
2020/02/16 - 2020/02/18
689位(同エリア1497件中)
旅四郎さん
コロールに宿泊しているとツアーに参加しなければ、パラオを楽しむことはできない。ロックアイランドツアーカンパニーの主催するガラスマオの滝&ストーンモノリスツアーに参加。次の日はインパクトツアーズの主催するセスナ遊覧飛行ツアーに参加して楽しむ。
費用は以下の通り。
ガラスマオの滝&ストーンモノリスツアー:$95
セスナ遊覧飛行ツアー40分コース:$190
イーディーアンユアンホテル(台湾):2,344円
2月16日(日)ガラスマオの滝&ストーンモノリスツアーに参加、ホテルでピックアップ、ワンボックスカーでガラスマオの滝の登山口へ、ここから滝までトレッキングを楽しみながら、滝で遊ぶ。午後はストーンモノリスに行き、昼食後に遺跡を巡る。コロールに戻ってベラウ・ナショナル・ミュージアムを見学。
17日(月)セスナ遊覧飛行ツアー40分コースに参加、ホテルでピックアップ、ワンボックスカーで空港に移動してセスナでロックアイランドを遊覧飛行。コロールに戻ってエピソン・ミュージアムを見学。WCTCショッピングセンターなどで土産を探す。コロール市内にある日本統治時代の建物などを探索。パラオ国際空港に行き夜便で台湾へ。
18日(火)ホテルから地下鉄で桃園国際空港へ行き、午前便で関西国際空港へ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2月16日(日)宿泊しているレンズホテルでツアーのピックアップ、ガラスマオの滝&ストーンモノリスツアーの料金は$100だが、WEB割引で$95をカードで決済。ワンボックスカーでパラオ・ロイヤル・リゾートまで行き、ツアーのワンボックスカーが来るまで入口にあるロビーで待機。
パラオ ロイヤル リゾート ホテル
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ツアーのワンボックスカーはコロール島からKBブリッジを通ってバベルダオブ島に向かう。バベルダオブ島は南北が約43㎞あるパラオで最大の島。
コロール バベルダオブ橋 (KBブリッジ) 建造物
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舗装されたきれいな道路を北へ走って、約1時間でガラスマオの滝の登山口に到着。途中で対向車や後続車にはあまり出合わなかった。登山口にはトイレもあり、準備ができたらトレッキングスタート。ここで飼われている白い犬がずっとついてきた。
ガラスマオの滝 滝・河川・湖
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登山口から細い道を下りていくとトレッキングサイトの横には、かつてボーキサイトを運んでトロッコのレールが残されている。
ガラスマオの滝のトロッコ レール跡 史跡・遺跡
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途中、渓谷を見渡せる休憩所にはベンチも設置されていて、遠くにガラスマオの滝が見える。遠くに見えているが歩いて行くと、思っているよりも遠くない。
ガラスマオの滝 滝・河川・湖
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さらに道を下りていくと川が流れていて、その横を通り抜けてさらに進むと少し高くなっている所を登る。
ガラスマオの滝 滝・河川・湖
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ジャングルの中を入ると板を敷いた道を進んで行く。パラオのジャングルには危険な生き物はいないとのことであった。
ガラスマオの滝 滝・河川・湖
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小さな川に架かる吊橋を渡ると滝はすぐ目の前。
ガラスマオの滝 滝・河川・湖
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ガラスマオの滝は高さ・幅ともに20mでパラオ最大の滝。滝の手前にはウッドデッキの休憩所がある。階段を下りて、滝に打たれるとミストが降り注ぎ、マイナスイオンたっぷり。滝の裏側からの写真撮影も楽しい。
ガラスマオの滝 滝・河川・湖
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バベルダオブ島の最北端にあるストーンモノリスに向かう。遺跡の入口にある休憩所で昼食。高台になっている休憩所からは美しい海が見渡せる絶景ポイント。
ストーンモノリス・ツアー 史跡・遺跡
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パラオで参加したツアーの昼食は弁当が多かったが、今回初めてサンドイッチだった。
ストーンモノリス・ツアー 史跡・遺跡
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休憩所から坂道を下りて行く途中に、写真のような根が長く伸びた植物が多く見られ不思議な感じがする。これはマングローブが泥質の中で酸素不足にならないため、地上に根を伸ばした呼吸根で、自然状態では海岸近くの海水の中で生育するマングローブだが、陸地でも生育可能な種の半マングローブ植物だと思われる。
ストーンモノリス・ツアー 史跡・遺跡
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坂を下りた所にバトルルアウ遺跡があり、謎のストーンモノリスを見ることができる。玄武岩の石柱が海を見渡せる草地に雑然と並んでいる。建物の跡なのか、宗教的なものなのかよく分かっていない。
ストーンモノリス・ツアー 史跡・遺跡
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人間の顔が彫られたストーンフェイスだが、他に四角いものなどいくつかの種類があった。
ストーンモノリス・ツアー 史跡・遺跡
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バベルダオブ島とコロール島を結ぶ全長413mのKBブリッジ。以前の橋は突然崩れ落ちたので、日本の鹿島建設が施工を担当し2002年にへ完成した。このツアーは他のツアーに比べると、時間が短いので国会議事堂なども見学できたらよかったのだが。
コロール バベルダオブ橋 (KBブリッジ) 建造物
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ホテルに戻って少し休んでから、近くにあるベラウ・ナショナル・ミュージアムに行く。1955年設立でミクロネシアでは最も古い博物館。日本統治時代には南洋庁観測所だった。
パラオ国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ミュージアムの入口にはストーンマネーが飾られている。
パラオ国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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敷地内には茅葺き屋根のバイが建っている。古来からパラオに伝わる集会場がバイで、オリジナルは1969年にここに建てられたもので、放火により焼失したために、1990年に新しく建てられた。
パラオ国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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チケットは$10で購入して館内に入ると、「パラオの歴史と文化」をテーマに、実物のカヌーや伝統家屋の模型、伝統儀式の写真などが展示されている。1階には台湾の原住民の文化に関する展示があり、次にヨーロッパの人々との接触について解説されている。スペイン人から始まるが、関わりが短かったので展示も少ない。
パラオ国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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2階に上がると、写真のドイツの植民地時代に関する展示、次の部屋には日本が統治した植民地時代を写真や実物で当時の教育や生活の様子を紹介している。この博物館は行く価値があると思う。ギフトショップにはTシャツやストーリーボードなど土産品も充実している。翌日も時間があったのこの博物館に行ったがチケットを見せると入館できた。
パラオ国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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コロールのメインストリートの少し手前にあるB's居酒屋夢で夕食。人気があるので開店してしばらくすると、客がどんどん増えてきた。座敷席もありパラオでは珍しい。
B'S居酒屋「夢」 創作料理
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ガイドブックのおすすめだったので、左前のハムかつ、後ろのタロイモコロッケ、右のパラオ特産ノニのジュースを使った酎ハイを注文した。料金は$23.56だった。
B'S居酒屋「夢」 創作料理
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2月17日(月)以前にセスナ遊覧飛行ツアー40分コースを申し込んだが、1人参加の料金が$300になるので、一旦キャンセルした。ツアーでパラオ・ロイヤル・リゾートに行った時に、インパクトツアーズのオフィスがあるのを知り、1人か2人で参加する人とマッチング出来ないかと要望したら可能だというので予約した。
遊覧体験飛行 (スマイル エアー) アクティビティ・乗り物体験
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宿泊しているレンズホテルで午前9時にツアーのピックアップ、ワンボックスカーで飛行場まで行った。アベックの中に入れてもらえたのは有難かった。3人でセスナの遊覧飛行に出発。
遊覧体験飛行 (スマイル エアー) アクティビティ・乗り物体験
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最初に行ったのはミルキーウェイ。眼下に停泊しているボートを見ていると、前にツアーで行った場所だったので、何か不思議な感じだった。扉を外したフライトだったので、カメラを向けると風圧でカメラが飛ばされそうになった。
ミルキーウェイ 自然・景勝地
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コバルトブルーの海と真っ白な砂の道のコントラストが美しいオカモン・ロングビーチが見える。
ロングビーチ ビーチ・海
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マンタに出合えるポイントとして有名なジャーマン・チャンネルがはっきり見える。1899年から1914年までパラオを植民地支配したドイツが船舶用に浅いリーフを掘削してラグーンと外洋をつなぐために造った人工水路がジャーマン・チャネル。
ジャーマンチャネル 自然・景勝地
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遊覧飛行のハイライトであるセブンティアイランド。保護区であるため立ち入れないので、空からしかアクセスできない。
セブンティ アイランド 海岸・海
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飛行場に戻る途中にコロール島とバベルダオブ島を結ぶBKブリッジが眼下に見える。飛行場の事務所で料金$190を現金で支払った。カードで払うと5%の手数料が掛かるので、前日にコロールのハワイ銀行のATMで$200をキャッシングした。
コロール バベルダオブ橋 (KBブリッジ) 建造物
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飛行場からワンボックスカーで送ってもらう途中で、エピソン・ミュージアムで降ろしてもらった。パラオ第三代大統領でパラオの有力企業ネコ・グループの創始者でもある故ギラケル・エピソンを記念した博物館で、1999年オープン。
エピソンミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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パラオの土器や石器、バイやカヌーの模型、戦時中の日本軍人の遺品も展示されている。2階はアートギャラリー、ギフトショップになっている。
エピソンミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館から少し歩くとパラオ最大のショッピングセンターであるWCTCショッピングセンターに出る。1階は食料品などのスーパーマーケットで、2階はデパートのベン・フランクリンで土産物はここで買うことができる。
WCTCショッピングセンター ショッピングセンター
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向かいにはデパートのスランゲルズがある。1階は食料品、日用品などで、2階は家電や家具,衣料品などで、ここには土産物はなかった。
スランゲルズ 百貨店・デパート
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WCTCショッピングセンターの近くにあるモグモグ・レストランで刺身丼の昼食。ドリンク付きで$9だった。
居酒屋MOGMOG 創作料理
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昼食後、コロールの町の歴史的な建物を見学。写真は国会議事堂だった建物だが、ベツレヘム公園にあり、日本統治時代の1937年以前に建設され電信所の発電室として使用されていた。現在の建物は増設され昔の面影を留めておらず、首都移転後にどのように使用するかは不明。
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写真はパラオ・コミュニティ・カレッジのメインオフィスだが、日本統治時代には南洋庁パラオ医院本館だった。入口のアーチが特徴的。敷地内には1922年に設立されたパラオ尋常小学校があり、1941年にパラオ第一国民学校になった。今もそのことを記した石碑が敷地内に残っている。
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「パラオ公園」と書かれた石碑がある。以前は公園だったのだろうが、今はなくっている。よく利用したペイレス・マーケット横のガソリンスタンドの前に建っている。裏には「昭和御大典記念事業」と書かれていて、昭和元年の即位の礼を記念したものだと思われる。
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写真はこの国で唯一の公立高校であるパラオ高校の正門。日本統治時代には南洋庁の娯楽施設だった昌南倶楽部があった場所。門柱の上に石灯籠のようなものが乗せられている。
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写真はパラオ最高裁判所で、日本統治時代には南洋庁パラオ支庁だった建物で、1938~39年頃に建てられた。
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ホテルで$20を支払って午後4時30分頃に自動車でパラオ国際空港まで送ってもらった。空港には午後4時50分頃に到着した。入国したのが夜で雨も降っていたので気が付かなかったが、空港は工事中だった。
ロマン トメトゥチェル国際空港 (旧名:パラオ国際空港) (ROR) 空港
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飛行機は午後7時10分に台湾に向けて出発。機内食はビーフを選択した。午後10時5分に台湾の桃園国際空港に到着。入境健康声明書を提出して台湾に入国。空港の地下鉄第一ターミナル駅を午後11時に出発し午後11時25分に環北駅に到着。駅からしばらく歩いてイーディーアンユアンホテルにチェックイン。
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2月18日(火)ホテルをチェックアウトして地下鉄の環北駅へ。午前7時20分発の電車で空港に向かう。
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桃園国際空港の第二ターミナル駅に午前7時45分に到着。駅を出た所に面白い壁画があった。出国ロビーに向かう。
空港第二ターミナル駅 (桃園メトロ) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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出国ゲートで午前9時50分発の飛行機に乗る。
チャイナエアラインラウンジ V2 (桃園国際空港) 空港ラウンジ
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機内食はビーフを選択。牛丼という感じだった。午後1時15分に関西国際空港に到着。2月末の出発だったら、コロナウイルスの問題でもっと大変だったと思う。
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