空席が多くなったため、出発の3日前に席を取った次第である。大規模イベントの自粛が求められているご時世であるが、田舎の鉄道はそれほど混んでいないし、そもそも「個人的リスク」としては、東京や千葉で過ごすよりも「コロナマップ」で色の付いていない佐賀や長崎の方が安全でもある(ある意味「避難」である)。
鐡ネタとしては、久々に松浦鉄道に乗ってくることにした。あとは長崎市へ「ぶらり」と行ってくるだけである。
@伊万里駅にて
- 旅行の満足度
- 4.0
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-
■2020.3.7
7時15分の便で羽田を飛び立ち、佐賀空港へ。9時30分の空港連絡バスで市内に向かったが、そのまま駅のバスセンターまで行ったところで接続が悪いため、途中の「博物館前」で下車して、佐賀城本丸歴史館を見学した。壮大な施設の割に、無料なのが嬉しい。
@ひな祭り中 -
その後も、歩きながら駅に向かい、各所での「ひな祭り」関連の展示を見ていった。それにしても、どの施設もガラガラで閑散としている。
駅到着は11時前であり、昼時である。地元グルメ(シシリアンライスなど)も考えたが、あまり惹かれない。そこで、駅構内で弁当を発見したので、それにすることにした(「みつせ鶏」を使用したもの)。「駅弁」マークは付いていないが、駅で買ったから「駅弁」としていいのである。
@地元産 -
バスターミナル内にあった机で弁当を頂き、駅へ行って11時23分発の各駅停車を待った。特急列車の遅れに影響され、3分ほど遅れて到着。
@まずはこれから乗車 -
肥前山口で佐世保線に乗り換え、しばし走って有田には12時19分に到着した。ここでは40分ほど中途半端な時間がある。ということで、大急ぎで九州陶磁文化館まで往復してきた。
さて、次に乗るのは久々の松浦鉄道である。1日乗車券(2,000円。これだけで佐世保までの運賃より安い)を買い、ホームへ。
@MR(松浦鉄道) -
13時00分に有田を出発し、13時24分に伊万里に到着した。ここで同じ松浦鉄道の佐世保行に乗り換える。駅の待合室で「鉄道むすめ」のファイルを無料で頂き、佐世保行に乗り込んだ。
13時36分に出発。しばらくすると海が見える場所もあるが、今日は残念な大雨である。
@仕方なし -
元から数人しか乗客はいなかったが、各駅で乗降を繰り返しているうちに、御厨でついに私1人だけになってしまった。ローカル線というのもあるが、そこにコロナ騒ぎが重なり(大規模イベントの中止)、さらに大雨であるから、仕様がないであろう。
@咳をしても一人 -
14時46分に「日本最西端の駅」として有名な「たびら平戸口」に到着した。ここで途中下車したのは、このまま佐世保(今日の宿泊地)に行っても早すぎるのと、この駅には小さな鉄道博物館があるからである
@まずは博物館から -
小さい施設なので、じっくり見ても10分で終了である。大雨であり歩きたくないが、待合室にいても仕様がないので、海辺まで歩いて物産館を訪れた。雨に濡れた甲斐もあり、地元の刺身盛合せやかまぼこ数種などを夜用に確保。
駅に戻り、佐世保行の到着を待つ。
@言わずもがな -
15時47分の列車に乗り込み、佐世保へ。17時07分に到着し、駅構内にあったスーパーで食材を追加して、松浦鉄道で中佐世保まで戻り、そこから歩いて安ホテルに向かった。
■2020.3.8
5時15分頃にチェックアウトし、30分ほど歩いてJR佐世保駅へ。
@JRとしてはこちらが最西端 -
5時56分発の列車に乗り、早岐で乗り換えて肥前山口へ。途中の有田からは昨日乗ったばかりの区間であるが、こうなった理由は、「当初は大村線経由で長崎に行き、長崎本線経由で佐賀に行く」ことを計画したのであるが、長崎本線の諫早-肥前山口間の各駅停車の本数が極端に少なく、結局「肥前山口まで行ってから長崎本線経由で長崎に行き、大村線と佐世保線経由で佐賀へ行く」ことになったのである。つまり、今日の午後またこの区間を乗ることになる。
6時58分に肥前山口に到着したが、周囲には何もない駅である。旧街道を見付けたので「恵比寿さん」の写真を撮ったりしてから、駅に戻ってきた。駅に戻ってきて撮影したのがこの写真である。国鉄時代(宮脇俊三氏が実施した頃)は枕崎駅であったが、その後の各路線の廃止等を経て、現在はこうなっているようである。
@肥前山口と言えば -
7時25分に同駅を出発。各駅停車の本数が少なくて移動に難儀する区間であるが、所々で左手に海が広がるのが嬉しい。
8時45分に到着した諫早で、同じ長崎行でも「旧線」を経由する列車に乗り換えた(携帯の「位置ゲーム」の都合上)。8時56分に出発。今度は右手に海が広がる。
@昨日とは違って今日は快晴 -
9時46分、長崎に到着した。
さて、ここで1時間強の暇があるが、まずやらなければならないのが「長崎スマートカード」の払い戻しである。私は日本各地のICカードを持っているが、このカードが使用中止になる(別のカード体系になる)ため、今回の機会を利用して払い戻すことにしたのである。
@さようなら -
予想外の現金を手にして、その後は「めがね橋」などを徒歩観光してから駅に戻った。
さて、次に乗るのは11時00分発のシーサイドライナーである。再塗装はされているが、国鉄時代から生き残っているような旧型ディーゼルカーである。
@音に味わいあり -
定刻に出発。新線経由で諫早まで戻り、そこからは大村線を走行する。しばらくすると、海のお出ましである。
@シーサイドですから -
思い出のある南風崎(はえのさき)駅などに停まっていき(話が長くなるので詳細省略)、12時39分に早岐に戻ってきた。
12時41分発の鳥栖行に乗り込み、今回の旅で3度目の佐世保線である(さすがに「またこの駅か」感も否めないため、PCを広げて仕事を少しやったりした)。
13時44分に佐賀に到着。空港連絡バスの出発まで50分あるため、ぶらぶら歩いて「恵比寿さん」を見たり水路脇を歩いたりして、復路も「博物館前」を利用してバスに乗った。
@ありがたや
今回の旅費であるが、マイル利用+宿泊はポイント利用+空港への鉄道やバスはICカードであり、さらに長崎スマートカードの返金が3,500円以上もあったので、まさかの「マイナス」であった。
*旅行記および私の詳細については以下で。
「鐡旅」http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm
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